赤ちゃんの離乳食でひよこ豆はいつから食べて大丈夫注意点とおすすめレシピ

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離乳食期において、良質なたんぱく質を豊富に含む豆類は貴重な栄養源として活用しているお母さんも多いと思います。

種類が豊富な豆類を使いこなせると、レシピの幅も広がります。

しかし、いざ赤ちゃんに食べさせようと思うと、アレルギーや調理法などについて色々と気になるポイントが出てきますよね。

今回は、豆類の中でもひよこ豆について調べてみました。

記事のポイントは3つです。

・赤ちゃんはひよこ豆をいつから食べて大丈夫?
・赤ちゃんがひよこ豆を食べるときの注意点
・赤ちゃんにおすすめのひよこ豆レシピ

それでは解説していきます。参考にしてみてくださいね。

目次

赤ちゃんはひよこ豆をいつから食べて大丈夫?

ひよこ豆は、10倍粥や他の野菜に慣れてくる、離乳食開始後1ヶ月頃から食べることができます。

ひよこ豆は、小さな突起がある黄色い豆です。

日本では生産されておらず、馴染みのない方もいるかもしれませんが、食物繊維やミネラル、ビタミンEやB群などを豊富に含んでいる注目の食材です。

多くはメキシコやアメリカなどから輸入され、乾燥させたものや水煮として流通しています。

乾物からの調理はやや手間がかかりますが、しっかり下処理をすれば柔らかくなり、栄養も豊富なので、ぜひ離乳食に取り入れたい食材です。

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赤ちゃんがひよこ豆を食べるときの2つ注意点

赤ちゃんに安心して美味しくひよこ豆を食べてもらうためには、気をつけほしいポイントが2つあります。

1.大豆アレルギーの交差反応に注意する

交叉反応とは、食物アレルギーの原因となるアレルゲンと似た構造を持つものにもアレルギー反応を起こしてしまうことをいいます。

ひよこ豆は大豆と同じマメ科の植物で、たんぱく質の構造が大豆と似ている部分があります。

大豆は、厚生労働省がアレルギー表示を推奨する特定原材料に含まれます。

豆類における交差反応についてはまだ十分な研究がされていませんが、アレルギーの可能性には注意しておく必要がありますね。

初めて豆類を食べる場合は、少量から食べ始め、徐々に増量していくようにしましょう。

関連記事⇒赤ちゃんは豆乳をいつから飲んで大丈夫?5つの注意点とおすすめレシピ

2.皮の処理に注意する

ひよこ豆には薄い皮がついており、赤ちゃんが食べるときには皮を取り除く必要があります。

ひよこ豆の皮はしっかりした食感があります。

まだ歯が生えそろっておらず、消化機能が未熟な赤ちゃんにとっては、皮がついていると飲みこむことも、消化することも負担になってしまいます。

そこで、赤ちゃんがひよこ豆をおいしく食べられるための下処理方法を紹介します!

①乾燥ひよこ豆を流水で洗い、全てが完全に浸るくらいのたっぷりの水に一晩浸けておく

②浸けていたひよこ豆をザルに上げる

③鍋にひよこ豆と新しい水をたっぷり入れて、アクを取り除きながら2時間程茹でる

④柔らくなったらザルに上げ、粗熱をとる

⑤粗熱がとれたらひよこ豆を軽くつまむようにして、薄皮を取り除く

☆乾燥ひよこ豆50gを浸水して茹でると、110g程になります

☆大人用に茹でる時は塩を入れるのもおすすめです!

☆ひよこ豆を加熱調理に使う場合はやや硬めに茹でてください

時間と手間はかかりますが、乾物は臭みがなく水煮にはないホクホク感が得られます。

赤ちゃんにおすすめのひよこ豆レシピ

ここで、離乳食各期に合わせたおすすめレシピを紹介します!

離乳食初期

フムス風ひよこ豆ペースト

材料

・ひよこ豆 10粒程
・だし汁 大さじ1

作り方

①ひよこ豆の下処理をする(上記参照)

②すり鉢や裏ごし器でひよこ豆をすりつぶす

③②にだし汁を少しずつ加え、食べやすい硬さに伸ばして完成

離乳食中期

ひよこ豆入り野菜スープ

材料

・ひよこ豆     10粒
・にんじん     10g
・キャベツ     2枚
・玉ねぎ      1/4個
・トマト      1/4個
・コンソメスープ  200cc

作り方

①ひよこ豆の下処理(上記参照)をし、食べやすい大きさに刻む

②にんじんは細かく刻み、柔らかく茹でる

③キャベツ、たまねぎ、湯むきしたトマトも細かく刻む

④①②③をコンソメスープで煮込み、すべての野菜が柔らかくなったら完成

離乳食後期~完了期

豆と野菜のカレー

材料

・ひよこ豆    15個程
・にんじん    1/4個
・玉ねぎ     1/4個
・じゃがいも   1/4個
・ほうれん草   1房
・バター     5g
・小麦粉     10g
・牛乳      大さじ1
・トマトペースト 大さじ2
・カレー粉    2つまみ

作り方

①ひよこ豆の下処理(上記参照)をし、食べやすい大きさに刻む

②にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ほうれん草を食べやすい大きさに刻む

③鍋ににんじん、玉ねぎ、じゃがいもを入れ、すべてが浸るくらいの水を入れて煮込む

④野菜が柔らかくなってきたら、ひよこ豆とほうれん草を入れて煮込む

⑤耐熱容器にバターを入れて溶かす

⑥⑤に小麦粉を少しずつ混ぜ合わせる

⑦少し温めた牛乳を⑥に加えて混ぜ合わせる

④に⑦とトマトペースト、カレー粉を入れ、煮込めば完成

スープやカレーなどは、大人用の味付け前に取り分けもできますね!

まとめ

ひよこ豆は、食物繊維やミネラル、ビタミンEやB群などを豊富に含んでおり、10倍粥や他の野菜に慣れてきた離乳食開始後1ヶ月頃から食べることができます。

乾燥させたものや水煮として多く流通しており、乾物の場合は浸水や下茹でが必要です。

いずれの場合も薄皮を除去することで食べやすくなります。

ひよこ豆は大豆と同じマメ科の植物で、たんぱく質の構造が似ている部分があります。

赤ちゃんに初めてひよこ豆を与えるときや増量するときは、念のためアレルギー症状に注意しておきましょう。

いつものメニューにひよこ豆を加えるだけで、栄養価が一気に増すので、ぜひ取り入れてみてくださいね。