家族で楽しみにしている夏のイベントいくつありますか?花火大会・お祭り・海にプール......数えきれないかもしれませんね。我が家にも欠かせない夏のイベントがいくつかあります。今回紹介するのがその中の一つ、岡山市半田山植物園のライトアップイベント「ナイトガーデン」です。
普段なら、この半田山植物園は夕方4時半までで閉園となるのですが、特別なイベントの時には時間延長しています。ナイトガーデンはまさにそれ。夜9時までの時間延長なのでゆっくりと園内を楽しむことができます。
残念ながら今年のナイトガーデンはもう終わってしまいましたが、(2018年8月31日から9月2日まで)、毎年開催される人気のイベントですので、「子どもを連れて行ってみたい!」と、そんな人に向けて詳しく紹介します♥次回の参考にしてくださいね!
目次
岡山市半田山はどこにある?
岡山市半田山植物園は岡山駅から県道27号線を北東に10分進んだ場所にあり、近くには岡山理科大学や三野の浄水場などがあります。JRやバスでのアクセスも比較的便利です。
アクセス |
・岡山駅から北東に車で約10分。85台が止められる駐車場があります。(有料/1回300円で時間制限はありません。ただし開園時間内に限ります。)
・JRなら津山線に乗車⇒法界院駅で下車⇒徒歩で約11分で到着です。 ・バスなら岡電バス理大東門線に乗車⇒植物園前で下車すると目の前が半田山植物園です。 |
参考元:https://hajimetemama.sakura.ne.jp/handayama-shokubutsuen/
公式サイト:http://www.okayama-park.or.jp/facility/handayama
半田山植物園のナイトガーデンってどんなイベント?
半田山植物園のナイトガーデンは、園内一部をライトアップするイベント。とってもキレイですよ~。それ以外では夜にしか咲かない花を見ることができたり、展示場にはちょっとした遊び場も準備されています。
若干地味目に感じるイベントかもしれませんが、夜の外出・普段は見られないものを見ることができるなど、子どもにとっては魅力がいっぱいのよう。大はしゃぎで出かけます。
では早速見ていきましょう!
今年のナイトガーデン、テーマは「水草」
まずは看板のチェックから。半田山植物園ナイトガーデンの今年のテーマは「水草」のよう。中でも一押しなのがパラグアイオニバスみたいです。これ、テレビなどで見たことがあるかもしれませんが、子どもが乗っかれるくらいの大きさに育つ植物。夜にしか咲かない花がすごくきれいなのだとか。
楽しみです!
入園&料金
ちびくん、すでにワクワクが止まらない様子。夜の外出は珍しいからでしょう。さっそく受付けを済ませて入園です。
上のちびちゃんはというと、さっさと入園してなにかに見入っています。もう入園手続きは慣れたもの。半田山植物園の年間パスポートを見せるだけでOKですから。というのも、我が家の場合年間10~20回程度来園しますので家族分の年間パスポートを購入しています。
この年間パスポートはイベントの時にでも使えるから、1年に5回以上の来園を希望するならとってもお得ですよ。
入園料 |
大人⇒308円、子どもは124円です。
年間パスポート⇒大人は1,234円、子どもは497円です。 ※有効期間は1年間です。 |
参考元:https://hajimetemama.sakura.ne.jp/handayama-shokubutsuen/
公式サイト:http://www.okayama-park.or.jp/facility/handayama
暑さ&虫&転倒対策は必須
半田山植物園は小さな山。ですので園内のほとんどが階段か坂ですし、やっぱり暗い。いくらか明るく照らされている場所がある程度と思って来園してください。そう考えると転倒対策は必須ですので、足元を照らす明かりの確保が安心です。
また、蚊はもちろんのこと、山ならではの虫やマダニも心配ですので、虫対策も必須。虫よけスプレーやリングなどの準備をして来園しましょう。
そして、夏の終わりとはいえ暑い場合も。気温に合わせてウチワ・タオルなどの暑さ対策グッズを持参しましょう。
とはいえ、実はこの半田山植物園ナイトガーデンの受付付近には、虫よけスプレー&懐中電灯がたくさん用意されています。これは毎年のこと。ホントにありがたいことです。さらに受付ではウチワをいただくこともできます。まさに至れり尽くせりのおもてなしです♪
ただし、人が多い時などのタイミングには入手できない場合もありますので、できる限り持参するのが安心です。
必要なもの・持っておけば安心なもの |
懐中電灯・虫よけスプレー・虫刺されの薬・カットバン・うちわ・タオル |
おすすめの服装 |
動きやすいカジュアルな洋服・フルレングスのパンツ・ソックス・スニーカー |
園内入口付近には飲食店のテントが
今回の入園は午後7時半ごろ。終了まであと1時間半というタイミングでしたが、何とか間に合いました。来られてよかった。実は今回のナイトガーデンは天候に恵まれず、最終日にやっと安心して参加できる天気にまで回復。みんな楽しみにしていたのカナ?この時間でも園内には小さな子供を連れた家族連れがちらほらといました。
そしてなにやら美味しそうな食べ物が。今年は屋台が出ています。これならご飯食べずに来ても安心ですね。我が家もここで食事にすればよかった、残念。
※半田山植物園は通常は食べ物の販売はありません。
展示物は「水草」。なにせ今年のテーマは「水草」ですものね♪
ランタンの明かりがとてもキレイで幻想的。
足元に注意
では先に進みましょう。足元は......
殆ど真っ暗だったり......
明かりでちょっとだけ照らされていたり......
道の端には案内用?のライトが敷かれていたりしていますが、ほとんどの場所は月明かり程度の明るさか、あるいはもっとくらいかもです。転ばないように懐中電灯で照らしながら進んでくださいね。
ライトアップ
ここからはいよいよライトアップへ進みます。今年はどんな感じなのでしょうか?
パラグアイオニバス
階段を登っていくと、パラグアイオニバスのインフォメーションと......
開花予測が。今日は見られそうなのでさっそく行ってみたのですが、あまりにも人が多かったので後回しに。
※この判断のせいで、今年は見るのを忘れて帰宅してしまいました。私のようなうっかりサンは待ってでも順路通りに見たほうがベターです(-_-;)
市内を一望!
空はまだ少々曇っていますが、雨の後で空気が澄んでいるみたい。市内を一望できます。夜景がとってもきれいでしたよ~。
撮影スポットを変えてみました。やっぱりきれいですよね。
角度を変えたり......
また別の場所でぱしゃり。岡山市内の夜景と、半田山植物園のライトアップのコラボレーションが絶妙。とっても美しい夜景デス。こうしてみると、半田山植物園って高いんだな~、やっぱり山の上なのだと実感します。
ジャングルみたいな温室
少し進んでみましょう。
薄暗い中ランタンの明かりを頼りに進むと......
温室に導かれました。昼間とは全然違う雰囲気。さっそく入ってみましょう。
小ぶりなオニバス
温室の入口付近には小さなオニバスが展示されていました。これ、よく見ると......
葉っぱの表面がとげとげ。キレイな紫色の花が咲いているはずが、一輪も咲いていませんでした。残念(^_^.)
中に入ると何やら映像が流れています。なんだろう?
プロジェクターの映像だったのですね。
クイズですね。子どもを誘ってみたのですが、ホンモノの植物が良いらしく完全スルーされました。
奥に進むと、やっぱり昼間とは全然違う雰囲気。昼間は明るくて開放的なのですが、夜になると閉鎖的な雰囲気にさえ感じます、一人なら怖さを感じるかもしれません。
とはいえ、ライトアップされていますので......
こうしてみると、生き生きとした木々の生命力を感じることができます。
こんなお庭があったらいいのにと妄想爆発デス。
ウツボカズラ。食虫植物ですね。これは遠慮したいカナ。
ランタンの明かりを頼りに、外に出てみると......
これまたきれいな夜景が広がっていました。
半田山植物園の象徴?
半田山植物園植物園を象徴する建物が温室なら、やぐらのようなこのオブジェも同じ位置づけなのかもしれません。これは昼間の写真。これが夜になりライトアップされると......
こんな雰囲気に変わります。さっそく中に入ってみましょう。
入口には星のようなランタン?が。とってもかわいい感じ。ロマンチックでステキです。
下からみたらこんな雰囲気。写真ではわかりにくいのですが、ここは普段はすごく高く感じるのですが、植物のせいかあるいは暗闇のせいか、近くに感じます。
中にはベンチが2つ用意されていました。上のチビさんここが気に入った様子。「ロマンチック~」とうっとりしながら写真撮影をせがまれましたので、記念にぱしゃり。うん、良い笑顔。この笑顔がでるのなら楽しんでいる証拠です。良かった♥
夜にしか咲かない花の展示。月見草かな?と思ってみていると、チビさん2人とも逃亡。今年はお花をゆっくり見るのは無理っぽいデス(*_*)
少し離れた場所から再度パシャリ。また来年よろしくね!
そろそろ終わりにしようかな。明かりを目指して階段を降りましょう。
入口周辺のライトアップ
階段を下りると、いつもの見慣れた階段がすごくおしゃれな空間に変わっていました。上から見るとこんな雰囲気なのですが......
もう少し地被いてみると、こんなにキレイ。ランタンの明かりが階段に反射して、水辺を思わせる風景に変わっていました。この演出は毎年同じ。なのに毎年その美しさに感動するのです。職員さん、かかわっている方々ありがとうございます。
この演出は毎年変わっています。昨年はテント&ランタンだったカナ?今年はランタン&オブジェの組み合わせなのですね。これはこれで情緒があって素敵です。
とってもカンの良い下のチビさん。そろそろ帰宅という空気を察しているのかな?じっと座り込みです。困ったな~と思っていたら「カエルを探している」のだとか。いないのよここには。また捕まえに行こうね♥
すっかり忘れていましたが、今回のテーマは「水草」。これはスイレンですね。やっぱりお花が咲いていません。夏の暑さのせい?あるいはタイミングかな?
いろんな形のランタンが。光の出方がそれぞれ違っています。きっとそれが不思議なのでしょう。子どもたちは意外にもこの明かりに見入っていました。
スペシャルな夕顔
そろそろタイムアップです。ライトアップを担当したのか子供たちも満足な様子。珍しくすんなりと帰宅に応じてくれました。このタイミングを逃したら大変。という事で入口付近へGO!撤収です。
入口付近でようやくきれいな花を見ることができました。大輪の夕顔。ここで見る夕顔は特別にきれいに感じます。最後にぱしゃり。
展示室にはちょっとした遊びの空間が
さあ、今日は順調に帰れるぞ!と思ったらチビさんたちがいきなりダッシュ。どこに向かうのかと思ったら、入口横の展示室へ。
すぐさま向かったのがスタンプ台。
二人で競い合ってペタペタしています。あの~ほかの子もいるんですが......といっても離れてくれそうにないので、他へ誘導。
あ、なんかきれいな水草があるよ~といっても完全スルー。ですよね(-_-;)
なんか凄いのがあるよ~、怖いよね~と言ったら、下のチビ君が反応。子どもって、怖いとか凄いとかのワードに反応しますよね。なんだつまんないと言われてしまったので......
これでどうだ!と見せたところ、下のチビ君はやっぱりスルー。またまた逃亡デス。でも上のチビさんだけ食いついた!
これが世界最小のハスでね~......
この写真のが世界で一番大きいんだって!と説明してたら......
上のチビさん、すでにはまっていました。素敵な笑顔に思わずパチリ。好きです、この楽しそうな顔。
これはなんだろうと思っていたら......
な、な、懐かしい!ひっつき草デス。幼少のころを思い出して思わず興奮。私もこんな風にして遊んでいました。
上のチビさんさっそく挑戦。何度も何度も遊んで......
これ以上ない素敵な笑顔。連れてきてよかった♪次回もまた来ようね♪
半田山植物園ナイトガーデンで注意すること&設備情報
子どもを連れてのお出かけって、「トイレはあるの?」とか、「飲み物買えるのカナ」なんて、ちょっとしたことが気になりますよね。ここからはそんな疑問への回答&園内の設備について紹介します。
休憩スペース
玄関付近、温室内をはじめ、園内のいたる場所にベンチが配置されていますので、休憩スペースの心配は少ないと思います。園内は飲食もOKですので、園内での夕食やちょっとしたブレイクタイムをどうぞ。
食べ物と飲み物
半田山植物園内は普段は食べ物の販売はありません。なので、みなさん必要に応じてお弁当などを持参しています。しかし、今回のナイトガーデンでは飲食店が出店されていました。次回はどうなのでしょう?楽しみです。
※お店の出店に関してはWEBのチェックしてみましょう。
公式サイトはこちら:http://www.okayama-park.or.jp/facility/handayama
園内には飲み物の自動販売機がありますので、のどが乾いたらこちらでどうぞ。
虫よけ・懐中電灯
受付のすぐそばに虫よけと懐中電灯が準備されています。ありがたいデス♥
貸し杖
杖が必要な場合この貸し杖が便利。とっても丈夫で握りやすい太さの杖です。長さもいろいろそろっていますので活用してくださいね。使った後は忘れずに返却をお願いします。
イベント情報・パンフレット
半田山植物園・岡山のイベント情報やパンフレットが置かれています。お出かけの参考にしてくださいね。
グッズの販売
丈夫な倉敷帆布でできたオリジナルバッグと......
急な天候不良に備えて傘の販売もあります。
園内の禁止事項
半田山植物園は小さい山を切り開いて作られています。子どもが迷子になったら大変。それに園内は車が通ることもありますし、池やがけなど危険な場所も。安全のためにも小さな子ども(6歳未満の幼児は絶対)には必ず保護者が付き添いましょう。目を離さない・声を掛け合うなどをお願いします<(_ _)>
また、ペットの同伴も禁止ですし、園内での動植物の採集・持ち出しも禁止ですので、ご注意をお願いします。
トイレ・車いす・ロッカー完備
多目的トイレ・コインロッカーがあります。また、電動車いすの貸し出しもあります。(要介助です。)
駐車所
85台分の駐車スペースが完備されていますので、車での来園も大丈夫。1回につき300円の駐車料金が必要ですが時間制限がないので安心。何時間おいても300円です。これって凄くありがたいですよね。
ただし、イベントの時などはまれに駐車待ちとなることも。特に人気の高いイベントの際には公共交通機関での来園も検討してください。
半田山植物園のナイトガーデンは家族全員が楽しめる素敵なイベントです!
今回の滞在は1時間とちょっと。夏の夜のスペシャルなお散歩というイメージでしょうか。大人は目の保養でストレス発散を、子どもは夜の外出といった非日常体験にワクワクするのではないでしょうか?あまり華やかなイベントではありませんが、だからこそ家族の時間をゆっくりと過ごせる感じがこのイベントの魅力でもあります。
私の知る限り、ナイトガーデンは毎年開催されるイベント。是非来年参加してみてください。私も家族で参加したいと思います。
半田山植物園の施設情報およびイベント名
施設名:岡山市半田山植物園 /ナイトガーデン
住所:岡山市北区法界院3-1
TEL:086-252-4183
FAX:086-252-2208
公式HP:http://www.okayama-park.or.jp/facility/handayama
開園時間:9:00~21:00(入園は20時30分まで)
※通常は9:00~16:30(入園は16時までとなっています)
半田山植物園の休園日:毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始の休園日:12/29~1/3
入園料:大人は308円、子どもは124円
年間パスポート:大人は1,234円、子どもは497円
年間パスポート有効期間:1年間
※小学生以下の子ども及び65歳以上の高齢者は入園無料です。また、難病患者・障害者の方など入園料が無料になるケースは他にもあります。事前に公式サイトをチェックするか、電話で確認をしましょう。なお、その場合証明できるもの(免許証・住民基本台帳・各種手帳など)が必要となります。
詳しくは公式HPを参照ください:http://www.okayama-park.or.jp/facility/handayama
アクセス/車の場合:岡山駅を出発⇒県道27号線を北東に10分進む。※有料駐車場あり/1回300円。時間制限はありません。閉園時間までには出庫しましょう。
アクセス/バスの場合:岡電バス理大東門線乗車⇒植物園前で下車⇒半田山植物園は目の前にあります。
アクセス/JRの場合:JR津山線(各停停車)津山行に乗車⇒法界院駅下車⇒徒歩11分ほど歩いた場所にあります。
赤ちゃんのママへ:授乳スペースやおむつ替えスペースはありません。車の中での対処となりそうです。
小さい子供のママへ:半田山植物園は山です。小さな子どもの一人歩きは危険ですので、目を離さないように注意しましょう。また、付近の用水・駐車場にも十分注意してあげてください。