かんぴょう巻きって、たまに食べたくなりませんか?
私はツナやネギトロ巻き派なのですが、たまにあのかんぴょうの食感を味わいたくなって食べています。
お寿司の具材の他にも、かんぴょうを使ったポピュラーな料理があります。
意外と知られていないのですが、ロールキャベツの紐として使われているのが「かんぴょう」なんです。
お寿司の具や繋ぎなど、色々な使い方ができるかんぴょうですが、赤ちゃんはいつから食べてもいいのでしょうか?
この記事では、かんぴょうについて詳しくご紹介していきます。
ポイントは5つです。
- かんぴょうってどんな食べ物?
- かんぴょうの栄養価
- 赤ちゃんはかんぴょうを何歳から食べてもいい?
- かんぴょうを食べさせる時の3つの注意点
- 離乳食時期別オススメレシピ
最後まで記事を読んでいただければ、かんぴょうについてかなり詳しくなっているはずです。
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
かんぴょうってどんな食べ物?
かんぴょうは、ウリ科の夕顔の実を細長く削って乾燥させた食べ物です。
栃木県の名産品としても知られています。
主にかんぴょう巻きやちらし寿司、お寿司の具材として用いられるのが一般的です。
ロールキャベツの結束にも利用されています。
産地の栃木県では、煮物やきんぴら、酢の物として食べることもあるようです。
かんぴょうの栄養価
食物繊維とカリウム、カルシウムが豊富です。
食物繊維は便を柔らかくし、便秘の解消を促します。
同時にコレステロールも体外へと排出してくれる優れものです。
カリウムは高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防になります。
カルシウムは骨を丈夫にし、形成に役立つ栄養素です。
赤ちゃんはかんぴょうをいつから食べてもいい?
カミカミ期(1歳~1歳半)から食べさせても大丈夫です。
下処理として、だし汁で充分すぎるほどやわらかく煮てください。
細かく切れば切るほど、赤ちゃんが喉を詰まらせて窒息する危険が減ります。
カミカミ期以降もできるだけ粗みじん切りにして与えるようにしましょう。
かんぴょうを食べさせる時の3つの注意点
赤ちゃんにかんぴょうを食べさせるときには、以下の3点に注意してください。
①窒息に注意しましょう。
かんぴょうは食物繊維が多いので赤ちゃんは嚙み潰しにくく、喉に詰まってしまう恐れがあります。
細かく刻み、だし汁などでやわらかく煮たものを食べさせましょう。
初めて与えるときは、充分すぎるほど細かく刻んであげたほうが安心です。
②かんぴょうで栄養を摂ることは難しい。
かんぴょうは大人に不足しがちな食物繊維やカルシウムが豊富なのですが、赤ちゃんは食べる量がとても少ないので、栄養的な効果ははっきりいって期待できません。
その理由から離乳食にはオススメできない食材といえるでしょう。
窒息の危険などもありますし、すすんで離乳食のメニューとして取り入れなくても大丈夫です。
③冷凍保存はできますが1週間以内に使い切りましょう。
下処理したかんぴょうは冷凍保存が可能です。
赤ちゃんは消化機能が未熟ですので、食あたりなどの心配がないよう鮮度が落ちない一週間以内に使い切ってください。
そのときは、鍋で加熱したりして熱を一度加えることを忘れずに。
自然解凍してそのまま食べさせるのは避けてください。
かんぴょうを使ったオススメレシピ
モグモグ期(1歳~1歳半)から食べられる、おすすめのかんぴょうレシピを紹介します。
とても簡単なので、ぜひご自宅で作ってみてくださいね。
かんぴょうおにぎり
材料:かんぴょう20g、軟飯80g、焼きのり少々、だし汁200cc、醤油・砂糖・みりん各小さじ2
↓作り方↓
①かんぴょうを水洗いします。
②お鍋に湯を沸かし、かんぴょうとだし汁、調味料を入れてやわらかくなるまで煮ます。
③汁気がなくなったら鍋からおろし、粗みじん切りにします。
④軟飯と出来上がったかんぴょうでおにぎりを作ります。(ラップを使うと握りやすいです)
⑤焼きのりを細かくちぎり、握ったおにぎりの上に散らします。
⑥海苔をくっつけるためにもう一度何度か握り直してできあがりです。
かんぴょうは離乳食が終わってからがオススメです。
記事でお伝えしたように、かんぴょうは窒息の危険もあるので、離乳食には適さない食材です。
しかし、噛んだときにじゅわっと旨味が広がるかんぴょうを食べてもらいたいと思うママやパパも多いはず。
子供が好きなちらし寿司や鉄砲巻などに必ずといってもいいほど利用される食材なので、離乳食では『慣らし』として活用してみてはいかがでしょうか。
やわらかく煮て細かく切ることを忘れずに。上手にかんぴょうを活用してくださいね。
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