生後二週間のミルクの量、目安はどれくらい?
ミルク1日分の目安量を飲んでくれない・・・
病院から退院した生後二週間目あたりの赤ちゃんって、なにをどうすればいいのかわからず困ってしまいませんか?
出産後すぐは看護師や助産師に教えてもらって育児ができていたけど、自宅に帰ると専門のスタッフに相談できず、不安な日々が続きます。
1日に飲ませるミルクの量は大体決まっていますが、授乳時間も眠り続けて飲んでくれない時もあるでしょう。
今回は、生後二週間のミルク量の目安やあげる間隔、追加であげたい時の量などについてご紹介します。
目次
生後二週間のミルクの量の目安はどれくらい?
生後二週間のミルクの量は完ミ育児の場合、1回に約80mlずつ授乳します。
成長に応じてミルクの量を増やしていきますが、まだ生まれて二週間の赤ちゃんは、胃が小さく飲む力も弱いので少しずつ授乳するといいでしょう。
1日にすると生後二週間の赤ちゃんは、約560mlのミルクを飲みます。
しっかり飲んでいても吐き戻ししてしまい、栄養が足りないのでは?と心配に感じるママも多いでしょう。
ゲップが上手にできなかったり、多く飲みすぎてしまったりすると吐き戻しを起こしてしまうのですが、体重が1日に20~30gずつ増えていれば大きな心配はありません。
赤ちゃんによってミルクの飲みが悪い子、逆にたくさん飲む子と個人差があります。
我が家の長女は飲みが悪く心配なので医師に相談したところ、体重が増えているので問題ないといわれました。
混合で育児中!生後二週間のミルクの量
母乳とミルクの混合育児だと、赤ちゃんにどれくらいのミルクの量を作ればいいのか悩みますよね。
母乳育児の場合、基本的に赤ちゃんが飲みたい!と泣いた時に時間関係なく授乳します。
出産後すぐは母乳の出が悪いことが多いのですが、何度も飲ませることで母乳の出も良くなります。
しかし母乳の量が足りないと、赤ちゃんは30分起きに泣いたりと、頻回授乳が必要になってきます。
私が出産した病院は母乳育児に力を入れていたので、入院中は授乳前に赤ちゃんの体重計測をお願いしていました。
母乳を飲ませてからもう一度赤ちゃんを体重で計測し、体重差でミルクの量を足すという指導方法です。
生後二週間の赤ちゃんは1回に約80mlのミルクを作るので、母乳を50ml飲んでいたらミルクを30ml作ることになります。
こういった方法もありますが、毎回体重を計測して・・・となれば面倒なので、泣いたらミルクを少し足してあげるという方法を我が家ではおこなっていました。
生後二週間のミルクの量をあげる授乳間隔は?
生後二週間の赤ちゃんは、まだ新生児期。
完ミ育児なら1回のミルクの量を80mlずつあげるのですが、この場合の授乳間隔は3時間おきが理想的です。
良く眠る赤ちゃんだと、3時間以上まとめて眠り続ける場合もあります。
前回の授乳から3時間過ぎているので、寝ている赤ちゃんを起こさないと!と思いますが、ぐっすり眠っている時はそのままで大丈夫です。
授乳のたびに赤ちゃんを無理に起こすのではなく、赤ちゃんのタイミングで起きてからミルクをあげましょう。
生後二週間のミルクの量が足りない!追加量はどれくらいまで?
さっき赤ちゃんにミルクをあげたばかりなのに、30分もしないうちに大泣きする。
ミルクを飲み終えた直後にギャン泣き・・・。
生後二週間の赤ちゃんは、1回に80mlほどあげるのが理想的といわれているため、それ以上の授乳は考えものですよね。
赤ちゃんにミルクを与えすぎると平均体重よりオーバーしてしまい、1ヶ月健診で医師から指導が入る場合があります。
ただし先ほどもお伝えした通り、赤ちゃんの飲みっぷりは個人差があるので、大きく悩む必要はありません。
もし赤ちゃんが飲んだ直後に泣く、30分以内にミルクを欲しがるのは、その子にとって足りないというサインな可能性があります。
我が家もこのような経験がありました。
気になって助産師に追加量について聞いたところ、1回に10~20mlのミルクならプラスしてあげても大丈夫と言われました。
体重が1週間に300g以上も増えるようであれば、ミルクの追加量は考える必要があるそうです。
赤ちゃんが泣いているのはミルクが足りないだけではなく、おむつ汚れや暑いなどさまざまな理由が考えられるので、まずはひと通りお世話をしてから追加分は考えてみましょう。
生後二週間の赤ちゃんがミルクの目安量を飲んでくれない!
出生体重が違うように、赤ちゃんがミルクを飲む量に個人差があります。
我が家の3人の子どもたちも、ミルクをあまり飲まない子と飲む子と大きく分かれました。
妊娠時につわりが強ければ食欲がない子が産まれるよと、よく親にいわれましたが実際は真逆。
生後二週間の赤ちゃんは1日のミルクの目安量560mlと、どのミルク缶にも記載されています。
これはあくまで目安量なので、それより少ない多いは赤ちゃんによって当然あるでしょう。
1回のミルク量が少ない場合は、3時間起きではなく2時間おきなど小分けして飲ませるなど、工夫してみてはいかがでしょうか。
生後二週間なのにミルクの量が多い!我が子の飲みっぷりが良すぎる話
我が家の二番目、生まれた直後は普通の赤ちゃん並の授乳量だったのに、退院する頃には3時間起きの授乳の前に大泣きするほどに成長!
出産後の入院中、病院では何時何分にミルクを何ml飲ませたと、細かく記録しなくてはいけません。
このデータを毎日、看護師が確認して栄養面を管理していました。
しかし、次の授乳まで間に合わず、お腹が空いてしまう我が子。
毎回泣くので、仕方なく出ないおっぱいを吸わせて落ち着かせていました。
出ないおっぱいに怒り大泣きする時は、部屋の中を抱っこしながらひたすら歩き回る毎日。
産後なのに結構な運動量で、心も体力もヘトヘトでしたね。
自宅に帰りミルクの量や時間を管理されないので、生後二週間で1回のミルクの量を100mlずつで授乳。
しかも、ミルクの前には母乳も・・・。
お腹が満たされると機嫌が良くなり、そしてよく寝る。
そんな状態で新生児期を過ごし、1ヶ月健診で体重を測ったところ、見事に平均体重をオーバーしていました。
あまりにも体重が増加していれば、ミルク量についてなど医師などから指導がありますが、我が家の二番目はそこまでオーバーしておらず、気をつけるようにといわれただけでした。
その後も1回あたりのミルクは目安量よりも多く、今では身長も平均より高くクラスでも一番大きな子に成長しています。
赤ちゃんの頃から飲みがいいと、栄養面から身長も高くなるのかなと感じてします。
友達の子どもは目安量より授乳量が多いけど、平均身長より低いので、必ずしもミルクの量と成長は関係していないみたいですね。
まとめ
今回は、生後二週間の赤ちゃんに作るミルクの量と追加分についてご紹介しました。
完ミ、混合と育児中はミルクの量が分かれるのですが、それぞれご紹介したポイントを再度まとめておきますね。
完ミの場合:560ml
混合の場合:母乳後、泣いたらミルクを少しあげる(我が家流)
追加のミルク量:10~20 ml(1回あたり)
生後二週間の赤ちゃんのミルク量は、完ミか混合で1回あたりの量が変わってきます。
赤ちゃんによって飲む量は異なりますが、飲ませすぎると体重オーバーしてしまうため注意しましょう。
あまり飲まず逆に心配な場合も、体重が1日に20~30gずつ増えていれば気にすることはありませんよ。