授乳中にルイボスティーを飲んでも大丈夫?ルイボスティーの栄養素と3つのポイント

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ここ数年の健康志向から、様々なフレーバーティーが人気を集めています。

そのひとつがルイボスティー。

ルイボスティー=お茶というイメージが強いですから、「ルイボスティーにもカフェインが含まれているのでは?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

私も妊娠するまではカフェインが多くのお茶類に含まれていることを知らず、びっくりしたことを覚えています。

そこでふと「授乳中でもルイボスティーを飲んでもいいの?」という疑問が浮かびました。

  • ルイボスティーは授乳中でも飲んでもいい?
  • そもそもルイボスティーとはどんなお茶か知りたい!
  • 栄養素も気になる!
  • ルイボスティーを飲むときのポイントは?

私には娘が一人おり、母乳育児を進めていたのでカフェインにはかなり気を使っていました。

ルイボスティーは授乳中でも問題なく飲めるのか、など正しい知識を身につけましょう。

目次

ルイボスティーはどんなお茶?

ルイボスティーという名前は聞いたことがあるけれど、どんなお茶なのかは知らないという人も多いかもしれません。

まずはルイボスティーについて詳しく調べてみましたので紹介します。

ルイボスティーは奇跡のお茶!

ルイボスティーは、南アフリカ原産のお茶です。

ルイボスというマメ科の低木の葉を乾燥させたもので、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈の山間部にのみ生息する貴重な植物です。

厳しい環境で育ったルイボスの葉をお茶にして飲むことで、様々な健康効果などが期待できるため、現地の人々はルイボスティーを『奇跡のお茶』として日常的に飲んでいたようです。

ルイボスティーには、

  • 美容効果
  • むくみ解消
  • 冷え改善
  • ダイエット
  • 便秘や下痢の改善や予防
  • 安眠効果

などが期待されています。

ルイボスティーは授乳中でも飲んでも大丈夫なの?

お茶=カフェインというイメージが強いですが、ルイボスティーはお茶類には珍しいカフェインレスの飲み物です。

そのため、妊娠中から授乳中はもちろん、小さなお子さんでも安心して飲むことができることが最大の魅力です。

ルイボスティーはカフェインレスなだけでなく、ミネラルが豊富で授乳中のお母さんにもうれしい効果や効能が期待されています。

次の項目ではルイボスティーに含まれている栄養素や成分と併せて、授乳中のお母さんにどのようなメリットがあるのかを紹介しますね!

ルイボスティーにはどんな栄養素が含まれているの?

これだけの健康効果や美容効果が期待されるルイボスティーですから、どのような栄養素や成分が含まれているのか気になりますよね。

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • カリウム
  • SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)
  • ケルセチン

ルイボスティーはミネラルが豊富で、体の健康を維持したり改善したりする効果が期待されます。

授乳中のお母さんに嬉しい効果

ルイボスティーはミネラル豊富で、授乳中のお母さんにとってもうれしい効果がたくさんあります。

母乳の出がよくなる!

ルイボスティーに含まれるカリウムには、体内の塩分濃度を調整してむくみを改善する働きがあります。

むくみが改善されリンパの流れや血流がよくなるということは、血液が原料である母乳の出もよくなることが期待されます。

体が冷えることも母乳には大きな影響を与えます。

亜鉛には体温を上昇させる効果も期待できますから、母乳の量を増やすなどのサポートをしてくれるはずです。

また、ルイボスティーに含まれる鉄も貧血改善などの効果があるので、母乳の出をよくすることにつながりますね。

疲労回復や気持ちを落ち着かせる効果も!

ミネラルが不足すると疲れを感じやすかったりイライラしたりすることがあります。

ルイボスティーにはミネラルが豊富に含まれているため、効率的にミネラルを摂取することができますね。

また、ゆったりした気持ちでルイボスティーを飲む時間を作ることで、自律神経を上手に落ち着かせて精神的な安らぎを得ることもできるとされています。

美容効果も期待!

慣れない育児に追われ、授乳中のお母さんは自分のことは後回しになってしまいがちです。

気がついたら肌はカサカサでなんとなく老けて見える、なんてことも。

ルイボスティーは抗酸化作用の強いSODやケルセチンが含まれています。

SODやケルセチンが活性酸素を抑えて老化を防ぎ、肌にツヤや潤いを与えてくれます。

活性酸素を抑えることで血行を促進することもわかっており、ルイボスティーはまさに授乳中のお母さんの強い味方といえるでしょう。

授乳中にルイボスティーを飲むときの3つのポイント

授乳中でも安心して飲むことができるルイボスティーですが、より安心して飲むためにはどのようなことに気を付ければいいのでしょう。

ここでは授乳中のルイボスティーの取り入れ方を3つにまとめました。

授乳中にルイボスティーを飲むときの参考にしてみてくださいね。

  1. 飲みすぎには注意!
  2. 煮出して飲むのがおすすめ!
  3. 好みでなければ飲まなくてOK!

ルイボスティーの飲みすぎには注意が必要

ルイボスティーには様々な健康効果や美容効果があることがわかりました。

しかしいくら健康や美容に良いからといって飲みすぎは禁物です。

ルイボスティーにはマグネシウムが豊富に含まれていて、マグネシウムは便秘薬にも含まれている成分です。

ルイボスティーを飲むことで便秘解消に役立つこともありますが、あまりに大量に飲みすぎると下痢をしてしまうこともあります。

1日に200mlから500ml程度を目安に飲むといいでしょう。体調に特に変化がなければ、1リットル程度までなら飲んでも問題ありません。

ルイボスティーは煮出して飲むのがマスト!

紅茶やウーロン茶などは苦み成分であるタンニンという成分が多く含まれています。

そのため長くお湯に浸したり煮出したりすると、苦味が強くなり飲みにくさを感じてしまうこともあるでしょう。

一方ルイボスティーは苦味のもとであるタンニンの含有量が少なく、長時間お湯に浸しておいても苦味を感じにくいことが特徴です。

むしろ火にかけて煮出したほうが、栄養素が多く染み出てくることがわかっています。

沸騰したお湯にルイボスティーの茶葉を入れ、弱火で10分ほど煮出します。

10分経ったら火を止めて、10分ほど蒸らしたら完成です。

まとめて煮出しておき、冷蔵庫で保存しておくことも可能です。

1週間ほどで飲み切るようにしましょう。

ルイボスティーの味が好みでなければ飲まなくても

授乳中は何かとストレスが溜まってしまうものです。

ルイボスティーには様々な効果や効能が期待され、そのひとつに安眠効果や気持ちを落ち着かせる効果があります。

しかしおいしいと感じないものを飲み続けることは、かえってストレスとなってしまうことも。

ルイボスティーは紅茶や日本茶とは一味違った風味がありますから、好き嫌いがはっきり分かれるお茶でもあります。

好みの味でなければ無理にルイボスティーを飲む必要はありません。

ルイボスティーは授乳中のお母さんにぴったり!

カフェインレスで様々な健康効果や美容効果が期待できるルイボスティーは、まさに授乳中のお母さんの強い味方です。

甘みが欲しい時は、砂糖はもちろんはちみつやメープルシロップなどを加えてフレーバーを変えて楽しむのもおすすめですよ。

より安心してルイボスティーを飲むために、

・ルイボスティーを飲みすぎない

・煮出したルイボスティーを用意する

・できれば継続して飲む

などを心がけることをおすすめします。

最近ではスーパーでもルイボスティーの茶葉を購入することができるようになりましたから、気になる方はスーパーで購入してみてくださいね。