ごはんの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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ごはんは、なんといっても炊き立てが一番!

そうは言っても、一人暮らしの方や、多く炊きすぎたときは、なるべくこのおいしさのまま保存したいと思いますよね。

ごはんは、腐るとか傷むというイメージがないかもしれませんが、気をつけないと保存状態によっては、食中毒の原因になる場合もあるのです。

特に夏場のごはんは、正しい保存方法で保存しないと傷みやすいです。

ここでは炊き立ての味を時間がたっても楽しめるように、ご飯の正しい保存方法、消費期限、冷凍ごはんのおすすめレシピなど、ごはんについて詳しく紹介します。

目次

ごはんはどのくらい日持ちする?賞味期限は冷凍で1ヶ月!

ごはんは、基本的に日持ちがしない食品です。

常温で保存することはもちろんできないですし、冷蔵保存もできれば避けたほうがいいでしょう。

炊飯器の保温機能は便利ですが、5時間を越えるとごはんが黄色く変色しはじめ、匂いも発するようになります。

5時間以上保温するなら、炊き立てを冷凍して、新しく炊いたほうがいいです。

5時間以上になると、保温するのも新しく炊くのも電気代は、実はほぼ同じ。

保温したごはんよりも、炊き立てのごはんのほうがおいしいですよね。

ごはんの保存方法!

ごはんは、炊いた後はどんどん米のでんぷんが劣化して、硬くなり味が悪くなります。

できれば、食べる分だけをそのつど食べるのが一番おいしいのですが、忙しい方はそうもいきませんよね。

そこで、いつでもおいしいご飯が食べられるように、正しい保存方法を紹介します。

ごはんの正しい冷凍保存方法

ごはんの保存方法で一番おいしく食べられるのが、炊き立てを冷凍保存する方法です。

冷凍したごはんは、1ヶ月保存することが可能

炊きたてのごはんを、暖かいうちに1膳ずつラップで包みます。

包むときはごはんの粒をつぶさないようにして、やさしく包んでください。

薄く平らな状態にしてラップに包み、保存袋に入れて保存します。

もっと工夫するならば、炊き立てのごはんにラップをふんわりとかけて、あら熱をとります。

あら熱が取れたら、そのラップでごはんを包んで密封。

金属トレイかアルミホイルの上にのせて一気に冷凍させることで、ごはんの旨みを閉じ込めおいしく食べることができます。

ごはんの冷凍は、炊き込みご飯、赤飯、酢飯でも同様に保存することができるのでおすすめ。

解凍するときは、電子レンジで解凍。

600W3分で解凍することができます。

時間があるときは、ちょっと工夫して解凍する事でふんわりとしたご飯になります。

まずラップをはずして耐熱容器に凍ったご飯を入れます。

新しいラップをして電子レンジで600w1分30秒。

その後にラップをあけてほぐして、さらに1分加熱。

ふんわりとして味わいが良くなるのでおすすめです。

ごはんの正しい冷蔵保存方法

ごはんは、常温と冷蔵の保存には向いていません。

黄色く変色してしまいますし、傷みも早いし、水分が飛んでしまうので、ぱさついたおいしくないご飯になります。

どうしても冷蔵保存するならば、一膳分をラップで包んでなるべく早く食べてください。

食べるときは電子レンジで暖めますが、水かお酒を振りかけてからチンすると、ぱさつきが解消されて、ふっくらとしたおいしいご飯になります。

ワンポイントアドバイス

冷凍するときに、ごはんを上手に包むことで、味わいを損なわずに冷凍保存が可能です。

まずは均一に平らになるように包むこと。

決してラップでぎゅうぎゅう押し付けたりしないでください。

ごはん粒がつぶれないように、包みます。

おいしく保存するなら、炊き立てのごはんを包みましょう。

冷凍しておいたごはんを使った3つのメニュー

冷凍したごはんは、ごはんとして食べる意外に料理としてアレンジすることができます。

冷凍ごはんのおすすめメニューを紹介します。

卵とハムのチャーハン

冷凍したごはんで簡単チャーハン、パラパラのチャーハンでおいしいメニューです。

【材料】

冷凍ごはん2~3杯分
卵2個
ピーマン 小2個
玉ねぎ1/2個
ハム 3~4枚分

① 冷凍ごはんは、レンジで30秒くらい過熱して、半解凍の状態にして置きます。

② ピーマンと玉ねぎ、ハムをみじん切りにします。

③ フライパンを強火で熱し、油を大さじ3入れて卵をいためて、玉ねぎを炒めます。

④ ご飯を加えてほぐれたら、ハムとピーマンを入れます。

⑤ 塩と胡椒で味をつけて、醤油をまわしいれて香ばしさを出し、強火で調理。

空気を含めるようにいためることで、ふんわりパラパラの出来上がりです。

キムチチャーハン

冷凍したごはんはチャーハンととても相性がいいです。

ピリッと辛いキムチチャーハンもおすすめ。

【材料】

冷凍ごはん お茶碗4杯分
豚もも肉薄切り 100g
キムチ 1パック
にら1束
にんにくみじん切り 1/2かけ
いりごま白 適量

① ごはんはレンジで半壊等にしておく。

② 豚肉とキムチは食べやすい大きさに切ります。

にらはざく切りにして置きます。

③ 油を熱してにんにくをいためて香りが出たら、豚肉とキムチ、にらの順番で入れて手早く炒めます。

④ ごはんを加えて、へらでほぐしながら炒めます。

⑤ 器にもって、ごまをかけて出来上がり。

キムチは辛さを調整して入れてください。

ビビンバ

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野菜と焼肉の旨みが、ごはんにしみこんでおいしいビビンバ。

【材料】

冷凍ごはん 4人分
にんじん 300g
大豆もやし 300g
ほうれん草 300g
調味料(おろしにんにく、すり白ごま、ごま油、砂糖、塩、こしょう 少々)
牛肉 400g
焼肉のたれ 適量
ごま油 大さじ2
卵黄 4個分

① にんじんは4cmの長さに千切りにして、ほうれん草はざく切りにします。

もやしは洗ってざっとゆでます。

② 調味料の材料は混ぜておきます。

③ 牛肉は細切りにして、焼肉のたれを絡めて焼きます。

④ 鉄鍋を熱してごま油をしき、レンジで解凍したごはんをおこげができるように少し焼きます。

⑤ ごはんの上に、野菜と肉をきれいに並べて、真ん中に卵黄を落として出来上がり。

ごはんの作り置きメニュー

ごはんは作り置きすることができるのでしょうか?

気になるごはんの作り置きメニューを紹介します。

冷凍焼きおにぎり 作り置き

たくさん作っておくと、ごはんにもおやつにもすぐに出せておいしい焼きおにぎり。

市販の焼きおにぎりもおいしいですが、自分の家でも作れます。

【材料】

米 5号
めんつゆ 大さじ3
和風だしの素 大さじ2
酒 大さじ2
醤油 大さじ1

① すべての材料を混ぜて、水を5号の線まで入れてごはんを炊きます。

② 炊き上がったごはんをおにぎりの型に入れて、形を作ります。

おにぎりの型に入れて作ると大きさがそろうのでおすすめ。

手で握るときはしっかりと固めに握ります。

③ おにぎりの表面が乾いたら、フライパンで油は引かずにおにぎりの両面その他横面も焼きます。

④ おにぎりが冷めたら、パットに入れて並べ、冷蔵庫で凍らせます。

凍ったら保存袋にまとめて入れます。

ごはんのおせんべい

残りごはんをおせんべいにして保存すると、おやつにも食べられてとても便利。

【材料】

残りごはん 適量
醤油 適量

① 残ったごはんにお好きな量の醤油を入れて、混ぜます。

② クッキングペーパーの上に醤油と混ぜたごはんをのせて、クッキングペーパーを上からかけてサンドイッチにし、手である程度押して伸ばしてから、押し棒で薄く延ばします。

③ 平たく薄くなったら、上のクッキングペーパーをはがします。

④ レンジに入れて500Wで3分チンします。

同じように裏側も2分加熱します。

⑤ ある程度固くなったら、テフロン加工のフライパンで焼いて、乾いて焦げ目がつくまでじっくり。

⑥ こげがついてぱりぱりになったら出来上がり。

手で食べやすい大きさに切って食べてください。

まとめ

ごはんの保存方法、おすすめのメニューなどを紹介しました。

ごはんは炊き立てを冷凍することで、おいしく食べられて長期保存も可能です。

実は傷みやすいので、冷蔵保存も常温保存も向いていません。

正しい保存で、おいしいご飯を楽しんでくださいね。