フライに焼き物、炒めものなど沢山の料理に使えて美味しいえび。
高タンパク低脂肪で、カロリーも低く、健康的に食べられるのも嬉しいですね。
エビはいくつかの種類があって、大正エビやブラックタイガーが、私たちの食卓にはなじみがありますが、ほとんどが冷凍輸入品です。
冷凍して輸入したものを、解凍してスーパーで売っているものがほとんどなのです。
エビの賞味期限、保存方法、おすすめのメニューなど紹介します。
目次
えびはどのくらい日持ちする?賞味期限は冷凍で1ヶ月!
えびの持ちを良くするためには、鮮度の良いえびを選ぶのが大切。
えびの選び方について紹介します。
スーパーなどに売っているえびは、頭がついているものと、ついていないものがあります。
頭がついているものは、頭の味噌の部分に注目!
頭を触った時にぶよぶよっと柔らかくなっていないもの、頭のみそが黒ずんでいないものを選びます。
頭がついていないものでしたら、えびの殻の縁や尾の部分が黒ずんでいないものを選びます。
スーパーなどで売られているえびには、消費期限が書かれています。
だいたい3日~5日で設定されているので、期日を守って食べきりましょう。
えびの保存方法!
えびは、保存する時にコツがあります。
えびの保存方法について、紹介します。
えびの冷凍保存方法
えびを冷凍で保存する場合は、よく洗って必ず背ワタを取り除いてから保存して下さい。
えびは、むき身でも、殻つきでも冷凍保存が可能。
また生ではなくボイルしてから冷凍しても、すぐに使えていいですね。
えびの冷凍保存期間は1カ月です。
背ワタは、竹串や爪楊枝で簡単にとることができます。
保存袋に入れて保存するのもいいですが、もう一つおすすめなのが、タッパにえびを入れて、ひたひたの水を入れて、冷凍するやり方。
鮮度を保ちながら、冷凍保存することが出来ます。
スーパーに売られているえびのほとんどは、冷凍したものを解凍して売っています。
再冷凍すると、解凍した時にえびの臭みがでて美味しくないのです。
この臭みをとるときにおすすめの方法は、えびの保存容器に敷かれているスポンジを利用する事。
このスポンジを解凍する時にえびに巻きつけておくと、臭みをとることができます。
冷凍したえびの解凍の仕方は、密封している袋にえびを使う分だけ入れて、流水解凍する、若しくは、むき海老なら1%程度の塩水に漬けて解凍するのもおすすめです。
えびの冷蔵保存方法
えびを冷蔵で保存する場合は、よく洗って背ワタをとり、水気をキッチンペーパーで拭き取ってからラップで包むか保存袋に入れて保存します。
チルド室で3日を目安に保存しましょう。
購入する時は、消費期限をチェックして新しいものを購入して下さい。
ワンポイントアドバイス
えびは、ほとんどの場合、1度冷凍されていたものを解凍してスーパーなどで売っています、
再冷凍は臭みがでますし、衛生的にもよくないのでやめた方がいいでしょう。
一度冷凍されたエビは、パッケージに必ず「解凍」の文字が入っています。
生のえびが手に入ればいいのですが、それ以外にも美味しえびの食べ方は、冷凍されたえびを購入して、食べる分だけ解凍していくやり方です。
再冷凍する事もなく、新鮮なえびを食べることができるのでおすすめです。
冷凍しておいたえびを使った4つのメニュー
冷凍したえびを使ったおすすめのメニューを紹介します。
一番最初に紹介するのは、えびのガーリックオリーブ油付けの方法です。
この方法で冷凍保存しておけば、その後にアヒージョなどの料理を作るのが簡単。
旨みがうつった油も色々使えるのでおすすめのメニューです。
えびのがーリックオリーブ油漬け
【材料】
むきえび 250g
にんにく 1欠片
オリーブ油 150ml
赤唐辛子 1本
塩 小1
黒胡椒 少々
① ニンニクを薄切りにして、赤唐辛子は種をとる
② ボールにえび以外の材料を入れて混ぜる、それを保存袋に入れ、その中にえびを入れ口をしっかり閉じる。
③ 袋を揉んでえびと馴染ませ、そのまま冷凍させる
えびとブロッコリーの炒めもの
【材料】
冷凍したむき海老 200g
下味用(塩少々、酒大さじ1)
ブロッコリー 200g(小さめのブロッコリー1房)
玉ねぎ1個
干しいたけ(戻したもの)2個
ねぎ10cm
しょうが 少々
中華風出汁のもと 小さじ2
片栗粉 大さじ1
① むきエビは解凍して、下味を付ける
②ブロッコリーは小房に切り、玉ねぎはくし型、しいたけは3つに切る。
③ ショウガは薄切り、ねぎは1cmの長さに切る、片栗粉は大さじ1の水で解く
④ フライパンに油を入れ、ねぎとショウガを炒めて香りを出す。
⑤ ブロッコリーを加えて炒める
⑥ 玉ねぎ、しいたけ、えびの順番に入れて炒め、中華風出汁のもと、お湯1/4C入れ煮立たせ、水溶き片栗粉を入れてとろみを出す
えびの天ぷら
【材料】
えび8尾
その他天ぷらにしたい材料
天ぷら粉
大根おろし
① えびは腹の筋切りをして置く
② 天ぷら粉を作る
③ 油の温度は170~180度、たっぷりの油で揚げる
④ えびは小麦粉を付けてから、天ぷら粉を付け。高めの温度でさっと揚げる
えびの天ぷらは、天つゆでもいいですが、フライパンで軽くいってサラサラにした塩でも美味しく食べることが出来ます。
えびは筋切りをすることで、まるまることなくまっすぐの状態で揚げることが出来ます。
子供も大好きな、えびの天ぷら、家族の食卓におすすめですね。
えびは流水で解凍しておく
えびのブイヤベース
殻つきで背ワタをとった状態で冷凍したえび 8尾
冷凍ロールいか150g
はまぐり 8個
キンメダイ 2切
玉ねぎ 1/2個
にんにく1/2個
トマト水煮缶 1缶
フレンチドレッシング 1/2カップ
① いかは1cmの輪切り、キンメダイは半分、はまぐりは殻をしっかり洗う
② 玉ねぎとニンニクはみじん切り
③ そこの広い鍋、若しくはフライパンに、フレンチドレッシングを入れて熱する。
④ 玉ねぎとニンニクを入れて香りがでるまで炒める
⑤ トマト缶を1缶入れて、木のへらでつぶしながら炒める。
⑥ 煮立ったら① の材料を全部入れる、火が通ったら塩コショウで味付け、
簡単にできる魚介のブイヤベースです。
えびもいかも冷凍したまま煮込みので、とても簡単です。
解凍の手間がないので、簡単ですね。
えびの作り置きメニュー
定番のエビチリは、作り御気にもおすすめのメニューです。
エビチリ
【材料】
むきえび 400g
えびの下味(酒大さじ1、ショウガ汁少々、おろしにんにく少々、塩少々)
★ニンニクみじん切り1欠片
★ねぎみじん切り 大さじ4
★豆板醤 小1
★酒大2
ごま油 大1/2
たれ(ケチャップ大3、酒大1/2、砂糖小1、片栗粉大1/2、水大4)
① 背ワタと殻をとったえびに下味を付ける。
② フライパンに油を入れてえびを炒める、えびの色が変わったら、★を上から順にいれる。
③ タレの材料を混ぜたものを作っておき、加える。
最後にごま油を回し入れる。
エビチリをできる限り簡単にした方法です。
片栗粉は最初から混ぜておくことで、とろみつけがとても簡単です
まとめ
えびはて低カロリーで高タンパク質の理想の食材。
上手に冷凍することで、いつでも美味しいえび料理を作ることができます。
再冷凍は味も落ちますし、匂いも気になるので、冷凍したものを購入するか、生のえびを購入して冷凍するのがいいですね。
背わたは必ずとって保存しましょう。
背わたは生臭い匂いの原因となります、えびは特に味も淡白で匂いもない食材なので、臭みが残ると、とても気になります。
和食も、洋食も中華にも合うえび。冷蔵で保存する時は、早めに使いきりましょう。