妊婦はグラタンを食べちゃダメ?妊娠中のグラタンの影響と2つの簡単レシピ♪

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妊娠中はホルモンバランスの変化により様々な変化が見られます。

例えば悪阻の影響により口内環境が変わってサッパリした物が食べたくなったり、逆にコッテリとしたジャンキーな物が食べたくなったりします。

ママたちの間では、つわり中に食べたくなるもので性別が分かると聞きますね。

例えばドリアやハンバーガーなど、にくにくしく油分の多いものが食べたくなると男の子、果物や甘いものを欲しくなると女の子など。

色々なものをバランスよくといわれつつ、思ったような食事を摂れず、同じものをたくさん食べてしまうのもつわりならではでしょう。

ただし妊娠中は免疫力が低下をしている為、食中毒を起こしやすい生ものは食べてはいけないとよく耳にします。

では、火を通しているグラタンは食べても良いのでしょうか?

そこで、今回は、妊娠中のグラタンの栄養素や注意点、お勧めレシピついてご紹介します。

  • 妊娠中にグラタンを食べてもいいの?
  • グラタンの栄養素とその効果
  • チーズの危険性
  • 妊娠中のお勧めグラタンレシピ

グラタンはチーズやホワイトソースをたっぷりと使った高カロリーな食べ物ですが、妊娠中に食べても問題無いのでしょうか?

今回はグラタンについて探って参ります。

目次

妊娠中にグラタンを食べてもいいの?

妊娠中はホルモンバランスの影響で普段とは違った物が食べたくなったりします。

つわりの影響でサッパリとした口当たりの爽やかな物を食べたくなりがちですが、逆にコッテリとしたチーズやホワイトソースが濃厚な「グラタン」が食べたくなるという人も。

そもそも妊娠中に高カロリーな「グラタン」を食べても良いのでしょうか?

答えを言うと、もちろん妊娠中でもグラタンを食べて頂くことは可能です。

しかし、高カロリーなため食べすぎてしまうと体重が増加したり、「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」のリスクが高まってしまうので注意が必要です。

グラタンばかりを食べていては問題がありますが、野菜や果物を食べたり栄養バランスに気をつけながら食べるようにしましょう。

グラタンの栄養素とその効果

グラタンにはマカロニやエビが一般的な材料として用いられます。

マカロニグラタンの場合、使用されるマカロニは様々な種類の小麦粉が用いられます。

パスタと同様に「デュラム・セモリナ」を使ったマカロニを使用した場合は、人間に不可欠な三大栄養素の炭水化物やたんぱく質、脂質を摂ることができます。

マカロニに含まれる2つのミネラルとその効果

マカロニには人間に必要な栄養素ミネラルが含まれていますが、特に多いのがセレンとモリブデンです。

それぞれご紹介していきます。

セレン

病気やガン、老化から身体を守る効果があり、若さを保ちます。

セレンが不足するとシミが増えたり動脈硬化や不整脈になる場合も。

また、男性の場合は精子が減少してしまいます。

モリブデン

代謝に関わる必須ミネラルのひとつです。

グラタンにも多く含まれる脂質の代謝を助ける役割があります。

また、妊婦さんにも多い貧血予防の効果にも期待できます。

グラタンでは、ホワイトソースを作る際に牛乳を使いますし仕上げにはチーズをかけますね。

意外にもグラタンはカルシウムが豊富なメニューでもあるのです。

妊婦さんはお腹の赤ちゃんに栄養を送るのでカルシウムが不足がち。

だからと言って高カロリー、高脂質なグラタンを沢山食べてしまうのは良くありませんので、程よく食べるようにしましょう。

チーズの危険性

妊娠中には免疫機能が下がっている為、食中毒には充分気をつけなければなりません。

加熱殺菌していないナチュラルチーズには、「リステリア菌」の感染の恐れがあります。

グラタンの場合、ナチュラルチーズをかけて200℃以上の温度で焼いて仕上げます。

十分に加熱をされているのでリステリア菌に感染することは考えにくいですが、食べる前にパルメザンチーズを掛ける場合には注意が必要。

パルメザンチーズは加熱処理をされていないナチュラルチーズですので、リステリア菌の危険があります。

日本は食品の衛生管理が厳しいので日本製のパルメザンチーズは問題ないかもしれませんが、輸入品には十分な注意が必要です。

チーズに関してはドリアも同様ですね。

妊娠中はできるだけ掛けないように心掛けましょう。

関連記事⇒妊婦はナチュラルチーズを食べちゃダメ?影響と安全チーズ5つの栄養素

妊娠中のおすすめグラタンレシピ

妊娠中にどうしてもグラタンが食べたくなってしまうこともあるかと思います。

そんな時でもなるべく低カロリーにして妊娠中でも罪悪感無く食べれるレシピをご紹介します。

長芋のベシャメルソース

通常のホワイトソースよりも低カロリーな、長芋とお豆腐で作るベシャメルソースの作り方をご紹介します。

グラタンを作る際のホワイトソースとしてお使い頂くとカロリーを抑えることができますよ。

  • 長芋は皮をむいて一口大に切ります。
  • ①の長芋と木綿豆腐(200g)、牛乳(300cc)、塩とナツメグを少々入れてフードプロセッサーにかけます。
  • 長芋に形がなくなり滑らかになったら、お鍋に移して強めの中火にかけます。
  • 沸騰したら火を弱火にしてフツフツする程度に更に加熱をし、とろみが出たら完成です。

豆腐とアボカドのグラタン

葉酸を豊富に含むアボカドとヘルシーなお豆腐を使った低カロリーなグラタンです。

長芋のベシャメルソースを入れて滑らかな口当たりでとっても美味しいですよ!

  • アボカド1個と絹豆腐1パック(300g)を食べやすい大きさに切り、スプーンでよく混ぜ塩、胡椒を加えます。
  • グラタン皿に①を入れ、その上に長芋のベシャメルソースをかけます。
  • ②にチーズをふりかけます。
  • トースターで約7分から10分かけて、チーズに焦げ目がついたら完成です。

まとめ

妊娠中はホルモンバランスの影響で味覚が変わります。

酸っぱいものが食べたくなると一般的には言われていますが、時には高カロリー、高脂質なコッテリとした物も食べたくなるもの。

妊娠中は母体やお腹の赤ちゃんのためにも出来れば低カロリーでヘルシーな物を食べた方が良いです。

しかし、食べずに我慢してストレスを溜めてしまっては、余計に身体に害を及ぼすこともあります。

そんな時は思い切って食べてしまいましょう!但し食べすぎには気をつけて下さいね。