かんぴょうの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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「かんぴょう」といえばやはり、お寿司のかんぴょう巻き。

でも、お寿司だけではなく、煮物や炒め物でも活躍する、歯ごたえと、しみた味がおいしいですよね。

かんぴょうは、何でできているかというと、夕顔を帯状にむいて乾燥させたもので、保存食として作られました。

乾燥は天日干しで行われ、栄養も多く含まれていて、特に食物繊維、ミネラル、カリウム、カルシウムが豊富な食材です。

食物繊維が多く低カロリーなので、ダイエットにも適した食材といえますね。

かんぴょうは保存食ということで、長い期間保存することができますが、保存するときの注意点はあるのでしょうか?

ここでは、干ぴょうの消費期限、正しい保存方法、干ぴょうのレシピなど、かんぴょうについて詳しく見ていきましょう。

目次

かんぴょうはどのくらい日持ちする?賞味期限は1年!

かんぴょうはもともと、保存食なので、賞味期限は1年ととても長く設定されています。

かんぴょうは乾燥された状態で売っていて、それを味付けることでおいしく食べることができる食材です。

購入するときは、記載されている賞味期限を確認して、長いものを選びましょう。

また、色が白いものが古くなっていないので、白いものを選ぶようにしましょう。

色が黄ばんでいるものは、劣化している可能性が高いです。

かんぴょうは乾物なので、傷まないと思っている人も多いのではないでしょうか?

実は、かんぴょうには、20%の水分が入っているので、保存状態によってはカビが生えてしまうこともあります。

かんぴょうの保存方法!

かんぴょうは、袋を開けていない状態ならば、常温で保存してもいいですが、袋を開けた後は冷蔵もしくは冷凍で保存する必要があります。

かんぴょうの保存方法について紹介します。

かんぴょうの正しい冷凍保存方法

かんぴょうは、冷凍保存ができる乾物です。

冷凍保存するときは、乾燥したまま保存するのではなく、火を通して保存するようにしましょう。

下ゆでしたかんぴょうを、使いやすい大きさに切ります。

小分けに保存袋に入れて、冷凍保存すると、そのまま使いやすいですね。

また 一度かんぴょうまき用に味付けしてから、冷凍保存することもできます。

いつでも簡単に、かんぴょう巻きが食べることができます。

冷凍保存した場合の消費期限は1年間ととても長く、保存しやすい食材といえるでしょう。

使うときは、味噌汁、煮物などに凍ったまま利用することができます。

かんぴょうの正しい冷蔵保存方法

かんぴょうは封を開けて空気に触れたら、冷蔵保存するのがおすすめです。

水分を含んでいるので、常温保存ではかびてしまう可能性がありますし、変色も心配。

また虫がつきやすいという特徴があるので、必ず、冷蔵または冷凍して保存しましょう。

冷蔵保存は、空気をできるだけ抜いて、しっかり密封して冷蔵保存してください。

保存パックに入れて保存したほうがいいでしょう。

冷蔵での保存期間の目安は、記載されている賞味期限どおり。

だいたい1年は保存することができます。

その他の方法

かんぴょうは、袋を開けていない状態なら、常温保存が可能です。

直射日光が当たらなくて、風通しがいい場所に保存してください。

乾物といえど、水分を含んでいるかんぴょうは、カビが生える可能性があります。

湿気が多い場所にはおかないようにしましょう。

また、梅雨の時期など部屋の湿度が高い時期は、冷蔵庫での保存がいいかも知れませんね。

かんぴょうの常温保存期間は、賞味期限どおり、だいたい1年間が目安です。

ワンポイントアドバイス

かんぴょうは、空気に触れると、茶色く変色してしまうことがあります。

これは開封して空気に触れたことによって、起こる現象なので、風味や味には、まったく影響がないので、安心して食べることができます。

保存するときは、なるべく空気を抜いて保存するのがポイントです。

冷凍しておいたかんぴょうを使った4つのメニュー

冷凍した干ぴょうは、煮るときは凍ったまま使うことができます。

冷凍したかんぴょうを使ったメニューを紹介します。

太巻きすし

色々な行事で出番が多いのが、太巻き寿司、干ぴょうだけではなく、具だくさんで作りましょう。

【材料】

米4カップ

★ 酢 大さじ6弱
★ 塩 大さじ1と1/3
★ 砂糖 大さじ4

干ししいたけ 6個

A(だし1.5カップ、砂糖大さじ1.5、しょうゆ大さじ14.5)

冷凍干ぴょう15g

B(だし1.5カップ、砂糖大さじ2.5、しょうゆ大さじ2)

卵3個

C(だし大さじ3、砂糖大さじ1、塩少々、しょうゆ少々)

三つ葉1束
桜でんぷ 60g
焼き海苔 4枚

① 米を炊き、★の材料を合わせて、あわせ酢を作ります。

ご飯にあわせ酢を混ぜてす飯を作ります。

② 干ししいたけを戻しておきます。

Aの材料で煮て薄切りにします。

③ 冷凍の干ぴょうを凍ったままAで煮ます。

④ 卵にCの材料を入れて、出し巻き卵を作ります。

棒状に切ります。

⑤ 三つ葉はさっとゆでます。

⑥ 焼き海苔に酢飯を乗せて、具材を乗せていきます。

⑦ 最初に、バラバラになりやすい桜でんぷを載せます。

⑧ 全部の具を載せたら、巻き、包丁を濡れ布巾でぬらし、切っていきます。

かんぴょうの煮物

さっぱりと食べられるかんぴょうの煮物です。

夏にもおすすめ。

【材料】

冷凍したかんぴょう1本分
にんじん 1本
ちくわ 3本
水 250cc
だしの素 小さじ1

★ 醤油 大さじ1
★ 酢 大さじ1

片栗粉 大さじ1/2

① かんぴょうは自然解凍して、食べやすい大きさに切ります。

② にんじんは皮をむいて短冊きりにします。

ちくわは斜めに切ります。

③ 鍋に油を入れて、にんじんをいため、次にかんぴょうを炒めます。

④ ちくわを入れて軽く混ぜ、水を入れます。

⑤ 中火で炒め煮をして、だしの素をいれ、★の調味料を入れます。

⑥ ひと煮たちしたら、水溶き片栗粉をいれとろみをつけて出来上がり。

かんぴょうのサラダ

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珍しいかんぴょうのサラダ、混ぜて簡単なメニューです。

【材料】

下ゆでして冷凍したかんぴょう 17g
ちくわ 2本
きゅり 1ポン
青じそドレッシング 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
すりごま 少々

① 冷凍したままのかんぴょうを熱湯に入れて軽くゆでます。

② きゅうりとちくわは小口きりにします。

③ ゆでたかんぴょうは、食べやすい大きさに切ります。

③ ボウルにかんぴょう、ちくわ、きゅうりを入れ、調味料をすべて入れて混ぜ合わせて出来上がり。

にんじんを入れると、彩りもよくなるのでおすすめです。

なすとかんぴょうの炊き合わせ

あっさりと食べやすいおすすめメニューです。

【材料】

なす 2個
冷凍したかんぴょう 10g
青じそ 2枚

★ 水カップ2
★ 砂糖 大さじ2
★ みりん 大さじ1
★ 薄口醤油 大さじ2
★ 塩 少々

① ナスは半分に切って、皮付きのまま直火にかけて焼き、水にさらして皮をむきます。

② かんぴょうは自然解凍して、塩を振り、手でもみます。

軽くゆでて、3cmくらいの長さに切ります。

③ 鍋に★の材料を入れてだし汁を沸騰させます。

④ 沸騰した鍋に、かんぴょうとなすを入れて味をつけます。

⑤ 味がついたら、器に盛り千切りにした青じそをのせて出来上がり。

かんぴょうの作り置きメニュー

かんぴょうは味付けをして冷蔵で保存するだけで、おつまみになるので、作り置きに最適。

かんぴょうの作り置きメニューを紹介します。

かんぴょうの甘辛煮

冷蔵で保存もできますし、冷凍すると、長持ちする甘辛煮です。

【材料】

かんぴょう 50g
塩 小さじ1

★ 水 大さじ5
★ 砂糖 大さじ3
★ しょうゆ 大さじ3
★ みりん 大さじ2
★ 酒 大さじ1
★ 塩 少々

① かんぴょうは軽く水で洗い、塩を振っても見ます。

② 塩を洗い流して、18cmくらいに切ります。

18cmは海苔巻きにしやすい大きさです。

③ かんぴょうを10分くらい下ゆでして、ザルに揚げます。

④ ★を煮立てて、下ゆでしたかんぴょうを入れて煮ます。

汁気がなくなったら出来上がり。

まとめ

食物繊維が多く低カロリーで、健康的な食品のかんぴょう。

使うときに戻して使う乾物なので、つい保存方法も雑になってしまいますが、正しい保存方法で保存しないと、かびたり、変色したりする可能性があります。

かんぴょうの正しい保存方法、保存したかんぴょうの、使い方など、紹介しましたので参考にしてくださいね。