赤ちゃんの離乳食でゴーヤはいつから食べて大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ

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目次

赤ちゃんにゴーヤを食べさせていい?3つの注意点と簡単レシピ

ほろ苦さが魅力のゴーヤ。

炒め物やおひたし、チップスなど、いろいろなメニューに取り入れることもできるだけでなく、健康志向の人にも注目されている野菜です。

大人にとっては程よい苦味がおいしく感じますね。

そんな一度食べるとクセになるゴーヤ、赤ちゃんに食べさせてもいいのでしょうか。

私には娘が一人いるのですが、娘が離乳食を始めたのがゴーヤが旬を迎える夏でした。

ゴーヤのおすそ分けをいただくこともあり、ふと「赤ちゃんにはゴーヤを食べさせてもいいの?」という疑問が浮かびました。

  • 赤ちゃんにはゴーヤを何歳から食べさせていい?
  • 食べさせるときのポイントは?
  • 苦味を減らすコツも知りたい!
  • 簡単♪ゴーヤを使った離乳食レシピ

私と同じように、ゴーヤを赤ちゃんに与えてもいいのか迷っている人のために、ゴーヤの離乳食への取り入れ方について詳しく解説します。

今後お子様にゴーヤを使った離乳食作りを検討しているママさんは参考にしてくださいね。

赤ちゃんはゴーヤをいつから食べられるようになるの?

先にも触れたように、ゴーヤは青臭さと苦みが特徴の夏野菜です。

沖縄の家庭料理、ゴーヤチャンプルーなどにして食べるのが定番ですよね。

大人でもゴーヤが苦手だという人は少なくありませんが、赤ちゃんには与えてもいいのでしょうか。

結論から言うと、赤ちゃんが離乳食に慣れてお粥が上手に食べられるようになったら、5か月頃から食べさせることができます。

ただし苦味が強いので、赤ちゃんにとっては非常に食べづらい野菜。

食べることはできますが、食べるのを嫌がったら無理に与える必要はありません。

ゴーヤはビタミンCが豊富

赤ちゃんに与える野菜は、栄養価も気になります。

ゴーヤにはどのような栄養が含まれているのでしょう。

  • ビタミンC
  • βカロテン
  • ビタミンK
  • 葉酸
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム

ゴーヤに含まれる栄養の特徴は、ビタミンやミネラルのバランスが良いということです。

特に含有量が多いのがビタミンCとカリウム。

ビタミンCはキュウリやトマトの5倍以上も含まれているので、少量でもたっぷりビタミンCを摂取することができます。

赤ちゃんにゴーヤを食べさせるときの3つのポイント

赤ちゃんには苦味が強くちょっと食べにくい野菜ですが、旬の野菜を味わってもらうために少しだけ食べさせてみるのもいいですね。

ここでは赤ちゃんにゴーヤを食べさせるときのポイントを3つ紹介します。

  1. 柔らかくゆでて食べさせよう
  2. ほかの食材と組み合わせると食べやすい
  3. 赤ちゃんが嫌がったら与えなくてよい

上手に取り入れて、赤ちゃんにもゴーヤの味に挑戦させてくださいね。

ゴーヤは柔らかくゆでたものを食べさせよう

ゴーヤは塩もみなどをすれば生でも食べることができる野菜です。

しかし赤ちゃんにゴーヤを食べさせるときは、しっかり加熱をしてから食べさせるようにしましょう。

  • 5か月~6か月頃・・・柔らかくゆでて裏ごしする
  • 7か月~8か月頃・・・柔らかくゆでて粒が残るくらいの状態にすりつぶす
  • 9か月~11か月頃・・・柔らかくゆでて細かくきざむ
  • 1歳以降・・・柔らかくゆでれば薄切りのままでOK

月齢に合わせて細かく刻むなどの工夫が大切です。

ゴーヤはほかの食材と合わせて食べやすく

赤ちゃんに初めての食材を食べさせるときは、食材の味を確かめるためにもほかの食材と混ぜずに与えることが基本です。

しかしゴーヤは赤ちゃんにとっては苦味が強いので、ゴーヤだけでは食べてくれないことが多いでしょう。

ゴーヤに限っては、赤ちゃんが食べやすいようにほかの食材と混ぜ合わせて食べさせてみてください。

  • 納豆
  • 豆腐
  • トマト
  • オクラ
  • キャベツ

甘みやうま味の強い食材と合わせることで、赤ちゃんでも食べやすくなるのでおすすめです。

赤ちゃんが好んで食べるものに混ぜ合わせてもいいでしょう。

赤ちゃんがゴーヤを嫌がったら無理に与えなくてもOK

ゴーヤは5か月頃から食べさせることができますが、赤ちゃんが食べるのを嫌がったら無理に与える必要はありません。

ビタミンやミネラル類はほかの野菜からも摂取することができますし、わざわざ苦味を我慢させてまで食べさせなくてもいいでしょう。

ゴーヤが旬を迎える夏に、「旬の味だよ」というような感じで少量を食べさせる程度から始めてみてください。

赤ちゃんの様子やお家の方の考えで与える時期を考慮してもOKです。

  • 5か月になったら食べさせてみる
  • 1歳を過ぎてから与えてみる
  • 3歳までは与えない
  • 小学校に入ってから与える

など、どんな考え方も間違っていないと思います。

ご家庭でよくゴーヤを取り入れるという場合は、少し早めに食べさせてもいいかもしれませんね。

ゴーヤの苦味を減らしたい!苦味を減らし食べやすくするには?

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大人でもゴーヤの苦味が苦手という人は少なくありません。

実は私もゴーヤが苦手で、おすそ分けでいただいたときしか調理したことがないのです。

何とか苦味を減らして食べやすくしようと、いろいろ調べてみたので参考になれば幸いです。

ゴーヤの苦味を取るには?

ピーマンなどは内側のワタや種が苦味のもとなので、ゴーヤも同じように感じている人も多いのではないでしょうか。

実はゴーヤはワタや種にはほとんど苦味はありません。

ゴーヤの苦味は表面のでこぼこ部分だといわれています。

言われてみれば、でこぼこ部分を嚙むと、中から出た果汁とともに苦味が「じゅっ」と口の中に広がるように感じます。

苦味を取る方法はいくつかありますので、やりやすい方法を試してみてくださいね。

薄く切る

ゴーヤは薄く切れば切るほど苦味を感じにくいといわれています。

ゴーヤチャンプルーなどにするときは、程よく苦味を感じる3mmほどにするのがおすすめです。

赤ちゃんに食べさせるときは、薄くスライスしたものをゆでるといいでしょう。

切った後に塩で揉む

切った後に塩で揉むと、苦味を軽減させることができます。

ゴーヤ1本に対して小さじ1杯の塩で揉み、10分ほど置いてから水気を切って調理しましょう。

塩もみした後は必ず流水で塩分を洗い流すように注意してくださいね。

切った後に塩と少量の砂糖で揉む

塩に砂糖を加えると、さらに苦味が抜けやすくなるといわれています。

ゴーヤ1本に対して塩小さじ2分の1杯と砂糖小さじ2杯を混ぜ合わせたものを使って揉み、10分ほど置いてから水気を切って調理しましょう。

赤ちゃん向きではないですが、砂糖と塩でもみ漬けしたゴーヤをオリーブオイルでカラッと揚げると、子供も食べやすいゴーヤチップスが出来ます♪

表面のでこぼこを取る

苦味のもとである表面のでこぼこを少しだけ取り除いてあげることも効果的です。

ピーラーを使えば、程よくでこぼこを取ることができるので試してみてくださいね。

うまみの強いものを合わせる

ゴーヤを食べるときに、うま味の強いものを合わせることも効果的です。

油で炒めると苦みを感じにくいですが、赤ちゃんには不向きです。

かつお節やだし汁などうま味成分がたっぷり含まれたものと合わせて食べさせてみてください。

赤ちゃんも大人も食べやすい!簡単ゴーヤレシピ2選

ここでは赤ちゃんも大人も食べやすい、簡単に作ることができるゴーヤレシピを2つ紹介します。

ゴーヤが旬を迎える夏にぴったりのメニューですので、ぜひ試してみてくださいね。

ゴーヤのトマトスープ

○材料(赤ちゃん1人分)

ゴーヤ・・・3mmの半月切り1枚
トマト・・・6分の1切れ
卵・・・大さじ1杯
だし汁・・・50ml

○作り方

1.ゴーヤは下処理をしてから柔らかくなるまでゆで、細かく刻みます。

2.トマトは皮と種を取り除き、粗みじんにします。

3.鍋にだし汁とトマトを入れ、トマトが煮崩れるまで弱火で5分ほど加熱します。

4.ゴーヤを加えてひと煮立ちさえ、卵を加えてしっかり加熱したら完成です。

ゴーヤのおひたし

○材料(赤ちゃん1人分)

ゴーヤ・・・10g
かつお節・・・適量

○作り方

1.ゴーヤは下処理をしてから柔らかくなるまでゆで、月齢に合わせた大きさに刻みます。

2.ゆであがったゴーヤは水にさらしましょう。

3.水を切り、小さなボウルでかつお節と混ぜ合わせたら完成です。

ゴーヤは無理に食べさせなくてOK!

ゴーヤは離乳食がスムーズに進めば、5か月頃から赤ちゃんに食べさせることができます。

しかし苦味が強いので、赤ちゃんが食べるのを嫌がった場合は無理に与えなくてもいいでしょう。

赤ちゃんが興味を示したときや、旬の時期だけ食べさせるということでも問題ありません。

  • 赤ちゃんの様子を見ながら与える
  • 苦味を取ってから調理しよう
  • ほかの食材と混ぜ合わせて食べやすく

などのポイントを押さえて赤ちゃんに食べさせてみてくださいね。

ちなみに我が家の娘は、ゴーヤを好みませんでした。

好き嫌いがあまりない娘ですが、苦味はさすがに嫌だったようです。

小学生になった現在では、給食に出てくるものは問題なく食べられるようですので、赤ちゃんのうちに少しだけ経験させておくことも悪いことではないのかな、と感じています。

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