急に牛丼が食べたくなるときってありますよね。
私の家の近くには『なか卵』があるので、そんなときは食べに行くか持ち帰るかして牛丼を楽しみます。
自分で作るのも簡単なのでよく作るのですが、妊娠しているときは、牛丼という食べ物に食思が動きませんでした。
タレも具もこってりしているので、妊娠中は胃が受け付けなかったのだと思います。
それでも牛丼屋さんの前を通ると食べたくなってくる不思議現象がたびたび起こったのは、牛丼という料理の魔力でしょうか?(笑)
同じように妊娠中、
『牛丼が食べたい!…けど気持ち悪くなりそうだし、どうしよう。』
と、お店の前を通って悩む妊婦さんは多いはずです。
また食べづわりで無性に牛丼が食べたくなる!という妊婦さんもいるでしょう。
この記事では、妊娠中の牛丼について詳しくご紹介していきます。
自宅で簡単に作れるおすすめの牛丼レシピも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね♪
目次
牛丼とは?
牛めしとも呼ばれる、薄切り牛肉を玉ねぎやネギと混ぜ合わせ、甘辛いタレで煮詰めたものを、ご飯にかけて食べる料理です。
非常に人気のある丼ぶりメニューで、『吉野家』『松屋』『すき家』『なか卵』など専門店が全国各地に数多く展開しています。
好みで生卵や七味、紅ショウガなどを付け加えて食べる人や、店によってはキノコやしらたきなどを加えたすき焼き風の牛丼などもあります。
ひとえに牛丼といっても作り方はバラエティに富んでいて、飽きのこない料理の一つなのです。
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牛丼のカロリーは?
主な牛丼チェーン店のカロリー(並盛)をご紹介します。
『吉野家』656キロカロリー
『松屋』669キロカロリー
『すき家』711キロカロリー
『なか卵』715キロカロリー
一番カロリーが低いのが吉野家で、高いのがなか卵となりますが、カロリーに大差はないようです。
牛丼はつわりの時におすすめの食べ物?
こってりしているので、吐きつわりや匂いつわりが酷い人には不向きの料理と言えるでしょう。
食べつわりなどで偏食気味になっている方の中には、牛丼だけ受け付ける方もいるようです。
カロリーも高く、肉を煮込む料理なのでさっぱりとしているとはいえませんが、牛丼とサラダ、牛丼とお味噌汁など、食べ合わせを工夫すれば、妊娠中に必要な栄養を蓄えられます。
関連記事⇒つわり中にステーキは食べても大丈夫?つわり中のステーキの注意点と影響
妊娠中におすすめの牛丼の食べ方2つ
妊娠中に牛丼を食べる場合は、食べ方に工夫をしましょう。
①ミニ盛りにしてサラダやお味噌汁を一緒に食べましょう。
妊娠中や授乳中は、とにかく身体に良いものを食べることが赤ちゃんのためにもよいとされます。
母乳の出にもつながるので、バランスのよい食生活を送ることが大切です。
牛丼の並盛だけを食べるよりは、ミニ盛り+サラダ+味噌汁といったように、野菜、発酵食品や海藻類なども合わせて摂るように心がけましょう。
この食べ方をすると、カロリーの摂りすぎも防ぐことができるので一石二鳥!ぜひ、お試しください。
②つゆだくは控えるようにしましょう。
牛丼のつゆには砂糖や塩分がたっぷりと含まれています。
砂糖や塩分は、むくみや体重増加の要因になるので、妊娠中は特に摂りすぎには注意しましょう。
つゆだくが好きな人もいるかと思いますが、つゆを多くする代わりにお新香や紅ショウガを少し多めにするなど工夫をして、塩分と糖分の摂りすぎに気を付けてください。
自宅で作る場合は、だしを利用したりすると塩分控えめなタレを作ることができますよ。
妊婦におすすめ牛丼レシピ!
妊娠中に牛丼が食べたくなったら、自家製牛丼を作ってみましょう!
自分で作ったほうが、食材や調味料の量を調整できるので、ヘルシーな牛丼を食べることが出来ますよ。
カロリーオフ牛丼
材料:牛肉薄切り50g、玉ねぎ4分の1 個、しらたき50g、エノキやしいたけなどのきのこ類50g、片栗粉少々、ご飯茶碗1杯
タレの材料:酒大さじ1、砂糖小さじ1、醤油大さじ1、水50cc、みりん大さじ1、生姜チューブ1、2cm
↓作り方↓
①玉ねぎやエノキ、しいたけ、牛肉を食べやすい大きさに切ってください。
②牛肉に片栗粉をまぶし、よくもみ込みます。
③しらたきに熱湯を回しかけた後、食べやすい大きさに切ります。
④小鍋にタレの材料を入れてひと煮立ちさせます。
⑤玉ねぎを入れて火を通します。
⑥牛肉、しらたき、エノキやしいたけを加えて5、6分煮ましょう。
⑦全ての具材に火が通ったら出来上がりです。
牛丼を食べるときの2つの注意点
どうしても牛丼が食べたくなるときってありますよね。それは妊婦さんも同じです。
しかし牛丼を食べる際には以下の2つに気をつけてください。
①食べ過ぎないようにしましょう。
我慢しないで食べたほうがストレスはないでしょうが、牛丼にはご飯がつきもの。ご飯は炭水化物です。
食べ過ぎるとカロリーオーバーになり、体重管理に重大な影響を与えかねません。
ご飯を少し減らして、その分サラダを食べるなどの工夫をしましょう。
くれぐれもカロリーを摂りすぎないように注意したいところですが、逆にとらなさすぎても良くありません。
自分の体調を鑑みながら、食べる量を調節してみてくださいね。
②塩分の摂りすぎに注意が必要です。
牛丼のタレには塩分や糖分が多く含まれています。
特に塩分の摂りすぎはむくみにつながり、体に負担をかけます。
牛丼屋さんでは『つゆだく』ではなく『普通』にしておきましょう。
手作りをする場合は、塩分控えめなタレにするなど、少しの工夫をすることからまずは初めてみてください。
牛丼+αを心がけましょう。
何度もお伝えしていますが、妊娠時はバランスの良い食生活が大事です。
牛丼の他に野菜や豆類、海藻類をバランス良く摂りましょう。
ミニ牛丼があるときは、+(プラス)野菜や味噌汁、ないときはどんぶりではなく、牛皿にするなどの工夫をしてくださいね。