韓国料理の定番といえばキムチ。
辛くて食がすすむキムチは、焼肉には必要不可欠といってもいいのではないでしょうか。
そんなキムチは、妊婦さんにとって良い効果をもたらしてくれる食べ物でもあります。
具体的にどんな効果かというと、食欲促進だったり便秘解消だったり……。
つわりで辛いときでも、手軽に栄養補給できる食材だと私は考えています。
では、なぜそう感じるのか、この記事で詳しく解説していくと共に、オススメのレシピなども紹介していきます。
ポイントは4つです
・キムチって?
・キムチはつわりの時におすすめの食べ物?
・おすすめキムチレシピ
・キムチを食べるときの2つの注意点
最後まで記事を読んでいただければ、妊娠期間中キムチを上手に取り入れられるようになっているはず!?
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
キムチって?
白菜や大根、キュウリなどを唐辛子やにんにくなどと混ぜ合わせて漬け込んだものです。
塩辛や魚介類などを加えることもあり、ひとえにキムチといっても種類は豊富にあります。
朝鮮料理の独特なうまみがあり、日本でも人気のある漬物のひとつです。
キムチのカロリーは?
キムチは大体100gあたり46kcal。
1食分50gだと、23kcalになります。
含まれる食塩量は約1g、糖質は約2.6gですので、食べ過ぎると糖質の摂り過ぎになってしまう可能性があります。
キムチはつわりの時におすすめの食べ物?
「つわり中にキムチが食べたくなる!」
という人も少なくないでしょう。
キムチはビタミンCが豊富で、乳酸菌による整腸作用もあるので、妊娠時にはおすすめの食材と言えます。
しかし、唐辛子やにんにくなど香りが強めの香辛料を使用しているので、匂いつわりや吐きつわりの人にとっては、食べにくい食材といえるのかもしれません。
妊娠中におすすめのキムチの食べ方は?
キムチ単体で食べると、塩分の摂りすぎになってしまう可能性が高くなります。
塩分の摂りすぎはむくみの原因になるだけでなく、妊娠高血圧症候群のリスクを高めます。
妊娠高血圧症候群になると、胎盤が正常に機能しなくなる可能性が高くなり、胎児に栄養を送ることが減ってしまうのです。
そのため発育不全や機能不全、最悪の場合、胎児死亡してしまうことになりかねません。
塩分過多にならないよう、キムチを食べるときは、オイキムチやキムチチャーハンにするなど、他のものと一緒に食べるようにしましょう。
カロリーや塩分を抑えられるのに加え、必要な栄養素も補えますよ。
おすすめのキムチレシピ
妊婦さんにおすすめのキムチを使ったレシピを2つ紹介します!
どちらも簡単ですので、是非作ってみてくださいね♪
キムチチャーハン
材料:豚こま50g、キムチ50g、溶き卵1個、長ネギ大さじ1、ニラ2本、茶碗1杯分のご飯、調味料少々
↓作り方↓
1:豚こまとキムチを適当なサイズに切ってください。
2:ご飯に溶き卵を入れて、よく混ぜ合わせましょう。
3:フライパンに油を熱し、豚肉を炒めます。
4:豚肉にこんがりと焼き色がついてきたら、ご飯とネギ、ニラを加えて炒めましょう。
5:具材に火が通ったら、しょうゆ小さじ2とキムチを居れて混ぜ合わせます。
6:仕上げに塩コショウで味を調えたらできあがりです。
オイキムチ
材料:キュウリ1本、キムチ25g、塩少々、白ゴマ少々
↓作り方↓
1:キュウリを5センチの長さにカットして、中心に切れ目を入れます。
2:ビニール袋に塩小さじ1とキュウリを入れてよく揉んでください。
3:30分~1時間ほど漬けておきます。
4:キュウリの切り口にキムチを挟んでいきます。
5:仕上げに白ゴマをかけてできあがりです。
キムチを食べるときの2つの注意点
妊娠中にキムチを食べるときは、以下2つの注意点を守るようにしましょう。
①塩分と糖質が多いので食べ過ぎに注意
キムチには塩分が多く含まれています。
加えて、糖質も野菜の中では高めになっているので、食べ過ぎると肥満の原因になりかねません。
キムチはご飯との相性が抜群で、つい食べ過ぎてしまいがちですが、過度な体重増加は難産になる確率を高めますので注意しましょう。
1日50gほどにしておくとよいですね。
②お腹を下す可能性がある
刺激物が苦手な人など、唐辛子を食べ過ぎると、お腹が緩くなることがあります。
妊娠中はただでさえ下痢や便秘などお腹の症状に悩まされることが多いので、食べるときは今まで以上に注意しなければなりません。
辛いのが好きな人は程よい辛さと量に、辛いのが苦手な人は辛みが強くないキムチに選ぶなど、ちょっとした工夫をしておくのがオススメ。
いくら辛い物が好きで慣れているからとはいえ、食べ過ぎるとお腹を壊しやすくなるので、適度に楽しむようにしてください。
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食欲のないとき、キムチで促進してみるのもありですよ。
キムチの辛味には、食欲を促進してくれる効果があります。
キュウリやキャベツ、ほうれん草など、他の野菜と一緒に食べると、効果も増大。
吐きつわりなどで満足に食事が取れないときの食欲アップ効果や、栄養補給になること間違いないでしょう。
塩分の摂り過ぎになってしまわないよう、食べる量に気をつけながら、キムチを上手に活用してくださいね。
辛いものを食べると赤ちゃんに悪影響がおこる心配はありませんので、安心して食べて大丈夫ですよ。