育児ストレスで限界を感じたら!育児ノイローゼになる前にしたい11つのこと

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とても真面目で真剣に子育てに取り組んでいるお母さん程なりやすいという育児ノイローゼ。

頑張りすぎてしまい育児ストレスを抱え込んでいませんか?

育児により自分がおかしくなるのではと、危機感を感じるお母さんはとても多くいます。

特に初めての子育てや年齢の近い子どもを育てる時には、分からないことも多く、自分の時間もない、急な環境の変化などで心も体もついていけなくなることがあります。

ストレスが爆発して子どもに八つ当たりしてしまう前に、足を1歩踏み出してみませんか。

「育児ストレスや育児ノイローゼが原因で起こる症状とは?」
「全部投げ出してどこかに行きたくなるくらい辛いです…。」
「気を張り続けてしまう性格なのですが、どうすればいいですか?」

など、心に溜まったストレスが、もういっぱいになり溢れてしまいそうで、なんとか抑えているお母さんのつらい声が聞こえてきそうです。

子育ても大切ですが、その前に大切なのはお母さんの精神が安定していること!

今回は、育児によるストレスで限界を感じている人へ、気持ちを少しでも和らげる方法をご紹介します。

・育児ノイローゼや育児ストレスとは
・育児ストレスを和らげる1番の方法
・子どもが一緒でもストレス解消できる6つの方法
・ノイローゼにならない為の考え方4つ
・育児で辛い思いをしている人のブログ

育児で忙しい毎日ですが、少し時間ができたときにでもゆっくり読んでみてください。

爆発する気持ちをやわらげ、ストレスメーターを下げる方法についてみていきましょう。

目次

育児ストレスを抱え込んだ場合や育児ノイローゼの場合のお母さんの症状とは?

育児ストレスなどによるノイローゼは、実は気づかずにかかっているお母さんもたくさんいます。

まずは、育児ノイローゼによる症状をみてみましょう。

〇ちょっとしたことでイライラしてしまう。何もないのにイライラする。
〇すべてを捨てて逃げ出したいと思う。
〇やる気や興味が沸かずに、無関心な状態になる。
〇子どもがかわいいと思えなくなる。
〇拒食や過食になってしまっている。
〇急に涙が出る。
〇寝つきが悪く不眠症である。

中には、ストレスによる寒気や頭痛などを感じる方もいるようです。

このような症状がある場合には、育児ストレスがたまっているかノイローゼになっている可能性があります。

ストレスを抱え込みやすい人の特徴として、完璧主義者である、日中は子どもと一緒にいる時間が多く他の人とのかかわりが少ない、神経質である、社会から離れてしまい孤立している、責任感が人一倍強いなどの性格や状況にある人です。

核家族化になり、子どもが小さな頃の子育ては、家で子どもと2人きりの状態が続く家庭も増えてきていますね。

症状だけでなく、現在の自分が置かれている状況をもう一度把握して客観視し、もしかしたら育児によるストレスやノイローゼでいろいろな症状が出ているのでは?と考えるきっかけを、作ってみましょう。

まず解消する前に、気づくところから始めてみてください。

育児ストレスを解消するための1番の方法とは?

ワンオペ育児をされているお母さんや、小さな子どもと毎日一緒に過ごしストレスを抱えているお母さん、いろいろなストレス解消法を試されているかもしれませんが、1番は『子どもと離れる』ことです。

ずっと離れるわけではありません。

1時間でも2時間でも、短時間で構いません。

ご家族への協力や支援センターなどを利用して、少し子どもと離れてみてください。

子どもと一緒にいる限り、どこか緊張感や責任感が付きまとうのでリラックスできません。

2時間でも子どもを誰かに預けて、美容室や図書館、お買い物や散歩に出かけてみましょう。

びっくりするくらい、心がスッキリするはずです。

目には見えませんがストレスのメーターが下がっていくのを感じるでしょう。

子どもと離れることで、少し心配になったり不安になったりしますが、それも良い母親の証。

でも、子どもを誰かに預けるということは悪い事ではありません。

心が軽くなることで、その後の子育てもまた楽しくできるようになるでしょう。

「もう限界!」と感じたら、早めに予定を組んで、1人で過ごす時間を計画してみてください。

子どもと一緒にストレスを解消するおすすめの6つの方法

子どもや赤ちゃんを預けることができない場合でも、ストレスを和らげる方法はいくつかあります。

その中には、お母さんにとって、逆にストレスになることもあるので、自分にあった方法を見つける手助けになれば嬉しいです。

実家に帰る

実の母のもとに子どもと一緒に遊びに行きましょう。

やはり、長い時間過ごしてきた家族が一番頼れますし甘えることもできます。

孫が来てくれるので、実家の両親も嬉しいはずです。

子どもと一緒に遊んでくれたりお世話をしてくれたりすることもあるので、その時間はゆっくり過ごせる時間となりますし、育児の色々な話を聞いてもらうこともできます。

口出しされる、両親との仲があまり良くない場合には、逆にストレスになるかもしれませんが…。

赤ちゃんや子どもにとっても、お母さんやお父さん以外の人と関わることは大切ですし、いろいろなことを学ぶ機会となります。

児童館や子育て支援センターを利用する

実家が遠い場合などは、近くの子育て支援センターなど子育て世帯の人が集まる場所に出向いてみましょう。

そこには、同じ悩みを抱えたお母さんや保育のプロである先生もいらっしゃいます。

クリスマス会や誕生会、プールなどのイベントもあり、周りの人と一緒に楽しむことができます。

また、絵本の読み聞かせやトイレの練習、友だちとのかかわりなど、子どもの社会性をはぐくむ場所になります。

子育てに孤立感を感じているのであれば、誰かがいる場所に飛び込んでみてください。

誰かと話すことで、イライラや育児の不安などを解消できる場合があります。

一度行ってみて、やはり自分には合わないと感じたら行くのを辞めてもよいです。

行かなければならないわけではありません。

公園に散歩に行く

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誰かと話すのが苦手、室内で赤ちゃんが泣きだしたり子どもがぐずったりすると逆にストレスになるという人、ベビーカーや抱っこひもをもって、公園に行きましょう。

赤ちゃんが歩けなくても良いので、外の空気を吸いましょう。

天気の良い日には、レジャーシートを敷いて、のんびり座っているだけでもよいです。

公園にいって、お日様に当たるだけでも、ストレスをやわらげてくれます。

公園で赤ちゃんがぐずっても、駐車場に戻って対応できますし、周りに迷惑をかける心配もありません。

カフェやお店などでは、周りに迷惑をかけてしまいそうで逆に疲れますもんね。

支援センターなどでは、他のお母さんと話す機会がありますが、公園では会釈くらいで、話すこともありません。

その分リラックスできる時間となります。

おやつなど少しもっていき、プチピクニックを楽しんでみてはどうでしょうか。

美味しいものを食べる

食べるのが好きな人は、いつも買えないちょっと高級なものやケーキなど食べたいものを食べましょう。

子どもがいてもできますが、子どもに食べられてしまうこともありますね。

子どもを寝かしつけた夜、ちょっと背徳感を感じますが、ストレスを溜めるよりはよいでしょう!

美味しいものをゆっくり食べて、至福の時間を自分で作ってみてください。

泣ける映画やドラマを観る

外に出たり誰かに会ったりするのが億劫になることもあります。

そんなときには、家でゆっくり撮り貯めしていた映画やドラマを観てみましょう。

子どものお世話をしながらでも見ることができなくはありません!

もし、集中してみることができる時間があれば、思い切り泣ける映画やドラマがよいでしょう。

最近は「涙活(るいかつ)」がストレス解消によいと注目されていますね。

感情が解放できる涙は副交感神経の働きによるもので、リラックスできる効果があります。

わざわざDVDを借りにいかなくても、スマホやパソコンで観ることもできる時代です。

思い切り泣ける昔見た好きな映画やドラマなど、鑑賞してみてくださいね。

本や雑誌を読む

子育てしていると、子どものお昼寝などでちょっとした自分の時間ができます。

家事をするのも大切かもしれませんが、家事をお休みして自分の時間に変えてみませんか?

ちょっとした時間でできることと言えば、美味しいコーヒーを飲む、テレビを見る、漫画を読む、ゲームをする、本や雑誌などを読むなど、考えてみるといろいろあります。

何かしたいことを手元に置いておき、隙間時間があれば少しだけ楽しむ余裕を毎日の中で作ってみてください。

育児ノイローゼにならない為の考え方改革!

育児ストレスを溜めやすい人やノイローゼになりやすい人の特徴はご紹介しました。

そんな人には、まず考え方を変えてみることをおすすめしたいです。

育児書通りに行かないのが当たり前である

初めての育児や完璧主義のお母さんは、育児書通りに行かないと不安になってしまいます。

そろそろハイハイする時期なのにまだしていない、離乳食を食べない、しゃべり始めないなど、育児書を参考にしすぎてその通りに行かないことに不安を感じます。

しかし、育児書通りにいく子どもはいません!

子どもの特徴や性格など、千差万別なので、参考書通りにいくわけがありません。

育児書に頼りすぎず、自分の赤ちゃんや子どものペースでの成長を楽しんであげるようにしましょう。

子育てはみんなでするもの

子育てはお母さんがすべてすることではありません。

世の中のすべてのことを教えなくてよいのです。

洋服の着替え方やトイレの仕方など、すべて教えきれなくても、幼稚園や保育園で学んで帰ってきます。

兄弟姉妹がいるのであれば、お姉ちゃんやお兄ちゃんの姿を見ながら自分で始めることもありますね。

子どもの教育のすべてを自分の責任としてとらえる必要はなく、1人で抱え込む必要はありません。

お母さんもお父さんも完璧ではないし、教育者や祖父祖母も完璧な人ではないので、それぞれができることなどを分担しながら子育てしていくということを考えておいてくださいね。

子どもの良い面を伸ばすことを第1にしてみる

子育てをしていく中で、子どもの欠点なども見えてきます。

そこを正そうと思うことばかりに集中してしまうと、「あれはダメ!これはダメ!」という方も疲れますね。

悪い点を悪いと伝えるのは大切なことですが、子ども自身が正す力を持っているので、毎回毎回悪い面ばかりを見るのをやめてみましょう。

その代わり、子どもの良い面を見つけ、今以上に伸ばしてあげる為の方法を考えてみましょう。

悪い面を見続けるより良い面を伸ばしてあげる方が、支えるお母さんの気持ちも前向きになりますよ。

見て見ぬふりも大切

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「ママ、聞いてー!」「ママ、見てー!」「パパ、一緒に遊ぼう!」と毎日子どもに声をかけられ、疲れてしまうときもよくあります。

「もう黙ってて!」と言いたくなる気持ちもわかります。

また、注意することが多すぎて、すべてを口出しして疲れてしまうこともあります。

そんなときには「見て見ぬふり作戦」です。

悪く言えば無視するということになりますが、お母さんの心のリセットには必要な場合もあります。

子どもがかまってもらえないことを知り、自分で遊び始めることもあります。

無視するのはちょっと気が引けるというときには、「今日は疲れているからごめんね。」と一言伝えるとよいでしょう。

育児で辛い思いをしている人のブログを読んでみる

ネット社会である現代、育児の問題や悩みなどをネットの情報で解決する人も多く、筆者もその一人です。

分からないことはネットで調べると、ほとんどのことが書いてありますものね。

育児に辛い時には、同じ思いや境遇の人のブログを読むと、参考になり元気をもらえることもあります。

また、新たな解決策や道が見つかることもあります。

いくつかおすすめのブログをご紹介していきます。

こたつむり主婦の気ままな暮らし

10歳の女の子と3歳の男の子を持つ、メンタルが豆腐と自分でおっしゃっている主婦のブログです。

実体験による記事で、赤裸々に綴ってありまる。

こたつむりさんの記事の中に、「育児ストレス解消法‼限界で壊れた私が摂った最終手段と今まさに暗闇で爆発寸前の方へ!」というものがあります。

育児の限界に達した、イライラが爆発したという領域を超えた育児ストレスを抱えている人におすすめです。

育児ノイローゼを経験し、症状や状況などを詳しく紹介しています。

これを読みながら「あれ?私も育児ノイローゼなのかな?」と気づかせてくれるかもしれません。

最終手段は、このように紹介されていました。

すっぴんパジャマで、泣きながら娘の手を引き、近くにあった行った事も無かった子育て支援センター(児童相談所?)なるところに飛び込んだんです。

―引用 続こたつむり主婦の気ままな暮らし よりー

本当に限界だったのでしょうね。

その後の解決法や手段なども具体的に砕けた表現でかかれてあるので、とても読みやすいと思います。

三十路男の悪あがき

少し客観視できるブログで、人気を集めており、読んだ方もいらっしゃるかもしれません。

これは、お父さん視点での育児疲れについてのブログで、ご家族でも読んでほしい、

そしてちょっと笑える記事です。

タイトルは「『育児疲れで晩ご飯が作れない』って妻が言うから実際に検証してみた」です。

育児疲れという言葉はわかるけど、その大変さというのはお仕事に出ているお父さんには解りかねないものです。

ルールの説明があったので簡潔にご紹介します。

「①妻は1日だけ朝から晩まで外出。②二世帯だが母には頼らない。③妻へのLINEは『良い子やから大丈夫』で乗り切る。」の3つのルールをお父さんが独自に設けました。

その後、スマホのメモがつづられているのですが、後半はメモを残す暇もなく、メモがありませんでした。

結局1人育児体験中にできた事もまとめているのですが、トイレに行った記憶すらないという結果に。

お父さんの奮闘記がかかれてあり、お母さんが育児疲れをしているという状況を理解してくれる姿が、

とても素晴らしいですし、男性目線での育児の解釈が面白くかかれてあります。

ぜひ読んでみてくださいね。-参照 三十路男の悪あがき よりー

まとめ

子育ては、何年か先には子どもも成長して先の見えない真っ暗なトンネルではないことは分かっています。

でも、それでも子育て真っ最中のお母さんやお父さんにとっては、真っ暗で先が見えない中、それでも手探りで進んでいかなければなりません。

みんなが辛い時期を経験し、心の中では無理して生きている時期もあると思います。

それでも、自分一人で抱え込まないために、育児を楽しくできるようにするために、たくさんの方法があるので、考え方や気持ちが少しでも変わるようなものが一つでも見つかればよいなと願っています。