目次
「比」という漢字について
字画数:4画
音読み:ひ
訓読み:くら-べる
「比」の他の読み方は
「比」には「ひ」「くら-べる」以外にも名前に使うことで違う読み方が存在しています。
あまり知られていませんが、実は「これ」「たすく」「ちか」「つな」「つね」「とも」「ひさ」と読むことができるのです。
「ちか」や「つね」、「とも」、「ひさ」は名前に使用しやすい読み方ですね。
「比」を使った男の名前
比(たすく)
藍比(あいひ)
和比(かずとも)
比周(これちか)
比希(つなき)
比道(つねみち)
比志(ひさし)
比呂(ひろ)
比呂史(ひろし)
正比古(まさひこ)
莉比人(りひと)
比彦(つねひこ)
比樹(ともき)
芳比(よしひさ)
比斗史(ひとし)
比一(ひいち)
比雅(これまさ)
比斗(つねと)
「比」を使った男性芸能人、有名人
守田 比呂也さん
コヤマ 紀比古さん
打田 康比古さん
井川 比佐志さん
芥川 比呂志さん
「比」の使い方
「比」は「とも」「ひさ」「つね」「これ」などと読めることから、先頭字としても止め字としても活躍する漢字です。
他の漢字と組み合わせやすい魅力も持ち合わせているため、名前に「比」を使いたい場合、苦労せずに使用することができるでしょう。
「比」の持つ意味
「比」という漢字は人が二人並んだ様子を表している漢字です。
そのため、素敵な意味が込められている漢字なのです。
その意味をひとつずつみていきましょう。
「比」は、親しむという意味が込められている
人が右向きで二人並んでいる様子を表している漢字が「比」です。
そのため、並べるや親しむという意味が込められているのです。
人が並んだ様子が表れている「比」の見た目に温かさも感じることができますね。
「比」はくらべる意味も
「比」は「くら-べる」とも読みます。
そのため、違いを調べるという意味も持っています。
のちに紹介しますが、「比」が使われている熟語には違うことを探す意味を持つものが多くあります。
違いを見つけるというと、なんだかマイナス要素が浮き出てしまいそうですが、違いを見つけるということは同じも見つかるということ。
そう考えると、温かさを感じることができますね。
ちなみに「くらべる」には「比」以外にも「較べる」「競べる」もありますが、一般的には「比べる」を使うことが多いです。
「比」を使った熟語
「比」を使った熟語には、違いを調べるという意味のものが多く存在します。
例えば「比較」や「対比」、「比類」がそうです。
また、何かに対する割合を指す「比重」や「比例」、「比率」という熟語もあります。
逆に共通点を見つける意味を持つ「比喩」もありますね。
さらに「比」はくらべる以外にも並ぶという意味もありました。
そのため、肩を並べるという意味の「比肩」という熟語もありますよ。
「比」の説明の仕方
「比」を使った名前を、顔をあわせずに説明しなければいけない時、どのように伝えればいいでしょうか。
例文をいくつか紹介していきます。
・「比は、比べるという漢字です」
・「比は、比例の比です」
・「比は、比重の比です」
比べるという漢字でだいたいが通じるでしょう。
もし比べるで通じないようでしたら、「比」を使った熟語で表すとわかりやすいかもしれませんね。
例文に出した「比例」や「比重」の「比」と伝えることで相手に理解してもらえるでしょう。
そのため「比」を使った熟語をいくつかストックしておくと便利かもしれませんね。
「比」の魅力とは?
「比」は、男の子にも女の子にも使える万能な漢字です。
人が二人並んだ見た目も素敵な漢字のため、名前に素敵な願いを込めることもできますよ。
「比」がもつ魅力をみていきましょう。
「比」を使うことで友達をたくさんできるようにと願いを込める
「比」には、比べるの他に並ぶや親しむという意味があることをお伝えしてきました。
そのため、「比」を名前に使うことで、友達がたくさんできるようにと願いを込めることもできるのです。
「比」の漢字自体に人が二人いるという点も、友達との接点を大切にする意味を感じることができますね。
見た目にも意味にも魅力が込められている素敵な漢字なのです。
「比」を「ひ」と読ませるとカリスマ性を感じさせる
「比」を「ひ」と読ませて名前に使用することで、「ひ」の音からカリスマ性を感じることができます。
情熱と冷静さを兼ね揃えた印象を与えることができるので、男の子の名前に「ひ」と読ませて使用するのにぴったりですね。
まとめ
「比」が持つ意味や魅力について紹介してきました。
比べるというと他人と比べる人生という印象を与えてしまいそうですが、比べるは違いを探すということ。
そして違いを探すことは同じことを見つけるということに繋がります。
これは人との繋がりにもとても大切な意味を与えますよね。
それだけ重要な要素を持つ「比」は男の子の名前に使うのにとてもぴったりです。
他の漢字と組み合わせて、さらに素敵な意味を持たせ、願いを込めてみてくださいね。