服や靴下、体操着やズックの泥汚れってすごく厄介ですよね。
「がんばって洗っても茶色く残ってしまう」
「どんな洗剤を使っても白くならない」
「きれいにしたと思ってもすぐ汚してくる」
など、泥汚れはなかなかきれいにならないのに、子どもはすぐに泥汚れを作って帰ってきます。
「汚さないで!」とも言えないですし、これが部活動になれば汚さないほうが無理なことだってあるでしょう。
私にも娘がいるのですが、幼児期には砂や泥遊びで靴下やズボンは泥汚れをよく作っていましたし、小学生になった今では体操着の泥汚れがかなり気になります。
「泥汚れに効果的な洗剤があれば知りたい!」
「洗剤も液体や粉末、固形があるけど違いはあるの?」
「どうやったら泥汚れがよく落ちるの?」
ということを知りたいという人は多いと思います。
私が実際に使ってみて「これはいい!」と思った石鹸は
・ウタマロ石鹸
・ブルースティック
・泥スッキリ
・ポール
の4つ。
おすすめの洗剤と併せて、泥汚れの上手な落とし方についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
泥汚れが落ちない!おすすめ洗剤はこれだ!
泥汚れって本当に頑固で厄介ですよね。
普段使っている洗濯洗剤だと、泥汚れなんてびくともしない!!
「泥汚れがスッキリ落ちる洗剤ってある?」
「どれを使っても一緒なのかな」
「あの石鹸の評判がいいけど実際どうなの?!」
などなど、知りたいことや疑問もあると思います。
ここでは私が実際に使ってみて本当におすすめしたい泥汚れ用の洗濯洗剤を4つ紹介したいと思います!
紹介するのは
1. ウタマロ石鹸
2. ブルースティック
3. 泥スッキリ
4. ポール
この4つ。
気になるものがあれば、ぜひ試してみてくださいね♪
泥汚れにはこれ!ウタマロ石鹸
泥汚れってといえばウタマロ石鹸という人も多いのではないでしょうか。
ウタマロ石鹸の魅力は
・スーパーなどでも売っている
・安い!
・石鹸だから使いやすい!
という3つ。
汚れている部分に直接こすりつけてもみ洗いし、すすいだらあとはいつも通りの洗濯をするだけでOK。
今まで落ちなかった汚れもスッキリ落ちたのが驚きでした。
我が家ではウタマロ石鹸を小さくカットして使っていますよ。
(参照:Amazon│ウタマロ石鹸)
ブルースティックも泥汚れに強い!
『泥汚れには石鹸がいい』
ということを聞いたことがある人もいますよね。
私もなんとなく石鹸のほうがよく落ちる気がして、ウタマロ石鹸を使う前はブルースティックを使っていました。
ブルースティックはもともとスティック状になっているので、持ちやすくこすりやすいのが魅力♪
そしてよく落ちる!
我が家がブルースティックを使ったきかっけは泥汚れではなく、娘のうんちでした。
赤ちゃんのゆるゆるうんちはよく背中から漏れるんですよね。
ブルースティックは泥汚れだけでなくうんちもばっちり!
襟や袖の汚れもきれいになりますよ。
(参照:Amazon│ブルースティック)
泥スッキリは泥の種類で洗剤を選べる!
これは友人に教えてもらった洗剤なのですが、粉末洗剤の中ではピカイチの泥汚れ落ちだと思っています!
泥スッキリは泥汚れによって洗剤の種類を選べるというのが最大の魅力。
・泥スッキリ303・・・黒土と汗汚れ
・泥スッキリ305・・・赤土
・泥スッキリ515・・・無リン
・泥スッキリ101・・・元祖泥汚れ洗剤
私が使ったのは303のタイプ。
汚れが気になる部分に振りかけてこすると、かなりきれいになりますよ!
ちょっとお値段はしますが、泥汚れにしか使わないと思えば意外と安いです。
(参照:Amazon│泥スッキリ303)
泥汚れの粉末石鹸といえばポール!
これも友人におすすめしてもらった洗剤のひとつ。
ポールの魅力は
・少量でもすっきり落とすことができる
・つけおき洗いをプラスするとさらに白く!
という2点。
今まで普通の洗濯洗剤で泥汚れを落とせなかった人は、ポールの落ち方にびっくりするはずですよ!
色柄物の色落ちもほとんど気にならないので、私は普通の洗濯のときも少量だけ洗濯機に入れて使っています。
(参照:Amazon│ポール)
洗剤も使い方次第!?泥汚れに効果的な洗剤の使い方
泥汚れ専用洗剤といわれているものでも、使い方を間違えばその効果を最大限に引き出すことはできません。
私が最初にやっていたのは、
『洗濯機に汚れ物と泥汚れ用洗剤を入れて普通に洗濯をする』
ということ。
「泥汚れ用を使っているのに何で落ちないの?!」
と思っていましたが、それもそのはずですよね。
正しい使い方をしていないんですから。
ここでは泥汚れを効率的に落とす洗剤の使い方を紹介していきます。
直接つけてこする!
みんなやっていることだと思いますが、泥汚れをしっかり落とすには汚れた部分に洗剤を直接つけてこすることが絶対条件!
私がおすすめしたいのは、
・あまり濡らさないで湿らす程度
・汚れに直接つけたらひたすらもみ洗い!
これである程度の汚れはきれいに落とすことができますよ。
ブラシを使って繊維の隙間から泥を出す!
泥汚れは繊維の奥まで入ってしまうので、もみ洗いだけではなかなかきれいになりませんよね。
私はもみ洗いできれいになりにならないときは、ブラシを使います。
・歯ブラシ
・洗濯ブラシ
どちらでもOK。
汚れの範囲が狭いときは歯ブラシくらいのコンパクトなブラシのほうが使いやすいかも!
ごしごしこするのではなく、上からトントンとたたき出すようなイメージでブラシを使ってくださいね。
つけおき洗いはあまり意味がないかも?!
泥汚れをしっかり落とすためにつけおき洗いをするという人もいますよね。
私も以前はつけおき洗いをしたほうが汚れが落ちるような気がしていました。
しかし実際は大きな差を感じられなかったのです。
これは、洗剤のタイプによって変わるといってもいいのかもしれませんね。
あとはどの程度まで汚れを落とせているか、というのもポイント。
初めからつけおき洗いをしても泥汚れが広がってしまうこともあるので、予洗いをしっかりしてから行うようにしましょう!
液体洗剤VS固形石鹸VS粉末洗剤!どれているものがおすすめ?
泥汚れ用の洗剤には
・液体洗剤
・固形石鹸
・粉末洗剤
の3タイプがありますよね。
私はすべてのタイプの泥汚れ用の洗剤を使ったことがあるのですが、正直どれも変わらないような気がしていました。
「どのタイプを使ったらいいかわからない」
「本当に効果があるのはどのタイプなの?」
という人に、本当のところはどうなのかを詳しく調べてみました!
液体洗剤は中性のものが多い
汚れには3つのタイプあり、
・水溶性の汚れ・・・汗や塩分
・油溶性の汚れ・・・皮脂や植物油など
・不溶性の汚れ・・・泥や土、ほこりなど
というように上記の3つのタイプに分かれています。
液体洗剤は中性のものが多く、汗や塩分などの軽い汚れを落とすのに適しています。
粉末洗剤は弱アルカリ性のものが多く、皮脂など酸性の汚れをよく落とします。
そのため頑固な汚れとされる泥汚れにはあまり効果がないといえそうですね。
泥汚れには固形石鹸や粉末洗剤がおすすめ!
『頑固な汚れには粉末もしくは固形』
というのが基本なのだそう。
泥汚れは不溶性の汚れなので水に溶けにくい汚れです。
なので液体洗剤を使っても落としにくいんですね。
水分の少ない固形石鹸や粉末洗剤を使うことで落としやすくなるといわれています。
さらにいうと、固形石鹸には『蛍光増白剤』が含まれているものが多いです。
これは染料のひとつで、紫外線の働きで白いものをより白く見せるという効果があるそう。
白いものは特に固形石鹸を使うのがよさそうですね!
泥汚れに特化したものは液体でもOK!
最近では泥汚れ用の洗剤として液体タイプも増えていますよね。
「液体はあまり落ちないっていうけど泥汚れ用の洗剤でも同じ?」
と思う人もいるかもしれません。
泥汚れ専用として販売されているものに関しては、普通の液体洗剤と同じではありません。
液体を使うのは、
・色柄物
・真っ白にしたくないもの
などがおすすめ。
前の項目で紹介したように、固形石鹸には蛍光増白剤が入っています。
生成りやクリーム色などの服に使うと、色落ちしてしまうこともあります。
洋服によって固形か液体化を使い分けるのがおすすめですよ。
泥汚れを落とすには実は下準備が重要って知った?
ここまで泥汚れ用の洗剤について紹介してきましたが、実はどんなにいい洗剤を使ったとしても下準備がきちんとできていないと、泥汚れをすっきり落とせないかも知れません。
「普通に洗っちゃダメなの?」
「泥汚れを落とすための下準備って?」
と思いますよね。
私もこれは目からうろこ!
しっかり下準備をしてから洗剤を使って洗うことで、今までとは比べ物にならないくらい白くなりますよ。
ぜひ試してもらいたいので、詳しい洗い方を紹介していきますね。
泥汚れを落とす手順はこれだ!
これをやればすっきり泥汚れを落とせるという手順を紹介しますね。
1. まずは泥を乾かす
2. 泥が乾いたら叩いて大まかに泥を落とす
3. 繊維の奥に入った泥をブラシを使って掻き出す
たったこれだけ!
簡単ですよね。
ステップ1の『乾かす』というのがかなり重要。
すでに乾いている場合はラッキーですよ!
そのまま泥を叩き落としてください。
まだ泥が乾いておらず湿っている状態なら、乾くまで放置するかドライヤーを使って乾かしてくださいね。
ブラシを使うことで細かい土埃も外に掻き出すことができるのでおすすめです。
ここまで下準備をしたら、ようやく洗剤を使って洗っていきます。
泥汚れにやってはいけないNG作業
泥汚れを見ると、「早く水につけないと落ちなくなる!」と思いますよね。
実はこれはNG作業なんです。
前の項目でも紹介しましたが、泥汚れは不要性つまり水に溶けない汚れなんです。
水につけることで汚れがさらに繊維の奥に入り込んでしまい、余計に落ちにくくなってしまいます。
洗濯の常識を覆すようですが、
『泥汚れは水につけない』
『泥汚れはまず乾かす』
を基本にしてみてくださいね。
洗剤よりも下準備で決まる!
この下準備をしたかしていないかによって、泥汚れの落ち具合がはっきりと出てしまうんです。
下準備をせずに泥が付いたまま水につけてしまうと、表面の泥は落ちても元の代さとは程遠い仕上がりになってしまいます。
この状態でどんなにいい洗剤を使っても、満足のいく仕上がりにはならないかもしれません。
『下準備+泥汚れ用の洗剤』
これが鉄則!
泥汚れが付くと白くならない・・・何か方法はない?
「もっと早く泥汚れの落とし方を知りたかった!」
「すでに茶色いしみになっている」
という人も多いと思います。
私もこの方法を知るまではダイレクトに水洗いをし、黄ばみや茶色っぽくなった衣類が結構あります。
「すでに茶色くなったものを落とす方法はないの?」
「泥汚れ用の洗剤で何とかならない?」
と思ってしまいますよね。
ここではそんなすでに汚れが染みついてしまっている衣類について見ていきましょう。
一度染みついたものはなかなか取れないかも・・・
前の項目でも紹介したように、泥汚れは不溶性の汚れなので一度染みついてしまうと、完全に落とすのは難しいかもしれません。
・根気よく泥汚れ用の洗剤でこすり洗いを繰り返す
・つけおき洗いを繰り返す
などで対応してみてください。
酸素系漂白剤でつけおき洗いを試してみて!
どんな方法を試してもなかなか白くならないという場合は、酸素系漂白剤でつけおき洗いをしてみてください。
酸素系漂白剤とは、過酸化ナトリウムからできた漂白剤です。
・シャボン玉石けん 酸素系漂白剤
・ワイドハイターEX 粉末タイプ
・赤ちゃんの漂白剤 ベビーホワイト
などがあります。
ダイソーなどの100円ショップでは過酸化ナトリウムの粉末が販売されているので、水に溶いてつけおき洗いをしてもいいですよ。
超裏技!?スティックのりで汚れをキャッチ!
巷でちょっとした話題になっているのが、泥汚れにスティックのりを使うという方法。
繊維の奥にまで入り込んでしまった泥汚れを、のりで吸着させて落とすというのが目的だそう。
この方法は私もやったことがないので、効果についてははっきりといえないのですが、実際にした人の話を聞くとそれなりの効果が期待できるそうですよ。
のりは水溶性なので普通に洗濯をすればきれいに落ちるというのもポイントです。
洗い方は
1. 泥汚れにスティックのりを塗る
2. そのまま洗濯機で洗う
という簡単ステップ。
試しにやってみる価値はありそうですね!
まとめ
泥汚れは子どもが小さいときから長いと高校生くらいまで続きます。
小さいうちは洋服のサイズアウトも早いのでなんとなくあきらめがつきますが、部活動となるとユニフォームや体操着はそうそう買い換えられないですよね。
なんとか白い状態を保ちたいという人も多いでしょう。
泥汚れをすっきり落とすには、
・液体洗剤より粉末洗剤や固形石鹸を使おう!
・洗剤は泥汚れに直接つけて!
・もみ洗い&ブラシ使いはマスト!
・洗剤よりも下準備がカギ!
・下準備をしっかり覚えて白さをキープ!
・すでについた汚れは根気よく!
・酸素系漂白剤も使ってみて!
などがポイントになりそうですね。
白さをキープするには、初めから正しい洗い方をすることも大きなカギとなりそう。
『泥汚れは乾かして叩き落す』
これさえ覚えておけば、泥汚れも怖くありませんね♪