つわり中にフルーツを食べたい!4つの注意点とおすすめフルーツ5選

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つわり中は何かとフルーツが食べたくなるもの。

フルーツは栄養価も高いイメージがありますし、つわり中でも安心してたくさんフルーツを食べられそうですよね。

私も妊娠中には旬のフルーツをよく食べていましたが、ふと「こんなに毎日フルーツばかり食べても大丈夫なの?」と感じたことがありました。

・つわり中のフルーツはたくさん食べても問題ない?
・つわり中におすすめのフルーツを知りたい!
・つわり中にフルーツを食べるときの注意点は?

つわり中はなるべく体に良いものを食べたいですよね。

私と同じように、つわり中のフルーツの取り入れ方で迷っているという人のために、つわり中のフルーツの摂り方について詳しく紹介します。

つわり中は食べられるものも限られてきますから、フルーツの中でも特におすすめのものを取り入れてみてくださいね。

目次

つわり中にフルーツを食べたい!たくさん食べても大丈夫?

つわり中でもフルーツだけは食べられるという妊婦さんも少なくありません。

程よい甘みと酸味が口の中をさっぱりさせてくれ、つわりによる吐き気を抑えてくれる効果も期待できます。

食物繊維や水分が多く、お腹に溜まりやすいという点もフルーツのメリットといえるでしょう。

つわり中は食べられるものが限られてしまうという妊婦さんも多いですから、食べられるフルーツをたくさん食べてもまったく問題ありません。

その時に食べたいと思ったフルーツを選び、食べられるものを食べてつわりを乗り切りましょう。

なぜつわり中にフルーツを食べたくなるの?

つわりが落ち着いた後でも、出産するまでフルーツをよく食べていたという妊婦さんも多いです。

なぜつわり中や妊娠中はフルーツを食べたくなるのでしょうか。

はっきりした理由が解明されているわけではありませんが、つわり中にフルーツを食べたくなる理由は、

・ホルモンバランスによる味覚の変化
・体が欲している栄養を摂りたくなる
・口の中をさっぱりさせたい
・酸味のあるものを食べると吐き気が治まる

などの理由が考えられています。

大きな理由はホルモンバランスによる味覚の変化。

今までフルーツは食べる機会が少なかったのに、妊娠したとたんに普段は見向きもしなかったフルーツを食べたくなる人も多いです。

その欲望に逆らうことなく、食べたいフルーツを食べたいときに食べましょう!

つわり中に食べたいおすすめフルーツ5選

つわり中は食べたいフルーツを食べたいときに食べてもいいのですが、できれば妊婦さんの体に良いものを取り入れたいですよね。

ここではつわり中にぜひ取り入れたいおすすめのフルーツ5選を紹介します。

・バナナ
・アボカド
・キウイ
・いちご
・ぶどう

バナナは食事代わりにもなる!

バナナは栄養価が高いので、食事代わりに取り入れることができるフルーツです。

食物繊維も豊富で妊娠中の悩みのひとつである便秘の予防や解消にも役立ちます。

また、バナナにはつわりの症状を和らげるといわれているビタミンB6や、むくみの解消に役立つカリウムも豊富に含まれていて、妊婦さんに積極的に食べてもらいたいフルーツです。

アボカドも立派なフルーツ!

アボカドはフルーツというイメージが少ないかもしれませんが、立派なフルーツです。

『森のバター』と呼ばれることもあるほど栄養価が高く、良質な脂質を豊富に含んでいます。

ビタミンB6だけでなく、葉酸が多く含まれていることも妊婦さんにおすすめしたい理由のひとつです。

甘いものが苦手な人でも食べやすいのでおすすめです。

キウイはつわり中でもさっぱり食べられる!

キウイにもビタミンB6と葉酸が豊富に含まれているので、妊婦さんにおすすめしたいフルーツです。

ゴールデンキウイにはビタミンCやビタミンEが豊富に含まれています。

キウイは程よい酸味と甘みのバランスが魅力のフルーツなので、つわり中でもさっぱりと食べることができますね。

スムージーにしても種の粒々が残るので、食べごたえが出るのでおすすめです。

いちごには葉酸とビタミンCがたっぷり!

妊娠初期には特に必要となる葉酸が、いちごにはたっぷり含まれています。

ビタミンCの含有量も比較的多く、ビタミンCは免疫力をアップさせたり疲労回復させたりすることにも役立つため、妊娠中に積極的に摂ってもらいたいフルーツです。

いちごは皮を剥く手間もありませんから、手軽に食べることができる点もつわり中にはうれしいポイントです。

ぶどうはカリウムや食物繊維が豊富!

ぶどうは酸味がほとんどなく、甘みが強いフルーツです。

甘いものを控えている妊娠期にはうれしいおやつになるはずです。

ぶどうにはカリウムと食物繊維が豊富に含まれていて、むくみ対策や便秘予防にも大きく役立ちます。

皮ごと食べられるぶどうを選ぶことで、より食物繊維を効率的に摂取することができますよ。

つわり中のフルーツで気を付けたい4つのこと

妊娠中はフルーツも積極的に摂ることが好ましいとされています。

フルーツはつわり中でも食べやすい食べ物のひとつですから、より安心して食べたいですよね。

ここではつわり中のフルーツの取り入れ方で気を付けたい4つのことを紹介します。

  1. 食べ過ぎには気を付けよう!
  2. 体を冷やすフルーツに注意!
  3. しっかり洗って食べよう!
  4. いろいろな種類のフルーツを取り入れよう!

フルーツの食べ過ぎには注意!

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妊娠中にフルーツを食べることはまったく問題ありませんが、やはり食べ過ぎには気を付けたいところです。

農林水産省では、すべての年代において1日に200gのフルーツを食べることが好ましいとしています。

・非妊娠期・・・200g
・妊娠初期・・・200g
・妊娠中期・・・300g
・妊娠後期・・・300g

(参照:農林水産省|果実の1日の摂取目標「200g」とはより)

(参照:厚生労働省|妊産婦のための食事バランスガイドより)

フルーツには糖分が含まれていますから、食べ過ぎることで糖分の摂りすぎとなってしまうことがあります。

妊娠中に糖分を摂りすぎると、体重の増加や虫歯、妊娠糖尿病のリスクが高まります。

つわりによりフルーツしか食べられないという場合は、そこまで神経質になることはありませんが、体重管理などで食事内容の見直しを医師に指導されている場合は、フルーツの摂取目安量を超えないように気を付けましょう。

フルーツには体を冷やす作用があるものもある!

フルーツはビタミン類が豊富に含まれているので、妊娠中も積極的に取り入れたい食べ物です。

しかし中には体を冷やす作用があるフルーツもあるので、そういったものの摂りすぎはNGです。

基本的に南国生まれのフルーツはや夏が旬のフルーツは体を冷やす作用があるとされています。

・バナナ
・パイナップル
・マンゴー
・スイカ
・メロン
・柿
・梨

上記のフルーツは体を冷やす作用があるとされているため、一度にたくさん摂ることはおすすめしません。

しかし体を冷やすからといって、まったく食べてはいけないわけではありません。

先に紹介したように、バナナには妊婦さんにうれしい効果がたくさんありますし、旬のときに旬のフルーツを食べることで栄養をより摂取できるというメリットもあります。

食べ過ぎなければ問題ありませんから、上手に取り入れることが大切です。

フルーツはしっかり洗ってから食べよう!

つわり中だと皮を剥かずに手軽に食べることができる、いちごやぶどうは本当に食べやすいです。

オレンジはカットすればかぶりついて食べることもできますよね。

そのまま食べることができるフルーツや皮に口をつけることがあるフルーツは、しっかり洗ってから食べることが大切です。

国産のフルーツはさほど心配はありませんが、外国産のオレンジやレモンなどは農薬が気になります。

そのまま口に入れるいちごやぶどうは、農薬だけでなく汚れも気になります。

また、稀に食中毒の原因菌やウイルスが付着していることもあります。

フルーツは流水で30秒以上洗ってから食べるようにしましょう。

つわり中はいろいろなフルーツから栄養を摂取!

つわり中のフルーツは、栄養補給やおやつの代わりになり、食べやすいだけでなく栄養面でも活躍してくれます。

つわりがひどいとどうしても食べられるフルーツが限られてしまいますが、できるだけいろいろなフルーツを食べることをおすすめします。

フルーツといってもその種類によって含まれる栄養素は異なりますから、たくさんの種類を取り入れることで栄養バランスをよくすることにつながります。

また、旬のフルーツは旬ではない時よりも栄養価が高いことがわかっていますから、季節のフルーツを積極的に取り入れることもおすすめですよ。

まとめ

つわりの強い味方にもなるフルーツ。

1日の摂取目安量はあるものの、妊娠中のフルーツはさほど気にすることなくたくさん食べることができます。

・食べ過ぎに気を付けよう
・体を冷やすフルーツを知ろう
・よく洗って食べよう
・いろいろなフルーツを取り入れよう

などに気を付けて、つわり中でもおいしくフルーツを食べてくださいね。

つわりがひどく量を食べられないという人は、フルーツをミキサーにかけてスムージーにするのもおすすめですよ。