粕汁は最強の美容スープ♡忙しいママでも作れる栄養たっぷり美肌レシピ

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育児に家事に毎日バタバタのママ。
子どもや旦那のことで手一杯で自分の時間やお金なんてほんのわずか・・・
忙しくて睡眠もなかなか取れず、子どもと外でたくさん遊ぶから紫外線で肌はボロボロ。
そんな毎日を送っていませんか?

そんなママたちに食べてキレイになる栄養満点の「粕汁」のレシピをご紹介!
食べる美容液とも言われた酒粕を利用した粕汁をたくさん食べて、身体の中からキレイになっちゃいましょう♪

目次

食べる美容液!?酒粕とは?


酒粕とは、日本酒を作り出す工程で生まれた副産物です。
日本酒などのもろみを圧搾した後に残る乳発色の食べ物であり、甘酒や奈良漬けなどでよく使われています。

お酒の粕だから「酒粕」なんですね、そのままでとてもわかりやすい。(笑)

住む地域にもよっては馴染みのないものかもしれませんが、
タンパク質、ビタミンB群、食物繊維に葉酸と驚くほど栄養価がとても高いのです!
ビタミンB1、B2に関しては酒粕100gでりんご3つ分も!

酒粕は栄養価が高いだけでなく、糖尿病やガン、高血圧に骨粗しょう症といった現代病の予防効果もあるそうです。
最近メタボが気になるようになってきた旦那にも是非食べて欲しい食材ですね。

さらに最近では、美容効果も認めらており、酒粕パックや化粧水まで販売されるほど。
酒粕は消化器官をキレイにしてくれ、腸内環境を整えてくれる役割もあります。
腸と肌は密接な関係にあるので、酒粕を摂取することで身体の中からキレイに!
また、メラニン色素の活性化を防ぐ役割もあるので、シミ予防にも効果を出してくれるとか。

スーパーで500g200~300円ほどで販売されている酒粕。
ママにもパパにも強い味方のスーパー食材ですね!

 

粕汁とは、酒粕を使った郷土料理

今回紹介する酒粕を使ったレシピ「粕汁」とは、兵庫県など関西圏でよく食べられる郷土料理です。
具沢山のお味噌汁のようなものであり、味噌の代わりに酒粕を利用するとお伝えするとわかりやすいのではないでしょうか。

筆者は関西出身なので、小さい頃からよく食べていましたが、
横浜出身の旦那は粕汁という料理を知りませんでした。

好きな具をもりだくさん入れて煮込む粕汁は、美容面だけでなく栄養面も完璧で、
特に寒い冬に食べると体の中もポカポカに!
作り方はとても簡単で、具材と酒粕を煮込むだけですので、
是非お味噌汁を作る感覚でチャレンジしてみてください!

粕汁のレシピを紹介!

粕汁のオススメ材料


どんな食材を入れても美味しい粕汁ですが、
今回はオーソドックスでよく使われる具材を取り揃えてみました!

・鮭のアラ
粕汁には魚介系がとても合います。
鮭のアラはスーパーなどで安く販売されています。
アラは切り身よりも皮が多いので、コクがしっかり出てオススメです。
しかし小骨も多いので、苦手な方は切り身でも問題ありません。

他にも牡蠣、ブリ、渡り蟹も粕汁に合いますよ。
魚介が苦手な方は豚肉を使って豚汁風にしてもとても美味しい!

・根菜やきのこ類
オススメの野菜は、大根・人参・ごぼう・しめじ・しいたけなどが美味しいです。
今回はゴボウを買い忘れていたいので入れていません^^;
きのこは是非味が出やすいしめじやしいたけを使ってみてください!

・こんにゃく
こんにゃくは粕汁に欠かせません!
煮崩れもないし食感も楽しくなるので是非いれてみてください!

・油揚げ
美容のためには大豆イソフラボンも欲しいところなので、油揚げをチョイスしました。

・ちくわなどの魚加工品
今回はちくわとさつま揚げを使用しました。
なくてもいいですが、あるとタンパク質さらにアップでオススメです。

粕汁のレシピ①~出汁をとろう~

お待たせいたしました。
粕汁のレシピを紹介します♪

まずは鮭アラの臭みとりを行いましょう。
フライパンでも鍋でもなんでもいいので、お湯を沸かします。
お湯が沸けたら鮭アラ全体にふりかけ、魚独特の臭みを抜きます。

こんな感じで簡単で大丈夫です。
臭み取りが完了したら鮭アラで出汁を取りましょう。

アラだけでも十分にいい出汁がとれるのですが、
我が家ではさらに煮干を追加します。
もちろん鰹節や昆布でも美味しくできますよ。

大容量すぎる煮干たち・・・
煮干をいれることでカルシウムがアップするかな?とわずかながら期待しています^^;
この煮干を出汁パックに入れてお鍋に投下!

あまり強火にせず、少し気持ち弱いかな?という火加減でコトコト・・・
沸騰はなるべくしないように気をつけてください。
鮭アラが煮崩れして見た目もボロボロになります。

今回とった出汁の色はこんな感じです!

完全魚介でとった出汁・・・とっても美味しそうにできました!

粕汁のレシピ②~具材を準備しよう~

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では出汁がとれたら具材を次々入れていきます。
きのこはどれだけ煮込んでも大丈夫なので、筆者は最初のほうにいれてしまいます。
切り方に決まりはありませんが、ゴロゴロ野菜が好きな人は大きめにしいたけを切っても大丈夫でしょう。

人参は半月切りにして・・・

大根も食べやすい大きさに♪(切り方はお好みです。適当ですみません^^;)

油揚げは既に切ってあるものが大容量で売っていたので、こちらを使用。
実はこの油揚げ、これだけ入って98円でした!安い!

もちろん全部使うことはできないので・・・

余った分は冷凍庫へ♪
油揚げって結構足が早いんですよね。
このようにジップロックに入れて冷凍しておけば、いつでもサッと使えるので重宝しています。

さぁ!次々と切っていきますよ~!

こんにゃくも食べやすい一口サイズで。

ちくわは汁を吸って大きくなりやすいので、少し小さめがオススメです。

好みが分かれますが、筆者はさつま揚げも入れてしまいます。
実は初めての試み。少し切り方が大きかったかな?と思いました。
もう半分のサイズでもいいかもしれません。

以上で全ての材料が切り終わりました!
これだけでも9種類の具材が入っています。
味噌汁というより食べるスープ?鍋に近い感じになりました!

粕汁のレシピ③~煮込んで酒粕を溶かそう~

いよいよ最後の工程です。
工程②で切った具材たちを鮭アラ出汁の鍋に投下して煮込みます。

今にも溢れそうです!!
丁寧にゆっくりコトコトと、根菜類が柔らかくなるまで煮込みます。

具材が煮えたら、酒粕を溶かします。
実はここが一番手間がかかるかもしれません。

酒粕は味噌汁にように、簡単にお玉の上で溶かしたりできません。
別のボウルなどで上手に丁寧に溶かします。

ちなみに4L鍋いっぱいの具材に対して、今回は酒粕200gを使用。
理想で言えば、お味噌汁1杯分に30g~50gぐらいでないかなと思います。

ボウルに酒粕と煮込み汁を入れてゆっくりゆっくり溶かします。
少し溶けたら鍋に戻し、また煮込み汁を入れて溶かす・・・の繰り返し。

裏ワザで、レンジで一気に溶かすこともできますよ。

無事200gの酒粕を溶かし終わって鍋に全ていれることができました!
とっても真っ白できれいな粕汁。

最後に味を調えるのですが、シンプルに塩だけです。
醤油や白味噌をいれる方法もあるのですが、味噌だと足が早くなってしまい、
醤油はせっかくの酒粕の綺麗な白が少し茶色くなってしまうので、
塩だけが大変オススメです。

量は、今回は鮭アラや魚介の加工品から塩分が出ているので、気持ち少なめです。
もし、ほかの食材であれば、少し多めでも問題ないでしょう。
味を見ながらお好みで調整してください!

粕汁の完成とまとめ


粕汁が完成いたしました!
お好みで七味や一味をかけてお召し上がりください。

寒くなる季節で身体もポカポカ、
忙しいママたちのための栄養満点の美肌スープです。

筆者のように鍋いっぱい作った場合は、毎日火を通せば2~3日保存も可能ですが、容器に移し替えて冷蔵庫保管が安全です。
酒粕にもある程度アルコールが入っていますが、粕汁はかなりの時間煮込めば飛ぶのでお酒が弱い方でも美味しく召し上がれるかと思います。

毎日飲むとびっくりするぐらい美肌効果に♪
キレイになって旦那様を驚かせてみてはいかがでしょうか。