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赤ちゃんはイオン水をいつから飲んで大丈夫?2つの注意点とおすすめレシピ
ベビー用のイオン水には工夫がされてあるのを知っていますか?
赤ちゃんが飲みやすいように、ほんのりとリンゴ味やブドウ味にしてあったりして、飲んでくれる工夫がされてあります。
発熱や下痢などの病気で食欲がない時でも甘いイオン水は赤ちゃんも飲んでくれることが多く、脱水症状の不安を和らげてくれるのです。
また、熱中症対策にももってこいのベビーイオン水ですが、注意しなければならないこともあります。
この記事では、ベビーイオン水について詳しく紹介していきます。
ポイントは7つです。
- イオン水ってどんな飲み物?
- イオン水の栄養価
- 離乳食に使用するイオン水の選び方
- 赤ちゃんはイオン水をいつから飲んでもいい?
- イオン水を飲ませる時の2つの注意点
- 離乳食時期別オススメレシピ
最後まで記事を読んでいただければ、ベビーイオン水を上手に活用できるようになっているはずです。
ぜひ、参考にしてくださいね。
イオン水ってどんな飲み物?
この記事では、赤ちゃん用の『ベビー用イオン水』についてご紹介します。
イオン水は『水分や電解質を手軽に摂取できる』ベビー飲料です。
イオン水の栄養価
ナトリウムやカリウム、カルシウムやマグネシウムが豊富です。
イオン水を飲むと、身体の機能を正常に保つ効果が期待できます。
カルシウムやマグネシウムは骨を丈夫にし、形成に役立つ栄養素です。
また、成人病の予防にも繋がります。
離乳食に使用するイオン水の選び方
『赤ちゃん用のイオン水』を選んでください。
大人用のスポーツドリンクは、ナトリウム(塩分)や砂糖の量などが違うのでNGです。
アルカリイオン水(ミネラルウォーター)は、『軟水』と『純水』ならば飲ませても問題ありません。
- 軟水……ミネラルが少なく、赤ちゃんの内臓に負担をかけない。
- 純水……赤ちゃんのミルク用に販売されているお水で、不純物やミネラルが含まれていません。
赤ちゃんはイオン水をいつから飲んでもいい?
市販されているイオン水に表示されている月齢から飲んでも大丈夫です。
商品によっては生後1か月から飲めるものもあります。
しかし、毎日飲ませるものではありません。糖分を含むので虫歯の原因にもなります。
発熱や下痢など、病気の時に失われた塩分と水分を補給する飲み物として利用しましょう。
イオン水を飲ませる時の2つの注意点
①飲ませ過ぎに注意が必要です。
病気のときにイオン水を飲ませた後など、赤ちゃんがストックのイオン水を飲みたがるかもしれません。
赤ちゃんは味覚が発達しているので、飲ませすぎると、甘くて美味しい飲み物としてがイオン水がインプットされてしまいます。
リンゴ味やブドウ味、モモ味など、赤ちゃんが大好きな果実の味がほんのりついたイオン水の場合は尚更。
私の友人はリンゴ味のイオン水を湯冷ましで薄めたものを飲ませていましたが、赤ちゃんが味を覚えてクセにならないかなと心配していました。
するとその不安は的中。離乳食が進むにつれて麦茶に飲み物を切り替えたのですが、赤ちゃんは飲むのを嫌がり、友人は飲ますのに苦労していました。
イオン水は糖分を含みますので、飲みすぎは肥満などのリスクがあります。
麦茶代わりとして飲むには、糖分や塩分なども多いため、赤ちゃんの身体に良いとは決して言えません。
あくまでも病気時の飲み物にして、食事やおやつなどで与えないようにしましょう。
②身体を冷やしすぎないように注意しましょう。
イオン水をたくさん飲ませてしまうと、いくら常温で与えたとしても身体を冷やしてしまいます。
発熱や下痢などで脱水症状が酷い場合は、たくさん飲ませても排出されることが多いので大丈夫ですが、それはあくまでイレギュラーのとき。
通常時は、下痢などお腹を下す原因になりますので、飲ませすぎないように注意しましょう。
病気の時は、赤ちゃんの体調を見ながらイオン水と麦茶や湯冷ましを併用して水分補給をすると、糖分の摂りすぎを防ぐことができますよ。
離乳食時期別オススメレシピ
ゴックン期(生後5、6か月)~
・リンゴ果汁入りイオン水
材料:リンゴ果汁50cc、ベビー用イオン水50cc
↓作り方↓
①材料をコップに入れて、混ぜ合わせればできあがりです。
ベビー用イオン水は病気や熱中症対策 のときに飲ませてあげましょう。
記事でお伝えしたように、ベビー用イオン水を日常的に飲ませるのは肥満や虫歯の原因になってしまいます。
非常時の対策としての利用に限定して飲ませてあげるようにしたいですね。
赤ちゃんの見えるところにストックを置いておくと、飲みたいと言われることがあるので、病気時ではない限りは、見えないところに保管しておくのがオススメです。
夏場や病気時の水分補給として、上手にベビーイオン水を利用してくださいね。