「スーパーの野菜は年々栄養価が少なくなっている」
そんな話を聞いてビックリしたことがあります。
その根拠についてあれこれリサーチしたところ、とあるエビデンスに出会うことができました。
これがとても分かりやすくて納得できる内容だったので「ということは、野菜の栄養価が少なくなっているのはホントなのかもしれない」と考えるようになりました。
それは大問題。
そうじゃなくても、子どもに野菜を食べさせるのは簡単なことではありません。
それなのに、せっかく食べた野菜が栄養不足だなんてとっても頭の痛い問題だと実感するのです。
ということで、可能な限り栄誉が豊富そうな野菜を購入するため、産直市場に通うことに。
しかし、それはそれで、「産直の野菜はきれいなのカナ?」という別の問題が気になるようになってしまいました(ー_ー)!!
というのも、それまで購入していたスーパーの野菜に比べると、産直の野菜は土がたくさんついていたり、虫の存在がダイレクトに見えたりしています。
そんな話を店員さんとしていると「これこそが栄養豊かな証拠なんですよ~」と説明を受けて納得する私。
とはいえ、見えない残量農薬・残留肥料などはどうしても気になります。
そして虫も。
ということで、衛生面への対処は別の問題として解決することにしました。
そこで、野菜をキレイに洗う方法をあれこれリサーチした結果、重曹で洗う方法が良いことを知り実践しています。
ここでは私が普段やっている重曹で野菜を洗う方法を紹介します。
「野菜をできるだけキレイに洗いたい」と、そんなママ達の悩みの解消につながれば嬉しいです。
目次
野菜を重層で洗う理由

野菜は水洗いでOK。
以前はそんな風に思っていました。
しかし、農薬は雨に耐えられるように作られている=水だけではキレイに洗い流せないと知りました。
それに、リンゴのワックスらしきテカテカは水では全然落ちませんので、皮ごと食べるには洗剤でキレイに洗う必要があります。
ということで、洗浄力のある何かで洗う必要を実感しました。
そこであれこれ調べた結果、偶然見つけたのがコレだったのです。

お料理に、お掃除に……
元々お料理の膨らし粉やアク抜きに使用する重曹。
加えてお掃除にも使えるということは、汚れが取れるということ。
そこであれこれ調べてみると、重曹は酸性・油汚れに強いことを知りました。
そして……

ここに書かれている「野菜洗いには大さじ1杯ほどの重層を入れます」との記述。
これには、具体的にどんな効果があるのかは書かれていません。
しかし、重曹が油汚れ・酸性の汚れに強いということから、一定の効果が期待できると考え重層で野菜を洗うことに決めました。
ということで、さっそく具体的な洗い方について紹介しますね。
重層で野菜を洗う方法

ここからは、私がどんな風に重曹で野菜を洗っているのか、普段やっている方法を紹介します。
重層で野菜を洗うために準備するもの

まずは、重曹で野菜を洗うために準備するものを紹介します。
重層で野菜を洗う時に準備するもの |
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重層で野菜を洗うのに必要なものは全部で3つ。
多くの場合、洗い桶とスプーンはすでに自宅にあるカナと思います。
残るは重層。
これがなければ別途購入する必要があります。
購入の際注意すべきは、重曹の種類です。
重層には、食品用と掃除など食品には使用できないタイプのものがありますので、野菜洗いに使うなら必ず食品用と書かれたものを購入しましょう。
野菜を洗う時の重層の使い方
重層で野菜を洗うのはとってもカンタン。
重曹水を作って野菜を浸けこむだけでOKです。

まず、重曹を大さじ1杯すくい取ります。

全量を洗い桶に入れます。
その後、洗い桶に水を勢いよく入れましょう。
こうすることで重曹が自然と溶けてくれます。
洗い桶の水が半分程度になったら一旦水を止めましょう。
重層が溶け残っている場合は手で混ぜて完全に溶かしておきます。
重曹水の準備はこれでOK。
後は洗いたい野菜を浸けこむだけでOKです。
葉物野菜を重層水で洗う

白菜・キャベツ・レタスなどの葉物野菜の洗い方を見ていきましょう。
今回は白菜を洗っていきます。
白菜を準備して、軽く水洗いしておきます。

重層水が入った洗い桶に白菜を入れます。
この段階では白菜は全然重曹水に浸かっていません。

そこに、水を勢いよく入れていきましょう。
こうすることで、重曹水と水が自然と混ざり合い、適度な濃さの重曹水になります。

白菜が完全に重曹水につかればOK。
そのまま1分程度放置しましょう。
こうすることで野菜の中に潜んでいる虫が水に浮いてきていくらか取り去ることが可能になります。
ですが、余り長くつけてしまうと、せっかくの栄養成分が溶けだしてしまいますので、1分以上はつけないようにしましょう。
忘れそうな時にはアラームの活用がオススメですよ~♫
汚れが気になる部分がある場合には、その部分をこすって落とします。
特に気になる汚れがないなら、漬け置き洗いの1分間が経過したら白菜を取り出しましょう。
その後白菜は水道水の流水でキレイに洗い流します。
あるいは、洗い桶の重曹水を捨ててキレイに洗ってから、白菜を入れる⇒水道水を入れます。
このステップを2~3回繰り返すことで、白菜についた汚れも重曹水もキレイに洗い流すことができます。
虫の痕跡がある場合
既に虫悔いの痕跡が野菜にあるなら、まず間違いなく野菜の中に虫が潜んでいます。
これには要注意。
念入りに洗ってからしっかりと目で見て虫を取り除きましょう。
以上、葉物野菜を重層で洗う方法でした。
重曹水を作って浸けたら洗い流す。
時間とすすぎ、虫に注意しながらキレイに洗いましょうね(*^_^*)
根菜を重層で洗う方法

根っこの野菜である根菜には多くの場合土がいくらかついたままになっています。
この土には実は細菌がうようよいるのだそう。
健康な大人なら、これらの細菌が問題になることはほとんどないのだそうです。
しかし、幼い子ども・高齢者・抵抗力が弱っている時には、これらの細菌が原因で健康問題に発展することもあるみたいです。
ということで、キレイに洗い流す必要があります。
十分注意しましょう(ー_ー)!!

ここでは大根を洗ってみました。
予め作っておいた重曹水に大根を浸けこみます。
白菜同様、1分間つければOK。
時間が来たら大根を重曹水から取り出しておきましょう。

更に準備するのがたわしです。
これは、我が家の野菜洗い専用のたわしです。
取り出した大根の表面をこのたわしでごしごし洗います。
特に根っこ部分のくぼみ・傷があるならその付近はキレイに洗いましょう。
大根の表面を洗ってもキレイにならないなら、清潔にできないかもしれませんのでその部分の皮は捨てるのが懸命かも。
キレイな部分は食べても大丈夫です。
ごしごし洗いが終わったら、水道水でキレイに洗い流しましょう(ー_ー)!!
果物を重層で洗う方法

最後は果物。
リンゴなど、皮ごと食べたい場合は農薬・肥料・虫・ワックスなどが完全になくなるようにキレイに洗う必要があります。

今回洗いたいのはこのリンゴ4個。
表面はテカテカしていませんのでワックスはなさそうな感じです。
しかし、皮ごと食べたいのでしっかりとキレイに洗いたいと思います。

ということで、まずはここでも重曹水を作ります。
ここで使うのはちょっと大き目のボールです。
洗い桶に比べると小さ目の容器です。

ということで、ここでは小さじ1~2杯程度の重層を目分量で入れました。

そこに水を入れて重曹をしっかりと溶かしておきます。
続いてリンゴを入れて漬け置き洗いをしましょう。
しかし、リンゴは浮いてきてしまいます。

そんな時にはキッチンタオルが便利。
重曹水を含ませてリンゴにオンしておきましょう。

ここでも漬け置く時間は1分くらいでOK。
しかし、生のままで皮をいただきますので、念のためこすり洗いもしておきます。
丁寧&やさしくこすって汚れを落としておきます。
その後は水道水で重曹水と汚れなどを洗い流せばOK。

キッチンタオルで水分をオフしておきます。

洗う前は表面が白っぽ買ったのですが、洗った後は自然なツヤが出てきました。
こうしてキレイになったリンゴは冷蔵庫に保存します。
しかし、そのまま入れるのはNG。
リンゴからは野菜の腐敗を促進してしまうエチレンガスが発生します。

ということで、ジップバッグに入れてから冷蔵庫に入れて保存しておきましょう。
以上、果物を重層で洗う方法でした。
野菜・果物の気になる汚れは重曹でキレイに洗いましょう♫

野菜を重層で洗う方法について紹介しました。
「栄養価が高くで美味しい野菜を買いたい」
そう考えた私が出した結論は産直野菜。
後は、キレイに洗う方法さえマスターしてしまえばOKと思っています。
そこで今私が取り入れているのが重曹で野菜を洗う方法。
この方法で全ての汚れがキレイにオフできているかどうかは正直わかりません。
しかし、少なくとも水だけで洗うのに比べてキレイになっていると思っています。
リンゴのワックスとかは、目で見てわかるレベルまでキレイにオフできていますし(*^_^*)
ということで、今の私のベストな方法が重層で洗うこと。
これからも、栄養豊富な野菜を入手&清潔な状態で食べる事を両立させるためにも、重曹で洗うことを続けてみたいと思います。