私はたまに産直市場に足を運んで、野菜を大量に買い込みます。新鮮な野菜は栄養豊富&なんだかとっても美味しいものですから(*^_^*)。ですが、その分「買いすぎた~」なんてこともあるのです。今回もそのパターンで買いすぎたのが今回きんぴらに仕上げるレンコンです。
腐りやすい野菜として有名なレンコンですので、あまり長く保存せず、新鮮で美味しいうちに食べたいものです。では何にするか......レンコンのはさみ揚げにはミンチがありませんでした。そしてカンタンにできるレンコンの天ぷらだと、揚げ物メニューが続くことになるのでやっぱりNGです。
考えた挙句、ここは王道のきんぴらを作ることにしました。きんぴらなら家族全員が好んで食べてくれます。それに、幸いなことに冷凍庫にはちょうどよい分量のきざみ揚げもありました。ということできんぴらに決まりです。
そこで今回は、新鮮なレンコン&残り物のきざみ揚げで作るきんぴらを紹介します。トッピングにあおさ海苔を使うことで味に変化を加える&栄養成分の強化を計っています。良かったら作ってみてくださいね♪
目次
新鮮なレンコン&きざみ揚げで作るきんぴらレシピの紹介です。
必要なキッチンツール |
包丁、まな板、フライパン、ザル、ボール、料理ばし |
特別な道具は必要なく、一般家庭にありがちなツールで完成します。
※レンコンはくっつきやすい食材ですので、コーティングのフライパンが良いかもです。
新鮮なレンコン&きざみ揚げの材料(大人3人、子ども2人のサイドメニューとして作りましたが、分量は少し多めになっています。) |
レンコン×適宜、きざみ揚げ×おなじく適宜、和風だし、醤油(ここでは濃口を使っています。)みりん、お砂糖、酢、ごま油(サラダ油でも大丈夫です)、金のすりごま(ごまなら何でもOKですし、なくても大丈夫です。あおさ海苔(なくても大丈夫です。)、一味 |
今回は食材の量を決めずにざっくりと作っていますので、材料は人数分に比べて多めになっています。
新鮮なレンコン&きざみ揚げの調理ステップ |
調理ステップその1:レンコンをカットします。
調理ステップその2:レンコンのあくを抜きます。 調理ステップその3:レンコンの水分をオフします。 調理ステップその4:材料を全部炒める&味付けをします。 調理ステップその5:盛り付ける&トッピングをします。 |
新鮮なレンコン&きざみ揚げの調理ステップは全部で5ステップ。その内の3ステップがレンコンの下準備です。1個1個のステップはシンプルで、難しい調理はありません。
ただ、前述のとおり炒めるステップでレンコンがフライパンにくっつきやすいのが気になるところです。フライパンを細やかに動かしながら焦げ付かないように注意しながら調理しましょう。
調理ステップその1:レンコンをカットします。
今回は家にあるレンコンを全部使い切って、きんぴらに仕上げます。余ったら(絶対に余りますが.....)数日間小鉢として、あるいは冷凍しておけばいつかの夕飯の1品として活躍してくれますので、まとめて作りたいと思います。
まず、レンコンを水に浸す&きれいに洗います。レンコンの穴の中も可能な限りきれいに洗いましょう。もし、洗えない場合は次のステップできれいになりますので大丈夫です。
レンコンは皮ごと食べることができる食材ですが、我が家の家族はレンコンの皮が苦手。ですので皮をキレイにむいておきます。
両端と傷の部分をカットして捨てます。
※レンコンは腐りやすい野菜です。黒くなっているところにはあくがたまっているか、腐っている可能性がありますので取り除きましょう。
好みのサイズにカットしていきましょう。我が家は今回は薄切りにします。こうしておけば、この後のアク抜きで穴の中を同時にきれいにすることができます。
※できる限り1mm~3mmまでの厚さにカットしましょう。
レンコンをカットする時のポイント |
・レンコンの端や傷などの変色している部分は切り取って捨てましょう。
・レンコンは薄切りにすることで穴の中をきれいに洗うことができますのでオススメです。 ・生のレンコンは固くて滑りやすいので、手を切らないように注意しましょう。 |
調理ステップその2:レンコンのあくを抜きます。
ここからはレンコンのあくを抜いていきます。レンコンが十分に浸るくらいの水を入れて......
そこに酢を入れて10分間さらしておきます、こうすることで、レンコンのあくが抜けて色が白くなります。また、食感もさらにシャキシャキになります。
たたし、つけすぎると逆に食感が悪くなる&栄養成分が抜け出してしまいますので、10分間以上は浸けないようにしましょう。
アク抜きが終わったら、酢水を捨てて水で洗いましょう。こうすることで穴に汚れが残っていてもきれいになります。
※穴の汚れが気になる場合は、水を数回変えながら洗い上げましょう。
レンコンのアク抜きのポイント |
・レンコンは水+酢でアク抜きできます。
・アク抜きは10分程度、それ以上でもそれ以下でもNGです。 ・アク抜きが終わったら、水で洗い上げましょう。 ・レンコンの穴の汚れが気になるなら、水を数回変えながらレンコンをきれいに洗いましょう。 |
調理ステップその3:レンコンの水分をオフします。
これはアク抜きが終わったレンコンです。酢の効果で随分きれいな色になりました。
洗い上がったレンコンはこうしてザルにあげて、キッチンペーパーなどで水分をオフしましょう。こうしておけば炒める時の油はねが随分と軽減されます。
レンコンの水分をオフする時のポイント |
・炒める時の油はねを防ぐためにレンコンはしっかりと水分をオフしましょう。
・キッチンペーパーやサラダスピナーなどを活用すれば比較的簡単に水分をオフできます。 |
調理ステップその4:材料を全部炒める&味付けをします。
火をつけて、フライパンを温めます。そこにごま油(サラダ油)を適量入れます。(ここでは大さじ1~2杯)レンコンが半透明になるまでささっと炒めます。
火加減は中火~強火にします。これは使うフライパンの種類や火力などで異なりますのでそれぞれの料理環境に合わせて調整しましょう。もし、火加減に迷ったら、弱めでOK。ゆっくりと時間をかけて炒めていきましょう!
レンコンに火が通ったら、冷凍のきざみ揚げを準備して......
投入します。解凍する必要はありませんので、凍ったまま入れましょう。そしてさらに炒めていきます。冷凍のきざみ揚げはすでに食べられる状態で凍らせていますので、さほど炒める必要はありません。ですが、揚げから出てくる甘みとうまみをレンコンにからめるために、ある程度炒めたほうが美味しく仕上がります。
目安は2分程度。ただしこれは分量や火加減によって異なりますので、揚げがアツアツになる・軽く焦げ目がつく程度まで炒めましょう。
ベースの味は和風だし&醤油(濃口)です。
そこにみりんで味を調えます。我が家はこれだけのシンプルな味付けなのですが、もし甘みが足りないならお砂糖を使って甘みを加えても美味しく仕上がります。
※味付けはめんつゆ&お砂糖でもOKです。
味付けのポイント |
・レンコンと揚げをしっかりと炒めて、揚げの甘みとうまみを全体にいきわたらせましょう。
・醤油とみりんで味を調えましょう。 ・甘みが足りないならお砂糖などで甘みをオンしましょう。 ・めんつゆ&砂糖の組み合わせでも美味しく仕上がります。 |
調理ステップその5:盛り付ける&トッピングをします。
見た目のきれいさ&栄養強化の目的でごま&あおさ海苔をトッピングします。
まずは、吸収が良くて甘みの強いすりごまをたっぷり振り掛けます。
つぎにあおさ海苔もたっぷり振り掛けて香ばしさを加えます。
出来上がったきんぴらをお皿にのせて、すりごま&あおさ海苔をオンすれば完成です!
これできんぴらの完成です。栄養たっぷりで白いご飯にぴったりのおかずです。いっぱい食べてね♥
トッピングのポイント |
・トッピングにおすすめなのはごま&あおさ海苔ですが、好みのものに変更してもOKです。
・トッピングにも栄養豊富なものをチョイスしましょう。 ・スパイシーな味を求めるならば一味(七味)がおすすめです。 |
美味しいレンコンが手に入ったら、きんぴらに仕上げて美味しく食べましょう♫
栄養たっぷり、新鮮なレンコンと残り物のきざみ揚げで作るきんぴらを紹介しました。レンコンはとっても栄養価の高い野菜のひとつです。きんぴらにすればご飯との相性が最高のおかずに変身してくれます。揚げで甘み&うまみ&栄養強化を図ったていますので、成長期のこどもにピッタリの1品です。
レンコンの処理がちょっとだけ面倒に感じるかもしれませんが、実際に作るのにかかった時間はたったの20分。レンコンのアク抜きに必要なアイドリングタイムを除けば実働10分で完成しますので、一度作ってみてくださいね。きっと喜ばれると思います。