妊婦はお祭りに行っちゃダメ?妊娠中のお祭り3つの注意点や影響と屋台の食べ物

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妊娠中にお出かけをする事は良い息抜きにもなるのでオススメです。

ただ、お祭りなどの人が多い場所はどうでしょうか?

花火大会といえば日本の夏の風物詩ですね。

また住んでいる地域で行われる盆踊りや納涼祭も風情がありますし、東北の三大祭りのようなダイナミックなお祭りも魅力的。

近所を浴衣で歩いている人を見かけるだけでも、どこかでお祭りがあるのかな?とワクワクします♪

しかし大勢の人が集まるほど、人混みは様々なトラブルがつきもの。

今回は妊娠中にお祭りに行っても良い?行かない方が良い?とお悩みの方は必見。

  • 妊娠中は人混みを避けた方が良い?!
  • 屋台の食べ物は危険?
  • 妊婦が浴衣を着るのはNG?

妊婦さんの疑問点をまとめています。是非参考になさってください。

目次

妊婦にとって人混みは危険!

楽しい雰囲気のお祭り。

妊娠をしていてもリフレッシュを兼ねて、出かけたいですよね。

しかし、お祭りなど人が多い場所は妊婦さんにとって危険な場所でもあります。

その事を理解して、でかけるようにしましょう。

・お祭りに潜む危険

人がたくさん集まる場所は、後ろの人に押されたり、足下がよく見えない事も多いです。

万が一つまづいてしまったり、転んでしまった時には取り返しの付かない事になってしまう場合も。

お腹が大きくなっている妊娠後期以降は普通に歩いていても足下が見えにくくなっていますので、特に注意が必要です。

また、妊婦さんのお腹の高さは、ちょうど小さな子供が走り回ったり、おもちゃを振り回したりする高さと同じくらいです。

こちらに気づかず思い切りぶつかってくる可能性大。

このようにお祭りには、様々な危険が潜んでいるのです。

さらにお祭り会場ではなかなか座る場所が無い事も多く、体調が悪くなっても休めないという最悪の場合も。

体調の変化が著しいつわりの時期はこういったことも見込んでおいた方がよいです。

・花火大会など夜のお祭りは要注意

夜のお祭りは先ほどの心配要素に加え、暗くて周りが良く見えないという事があります。

段差に気づかず転んでしまった、打ち上げ花火に気を取られていて

お腹をぶつけてしまったなんて事も。

臨月であれば衝撃で破水しかねません。

このように、お昼のお祭りよりも、視界が悪くなるので危険要素は増えてしまいます。

万が一あなたの身に何かあっても、暗闇では誰も気づいてくれない可能性もあります。

どうしても花火を見たいという場合は、会場から少し離れた人の少ない場所や、安全な場所を見つけて見ると良いでしょう。

・しっかりと休息を取りながら楽しんで

つわりが酷い方などは特に、様々な屋台の香りで気分が悪くなってしまったり、人混みに酔ってしまいやすいです。

気分が悪くなった時にはすぐに休むか、できるだけ早めに会場から離れるようにしましょう。

妊娠中にお祭りへ行く事は悪い事ではありません。

上記のことを踏まえると、安定期の時期とお祭りの時期が重なればベストタイミングといえます。

ただし、この時期でさえ何が起きても自己責任。

ご自身の体調をしっかりと管理しながら楽しむようにしましょう。

屋台の食べ物は控えて

お祭りの楽しみと言えば、屋台の食べ物!という方も多いかもしれませんね。

ですが、妊婦さんにとって屋台の食べ物は安心安全な食べ物と言えるでしょうか?

・屋台の食べ物には注意が必要

お祭り会場では、たくさんの人が行き来しています。

よって、屋台の食べ物には、たくさんのホコリや雑菌が付着している事が多いです。

普段であれば問題にならないようなことでも、免疫力が低下している妊婦が食べるとお腹を壊してしまうことがあります。

特に冷やしきゅうりなどの生ものは控えるようにしましょう。

・食中毒に要注意

屋台の食べ物を食べて実際に食中毒になっている人も多いです。

O-157やノロウィルスが代表的で、他にもカンピロバクターや黄色ブドウ球菌の症状を訴える人も。

主な症状は吐き気や腹痛などです。

妊婦でない健康な人であれば重症化する事は少ないのですが、

免疫力の落ちている妊婦は重症化してしまう恐れがあります。

妊娠中は薬を飲む事ができませんので、ただただ痛みに耐えるしかありません。

妊娠初期の場合は、嘔吐や下痢などが続くと胎児に影響がある場合も考えられますので要注意です。

関連記事⇒妊婦の食中毒に注意!胎児への影響や4つの予防策と感染時の対策

浴衣は着ない方が良い?

妊娠中だけど可愛い浴衣を着てお祭りに行きたい!

と考えているかもしれませんが、まずはお腹の赤ちゃんの事を考えましょう。

・できるだけ身動きの取りやすい服装で

妊娠中でなくても、普段なかなか着る機会の無い浴衣。

久しぶりに着ると歩きづらかったり、身動きが取りにくいと感じますよね。

お腹が少し目立ち始める妊娠中期以降は、浴衣の帯でお腹を圧迫してしまいます。

できれば浴衣ではなく身動きの取りやすい服装が良いでしょう。

可愛い浴衣を着て、子供が産まれる前の思い出作りを。と考えているかもしれませんが、

もしもの事があった時には、取り返しが付かなくなってしまいます。

妊娠中に浴衣を着る事は控えた方が良いでしょう。

・妊娠初期も要注意

妊娠初期は、つわりが起きやすかったりトラブルが起きやすい時期でもあります。

お腹もまだ目立たないし、浴衣を着ても大丈夫だろう。

と甘い考えで出かけてしまうと後悔をしてしまう事も。

私自身も妊娠初期に浴衣を着て出かけた事がありますが、浴衣の締め付けと、人混みに酔ってしまった経験があります。

妊娠初期はお腹が目立たないので、自分が妊婦さんという事を忘れてお祭りを楽しみたい!と考えてしまうかもしれません。

しかし、お腹の中では赤ちゃんがしっかりと育っています。

お腹の赤ちゃんの事を一番に考え、自分の体を大切にしましょう。

【まとめ】

妊娠が発覚して、なかなか外に出かける事がなくなってしまったという妊婦さんも多いと思います。

リフレッシュは大切ですが、お祭りへ行く事のリスクも忘れないようにしてください。

一番に考えるべきなのは、お母さんの体とお腹の赤ちゃんです。

無理をせず、安全に楽しめるよう心がけてください。