枝を使った名前31選~枝の意味や由来と読み方を徹底解説!

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目次

「枝」という漢字について

字画数:8画
音読み:シ
訓読み:えだ
主な名乗り:え・しげ・しな

「枝」の意味や由来や成り立ちと特徴

「枝」という漢字は、木の象形と木の枝を持つ手の象形が組み合わさってできました。

木の幹から分かれ出た部分を表す漢字です。

「小枝」「枝葉」などがその例えです。

音読みの「シ」という読み方は、「枝折り(しおり)」から由来していると言われています。

「しおり」というと、本に挟む物を思い浮かべる人が多いでしょう。

しおりは元々「枝折り」と書いていたそうです。

それは山道を歩くときにどこから来たかわからなくならないようにするために、目印として通り道の枝を折ったことから「枝折り」という言葉ができたそうです。

また「しだれ桜」も漢字で書くと「枝垂れ桜」と書きます。枝が垂れ下がった桜です。

「枝」という漢字を名付けに使うときに込められる思い

「枝」という漢字は、木の幹から分かれ出た部分を意味します。

枝はがっしりとした幹の部分と違って細くしなやかです。

そして、葉を茂らせ、実を付ける部分でもあります。

そのため名付けに「枝」という漢字をつけるときには、

「しなやかさとたくましさを持った子になるように」
「芯のしっかりした子になるように」
「充実した人生を送れるように」
「実りある人生を送れるように」
「たくさんの才能がある子になるように」
「イキイキと生命力の溢れる子になるように」
「元気に健やかに大きくなるように」
「人を支えられる子になるように」

という思いを込められます。

「枝」という漢字から受ける印象

「枝」という漢字は昔から女の子の名付けに人気のある字です。

「え」と読ませて止め字で使うことが多かったので、この字を使った名前を目にしたことがある人も多いでしょう。

和風で落ち着いた雰囲気もあり、古風な名前を付けたいという人にはおすすめの漢字です。

「え」という響きは女の子の名付けに使いやすいです。

そのため、名付けの候補もたくさん考えることができるでしょう。

合わせる響きによって、字面からは古風な雰囲気を、響きからは新しさを感じさせることができます。

例えば、「房枝(ふさえ)」「道枝(みちえ)」というと、古風な響きになりますが、「枝凪(えな)」「枝真(えま)」「枝未瑠(えみる)」などの響きにすると、新鮮さを感じます。

新しい響きの名前は、軽い印象を与えてしまいがちですが、「枝」という漢字を使うことによって、字面からはしっかりとした落ち着きを表現することができます。

「え」「えだ」という響きには、古風で、懐が深く優しい印象を受けます。

万葉仮名風の名付けに使われる定番です。

「しな」「しげ」「し」という響きには、生命力と透明感を感じます。

「枝」を使った熟語

分枝(ぶんし)

分かれて、複数の枝脈になること。

枝路(えだみち)

主題とは違ったメッセージのこと。関心が逸れること。

枝葉末節(しようまっせつ)

枝葉は、樹木の枝や葉っぱのこと。

末節は、木の枝の端っこにある節のこと。

樹木の幹の部分と比べると枝葉も末節も幹の部分に比べると重要ではないことから、些細なこと、重要ではないことという意味。

玉葉金枝(ぎょくようきんし)

玉や金はどちらも高級で気品があるとうこと。

葉や枝は子孫の例えとして使われている。

君主、天子など身分の高い一族や子孫のこと。

桂林一枝(けいりんのいっし)

非常に優れていること。

高貴なこと。

貴重な人材。

「枝」の説明の仕方

電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「枝」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇亜希枝といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あきえさんですね。「あきえ」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、枝の部分の説明の仕方としては、

・A「えは、枝という漢字です。」
・A「えは、枝分かれの枝という漢字です。」
・A「えは、木偏に支えるという字です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「枝」を使った名前の有名人・芸能人

秋元 弓枝さん
池田 道枝さん
市毛 良枝さん
大杉 君枝さん
大山 真理枝さん
樫山 文枝さん
片岡 富枝さん
川崎 三枝子さん
岸 和枝さん
喜多 道枝さん
北原 文枝さん
楠田 枝里子さん
熊澤 枝里子さん
栗本 明枝さん
小宮 和枝さん
佐藤 和枝さん
村主 章枝さん
高橋 里枝さん
寺島 君枝さん
中原 郁枝さん
原田 美枝子さん
左 時枝さん
三上 枝織さん
三原 久枝さん
渡辺 杉枝さん

「枝」を使った名付け候補

亜希枝(あきえ)
郁枝(いくえ)
枝子(えこ)
枝凪(えな)
枝真(えま)
枝美加(えみか)
枝未瑠(えみる)
枝莉花(えりか)
枝令奈(えれな)
枝瑠沙(えるさ)
花枝(かえ)
希枝(きえ)
紗枝(さえ)
沙奈枝(さなえ)
枝愛(しあ)
枝杏(しあん)
枝衣奈(しいな)
詩枝(しえ)
枝恵(しえ)
枝織(しおり)
枝音(しおん)
枝花(しげか)
枝奈子(しなこ)
枝莉(しなり)
枝埜(しの)
枝帆(しほ)
乃枝瑠(のえる)
美枝子(みえこ)
萌々枝(ももえ)
理枝(りえ)
莉枝佳(りえか)

まとめ

幹の部分と比べると細くか弱く見えますが、実はしなやかで、芯のある強さがあり、たくさんの葉や果実をつけることができる生命力の溢れる「枝」という感じについてご紹介しました。