カリッとした食感に、中身の餡がジュワーッとおいしい春巻き。
春巻きを包んでいるのが春巻きの皮、餃子の皮と似ていますが、実はぜんぜん違います。
まずは見た目の大きさが違いますし、実は厚さも違います。
餃子の皮より大きくて、厚みは餃子の皮より薄いのが特徴。
これは、餃子は中身が生で火が通るまで時間がかかりますが、春巻きの場合は、中身があらかじめ火が通っているので、薄くても大丈夫なのです。
作り方も違って、餃子の皮の場合は強力粉を水で練ってうどんの種のようにし、長く伸ばして輪切りにしたものを、棒で丸く伸ばして作ります。
春巻きの皮の場合は、強力粉を水で溶いて、鉄板の上に広げて火を通して作ります。
では、春巻きの皮はどうやって保存するのが良いのか?冷凍保存はきくのか?など、春巻きの皮の正しい保存方法と消費期限、おすすめのメニューを紹介します。
目次
春巻きの皮はどのくらい日持ちする?賞味期限は3~4日!
メーカーによって違いがありますが、春巻きの皮は一度火を通してあるため、そのまま食べられます。
開封前のものは、記載されている賞味期限を目安に保存が可能ですが、一度開封したものは、3~4日で食べきってしまいましょう。
一度開封した後は、保存方法に気をつけないと、乾いたり傷んだりしてしまいます。
購入する時は、なるべく賞味期限が遠い日付のものを購入しましょう。
また、枚数もつくる量と合った枚数を購入するといいですね。
春巻きの皮の保存方法!
春巻きの皮は、未開封、開封したあとはどの用に保存すると長持ちするのでしょうか?
春巻きの皮の正しい保存方法を紹介します。
春巻きの皮の正しい冷凍保存方法
春巻きの皮は、一度開封して余ったものは冷凍保存がおすすめです。
使いやすい分量ごとにラップでぴったりと包んで、冷凍用保存袋に入れて保存します。
春巻きの皮は、乾燥にも弱いですし、湿気にも弱いので、必ず密封して保存してくださいね。
冷凍での保存期間は1ヶ月保存可能。
解凍するときは、冷蔵庫で自然解凍します。
だいたい1時間半ほど冷蔵庫に入れると、使えるくらいになります。
春巻きの皮の正しい冷蔵保存方法
春巻きの皮は、基本的には冷蔵庫のチルド室で保存します。
未開封のものはそのまま保存、開封した後はラップでぴったりと包んで保存袋に入れてチルド室へ。
乾燥すると硬くなってしまいますし、結露がつくとカビが生えてしまうので、ラップに密封してくださいね。
一度硬くなってしまった皮は、霧吹きで水分を与えると元に戻ります。
面倒でしたら、そのまま切ってスープの具にしてもワンタンみたいでおいしいですし、カラッと揚げると硬さも関係ないですし、おいしいですよね。
あまった場合は、すぐに冷凍すると長く持ちます。
1度開封した春巻きの皮は、冷蔵保存で2~3日と短くなります。
ワンポイントアドバイス
春巻きの皮は、乾燥と湿気に注意して保存してください。
ラップでぴったり包んで、保存袋に入れて二重にして保存するのがいいですね。
乾燥するとパリパリになってしまいますし、結露があると皮同士がくっついたり、カビが生えたりします。
冷凍した場合、食べるときは自然解凍して食べましょう。
春巻きの皮は、基本的に裏表は考えなくても大丈夫ですが、ツルツルした面を表側にして揚げると、見た目がきれいに仕上がります。
冷凍しておいた春巻きの皮を使った4つのメニュー
冷凍した春巻きの皮は、冷蔵庫で1時間半くらいおいて自然解凍して使います。
冷凍するときは、余った分を冷凍するので、枚数が少なくて春巻きにするには寂しい場合がありますよね。
そこで冷凍した春巻きの皮を使った、メニューをいろいろ紹介しますので参考にしてください。
春巻きの皮キッシュ
パイ生地がないときは、春巻きの皮で代用。簡単にキッシュができます。
【材料】
春巻きの皮 2枚
★ 卵 2個
★ 生クリーム 200cc
★ 片栗粉 大さじ1
★ 塩 小さじ1
ほうれん草 1/2束
ベーコン 5g
塩コショウ適量
チーズ 適量
① ベーコンは食べやすい大きさに、ほうれん草も3cmくらいのざく切りにします。塩コショウで炒めてください。
② 春巻きの皮は自然解凍しておきます。型に春巻きの皮を敷き詰めて、オーブンでかりっとするまで焼きます。
③ ★の材料をあわせて①を加えてください。
④ 焼いた春巻きの皮に、③を流しいれてチーズを乗せて、オーブンで焼きます。
スイートポテトアップルパイ
余った春巻きの皮でできる簡単デザート。
【材料】
りんご 中1個
★ レモン汁 小さじ1
★ 砂糖 大さじ2
さつまいも 300g
- バニラアイス 50g
- はちみつ 大さじ1
冷凍春巻きの皮 10枚
① りんごは8等分にして薄切りにします。★と一緒に鍋に入れて甘く煮ます。
② さつまいもは皮をむいて一口大に切って水煮さらします。竹串が入るまでゆでます。
③ 茹で上がったさつまいもと●を、フードプロセッサー―にかけます。
④ りんごの甘煮とさつまいもクリームを混ぜて、冷蔵庫で寝かせます。
⑤ 春巻きの皮は自然解凍して、④を春巻きの皮で包みます。
⑥ フライパンに大目の油を入れて、揚げ焼きして出来上がり
春巻きの皮ピザ
パリパリの春巻きの皮で作るピザ。軽食にぴったり!
【材料】
春巻きの皮 3枚
シーフードミックス お好み
料理酒 大さじ1
シーチキン 大さじ2
ピザソース 大さじ3
マヨネーズ お好み
ピザ用チーズ 適量
① シーフードミックスは、お皿に出して料理酒をかけてレンチンして解凍。春巻きの皮も自然解凍しておきます。
② 春巻きの皮は3枚重ねて、水溶き小麦粉を塗ってくっつけます。
③ 春巻きの皮にピザソースを塗って、シーフードミックス、シーチキンをのせます。水気はキッチンピーパーできってからのせてください。
④ お好みでマヨネーズをかけ、ピザ用チーズをのせてフライパンで弱火7分焼いて出来上がり。
春巻きの皮ブリトー
コンビニで売っているブリトーを家でも作ってしまいましょう。簡単につくれて経済的!
【材料】
春巻きの皮1枚
ハム 1枚
チーズ 20g
大葉 1枚
トマトソース
① 春巻きの皮は自然解凍して、真ん中に切ったハム、トマトソースを乗せ、トマトソースの上にチーズをのせます。
② チーズの上に大葉をおいて、皮で包みます。
③ フライパンに油を敷いて火をつけ、包み終わりを下にして焼き始めます。
④ 両面にこんがりと焦げ目がついたら出来上がり。
春巻きの皮の作り置きメニュー
春巻きの皮は生では保存期間が短いですが、調理すると作り置きメニューを作ることができます。
おすすめの春巻きの皮を使ったメニューを紹介します。
ポテトサラダの春巻き
作っておいてお弁当にも使える、ポテトサラダの春巻きです。
【材料】
ハム 10枚
春巻きの皮 10枚
じゃがいも 3~4小
塩 少々
こしょう 少々
マヨネーズ 適量
小麦粉 少々
① じゃがいもを小さめに切り水にさらし、器に入れてラップをして、電子レンジで4~5分レンチンします。
② じゃがいもをつぶし、熱いうちに塩コショウ、マヨネーズで味をつけます。
③ 春巻きの皮に、ハムを乗せてポテトサラダをのせて、包みます。
④ 油で狐色になるまで揚げて出来上がり。
春巻きのチーズスティック
簡単にできるチーズスティックは、子供のおやつにもぴったり、お弁当にも!
【材料】
春巻きの皮 5枚
スティックチーズ 10本
オリーブオイル 大さじ1
① 春巻きの皮を縦半分に切って、スティックチーズをのせクルクルと巻いていきます。
② 巻き終わりは水をつけてとめ、10本分作ります。
③ フライパンにオリーブオイルを敷いて、②を転がしながら焼いて色がついたら出来上がり。
まとめ
春巻きの皮と餃子の皮、大きさだけ違うと思っている方も多いですが、実は作り方や厚さなどまったく違うことが驚きですね。
春巻きの皮は、一度火を通しているのでそのままでも食べられるのは驚きです。
ただ保存方法は同じで、どちらも乾燥と水気に注意して保存してください。
ラップにぴったりと包んで保存すると、どちらも防ぐことが可能。
残りの春巻きの皮を使ったメニューも紹介していますので、作ってみてくださいね♪