飛行機での授乳はどうする?座席でしても大丈夫?タイミングややり方やおすすめグッズ

スポンサードリンク

帰省や旅行などで、赤ちゃんが小さくても飛行機に乗る機会が訪れることがあります。

そんなとき、一番の不安は授乳です。

赤ちゃんがおっぱいやミルクが欲しいと泣いたとき、ママが慌てないために飛行機に乗るときは用意万全にしておくことがおすすめ。

この記事では、飛行機での授乳対策についてばっちり紹介します。

ポイントは4つです。

・飛行機に乗っている時の授乳のやり方
・授乳する時の3つの注意点
・授乳におすすめ5つのグッズ
・子連れで飛行機に乗る時のおすすめグッズとポイント

最後まで記事を読んでいただければ、飛行機に乗る不安が吹き飛んでいるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

飛行機に乗っている時の授乳のやり方

母乳の場合

基本的には座席で授乳します。

大きめの上着や授乳ケープなどを用意して隣や周りから見えないように対策して授乳しましょう。

席が空いていれば、客室乗務員に確認して人の少ない場所に移動して授乳するという方法もあります。

航空会社によっては、後方の座席がカーテンで仕切ることができたり、旅行プランで授乳専用ゾーンのある機体を利用することができたりしますので、旅行会社に問い合わせてみるようにしましょう。

ミルクの場合

哺乳瓶や粉ミルクは自分で用意しましょう。

お湯は客室乗務員に頼めば準備してくれます。

航空会社によっては、調乳してくれる場合もありますので、搭乗する前に確認しておくと安心です。

お湯を自宅から水筒などで持ってくる方もいるようですが、安全検査で液体の持ち込みは出来ないので注意してください。

長時間のフライトの場合は、哺乳瓶を2~3本持っていって洗ってもらう方法もありです。

授乳する時の3つの注意点

①フライト前に授乳は済ませておく

機内での授乳は最小限にしたいものです。

搭乗の10~30分前には済ませておきましょう。

近場1~2時間のフライトなら、子供の年齢によってはフライト前にしっかりやっておけば機内で授乳をすることなく目的地に到着できます。

フライト前にお腹が空くように授乳の間隔を調節しておくといいかもしれませんね。

②ミルクがいつでも作れるように、お湯だけ先にもらっておく

授乳がミルクの場合、客室乗務員に頼めばお湯を持ってきてもらえますが、忙しい時等、すぐに対応してもらえないこともあります。

その場合は、空の保温できるステンレスボトルを用意して、対応してもらえる時にお湯だけ先にもらっておくのもありです。

その際は、ボトルを開けた時に気圧の違いでお湯が噴き出すことがあるので注意してください。

③離着陸に授乳をして耳抜き対策

赤ちゃんは自分では耳抜きができません。

耳鳴りで赤ちゃんが不機嫌にならないように、離着陸の際、授乳をするのもアリです。

授乳の際の、赤ちゃんが「ゴックン」することで、耳抜きと同じ効果があるので良ければ試してみてください。

授乳におすすめ5つのグッズ

①授乳ケープ

母乳で育てていて、授乳中の外出時に困るのが授乳場所ではないでしょうか。

飛行機の機内はもちろんですが、ベビールーム等の場所が混んでいたり、近くに無くて探すのも大変だったり、それでも赤ちゃんはお構いなしにおっぱいを欲しがるので大変ですよね。

自分で簡単な布やタオル生地で覆いかぶせるようなものを作ってケープ代わりにしてもいいですね。

大きめなカーディガンも授乳ケープに代用可能です。

今はおしゃれで機能的な『授乳ケープ』が色々あるので母乳育児の人は一枚ないし二枚もっていくといいでしょう。

②授乳ストラップ

授乳をする際に、洋服を持ち上げてくれる便利アイテムです。

胸元の開きがキープできるのでおっぱいが出しやすく、赤ちゃんの顔に洋服がかかりません。

洋服が赤ちゃんにかぶると嫌がって授乳が中断してしまったり、場合によっては窒息の心配もあります。

第3の腕の代わりに授乳ストラップで洋服を持ち上げておけば、安心して赤ちゃんを支えて授乳できるでしょう。

③乳首のトラブルに便利なアイテム

・おっぱい保冷剤

シートタイプや、レンジと冷蔵庫で温&冷両方出来るジェルタイプのものがあります。

おっぱいが張って痛い時や、おっぱいが出なくて困った時に使ってみるのもアリです。

・搾乳機

母乳が詰まると起こる『乳腺炎』は、母乳育児のママにとっては心配なことのひとつです。

母乳の詰まりを解消するには、しこりのある部分を軽くマッサージして、詰まった母乳の流れを促しましょう。

搾乳器だと、詰まっていない乳腺ばかりから母乳が出てしまうので『手絞り』の方がいいのですが、うまく手で絞れない時などは、搾乳器を試してみてください。

乳腺炎になったママ友はそれ以降、『搾乳器』と『手絞り』両方試しながら、授乳後の母乳を出し切るように頑張っていました。

・乳頭保護器と馬油

授乳の際、乳首周りの傷や痛みがあると、安心して赤ちゃんにおっぱいをあげることができませんよね。

乳首が痛むのを保護しながらおっぱいをあげられるのが『乳頭保護器』です。

また、乳首の傷や自身や赤ちゃんの乾燥肌にもいいのが『馬油』。

『馬油』は病院の産科でも使われています。

自然由来のものなので安心して使うことができますが、嫌がる赤ちゃんもいます。

私の息子は塗ったら匂い?口触り?

どちらかなのかそれとも両方なのかわかりませんが、嫌がっておっぱいを飲んでくれませんでした。

④赤ちゃんの頭をサポートするアームピロー

スポンサードリンク


授乳をする際に、赤ちゃんの頭を腕で支えていると不安定で、夏や暑い日は自分も赤ちゃんも汗だくになって大変ではないでしょうか。

腕に固定できるクッションが付いたアームピローは、腕にかかる負担も軽減出来ます。

素材は色々ありますが、熱を逃がして汗を吸収する綿素材がおすすめです。

⑤ミルクを小分けにしておくアイテムと赤ちゃん用の水

携帯用のミルク入れ袋やプラステック製の小分けグッズなど、色々あります。

ミルクを小分けにしておけば、赤ちゃんがミルクを欲しい時にさっと作れるので便利です。

私の場合は、小分けにせず固形になった粉ミルクを利用しました。

『赤ちゃん用の水』は、熱湯でミルクを溶かした後に冷まさなくても、赤ちゃん用の水を入れれば適温にすることが出来るので、忙しい時などは便利なアイテムです。

子連れで飛行機に乗る時のおすすめグッズとポイント

①座席をベッドに

航空会社によっては、条件付きで使用できる等の制限があるようなので事前の確認が必要になりますが、「Fly-Tot フライトット(空気で膨らませるタイプ)」や「ベッドボックス(組み立てる小さいスーツケースタイプ)」は、座席の足元に設置すれば座席一面をフラットなベッドにしてくれるアイテムです。

座った姿勢が長く続けば、子供も眠いのに寝る体制が安定しないで起きてしまったり、ぐずってしまったりと上手く眠れないかもしれません。

子供が長く眠れれば起きた時の機嫌も良いですし、親も安心して少しホッとできる時間を機内で過ごすことが出来るでしょう。

前述しましたが、便利アイテムではありますが、航空会社によって使用可能かどうかは事前に確認してから持ち込むことをおすすめします。

②手や周りが汚れない塗り絵

『うきうきぬりえカラーワンダー(特殊な透明インクで服や手が汚れない塗り絵)』や『スイスイおえかき 何回でもぬれる!ぬりえ(水でお絵かきができる塗り絵)』など、便利で楽しい塗り絵があります。

機内に持ち込んでも座席など周りも汚さない塗り絵であれば、子供も親も安心して楽しい時間が過ごせます。

③子供はシール貼りが大好き

私が子供の頃は、『シールブック』はありませんでした。

あったら、長い時間シールをペタペタ貼って剥がしてを繰り返していたでしょう。

今は100円ショップにも『シールブック』があり、乗り物や動物など色々なシリーズがあるのでお子様の好みにあったものを選ぶこともできます。

文具や出版の会社等で色々な『シールブック』があるので、子供が好きそうなものを選んで親子で楽しむと搭乗時間があっという間に感じるかもしれません。

④子供がお気に入りの絵本とおもちゃ

長時間遊ぶというわけにはいかないと思いますが、機内で子供がぐずったりした時にあやしたり、気分を変える為、子供がお気に入りの絵本やおもちゃを用意しておきましょう。

その際は、音が出ない絵本やおもちゃを用意するように注意してください。

⑤折り紙とあやとり

シール同様、子供は折り紙が大好きです。

折り紙やあやとりの本も色々あるので用意していけば、親子で色々形を作っているうちに時間があっという間に過ぎてしまうかもしれませんよ。

⑥ポータブルDVDプレーヤーとお気に入りのDVD

航空会社によっては、機内の座席にモニターがないこともあります。

また、あっても子供のお気に入りの番組がない場合も。

ポータブルDVDプレーヤーとDVDを持参しておけば、子供に見せて時間を過ごすことができます。

手持ちのタブレットに動画を入れて持ち込むのもアリです。音漏れ防止の為、子供用のヘッドフォンも忘れないように準備しましょう。

⑦普段のおやつと特別なおやつ

ぽろぽろこぼれたり、汚れたりしにくいおやつというのが前提ですが、普段好んで食べているおやつと、普段より少し贅沢になるような子供が好きなキャラクターの絵があるおやつ等の両方を用意すると、子供が飽きずに喜んで食べてくれますよ。

飛行機に乗っているときの授乳対策は万全に。

記事でご紹介したおすすめグッズをすべてもっていくことはありませんが、色々と用意しておくと、対処もその数だけできるようになります。

私は外出時、抱っこ紐やベビーカーをもっていかなくて後悔したときが何度もあります。

息子が3歳近くなった今でも多々あるのですから、授乳時はやや大げさ気味に対策をしてもいいぐらいです。

子供との外出は準備万全対策万全にしておくことで、ママやパパの気苦労やストレスも格段に減ります。

フライトが長時間であればなおの事、騒いでしまって周りの迷惑にならないか、せっかくの旅行や外出で子供や自分たちにストレスが溜まらないかなど、色々考えてしまいますよね。

その心配の分だけ対応できる準備をしておくことで、不安が安心に変わります。

『大げさぐらいがちょうどいい』それぐらいの気持ちで授乳対策をして飛行機に乗るようにしてくださいね。