今日の主役はこの子デス。
今年のハロウィンに向けてとっても張り切っています。なんでもコスチュームを着てハロウィンパレードに参加したいらしいのです。「OK~、それ行ってみようね♪」と、張り切ってはみたものの、後ろにはクリスマスが控えています。ですので、ハロウィンにはあまりコストはかけられません。
そんな時に頼りになるのがやっぱりセリアやダイソーなどの100均です。ここに行けばイベントグッズは何だってそろいます!そこで、予算を決めてコスチュームを購入してきました。よしこれでOK!と言いたいところだったのですが、ちょっと地味かなぁということに。
せっかくなら着るだけで楽しい気分になれるようにと、手を加えてみてオリジナルのコスチュームにアップデートすることにしました。
予算は1,000円。これでどこまでできるか挑戦です。
となると目指すはやっぱり100均。ということで再度セリア&ダイソーにチェックに行ったところ、コスチューム用のモチーフはセリアに決まり。これに手を加えればハロウィンのオリジナルコスチュームの完成です♫
さっそく紹介しますね。
目次
ハロウィンコスチュームはセリアでオリジナルにアップデートしよう!
ここからは、セリアで購入したコスチューム・それに付けるために購入したモチーフ・アレンジに使ったツール・オリジナルに作り上げるまでのプロセス・失敗したことなどを紹介したいと思います。
2018年ハロウィンに向けてセリアで購入したコスチューム
まずは、数週間前にすでに購入していたコスチュームの紹介から。購入していたのは......
上の女の子にはこの4点。セリアですので全部で400円でした。コンセプトは可愛い魔女ということで、それらしくなるようにまとめてみました。
右のパープルはステッキ、左の上がヘアアクセサリー、その下が蝶ネクタイ、そしてメインのコスチュームがマントです。
こっちは下の男の子用です。同じく4点。一番上がジャック・オー・ランタンの帽子、ピンクのステッキ、その右にあるのが光るメガネです。こっちもやっぱりメインはマントです。しかし......
そのマントがちょっと地味。男の子の方はオレンジ色なのでそれなりに華やかな印象なのですが、女の子の方はブラック。光沢がある素材なのですが地味な印象はぬぐえません。
こんな感じで......。かわいいのですが......
そこで、ちょっとだけ予算を追加してモチーフを購入&アップデートすることにしました。
コスチュームアップデートのためにセリアで買ったモチーフたち
予算は500円×2人分。合計で1,000円です。これでどこまでできるか挑戦!となると、出来上がったモチーフばかりではどう考えても予算オーバーしてしまいます。そこで足りないモチーフは材料を買って手作りすることに。手芸はそこそこ好きなのでさほど苦になりません。
ということでモチーフ&手作りの材料を購入しました。
今回購入したのはこの8点。予算内で収まりました。
まずは出来上がったモチーフ2点です。これは本来は蝶ネクタイとして使用するのですが、モチーフ部分にゴムが縫い付けられているだけのカンタンな作りですので、ゴムをカットしてしまえばOK。使えるはずです。
パッと見た目が可愛いいですし、とにかくハロウィンっぽい。加えてインパクトがあるのでこれに決めました。これが今回の主役に決定です。
これを2人のマントに1個ずつつけて、お揃いに仕上げたいと思います。可愛いだろうなぁ♥
そしてこれ。これは本来の使い方はステッカーみたいですが......
スポンジという素材の軽さといい、20個入りという数の多さといい、明るい配色まで......
私のイメージにベストマッチしたので、迷わず購入しました。モチーフのかわいらしさが可愛い魔女の雰囲気を出してくれると思うのです(#^.^#)
そして太めのリボン。これでリボンモチーフをたくさんつくろうかな?柄もハロウィンらしい&とっても可愛い。
アップで見ると......
こんな感じです。ハロウィン色満載なのが良いデス♪
次は細めの明るい色味のリボンで華やかさをプラスしたいと思います。それぞれアップで見てみましょう。
一番上のゴールドはコレ。少し硬めでザラザラした素材感です。リボンを作ったら柔らかな風合いは出そうにないカナ?うまく使わねばという感じです。
2番目のイエロー。これもおばけちゃんの模様が効いていますね。かわいいデス。サテン時でさらっとしているので、こっちは柔らかな印象で作れそうです。良かった(*^_^*)
最後がブラック。これは下のチビ君ように購入したリボンです。ちなみに素材感はイエローと同じでサテン時でサラッとしています。これなら可愛いリボンが作れそうです。
コスチュームアレンジに使ったツール
材料がそろったら、今度はツールの準備です。アイロン・グルーガンなど既に自宅にあるツールでアレンジに挑戦します。これらのほとんどは一般家庭にありがちなものばかり。微妙なのはグルーガンくらいでしょうか?
ですが、グルーガンは今や100均でも入手可能ですし、クラフト用の布用ボンドでも代用可能です。
コスチュームアレンジに向けて準備するもの |
・購入してきた材料
・その他家にある使えそうなもの(ビーズやラインストーンのシールなど) ・グルーガン(クラフト用の布用ボンド) ・予備のグルー ・アイロン ・アイロン台 ・はさみ ・細いヒモ(リボン用) |
アップデートに必要な材料と道具を準備したらいよいよ手を加えていきます。ワクワクします。さて、どんなイメージに仕上げるカナ?
アップデートの実践デス!
アップデートしたいのは、このマントと......
このマントです。特にブラックの方が気になっていて、これを着る予定の上のチビさんもノリノリです。
しかし、下のチビ君はあまり興味がない様子。全然乗ってこないどころか、このままが良いと言い出しました。張り切っていたのですが......(-_-;)
ということで今回は上のチビさんのマントアレンジに集中したいと思います。
アレンジその1:イメージを固める
私がイメージを固めたのはベースのコスチューム&モチーフを購入する前でした。
今回チビさんからのオーダーは「可愛い魔女」。女の子らしいものが好きなチビさんらしいオーダーです。これはなんとしてもかなえてあげなければ。その上、ハロウィンっぽく作る必要がありますのでちょっとしたプレッシャーです(^_^.)
それも含めて楽しんでアレンジしてみたいと思います!
通常なら、何かを作る時のイメージ固めは紙に書くのが私のやり方。なのですが、今回は頭の中でほぼ出来上がっていますのでそのままGOです。
私の頭の中の具体的なイメージはクリスマスツリー。これをダーク&ポップな雰囲気で仕上げることができればと思っています。ベースがブラックで光沢のある素材なのでダークな雰囲気はこれだけでOKカナと。難しいのがポップの方。ですが、これはきっと購入してきたスポンジのモチーフが助けてくれると信じて、そのまま進めます。
購入してきたモチーフと、リボンで作ったモチーフをあわせてランダムに配置するだけで何とかなると思います。頑張れ私♪
私がイメージを固める時にしていること。 |
・目的を明確にします。(ハロウィンのパレード参加・クリスマス会におしゃれして参加したいなど)
・具体的なメインのコンセプトを決めます(魔女・ゾンビ・ネコなど) ・それ以外に取り入れるべきコンセプトがあれば、それを取り入れます(女の子らしく可愛い・ホンモノみたいにリアルに・アニメ風など) ・それにマッチする具体的なものをイメージします(クリスマスツリー・ウォーキングデッドに出てきたゾンビ・妖怪ウォッチのジバニャンなど) ※イメージはできるだけ早い段階で作っておくことをおすすめします。たとえばベースコスチューム&材料購入前などがベストです。 ※これらを元に頭でイメージするか、紙に書いてみるなどで固める方法をおすすめします。 |
リボンモチーフ(太い方)を作る
イメージが固まったら、さっそくモチーフづくりを始めます。
まずは頭に描いたイメージのリボンを作っていきます。ハロウィンのイメージは......
すでにプリントなどで演出できているのでここはクリアと考えてOKにしました。
可愛いという大前提は、1個1個のリボンを可愛く作ることがまずは大切です。丁寧に作っていきたいと思います。
リボンの作り方はいくつもあり、その方法によって出来上がりに違いが生まれます。
たとえばコレは直接リボンを結ぶ方法で作りました。出来上がりを見ると、とっても元気な印象を受けます。リボンの角度を写真のように跳ね上げて作るのも、寝させ気味に作るのも自由自在。
ですがこれ、作るのにちょっとだけテクニックが必要です。リボンの太さ&裏表に違いがあることなどが余計に難しくしています。
こっちはリボンを作るパーツ2つを用意して、組み合わせて作る方法のリボンです。おとなしい&でエレガントな印象を受けます。
こっちはちょっと手間がかかったり、グルーガンの扱いを間違えると「あちっ」となるのですが、作り方自体はカンタンそのもの。
比べてみると、これだけの違いがあります。さて、どちらで作るか......
と、考えた結果こっちに決定。
可愛いというイメージにも近いですし、なんといっても誰でも作れる。これなら確実にチビさんも一緒に作ることができるので、今回は「カットした部品を組み合わせる方法」をチョイスすることに決めました。
では早速作っていきましょう。
まずは、リボンをカットします。リボンの長さは今回は40㎝。やや大きめで作りたいのでこのサイズにカットしました。
作りたいリボンの大きさによってカットする長さは変わりますので、ここは注意が必要です。大きめなら長く、小さ目なら短めにカットしましょう。
そして中央部分ように5㎝程度にカットしたリボンも準備しておきます。
次にヒモ。手縫い用の太めの糸でも、刺繍糸でもなんでもOKです。なければニヒモをさいてカットしたものでも大丈夫です。
私が今回使っているのはたぶんこれは刺繍糸。結びやすいのがGOODです。
この3つのパーツでリボンを完成させていきます。
このリボンを裏返してテーブルに置きます。
左右を前でクロスさせます。
※こうすると表地が見えます。
片方の手で真ん中部分をギュッと縮めるように持ってから......
もう一方の手で真ん中部分を紐で結びます。
ほどけないように紐を結んでから......
邪魔な部分はカットしましょう。
カットした部分はこの後グルーガンで止めていきますので、短くカットしても大丈夫です。
ヒモのカットした部分をグルーガンで止めてほどけない様にしましょう。
この後ここにリボンを止めていきますので、ちょっと多めにグルーをオンしておきます。ここからのステップはグルーが冷えないうちにササッと終わらせたいので、手早くやっていきましょう。
そこで、あらかじめ用意しておいた短いリボンの登場です。
グルーが冷えないうちに、写真のように作ったリボンの中央にのせてから、グルーをのせた付近を軽くプッシュ。
これで本体部分のリボンパーツと短いリボンパーツがくっつきます。
※グルーは高温です。注意してプッシュしましょう。
リボンを裏返します。写真のように、短いリボンの上下にグルーをのせていきます。
短いリボンの端と端、上下部分をリボン本体に止めていきます。
そして、グルーがしっかり接着するように軽くプッシュします。
これにてリボンは完成です。
これを欲しい数だけ作っていきます。今回作ったのは全部で5個でした♪
リボンモチーフ(細い方)を作る
今度は細い方のリボンモチーフを作っていきます。これはリボンが細い分、結んで作るのがとってもカンタンでした。裏表の違いも何とかクリアできそうだと思ったので、直接結ぶ方法で作っていきます。
リボンをカットします。先ほどよりもちょっと短めの30㎝くらいです。
ここも、リボンのサイズをどれくらいのサイズ感で仕上げたいのかで長さを決めていきます。
※大きくしたい場合は長く、小さく作るなら短くがセオリーです。
カットしたリボンを手に持って、全体の1/3部分で手前に折り返します。
リボンの「クビ」になる部分を作っていきますので、写真のように少しタイトになるように織り込んでおきます。
写真の持っている部分がリボンの中心部となりますので。ここはずらさないようにしっかりとホールドしておきます。
今度は長い方のリボンでわっかを作っていきますので......
親指あたりで短いリボンいにまきつけてます。
この時、常にリボンが表に向くように巻きつけていきましょう。
写真の赤マル、長く残っている部分を人差し指と親指で持ってから、リボンの表が自分の方に向くようにキュッとねじって首の部分に入れ込んでいきます。
ここのわっか部分に入れてリボンを完成させます。
入れるのはこのスキマです。
ではやってみましょう。
赤マル部分のリボン、表地に親指のハラをあて、裏地には人差し指のハラをあてます。手首を時計まわりにキュッとねじって......
わっかのこの部分のスキマに入れ込んでキュッと絞っていきましょうす。
後は形を整えればリボンは完成です。
このリボンのクビ部分が緩いと後からほどけてくることがありますので、グルーガンで補強しておけばより安心デス。
ゴールとのリボンも同じ要領で作っていきましょう。
これを必要な数だけ作っていきます。
※今回は全部で12個作りました。
リボンモチーフを作る時の注意点 |
・リボンをカットる時の長さは作りたいモチーフの大きさで決めます。大きいモチーフなら長めに、小さいモチーフなら短めにカットします。
・リボンは常に表地がリボンの前面に来るように作りましょう。 ・モチーフとなるリボンは、作り方によって形状が違います。 |
アイロンでしわ伸ばし
ここからは、いよいよモチーフをつけていきます。
イメージはダークでポップなクリスマスツリー。そんな想像をしながら配置していくのですが、今一つイメージがわきません。なんでだろう???
と、そこでハタと気が付いた。マントがシワシワすぎてイメージがわかないのです。多分。私の性格的に。ということで、まずはアイロンでシワ伸ばしです。
って、これアイロンできるのかわからないので、やってみます!もし、縮んだらもう1回買うしかなくなるのですが、ドキドキ(#^.^#)
化学繊維は最悪縮んだり溶けたりしますので、ここは慎重にスチームアイロンでやっていきたいと思います。
準備したのはこの2つ。スチームアイロンとアイロンミトン。準備したらスチームをあててしわ伸ばしなのですが、伸びない。特に折り目なんて全然伸びない。仕方ないので......
エイ!と、直接アイロンです。そうするとこんな風にきれいにシワが取れていきます。
※スチームアイロンの温度は低めなのかもしれないので、普通のアイロンを使用するのならば温度設定には十分注意しましょう。
全体キレイにシワ伸ばしできました。
こんな風にピッカピカになりました。スバラシイ。
ついでにヒモ部分も忘れずにプレスです。が......!!
やり過ぎたのか、もともとなのか、一部はこんな風にほつれていました(-_-;)ゴーン。
こっちも忘れずアイロンだけでもやっておきます。
ちなみに、これは薄手のフェルト地デス。スチームアイロンの直プレスできれいにシワ伸ばしができました。生地トラブルなど特に何も問題ありませんでした(#^.^#)イェイ♫
アイロンをあてる時の注意点 |
・素材によってはアイロンNGの場合がありますので、注意しましょう。
・アイロンNGがOKか判断つかない時には、目立たない場所でトライします。その時、低温から試しましょう。 |
モチーフを付けていく
後は、モチーフをつけていけばオリジナルのコスチュームは完成です。もうちょっと頑張りましょう。
準備するのは......
このステッカー。スポンジでできているので軽くてGOOD。マント本体がとっても軽くて華奢な作りなので、軽いモチーフはありがたいデス。
可愛いしハロウィンムード満載なのが余計にGOOD。上のチビさんがフランケンNGを出したので、ジャック・オー・ランタンとゆうれいくん、黄色のキャンディーだけを使います。
あとは......
このモチーフをランダムに配置していきます。
チビさんたちと、あーでもない、こーでもないと言いながら、置いていきます。
メインはコレ。やっぱり可愛い&目立つ存在。主役はやっぱりコレですね。
このリボンは準主役。おとなしめに見えますが、実物は結構な存在感を示しています。ヤッタ(^_-)
モチーフ全部をバランスよく&ランダムにおいていくと......
決まりましたが.....?う~ん、何かが足りない。
急遽手持ちのラインストーンを追加することに。
随分華やかになりました。
アップでみるとこんな感じ。よし、これでOKデス。
と、実はここからもうひと頑張りデス。これを全部グルーガンで張り付けていきます。
ここからは、地道な作業の繰り返し、モチーフの裏にグルーをつける⇒マントに張り付けるをやっていきます。
実はここで、マントからしみ出したグルーが床に張り付いていることに気づきました!
つまりこれです。
モチーフにグルーをつける⇒マントに張り付ける⇒モチーフを軽くプッシュ⇒マントからグルーが突きぬけて床にマントが張り付いていた!ということなのです。
マント、すごく薄いですので、そうなったのかもしれません。もしくはグルーの量が多かったのか、あるいはプッシュが強かったのか......いずれにしても気をつけねばデス(-_-;)
幸いなことに下はフローリングでしたので、カンタンに剥がれました(#^.^#)
そして、よく見るとヒモの先が割けてしまっています。
ですので、ここはちょっとハサミでカットして.....
グルーガンでラインストーンを張り付けます。これでレンジも修理も同時に終わらせちゃいましょう。
これで、ハロウィン衣装のアップデートは完了です!
念のため、グルーが冷えるまで10分程度待ちましょう。そうすると......
完成です!家族の評判も上々。チビさんのテンションもマックスです。
さっそく衣装合わせしてみました♪チビさん、これ着てハロウィンパレードに行くのだと大張り切り。喜んでくれました♥
一緒に行こうね、チビさん(*^_^*)
グルーガン使用の注意点 |
・グルーガンで溶かしたグルーは120度~170度くらいの高温になりますので、やけどに注意しましょう。
・グルーは洋服に着くと取れない・素材によっては溶けるなどのトラブルにつながることがありますので、洋服に付着しないように注意しましょう。 ・モチーフをマントに着ける時には、グルーがさめきらないように手早く行いましょう。 ・グルーがマントから床にしみることがありますので、注意しましょう。 ・完成後、グルーが冷める&安定するまで最低でも10分程度は待ちましょう。 |
ハロウィンのコスチューム。ベースもモチーフもセリアでゲット&オリジナルで楽しみましょう♥
ハロウィンパレードに向けて、オリジナルのコスチュームを作ってみました。
とはいえ、私はベースにちょっと手を加えただけ。制作時価は約1時間。費用は全部で1人分1,000円未満。たったそれだけでオリジナルのコスチュームが完成しました。やってみるまでは大変だと思うかもしれませんが、初めてしまえば案外ラクラクに完成でした。
せっかくのハロウィンです。オリジナルの衣装で目いっぱい楽しんでみませんか?