妊娠初期の胃もたれや胸焼けはいつからいつまで?おすすめ食べ物&レシピと3つの対処法

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妊娠初期に胃もたれや胸やけに悩まされる妊婦さんは数多くいます。

「胃がムカムカして眠れない…」

「この胸焼けはいつまで続くの?」

などと不安に思ってしまいますよね。

胃もたれや胸焼けになってしまうのにはしっかりとした理由がありますので、過度に心配をする必要はありません。

辛い症状ではありますが、妊娠中期になるとだいぶ緩和されます。

この記事では胃もたれや胸やけを起こす原因や期間をお伝えするとともに、おすすめの食べ物や生活習慣における対処方法などをご紹介します。

ポイントは4つです。

  • 妊娠初期の胃もたれや胸やけの原因
  • 胃もたれや胸やけはいつまで続く?
  • 胃が不調時におすすめの食べ物&レシピ3品
  • 胃もたれを予防、改善!3つの対処方法

最後までお読みいただければ、胃もたれや胸やけを起こす理由と対処策が身につきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

妊娠初期の胃もたれや胸やけの原因

妊娠初期4週~15週は、胃もたれや胸やけにとても悩まされます。

この症状は『つわり』の一種です。

つわりは酷い人もいれば、軽い人もいます。

胃もたれや胸やけも、強く感じる人もいれば、ちょっと調子が悪いかも?と軽い症状の人もいます。

原因は『ホルモンバランスの変化』です。

妊娠すると赤ちゃんを育てる胎盤を作るために、プロゲステロンというホルモンの分泌が活発になります。

このホルモンは胃腸の働きを弱めてしまいます。

食べたものを消化するのに時間がかかるため、胃もたれや胸やけを起こす結果になってしまうのです。

ホルモンバランスの他にも、急激に変化した生活習慣によって自律神経が乱れることも、一因になっています。

胃腸の働きが弱まると便秘にもなりやすく、いろいろな理由が重なり胃腸の不調を起こしてしまうのです。

胃もたれや胸やけはいつまで続く?

胎盤が完成する妊娠中期(16週~)になると、胃もたれや胸やけがおさまってくることが多いです。

この症状はつわりの一種でもありますので、つわりが終わる頃=胃もたれや胸やけが改善すると考えてください。

つわりが辛くて食事ができなかった人も、中期になるとだいぶ身体が楽になります。

ご飯が食べられないと「赤ちゃんが育たないかも」と焦ったり、「だめなママだな」と自分を責めたりしがちですが、

先にお伝えしたように、中期になるとこの症状にも終わりがやってきます。

今は仕方がないんだと割り切り、食べられるものを食べられるだけ、ゆったりとした気持ちで辛い時期を乗り切りましょう。

関連記事⇒妊婦も逆流性食道炎になる?2つの原因とつわりとの違いや対策法を紹介

胃が不調時におすすめの食べ物&レシピ3品

胃が不調の時は、消化の良い食べ物をとることが一番です。

うどん、大豆製品、りんごやヨーグルト、大根おろしやキャベツなど……。

消化に良いとされる食べ物はたくさんありますね。

それらを使ったおすすめのレシピを紹介します。

簡単オススメレシピ玉子うどん

↓作り方↓

1:お好みのつゆ200mlを沸騰させます。

2:うどんをつゆに入れて煮込みます。

3:解いた玉子を煮立った鍋の中にゆっくりと回し入れ、菜箸で軽く混ぜます。

※お好みでネギを加えても美味しいですよ。

簡単オススメレシピすりおろしリンゴのヨーグルト

↓作り方↓

1:りんごをおろし器ですります

2:すりおろしたリンゴをヨーグルトに加えてできあがりです。

※お好みでナッツ類を足すと、栄養価も上がるのでおすすめですよ。

簡単オススメレシピ大根なめこおろし

↓作り方↓

1:なめこ1袋を軽く洗います。

2:大根の皮を剥いて、おろし器ですります。

3:水400mlを鍋に入れ、沸騰したらなめこを入れます。

4:1,2分煮て、ざるに上げます。

5:なめこが冷めたら大根おろしと合わせてできあがり。

※大根は葉に近い部分を使うと苦味が少ないです。

大根は火を通すと消化を助ける効果が薄れてしまうので、生で食べることをおすすめします。

ただし、調理時の匂いで吐き気が起こる場合は、家族に協力してもらったり宅配サービスや出前などに頼るようにしましょう。

胃もたれを予防・改善!3つの対処方法

生活習慣にちょっと気をつけるだけで、胃もたれや胸やけを軽減できます。

胃の不調に悩まされている方は、ぜひ実践してみてくださいね。

気を付けることは3つです。

  1. 一度に食べる量を少なくし、回数を増やす。(朝食7時、間食10時、昼食12時、間食15時、夕食19時など)
  2. 脂っこいメニューや唐辛子などの刺激物はなるべく控えるようにする。
  3. 就寝3時間前に食事を終える。その後は、なにも食べないようにする。

一度の食事で大量に食べてしまうと消化に時間がかかってしまうので、食べる量を減らし、回数を増やすことで胃の負担を減らします。

②は、同じく消化の負担を軽減するための措置です。

妊娠中の体重増加は、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクにもなりますので、消化のよい身体に優しい食べ物を積極的に摂るようにするといいですね。

食べてすぐ寝転がると、胃酸が逆流してしまい、胸やけや胃もたれの原因になります。

しっかりと消化してから横になることを意識的におこなっていれば、胃の不調に悩まされる機会を軽減できるでしょう。

妊娠初期は胃もたれ胸やけになるのは仕方がないことだと諦めましょう

ここまで読んでくださると、胃の不調になるのには、ちゃんとした理由があることをおわかりいただけたと思います。

妊娠中期には終わりがやってくることが多いこの症状、今は仕方がないと割り切り、上手に付き合っていくようにしましょう。

ストレスは万病のもとです。

なにかと不安になる時期でもありますが、気を大きくもつことを大事に、貴重な体験が数多くできる妊娠生活を楽しんでくださいね。

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