苦手な野菜でも、ドレッシングがあれば美味しく食べれちゃいますよね。
最近ではドレッシングの種類もすごく増えて、自分好みの味を探すのも楽しいです♪
同じ野菜でも、ドレッシングを変えるだけで違うサラダになります。
とっても便利なドレッシングですが、赤ちゃんにはいつから使うことができるのでしょうか?
使う時の3つの注意点と、おすすめレシピを紹介します。
この記事のポイントは3つです。
・赤ちゃんはドレッシングをいつから使っていい?
・ドレッシングを使う時の3つの注意点
・簡単おすすめ!ドレッシングの離乳食レシピ
それでは解説をしていきます!
参考にしてください♪
目次
赤ちゃんにいつからドレッシングを使っていいの?
赤ちゃんに市販のドレッシングを使えるのは、離乳食後期のカミカミ期(9~11ヶ月)からほんの少しだけ。
ドレッシングは味が濃く添加物も多く使われています。
ノンオイルタイプでもそれは同様で、使う場合はごく少量にしましょう。
ドレッシングの基本は「酢」+「油」+「味」。
例えば、オリーブオイル・酢・塩コショウを混ぜると「イタリアンドレッシング」になったり、トマトケチャップ・マヨネーズ・酢・少量のサラダ油を混ぜると「サウザンドレッシング」のようになります。
家事の簡易化から市販のドレッシングは家庭にあって当たり前のものですが、家庭でも簡単に作れて自分好みの味に調節できます。
手作りは無添加なので長期保存はききませんが、体に優しいもの。
赤ちゃん用のドレッシングを作る場合は、材料によって使える時期が異なります。
離乳食中期のモグモグ期(7~8ヶ月)から使える調味料
酢、サラダ油、ごま油、オリーブオイル、シソ油、バター、塩、醤油、トマトピューレ、トマトケチャップ、レモン果汁、ゆず果汁、カッテージチーズ、牛乳、砂糖など…
・マヨネーズ(ただし1歳までは加熱したものを)
離乳食後期のカミカミ期(9~11ヶ月)から使える調味料
コショウ、すりごまなど…
・みりん(必ず加熱してアルコール分を飛ばすこと)
・にんにく(特に刺激が強いのでほんの少量にすること)
離乳食完了期のパクパク期(1~1歳6ヶ月)から使える調味料
粒マスタード、ウスターソース
自作で赤ちゃん用のドレッシングを作る場合でも、たくさんは使わないように!
ドレッシングを使うときに必ず使う「酢」。
酢に含まれるアルコールは揮発性が高いので、妊婦さんも赤ちゃんにも安心して使って大丈夫です。
容器からお皿に出した時点で、アルコール分は消えています。
ドレッシングを使う時の注意点3つ!
赤ちゃんにドレッシングを使うときには、次の3つの事に注意して下さい。
1つめは、使う前にドレッシングの原材料の確認!
赤ちゃんにドレッシングを使ったら、食物アレルギーが出てしまったなんてことにならないよう、原材料を確認してから使いましょう。
ドレッシングの原料から考えられる食物アレルギーは、「マヨネーズ」・「牛乳」・「醤油」・「チーズ」・「ごま」などです。
マヨネーズの原料には「卵」が使われていますし、醤油の原料はあまり知られていませんが、「大豆」と「小麦」。
上記にあげた食材は、厚生労働省の食品表示の義務や推奨に定められているものです。
原料に食物アレルギーのものがあったら、医師に相談してから使うようにしましょう。
2つめは、初めて市販のドレッシングを使う時の予防策!
初めて市販のドレッシングを使う時は、必ず赤ちゃんが機嫌のいい、平日の午前中に。
遠出したり、赤ちゃんを預けてしまうような日は避け、すぐに病院に行ける日にしましょう。
ドレッシングは加熱したものを、ほんの少しだけ。
食物アレルギーは、食材の調理状態や食べた本人の状態によっても症状の現れ方が異なります。
食材が生の状態や、疲れていたり風邪をひいたりしていると重い症状が出る恐れがあります。
万が一アレルギーが発症した場合に軽い症状で済むように、重い症状になってもすぐに病院に行けるように。
赤ちゃんに初めての食材を与える時の大切な基本予防策は、ドレッシングに限らず守りましょう。
3つめは、ドレッシングを使うのは少量に!
ドレッシングを使うときは少量にしましょう。
市販のものは特に塩分・糖分・添加物の心配があるので、大量に与えてはいけません。
消化器官が未発達の赤ちゃんにとって、大量の塩分や糖分は消化の負担になります。
塩分や糖分をたくさん摂取していると、将来的に生活習慣病を発症するきっかけになります。
大人は塩けや甘みを感じないと「美味しくない」と判断してしまいますが、赤ちゃんは素材の味を学んでいるのでわざわざドレッシングで隠してしまう必要はありません。
アレルギーがなくても使うときは「少量」にして、摂りすぎないようにしましょう。
また食品添加物とは、植物の実や葉から抽出したり化学的に合成されたもの。
日本では食品衛生法で認められた物だけを使用するようにされています。
しかし日本で認められていいても、中には海外で使用禁止になっているものもあります。
アレルギーを引き起こしたしたり、発がん性などの毒性があるという心配がるので、赤ちゃんにはできるだけ無添加のものを与えるようにしましょう。
簡単!おすすめレシピを紹介
赤ちゃん用にドレッシングを作ったら少量かけ、余った分は大人に使ってしまいましょう。
塩分が足りない場合は塩・コショウを足してください。
作ったら冷蔵庫に保存し、赤ちゃんには与えないようにして大人が食べきるようにしてください。
添加物がないため、長期の保存はできません。
中期モグモグ期(7~8ヶ月頃)向け!
イタリアンドレッシング
材料:オリーブオイル…大さじ3
酢…大さじ3
塩…少々
フレンチドレッシング
材料:オリーブオイル…大さじ3
酢…大さじ1
砂糖…小さじ1/2
塩…少々
後期カミカミ期(9〜11ヶ月頃)向け!
和風ドレッシング
材料:醤油…大さじ2
みりん…大さじ2
酢…大さじ2
ごま油…大さじ2
※みりんは加熱してアルコールを飛ばしてから混ぜる。
シーザーサラダドレッシング
材料:マヨネーズ…大さじ3
にんにく…ごく少量
牛乳…大さじ3
レモン汁…小さじ2
粉チーズ…大さじ1
完了期パクパク期(1〜1歳6ヶ月頃)向け!
ごまドレッシング
材料:すりごま…大さじ2
マヨネーズ…大さじ2
砂糖…大さじ1
酢…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
ごま油…小さじ1
サウザンアイランドドレッシング
材料:トマトケチャップ(もしくはトマトピューレ)…大さじ3
マヨネーズ…大さじ3
ウスターソース…小さじ1
レモン汁…小さじ1
まとめ
赤ちゃんとドレッシングについていかがでしたでしょうか。
赤ちゃんに市販のドレッシングは、離乳食後期のカミカミ期(9~11ヶ月)から使うことができます。
赤ちゃん用にオリジナルの「無添加ドレッシング」を作る場合は、使う調味料の時期を確認して作ります。
ノンオイルの場合も、オリジナルのドレッシングの場合でも、ドレッシングは味が濃く、添加物も多く使われているので使う場合は必ず少量にしましょう。
原材料をよく見てわが子のアレルギー食物が使われていないか確認し、使われている場合は与えるのを控えましょう。
赤ちゃんにはなるべく素材の味を。
あえてドレッシングで隠してしまう必要はありません。