授乳中にわさびを食べても大丈夫?わさびの栄養素と食べるときの3つのポイント

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授乳中は食事にも気を使います。

にんにくやショウガなど刺激のある食材を食べると母乳がまずくなる。

なんてことを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

おいしい母乳を作るには、母乳がおいしくなる食事を摂ることはとても大切なことです。

そこで私がふと疑問に感じたのは、「わさびも刺激がある食材だけど授乳中に食べてもいいの?」ということです。

  • わさびは授乳中に食べてもいい?
  • わさびを食べても母乳が辛くなる心配はない?
  • わさびの栄養素も知りたい!
  • 授乳中にわさびを食べるときのポイント

赤ちゃんにはおいしい母乳をたっぷり飲んでほしいですよね。

授乳中にわさびを食べていいのか、食べていいのならどんなことに気をつけたらいいのかなど、母乳とわさびに関することを詳しく調べてみました。

安心して食事ができるように、正しい知識を身につけましょう。

目次

授乳中にわさびを食べてもいいの?

わさびはツーンと鼻に抜ける辛みと風味が特徴の食材です。

「わさびを食べると母乳にも影響があるのでは?」と思われがちですが、母乳はお母さんの血液をもとに作られていますから、食べた食材がそのまま大きく影響することはありません。

そのため、授乳中でもわさびを問題なく食べることができます。

わさびの特徴である辛みも、母乳にはほとんど影響ありません。

授乳中の食事は母乳にほとんど影響ないって本当?

実は、授乳中の食事が母乳の質に影響があるということは、医学的には証明されていないそうです。

わさびを含め、にんにくやショウガなどの刺激がある食材の影響も医学的根拠がないと言われています。

しかし、香りの強い食材や脂質の多い食事は母乳に影響があると感じるお母さんも多いことが事実。

実際に私も、授乳中に辛めのカレーやキムチなどを食べたあと、娘に母乳をあげたときには飲みが悪かったという経験がありました。

おいしい母乳を出すためには、授乳中はあっさり味の和食を中心にするのが一番だな、と実感したことを覚えています。

ここで抑えてほしいポイントは3つです。

  • わさびはOKだけど唐辛子やにんにくは控える
  • 水分を多く摂る
  • 全体の栄養バランスに気を付ける

授乳中だからといって、あれもこれも避けてしまうとストレスが溜まり、母乳の出が悪くなることも考えられます。

あまり神経質にならずに、水分をたくさん摂ることと栄養バランスの良い食事を心がけることに重きを置いたほうがいいでしょう。

関連記事⇒授乳中は唐辛子を食べちゃダメ?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

わさびの栄養素と効能を知りたい!

おいしい母乳を出すには、栄養バランスの良い食事を摂ることが最も大切なことです。

わさびにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか。

  • ナトリウム
  • カルシウム
  • リン
  • 亜鉛
  • カリウム
  • マグネシウム
  • βカロテン
  • ビタミンK
  • ビタミンB群
  • 葉酸

わさびはミネラルやビタミン類がバランスよく含まれている食材です。

女性に嬉しい効果をもたらす栄養素も多く含まれており、特に授乳中にもおすすめのものがたっぷりです。

わさびは授乳中にもおすすめ!

わさびに含まれている栄養素の中には、授乳中の体の不調を改善する働きが期待できる栄養素があります。

  • むくみ改善
  • 血行促進
  • 美肌効果
  • 食中毒予防
  • デトックス効果

これら授乳中に多いトラブルを改善するカギとなるのは、以下の栄養素です。

カリウム

妊娠中に続き、授乳中は何かとむくみが気になるでしょう。

カリウムはむくみの原因となる体内の塩分バランスを整える働きをしてくれます。

塩分を効率的に体外に排出し、体のむくみを改善したり予防したりします。

ビタミンB群

ビタミンB群には疲労回復を助ける働きがあります。

赤ちゃんが生まれたばかりの時期は、3時間おきの授乳などで心も体も疲れを感じます。

ビタミンB群の働きは疲労を回復するだけでなく、肌の健康を維持する効果も期待できるため、授乳中のお母さんにもうれしい効果ではないでしょうか。

授乳中は血液をたっぷり作り出すことも重要です。

わさびに含まれる鉄は血液を作り出すために欠かせない栄養素で、貧血予防にも効果的です。

授乳中にわさびを食べるときの3つのポイント

授乳中にわさびを食べても問題ないということですが、せっかく食べるならより安心してわさびを食事に取り入れたいですよね。

ここでは授乳中でも安心してわさびを取り入れられるように、3つのポイントを紹介します。

参考にしてみてくださいね。

1.わさびを大量に食べると腹痛などを起こすことも

わさびは辛みが強い食材ですから、大量に食べると胃に刺激を与えることがあります。

大量にわさびを食べると、胃に痛みを感じたり腹痛や下痢を起こしたりといった、体調不良を起こしてしまうこともあります。

腹痛や下痢に関しては個人差や体質などが大きく関わってきますが、授乳中のお母さんの体は妊娠前よりもデリケートになっていることが多いです。

わさびのツーンとする辛みが好きで、ついたくさん食べてしまうという人もいるかもしれません。

授乳中はいつもよりも少なめを心がけてみてはいかがでしょう。

2.わさびは加熱すると風味アップ!

わさびの辛み成分は加熱することでまろやかになり、わさびの爽やかな香りだけが残ります。

「わさびを食べたいけど体への負担は減らしたい!」という人は、わさびを加熱してみてはいかがでしょう。

焼いた豚肉にしょうゆとわさびを溶いたもので味付けをするだけでさっぱりとした味わいになりますよ。

3.食事量にも注意が必要!

実はわさびには食欲を増進させる効果があるとされています。

食欲がわきにくいというときにはわさびを取り入れるのもいいですが、授乳中は何かと食欲がわいてしまうものです。

私も授乳中はすぐにお腹がすき、妊娠中よりも食事量が増えていたような気がします。

うっかりするとなかなか体重が減らない、なんていうこともありますから、わさびの取り入れ方にも気を付けたいところですね。

関連記事⇒出産後に体重が減らない!妊娠前の体型に戻るダイエット方法5ポイント

授乳中でもわさびはいつも通り取り入れてOK!

辛みなどの刺激がある食材は、「授乳中だけど食べてもいいのかな?」と気になってしまいますよね。

わさびは辛みが特徴ですが、授乳中でも問題なく食べることができる食材です。

授乳中のお母さんや女性に嬉しい効果・効能も期待できるので、いつも通り食事に取り入れてみてくださいね。

その際、以下のポイントを頭に入れておくと、より安心して食べることが出来るでしょう。

・大量に食べないように注意

・加熱すると辛みがまろやかに!

・食欲増進にも注意!

わさびはそばやお刺身などには定番ですが、肉の薬味としてもおすすめです。

我が家では肉料理のときにはわさびを薬味として使います。

肉の油がさっぱりと感じられるのでおすすめですよ。

授乳中だからと言って極端に制限しすぎず、適度にわさびを楽しみましょうね♪