はちみつの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と8つのメニュー

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甘くておいしいはちみつは、専門店があるほど種類も多く、種類ごとに味や香り風味が違うので、お気に入りのはちみつがある方も多いですよね。

美容効果も健康効果も高く、美肌作りには欠かせない成分がたっぷり。

殺菌消毒作用が高く、短時間で吸収されるので、胃に負担がかからず、病気のときの栄養補給にも最適ですね。

ただ1歳未満の赤ちゃんには食べさせてはいけません。

はちみつは、長期保存が可能ですが、正しく保存しないとはちみつの風味が抜けて、おいしくなくなります。

また、たまに白く固まることもありますが、これは食べても大丈夫なのか不安に思いますよね。

ここでは、はちみつの正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューなどはちみつについて詳しく解説します。

目次

 はちみつはどのくらい日持ちする?賞味期限は2年!

はちみつは、実は腐ることのない食べ物。

ただ腐らないからといって、何年も保存していると風味が落ちて味が落ちる場合もありますので、3年以内には食べ切るようにしましょう。

はちみつは、蜂の巣の中で作られるのはもちろん皆さん知っていると思います。

蜂の巣の中はとても暖かくて、暑すぎないように蜂が羽で風を送り込んで、水分が蒸発する環境なのをご存知でしょうか?

こんな環境で作られているはちみつはとっても甘くて、水分が少なくなり、はちみつの中で菌が繁殖されることはありません。

はちみつは、同じ環境である常温で保存するのが最適なのがわかりますよね。

 はちみつの保存方法!

はちみつは長期保存できる食材ですが、正しく保存しないと風味が落ちておいしく食べることができません。

はちみつの正しい保存方法を紹介します。

 はちみつの正しい冷凍保存方法

はちみつは5℃~14℃の場合、はちみつの中の糖分が連結してしまい結晶化してしまいます。

冷凍庫の温度は-18℃以下と、かけ離れているため逆に固まることがなく冷凍保存にむいています。

また、はちみつは冷凍庫に入れても、糖度が高く水分が少ないので凍ることがなく、すぐに使えます。

若干硬くなることがありますが、しばらく常温においておくと柔らかく使いやすくなります。

冷凍保存でも、常温保存でも保存期限は変わりませんので、使う料理に合わせて保存方法を変えるのがいいですね。

 はちみつの正しい冷蔵保存方法

はちみつは、常温保存、冷凍保存ができますが、唯一冷蔵保存がむいていない食べ物です。

はちみつは5℃~14℃で含まれている糖分が固まってしまうので、使いにくくなってしまいます。

冷蔵庫に保存していると白く固まってしまいますので、白く固まった場合は湯煎すると元に戻ります。

 その他の方法

はちみつは常温で保存することができます。

常温で保存するときは、直射日光が当たらない風通しのよい場所で保存してください。

腐ることがないので、常温で長い期間保存できますが、風味は落ちますので2年以内に食べきるのがいいですね。

 ワンポイントアドバイス

紀元前に作られたはちみつが、品質に問題がなかったことが以前話題になりました。

それほどはちみつは保存性に優れた食材です。

一応賞味期限は記載されていますが、密封容器に入れて、直射日光にあたらない場所に保存していれば、かなりの期間保存することが可能。

災害のときのためにも、備えていると安心ですね。

 冷凍しておいたはちみつを使った6つのメニュー

冷凍したはちみつは、凍ることがないのですぐに使うことができます。

おすすめの冷凍はちみつを使ったメニューを紹介します。

 豚ロースはちみつ味噌漬け

豚ロース肉 2枚

味噌 大さじ1.5

はちみつ 大さじ1

酒 大さじ1

みりん 大さじ1

醤油 小さじ1

にんにくすりおろし 少々

ごま油 少々

① 豚ロース肉は筋を切って、2cmくらいの厚さにたたきます。

② 豚ロース以外の材料を、すべてジップロックに入れて混ぜます。

③ ② のジップロックへ豚ロース肉を入れて、空気を抜きそのまま半日冷蔵庫へ入れます。

④ 焼くときは油を引かずに、味噌だれを少しふき取って両面を焼いてください。

⑤ 両面を焼いて出来上がり。

 フレンチトースト

フレンチトーストの味付けはいろいろありますが、はちみつとシナモンを使ったシロップいらずの味付けです。

【材料】

食パン 6枚きり3枚

牛乳 100ml

はちみつ 大さじ1

シナモン お好み

バター 10g

卵 2個

① 食パンは4等分にします。

② ボールに卵を2個割って ほぐします。牛乳、はちみつ、シナモンを振って混ぜます。

③ 切った食パンを浸してください。

④ フライパンにバターを溶かして、食パンを並べ弱火で焼きます。

⑤ 焼き色がついたらひっくり返して、反対も焼いて出来上がり。

 りんごの蜂蜜煮

りんご 3個

はちみつ 30g

水 適量

① りんごは皮をむいて8等分にして、鍋に並べます。

② りんごの半分くらいの水を入れて、蜂蜜を入れます。

③ クッキングシートで蓋をして汁気がなくなったら完成。

 オクラの豚ばら巻き

はちみつを使ってまろやかな味に仕上げています。

【材料】

豚ばら肉 6枚

おくら 6本

薄力粉 適量

油 大さじ1

ハチミツ 大さじ2

① オクラは軽く下ゆでします。

② 豚バラに肉にハチミツを塗って、オクラを巻きます。

③ 薄力粉をまぶして暖めたフライパンに油を引いて焼きます。

 ハチミツレモン水

ポッカレモンを使った簡単なはちみつレモン水です。

【材料】

ポッカレモン 小さじ1

はちみつ 大さじ1

氷 適量

水 1L

ミントの葉 5g

① ポッカレモンとハチミツと氷を1Lのピッチャーに入れます。

② 水を満タンまで入れて、よく混ぜます。ミントの葉をくわえて出来上がり。

ハチミツはとけるまで良く混ぜてください。

 ハニーマスタードドレッシング

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【材料】

はちみつ 小さじ2

砂糖 大さじ1

粒マスタード 大さじ2

オリーブオイル 大さじ1

りんご酢 大さじ2

① 材料を混ぜるだけで出来上がり、はちみつは溶けにくいので良く混ぜてください。

お肉にも野菜にもよくあうドレッシングです。

 はちみつの作り置きメニュー

はちみつは保存性が高い食べものなので、作り置きメニューも豊富。

おすすめのはちみつの作り置きメニューを紹介します。

 クルミの甘露煮

【材料】

生クルミ 60g

水 30cc

きび砂糖 小さじ2

みりん 小さじ1

ショウユ 小さじ1

はちみつ 小さじ1

① くるみは、大きいものを小さく砕いて、フライパンでいります。香ばしい香りが出たらOK。

② クルミは一度取り出して、フライパンに水ときび砂糖、みりん、醤油を入れて軽く混ぜ合わせて火にかけます。

③ ひと煮たちしたら炒ったくるみを戻して、水分がなくなるまで煮詰めてください。

④ 絡めて色が茶色になったら出来上がり、最後にはちみつを加えて全体に絡めます。

 はちみつジンジャーナッツ

簡単に作ることができて、体にもいいおすすめの作り置きメニューです。

【材料】

しょうが ひとかけ

ミックスナッツ 100g

はちみつ 大さじ3

純米酒 大さじ1

ガラムマサラ 少々

クリームチーズ 100g

クラッカー 12枚

① しょうがは粗いみじん切りにします。

② みじん切りにしたショウガと、はちみつ、日本酒を鍋に入れて沸騰するまで強火で煮ます。

③ 煮立ったらナッツを入れて、ガラムマサラを軽く振って中火で煮ます。

④ 水分がなくなったら、瓶などに入れて保存。

クラッカーにクリームチーズをのせ、ナッツをのせておいしく食べられます。

 まとめ

はちみつは保存性が高い食品なので、常温保存で長期間保存することができます。

冷蔵で保存すると、糖分が固まってしまうので、常温保存が基本。

冷蔵で保存も可能ですが、通常のはちみつより少し硬くなってしまいます。

健康にも美容にもよいはちみつを、正しい保存方法でたくさんとってくださいね。