みずみずしさと爽やかで、ちょっと苦味があるところがおいしいグレープフルーツ。
日本で売られているグレープフルーツは、ほとんどがフロリダなどから入ってきた輸入品。
1年中スーパーなどに売っているフルーツですね。
種類もいくつかあり、ホワイトやルビーなど果肉の色が違うものもあります。
グレープフルーツにはビタミンCが多く含まれていて、風邪の予防や、美容効果も期待できるフルーツ。
グレープフルーツは、どうやって保存すると長持ちするのか気になりますよね。
ここでは、グレープフルーツの消費期限、長持ちする保存方法、おすすめのメニューなど、グレープフルーツについて詳しく紹介していきます。
目次
グレープフルーツはどのくらい日持ちする?賞味期限は3~4週間!
グレープフルーツは冷蔵で3~4週間の賞味期限で、フルーツの中では長持ちします。
ただ、それだけにスーパーなどでも長く売られていて、新鮮なものを見分けることが大切になります。
新鮮なグレープフルーツの選び方は、皮にハリが合って、持ったときにずっしりと重いもの。
大きいものほど良く熟していて、おいしいです。
たまに皮にしみがあるものがありますが、しみは味や鮮度にまったく関係ないので、安心して購入してください。
グレープフルーツの保存方法!
グレープフルーツは、冷凍、常温で保存することができるのでしょうか?
グレープフルーツの正しい保存方法、保存期間について調べました。
グレープフルーツの正しい冷凍保存方法
グレープフルーツは、実は冷凍して保存することもできるフルーツです。
ただ冷凍するときは、丸ごと保存するのではなく、外側の皮、内側の薄皮までむいて1房ずつにします。
これを、ラップを敷いた金属のトレイに、1房ずつ並べて冷凍します。
冷凍が完了したら、保存袋に入れてまとめて冷凍保存します。
皮をむくのが面倒ですが、食べるときはすごく楽!
凍ったまま食べることができますし、半解凍して食べてもおいしいですね。
アイスクリームや、ヨーグルトに添えて食べてもおしゃれでおいしい。
凍ったまま、スムージーにするのもおすすめです。
もうひとつの冷凍する方法は、絞って果汁にして冷凍する方法です。
シャーベットにして食べるのもおすすめ。
グレープフルーツの冷凍での保存期間は1ヶ月です。
グレープフルーツの正しい冷蔵保存方法
グレープフルーツを冷蔵保存するときは、乾燥しないようにポリ袋に入れて野菜室で保存しましょう。
これは、同じ柑橘類のオレンジでも同じです。
皮が厚いグレープフルーツは傷みにくく、冷蔵での保存期間は3~4週間。
半分に切った状態で冷蔵保存するときは、切り口にぴったりとラップをして保存してください。
乾燥させないことが冷蔵保存では大切です。
その他の方法
購入後、2~3日で食べる場合は、常温の保存でも大丈夫です。
グレープフルーツは、皮が厚いので傷みにくいので、風通しの良い冷暗所に保存します。
ただし、夏場は、湿気も気温も高いので、冷蔵保存のほうがいいでしょう。
冷やして食べるのがおいしいですよね。
ワンポイントアドバイス
グレープフルーツは輸入物が多いので、皮に防菌剤、防カビ剤を使用していることが多いです。
子供がいる家庭では、気になる方も多いのではないでしょうか。
気になるときは、食べる前にしっかりと洗って食べたら大丈夫です。
冷凍しておいたグレープフルーツを使った3つのメニュー
冷凍したグレープフルーツは、皮を向いた状態なので料理に使いやすいです。
おすすめのグレープフルーツを使ったメニューを紹介します。
グレープフルーツのデザート
モヒート風のデザートです。
【材料】
グレープフルーツ100%ジュース 150g
粉寒天 2.5g
冷凍グレープフルーツ1玉分
ミント 10枚
サイダー 400g
① グレープフルーツジュースに粉寒天を入れて混ぜて、火にかけます。
② 沸騰したらパットに入れて冷やして固めます。
③ かたまったゼリーをサイの目に切って、器に入れます。
④ 凍ったグレープフルーツをのせて、ミントをのせます。
⑤ 上からサイダーを注ぎます。
他の果物をたくさん入れてもいいですね。爽やかなデザートです。
グレープフルーツケーキ
ホットケーキミックスで作る簡単なケーキです。
酸味がとてもおいしいですね。
【材料】
冷凍グレープフルーツ 1個
ホットケーキミックス 200g
卵 2個
牛乳 100g
バニラエッセンス 少々
バター 30g
砂糖 60g
① グレープフルーツは半解凍して、半分は薄切りに、半分は角切りにします。
固いので切りやすいです。
② ケーキの型にバターをぬっておきます。
③ ボウルに牛乳と卵を入れ混ぜ、バニラエッセンスも入れます。
④ ボウルホットケーキミックスを入れて、角切りにしたグレープフルーツを入れ混ぜます。
⑤ ボウルの材料を型に流しいれます。
オーブンを180度に余熱。
⑥ フライパンを中火にして、バターと砂糖を暖め、薄切りにしたグレープフルーツを並べます。
片面だけ茶色になるように焼きます。火は最弱で。
⑦ 生地が入った方に、焼いた薄切りグレープフルーツをのせて、残りの液もかけます。
⑧ 180度のオーブンで30分焼きます。
⑨ 型からはずして冷やしたら出来上がり!
グレープフルーツゼリー
冷凍グレープフルーツ 2個分
冷凍グレープフルーツ果汁 200cc
グラニュー糖 小さじ3
アガー4g
レモン 1個
蜂蜜 大さじ2
① 冷凍したグレープフルーツ果汁は、自然解凍しておきます。
② グラニュー糖とアガーを混ぜます。
③ グレープフルーツをカップに入れます。
④ グレープフルーツの果汁を、沸騰直前まで温め、グラニュー糖とアガーを混ぜます。
⑤ カップに入れて、飾りのグレープフルーツをのせます。
⑥ 輪切りのレモンと蜂蜜でつけたものを飾ります。
⑦ 冷やしてできあがり。
グレープフルーツの作り置きメニュー
料理することで、長期で保存が可能になった作り置きメニュー。
グレープフルーツの作り置きメニューを紹介します。
グレープフルーツジャム
果物の作り置きメニューといえば、ジャム。
こちらはグレープフルーツの皮も入れたジャムで、皮の食感も楽しめます。
グレープフルーツはルビーでジャムを作ると鮮やかな色になりますね。
【材料】
グレープフルーツ ルビー 好きな量
グラニュー糖 実の半分のグラム数
レモン汁1個につき大さじ1/
① グレープフルーツは、塩でこすりながら皮を洗います。
② 皮をむいて、白い部分をスプーンで削り取ります。
皮は細切りにします。
③ 細切りにした皮を、多めの水で3回、ゆでこぼします。
④ 身をざく切りにして、種を取って、フードプロセッサーで混ぜます。
⑤ 鍋に、ゆでた皮と、実と材料を入れて煮詰めます。
グレープフルーツソース
サラダにも、お魚や肉のソースにも使えるグレープフルーツソースです。
【材料】
グレープフルーツ 2玉
コンソメ顆粒 小さじ4
バター100g
① グレープフルーツを絞って、鍋で煮詰めます。
② 量が最初の半分の量になったら、コンソメ顆粒と水を足して沸騰させます。
③ 汁を鍋からボウルに移しいれて、卵黄をときながら混ぜ、湯煎で暖めます。
④ バターを入れてとけたら出来上がりです。
卵黄を入れたときに、湯煎でゆっくり混ぜることで、かたまらず滑らかに仕上がります。
まとめ
ジューシーでおいしく香りもいいグレープフルーツ。
いつまでもおいしく食べるための、保存方法や作り置きメニューを紹介しました。
グレープフルーツは保存期間が長いフルーツですが、乾燥はみずみずしさが失われ味が落ちるので、保存するときは乾燥しないようにして保存してくださいね。
グレープフルーツは香りもリラックス効果があるので、アロマにも使われているほど。
味も香りも楽しんで食べてください。