授乳中はアイスを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

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「母乳に良いものを食べるようにしましょうね。」

こう助産師さんに言われたママ、多いのではないでしょうか。

いいものといっても、助産師さんによっても答えが違うので、正直困ってしまいますよね。

しかも情報が進化していくため、中には食べても大丈夫だと思っていたものがダメと言われてしまうケースも。

アイスもダメと昔は言われていたものでしたが、実は食べても大丈夫なのです。

この記事では、アイスについて詳しく紹介するとともに授乳中のアイスの食べ方について教えます。

ポイントは10個です。

・アイスって?
・アイスは授乳中におすすめの食べ物?
・アイスのカロリーは?
・授乳中におすすめのアイスの食べ方は?
・アイスを毎日食べるのはNG?
・母乳とアイスの関係
・乳腺炎について
・ラムレーズンなど注意が必要なアイスは?
・おすすめアイスレシピ
・アイスを食べるときの2つの注意点

最後まで記事を読んでいただければ、安心してアイスを食べることができるはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

アイスって何?

アイスとは、牛乳や果汁、卵などに砂糖を加えて凍結させたお菓子の総称です。

アイスクリーム、アイスキャンディー、シャーベットなど、種類が豊富で、各メーカーから色々なアイスが発売されています。

アイスは授乳中におすすめの食べ物?

糖分が多いのでおすすめの食べ物ではありませんが、絶対に食べてはいけないものでもありません。

よく、乳製品は乳腺炎になりやすいので食べないほうがいいと言われることがありますが、そのようなことはないらしいので、食べても大丈夫です。

しかし、アイスばかり食べると栄養が偏ってしまい、母乳の出や質を落としてしまうのは事実。

アイスは適度におやつとして楽しみ、野菜中心でバランスの良い食事を心がけることが大切です。

アイスのカロリーは?

市販されているアイスのカロリーを一部まとめました。

・ハーゲンダッツ1カップ 240~300キロカロリー
・雪見だいふく 1個82キロカロリー
・爽のバニラ味 1個241キロカロリー
・スーパカップシリーズ 1個300~380キロカロリー
・ガリガリ君シリーズ 1個40~70キロカロリー
・チョコモナカジャンボ 1個 302キロカロリー
・チーズスティック 1個 204キロカロリー
・アイスボックス 1個13キロカロリー
・ピノ 1パック186キロカロリー
・モウのバニラ味 1個239キロカロリー
・パピコシリーズ 1本80~90キロカロリー
・ジャイアントコーンシリーズ 1本250~280キロカロリー
・牧場しぼりのバニラ 1個195キロカロリー
・アイスの実シリーズ 1パック110~160キロカロリー
・SUNAOシリーズ 1個80キロカロリー

カロリーだけでは判断しづらいですが、ひとつの目安として食べる量を調整するようにしましょう。

授乳中におすすめのアイスの食べ方は?

間食として食べるのがおすすめです。

授乳中はとにかくお腹が空きます。

しかも甘いものが無性に欲しくなるママもいるようです。

しかし、アイスばかり食べるのはおすすめできません。

最初の間食でアイスを食べたら次の間食はナッツ類にするなど、栄養が隔たらないように工夫をしましょう。

授乳だけで600~800キロカロリーを1日消費するので、多少食べ過ぎても問題はないですが『質(栄養素)』を気にするようにしましょう。

アイスを毎日食べるのはNG?

1日1個ならNGではないですが、アイスばかり食べていると飽きてこないでしょうか?

私は飽きっぽいのでいくら種類の違うアイスを食べたとしても、一週間毎日はちょっときついかもです……。

とにかく授乳中はバランスの良い食事をすることが大切。

アイスばかりおやつにするのではなく、もう少し栄養のあるものも食べることがおすすめ。

ナッツ類や果物など、女子に人気のおやつはアイスの他にもいろいろあります。

母乳とアイスの関係

アイスなどの乳製品が乳腺炎の原因を作るというのは古い情報で、現在はそのような事実はないことが明らかになっています。

とはいえ、食べ過ぎは母乳の質に影響しますので、そこらへんは考えて食べる必要があります。

乳腺炎について

乳腺炎は乳腺がつまってしまい炎症が起こります。

症状としては、乳房の痛みや発熱、しこりなど。

つい最近までは脂肪分や油分、塩分を摂りすぎると乳腺炎になりやすいと考えられていましたが、因果関係は薄いことが現在は主流になっています。

乳腺炎の原因は授乳姿勢ではないかと言われることも多くなってきていますが、はっきりとした原因はわからずといったところのようです。

野菜中心でバランスのいい食事をしていて、なおかつ定期的に搾乳をしていれば乳腺炎にならないという先輩ママが多くいました。

やはり食事の『質』は大事なのではないでしょうか。

この食べ物はダメというよりは、バランスの悪い食事はダメと考え、好きな食べ物も適度に楽しむようにするのが良いでしょう。

ラムレーズンなど注意が必要なアイスは?

アルコールが含まれているものは、授乳中には食べないようにしてください。

ママが食べたものは母乳として赤ちゃんに届けられます。

医師によってはビール1杯、ワイン1杯程度だったら1日に飲んでも大丈夫だという人もいるようですが、何かあってからでは遅いですよね。

不安を感じながら食べたり飲んだりするのは美味しくありませんし、

赤ちゃんへのリスクを回避するためにもラムレーズンなどアルコールを含む製品は、卒乳してから楽しむことをおすすめします。

もし気が付かずに洋酒などアルコールを含む製品を食べてしまった場合は、搾乳をして次の授乳まで2、3時間空けるようにしましょう。

その際、搾乳した母乳は保存せず捨ててくださいね。

関連記事⇒授乳中はワインを飲んでも大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

おすすめアイスレシピ

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自宅で作れるアイスのレシピを紹介します。

簡単で美味しいのでぜひ作ってみてください♪

自家製ブルーベリーアイス

材料:水切りヨーグルト100g、ブルーベリージャム30g

↓作り方↓

1:ボウルに水切りヨーグルトとブルーベリージャムを入れて良く混ぜ合わせます。
2:ラップをかけて30分冷凍庫で冷やします。
3:冷凍庫からボウルを取り出し、ラップを少し開けてかき混ぜます。
4:再びラップをして30分ほど冷やしたらできあがりです。

粉ミルクのバナナアイス

材料:牛乳200ml、粉ミルク大さじ5、砂糖20g、バニラエッセンス少量、バナナ1本

↓作り方↓

1:バナナの皮を剥き、フォークの背などでよくつぶします。
2:小鍋に牛乳を入れて温めてください。
3:ボウルに牛乳、粉ミルク、砂糖、バニラエッセンス、バナナを入れて良く混ぜ合わせましょう。
4:ラップをかけて1~2時間冷凍庫で冷やし、一度取り出してかき混ぜましょう。
5:再び冷凍庫に入れて、良い感じに凍ったらできあがりです。

※だいたい3、4時間ぐらいで食べられるぐらいに凍ります。

アイスを食べるときの2つの注意点

授乳中にアイスを食べるときに気をつけてほしいことが2つあります。

①アレルギーに注意してください。

乳製品や卵を含むアイスを食べた後、赤ちゃんの皮膚に発疹がでたらアレルギーの可能性があります。

アイスの場合、アレルゲンが卵なのか牛乳なのかが判りかねますので、発疹を確認したらできるだけ早めに小児科に行くようにしましょう。

一度でもアレルギー症状が出た場合は、その原因となる食材をママが食べないように気を付けることも忘れずに。

②冷えないように気を付けましょう。

冷えは万病のもとと言われるように、身体が冷えると人間は不調に見舞われます。

授乳中のママは血流が悪くなると母乳の量に変化が出てしまいます。

最悪の場合、母乳が出なくなってしまう可能性もあるので、アイスや冷たいものをたくさん摂るのは注意が必要です。

身体を温める生姜などを食事に取り入れるなど工夫をしながら、冷たいものは適度に楽しむようにしましょう。

神経質にならずに、好きなものを食べることを楽しみましょう。

授乳中は慣れない育児や三時間おきの授乳などで、体力も気力も消耗しがちです。

そんななかで、甘いものを食べる時間は至福の時間といってもいいのかもしれません。

アイスを食べると乳腺炎になるというのは古い情報。

食べても大丈夫です。

ただし、食べ過ぎることがないようにしてくださいね。

適度に甘い物や乳製品を楽しみつつ、大変なこともある育児を乗り切りましょう。

『育児頑張っている自分へのご褒美』大事ですよ。

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