お母さんの気分転換に、赤ちゃんと一緒に外でランチすることもありますね♪
しかし、赤ちゃんの離乳食を持って来ることを忘れてしまい、お母さんのランチから、赤ちゃんが食べられそうなものを取り分けて食べさせるときに、これ大丈夫だっけと思うことありませんか?
大人も子どもも大好きなハンバーガー!
マクドナルドなどのファストフードで食べるときに、パンの部分だけでも赤ちゃんに食べさせても良いのでしょうか?
そんな、赤ちゃんとハンバーガーについての不安や疑問を解決していきましょう。
また、おうちでもランチ気分で楽しめる赤ちゃんと食べるハンバーガーレシピもあると、毎日の育児がさらに楽しくなりそうですね♪
「赤ちゃんはハンバーガーをいつから食べられる?」
「市販のハンバーガーを食べさせるときに注意することは?」
「おうちでできる赤ちゃん向けのハンバーガーレシピはある?」
赤ちゃんにハンバーガー?と思いがちですが、アメリカでは1歳過ぎから、たまに食べさせることは珍しくないようで、日本人は赤ちゃんにハンバーガーを食べさせるのに、抵抗がある傾向があります。今回は、下記の内容で詳しくご説明していきます。
- 赤ちゃんがハンバーガーを食べられる時期
- 市販のハンバーガーを食べる時の4つの注意点
- パクパク期のおすすめレシピ
ハンバーガーが好きなお母さんやお父さんが、赤ちゃんと一緒に食事タイムを過ごせるように、参考になれば嬉しいです♪
目次
赤ちゃんはハンバーガーをいつから食べても大丈夫なの?
ハンバーガーは、口どけはなく、噛みきる力が必要なので、1歳までの赤ちゃんは食べるのが難しいでしょう。
もし、食べさせるのであれば、1歳以降のパクパク期から、少しずつ食べさせることをおすすめします。
パクパク期の目安分量としては、1つのハンバーガーを11等分に分けた1つ分を限度にしましょう。
1歳半以降には、少しずつ食べる量を増やしてあげてもよいでしょう。
しかし、お店のハンバーガーや、市販のハンバーガーは、味が濃いものや、添加物が入っているものなどがあり、赤ちゃんに食べさせるにはお母さんも抵抗があるかと思います。
そこで、お店や市販のハンバーガーを食べる時の注意点や、食べさせ方をご紹介していきます。
市販のハンバーガーを赤ちゃんに食べさせるときに気を付けてほしい4つのこと
旅先やランチの時などに、赤ちゃんにせがまれることや、お腹が空いているときなど、ハンバーガーを食べさせる機会が必ず出てきます。
そんなときに、お母さんや周りの家族は、何に気を付けていけばよいのでしょうか?
高カロリー
ハンバーガーは、パンやお肉も入っており、カロリーが高めです。
マクドナルドの成分表によると、普通のハンバーガーは260kcalとされています。
大人用の茶碗1杯分ほどです。チーズバーガーや他のバーガーは、もっと高カロリーです。
赤ちゃんに必要なエネルギーは、生後5ヶ月~12ヶ月は、男の子が700㎉、女の子が650㎉、1歳~1歳半は、男の子が1050㎉、女の子が950㎉とされています。
ハンバーガー1個で一食分ほどのカロリーを摂取していることを覚えておきましょう。
塩分が多い
ハンバーガーには、ソースやマヨネーズなどの調味料、またパティに使われる塩コショウ、パンに使われる塩など、塩分もしっかりと入っています。
普通のハンバーガーで約2g程の食塩が入っていますが、お店や販売店によっては、もっと食塩が多く含まれているものもあります。
赤ちゃんの食塩の摂取量は、ゴックン期は必要なし、モグモグ期は1日に0.3g、カミカミ期は0.5g、パクパク期は2gと推奨されています。
1歳以降、ハンバーガーを一つ食べきったとしたら、1日分の塩分摂取はそれで終わってしまうのです。
バランスの良い食事のためにも、11分の1ほどの大きさから、食べさせ始めてみましょう。
食品添加物が入っている
ファストフードや、スーパーなどでも見かけるハンバーガーには、食品添加物が入っているものが、多くあります。
食品表示をみるか、どうしても気になるときにはお店の人に聞いてみるのが一番です。
ハンバーガーによく使われている添加物としては、イーストフード、臭素酸カリウム、ソルビン酸、乳化剤、PH調整剤、膨張剤、リン酸塩などが主に、含まれており、食品を長持ちさせる効果や、パンのふわふわ感を出す効果などがあります。
これらの添加物は厳密に管理されているため、健康被害を及ぼすことはまずありませんが、赤ちゃんに与えるには抵抗がありますよね。
しかし実際、マクドナルドではパテのハンバーグには、添加物は入っておらず、お肉だけで作られていると、公式HPに記載されています。
モスバーガーも国産のものを使って、無添加の表示がされているものもあります。
添加物が使われていないハンバーガーもあるので、食べさせる前に確認してから、赤ちゃんに食べさせると安心ですね。
味が濃い
ハンバーガーには、ソースやマヨネーズ、塩コショウなどの味付けがしてあり、大人にとっても濃く感じるほどです。
赤ちゃんは、まず薄味から始めます。
その素材の味をしっかりと覚えていくためにも必要なことです。
しっかりとした味覚形成のためにも、ソースやマヨネーズなどは、ほんの少し食べさせる程度にします。
味が濃いものに慣れてしまうと、薄味のものを食べなかったり、将来生活習慣病に繋がる可能性があります。
ですので、食べさせるときは、ソースやマヨネーズがついていない部分を食べさせてみてくださいね。
パクパク期(1歳~1歳半頃)のおすすめレシピ
おうちでハンバーガーランチを楽しんでみたいという人におすすめの、赤ちゃんも一緒に食べられるハンバーガーレシピをご紹介します。
ハンバーガーランチ
<材料>
- 一口パン 2個
〇豚ひき肉 20g
〇玉ねぎ 少々
〇豆腐 20g
〇片栗粉 少々
- 人参 3㎝
- ブロッコリー 1カット
- じゃがいも 小1個
- 片栗粉 少々
- 粉チーズ 少々
- 青のり 少々
<作り方>
1.〇の玉ねぎはみじん切りにして、レンジで1分加熱します。
2.粗熱が取れたら、〇の材料をすべて混ぜ合わせ、フライパンで小さめのハンバーグを焼いていきます。
3.焼きあがったら、一旦取り出しておきましょう。
4.人参とブロッコリーに、それぞれじゃがいもを半分ずついれて、片栗粉を混ぜます。
5.人参の方には粉チーズ、ブロッコリーには青のりを合わせて、それぞれフライパンで焼いていきます。
6.パンに、ハンバーグと、人参とブロッコリーのおやきを挟んで、出来上がりです。
簡単♪ハンバーガー
<材料>
- パンケーキ 小さめ2枚
- おうちにある野菜 人参やほうれん草など少々
- ハンバーグ 小さめ1つ
<作り方>
1.ホットケーキミックスを使って、ハンバーガーのパンの部分を焼いていきます。
2.おうちにある野菜を月齢にあった大きさに切り、茹でて柔らかくしておきましょう。
3.ハンバーグ(離乳食用に冷凍したものでもOK)を準備します。
4.ホットケーキを敷き、その上に、柔らかくゆでた野菜を乗せ、ハンバーグをのせて、
ホットケーキで挟んだら、離乳食向けのハンバーガーの出来上がりです。
まとめ
ファストフードや市販のハンバーガーを、赤ちゃんに食べさせるときには、1歳以降のパクパク期から、11分の1の大きさを限度に、ソースやマヨネーズがついていない部分を、少しずつ食べさせてみてくださいね♪
初めのうちは、パンだけ食べさせてみてもよいでしょう。
塩分やカロリー、食品添加物など、赤ちゃんには不向きな食べ物なので、注意しながら食べさせてあげましょう♪