子育てママにとって、毎日の家事や育児は大変!
しかし、遊びについても、マンネリ化しないように色々なイベントやお出かけを考えるのも意外とネタ切れしてしまいがちですよね。
そこで、今回ご紹介するのは「水族館」の魅力です!
暑くなる季節はもちろん、どんなシーズンでも楽しむことができる水族館は、全国各地にあり、それぞれ独自の面白さがあって千差万別です。
水族館のことなんてよく分かっている、という方にもきっと新しい情報をお届けします!
目次
水族館が子育てママにとって便利な4つの理由
まず、子育てママにとって水族館が役立つ理由を4つにまとめました。
1. 屋内施設だから気温や天気に関係無く楽しめる
2. 一方通行でゆっくり進めるからリラックスできる
3. お子様はリーズナブルな価格設定
4. コンテンツが充実していて大人も楽しめる
(1)屋内施設だから気温や天気に関係無く楽しめる
お出かけの予定を立てるときに気になるのが当日の天気。
急に雨が降ったりすると、傘が必要になって面倒だったり、そもそも雨天中止になったりしてしまうこともありますよね。
テーマパークや公園などでは屋根の無いところも多いですが、水族館は屋内で完結することが基本ですので、晴れの日も雨の日も楽しむことができます。
さらに、館内は空調がしっかりと管理されているので、夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができます。
動物園は暑い日に動物がぐったりしていることも多いですが、水の中、施設の中で飼育されている水族館の生き物たちはそのようなこともありません。
なお、水族館の展示の中には太陽光を上手く使って美しい展示をしていることなども多いため、晴れた日には、より楽しめることも多いですよ!
(2)一方通行でゆっくり進めるからリラックスできる
水族館は、展示された生き物の姿や解説パネルなどをゆっくりと眺めていくため、走り回ったり飛び跳ねたりする必要がありません。
また、水族館の多くは、順路が決まっていて入口から出口まで真っ直ぐに進んでいくため、道に迷って同じところを何度もウロウロすることもありません。
こうした特徴から、ずっとお子様に注意を払う緊張感もありませんし、施設内は快適な環境なので、同じ時間を過ごすにしても、疲れにくいことが魅力です。
(3)お子様はリーズナブルな価格設定
より多くのお子様に楽しんで頂きたい、という想いから、水族館では大人とお子様とで異なる料金が設定されていることがほとんどです。
お子様は大人の半分程度の料金で利用できることもあるなど、かなりリーズナブルな価格設定がされています。
大きな水族館は少し料金が高めのこともありますが、2〜3時間は楽しめることを考えると、かなりお得に楽しめます!
(4)コンテンツが充実していて大人も楽しめる
お子様向けの遊びやイベントは、必ずしも大人にとっても楽しいものばかりではありません。
しかし、水族館の展示は、日常生活の中で触れることのない刺激や癒しに溢れていて、大人でも楽しめるコンテンツがいっぱいです。
お子様も大満足しつつ、ママも一緒に楽しめるとなれば、水族館は最高の場所ですよね!
子育てママにオススメの水族館をご紹介!
今回は、子育てママに嬉しいポイントに着目し、地域別に水族館をご紹介します。
福島県:アクアマリンふくしま
東京都:すみだ水族館
東京都:葛西臨海水族園
愛知県:名古屋港水族館
大阪府:海遊館
福岡県:マリンワールド海の中道
(1)東北・福島県:アクアマリンふくしま
東北地方からは、福島県にある「アクアマリンふくしま」をご紹介します。
アクアマリンふくしまでは、「環境水族館」をテーマしており、楽しみながら学べる展示がいっぱいです。
展示の見どころを3つのポイントでご紹介します!
1:生物の進化を感じる変わった生き物
とりわけ男性には、子供の頃に恐竜が好きだった、という方は多いのではないでしょうか。
お子様にとって化石や古代の生き物というのはテンションが上がりますよね!
アクアマリンふくしまでは、昔から姿を変えない「生きた化石」と呼ばれる生き物を特集した常設エリアがあります。
例えば有名なこのカブトガニ。テレビや図鑑では目にすることもあるかもしれませんが、実際に泳いでいる姿をぜひその目で体験してください^^
中にもこんな変わった姿の生き物もいますので、探してみてくださいね!
2:輝くようなイワシの群れが泳ぐ大水槽
水族館といえばやはりお魚の展示が欠かせませんよね。
アクアマリンふくしまには、親潮と黒潮の交わる海域をテーマにした大きな三角形の通路があり、全身が海の景色に包まれます。
大水槽では、食卓でも馴染みのあるマグロやカツオの仲間も勢いよく泳いでおり、大小様々な大きさの魚を色々な角度から眺めることができちゃいます。
イワシの大群に太陽の光がキラキラと反射する様子がとっても綺麗ですので、こちらもぜひチェックしてみてください!
3:自然を再現した広々空間
こちらは屋外施設とはなりますが、大きな砂浜・ビオトープがあります。
屋内施設で様々な生き物を目にした後には、広々とした水と緑の中を走り回ることができ、より自然に対する親しみなども感じやすくなっています^^
魚釣りから食べるところまで一貫して体験できるイベントもあり、この場所だけでもたっぷり楽しむことができちゃいますよ!
ご紹介できなかったコンテンツとして、シーラカンスの標本や金魚の展示、クラカケアザラシなどもありますので、合わせてチェックしてくださいね!
(2)関東・東京都:すみだ水族館、葛西臨海水族園
利用者も多い関東地方からは、東京都にある「すみだ水族館」と「葛西臨海水族園」をご紹介します。
①すみだ水族館
まずは東京スカイツリーのすぐ足元にある「すみだ水族館」です!
館内はそれほど広くありませんが、お子様に人気の生き物が多く揃っており、じっくり楽しむことができます。
展示の見どころを3つのポイントでご紹介します!
1:大きなペンギン大水槽
すみだ水族館といえば、館内の優に半分ほどのスペースを使った大きなペンギンエリアです。
広々とした展示エリアは様々な角度から楽しめますが、上からの景色は他の水族館では味わえない独自の魅力があります。
当然すぐ近くでも観察することができ、ガラス越しにこちらの動きに反応してくれることも多いので、ぜひ試してみたいですね!
なお、水槽のガラスは比較的高さがあるので、お子様が手を入れて怪我をする心配も無いので安心して楽しむことができますよ。
2:クラゲの研究に興味津々!
すみだ水族館のもう一つの人気スポットが、クラゲの展示です。
少し暗めの照明で、ゆらゆらと浮かぶクラゲは、大人だけでなく子供にとっても癒しの時間かもしれません。
すみだ水族館の特別なところは、まだ成長前のクラゲを段階ごとに展示していて、形の変化などを楽しめるところにあります。
さらに、白衣を着たスタッフが飼育や研究をする様子を見ることもできるので、いつも子供達の人だかりができています。
理科に興味を持つきっかけにも期待して、足を運んでみてはいかがでしょうか?
3:すみだ水族館独自の展示方法
水族館には様々な生き物がいますが、例えばチンアナゴは全国的にも人気が高く、最近ではどこの水族館でも観られるようになっています。
しかし、すみだ水族館では、他の水族館では観ることのできない圧倒的な数のチンアナゴに出会うことができます!
すみだ水族館では、新しい注目を集めることも考えてか、小さな水槽に一種類の生き物を魅せる展示が印象的です。
例えばこのオニダルマオコゼのように、ちょっと変わった見た目や特徴を持つ生き物が、装飾などを変えながら展示されています。
さらに、すみだ水族館では水に関連する植物にも力を入れています。
最近は学校などでも熱帯魚などを飼う機会が減っているようですが、鮮やかな緑を背景に、綺麗な模様の魚達が泳ぐ姿にぜひご注目ください!
ご紹介できなかったコンテンツとして、江戸時代をイメージした展示や大水槽などもありますので、合わせてチェックしてくださいね!
②葛西臨海水族園
続いては、ディズニーランドのすぐ近くにある「葛西臨海水族園」です!
リーズナブルで、学びの要素もたくさんの東京都が運営する水族館です。
展示の見どころを3つのポイントでご紹介します!
1:マグロの群れがかっこいい!
葛西臨海水族園を代表するのが、マグロの回遊水槽。
馴染みの深いマグロですが、意外に水族館での展示は珍しく、この規模での展示となると日本で唯一と言っても過言ではありません。
力強く、そして素早く泳ぐマグロは、身体も大きく銀色に光っており、特に男の子にとっては魅力たっぷりな生き物です!
大きな水槽の中をたくさんのマグロ達が忙しなく泳ぎ回る様子は圧巻です。
2:自然に近いペンギンに出会える
葛西臨海水族園のペンギン展示は、屋外の自然に近い造形で、よりリアルなペンギン達の様子が観察できます。
その特徴は何と言ってもその広さで、一般的な水族館と比べると開放感が違います。
さらに、水中の様子を間近に観ることもできるようになっていますので、高速で泳ぐペンギンの姿をぜひご覧ください!
3:楽しみながらの学びがたくさん
葛西臨海水族園は東京都が運営しており、リーズナブルな価格設定だけでなく、教育的な観点を重要視した展示がたくさんあります。
東京の海だけでなく、世界中の海の生き物が紹介される中で、生き物の姿形がわかりやすい表示が徹底されています。
また、研究活動の一環として、北極や南極までも活動範囲としています。
例えば、こちらのシャルコーズドラゴンフィッシュは世界初とも言われる珍しい展示ですが、氷点下の海水温でも凍らない仕組みが解説されています。
極めつけは、勉強に特化した特別コーナーもあり、スタッフによるレクチャーのほか、パネルや書籍が並んでおり、子供達がいつまででも楽しめるようなワクワクする空間となっています!
ご紹介できなかったコンテンツとして、変わった姿がお子様にも人気のハンマーヘッドシャークや、クラゲなどの展示ありますので、合わせてチェックしてくださいね!
(3)東海・愛知県:名古屋港水族館
東海地方からは、愛知県にある「名古屋港水族館」をご紹介します。
大きな二つの施設で構成されており、大型の生き物から小さな生き物まで、実にたくさんの種類の生き物に出会えます。
展示の見どころを3つのポイントでご紹介します!
1:日本一のイルカショーがすごい!
名古屋港水族館では、日本で一番大規模なイルカショーを観ることができます!
客席も広々しているので、思わず身体が動いてしまう年齢でも安心して楽しむことができます。
迫力のジャンプはもちろん、同時にパフォーマンスをするイルカの数も多いのが特徴です。
お子様の大好きなイルカが、日本一の規模で楽しめるとなれば満足度が高まるのも間違いないですよね!
パフォーマンスを通じてイルカの特徴に関する説明などもあるので、楽しみながら学べてしまうのも魅力の一つですよ。
2:シャチやベルーガに会おう!
日本で二箇所しか観ることのできないシャチも観ることができます。
丸っこくて大きな身体は、ついじっと眺めていたくなるような可愛さです。
また、意外と大きな身体をしているベルーガ(いわゆるシロイルカ)も見逃せません。
筋肉質な身体で器用に泳ぎ回るだけでなく、まるで笑顔のような表情豊かなところも魅力の一つです。
こちらの動きに合わせて近づいてくることもあるので、ぜひタオルや帽子などを振って話しかけてみてみましょう!
3:遊べる空間がいっぱい!
名古屋港水族館は館内がとても広く、じっと水槽を観るだけでは物足りないお子様でも満足できるコンテンツが充実しています。
例えばイルカショーの水槽の下は広いスペースになっていて、普通は館内を走ると怒られますが、ここでは子供達が自由自在に走り回ったり、大きな声を出したりして楽しむことができます。
また、クジラやイルカの化石が並んだコーナーでも、ベビーカーをゆったりと動かせるような快適な通路となっています。
屋外では、可愛いペンギンを見ながら芝生でゆっくりできるので、ちょっとした休憩や軽食を楽しむにも便利です。
ご紹介できなかったコンテンツとして、イワシのトルネードショーやペンギンエリアなどもありますので、合わせてチェックしてくださいね!
(4)近畿・大阪府:海遊館
近畿地方からは、大阪府にある「海遊館」をご紹介します。
2匹の大きなジンベエザメが悠々と泳ぐ、大阪を代表する観光施設となっています。
展示の見どころを3つのポイントでご紹介します!
1:ジンベエザメの迫力満点!黒潮大水槽!
海遊館といえば何と言ってもジンベエザメ、大きな生き物が泳いでいる姿を見つめる子供達の目はいつもキラキラしています!
最近のお子様は携帯やゲーム機で写真を撮るのも好きですよね。
ジンベエザメはゆっくりと泳いでいて写真も撮りやすいので、お子様も撮影をバッチリ楽しめること間違いなしです!
ジンベエザメ以外にも変わった生き物がたくさんなので、きっとお気に入りの1匹が見つかりますよ。
2:アシカやイルカなどもたくさん!
海遊館では、世界中の様々な地域をテーマにした展示が行われており、生き物たちの種類も様々です。
お子様にも大人気のアシカやアザラシなど、大型の哺乳類もたくさんいます。
イルカショーはありませんが、運が良ければイルカがこちらに気づいてコミュニケーションを取ることもできちゃいます。
人気のコツメカワウソは水中でも陸上でも観られますが、素早く動くため写真撮影は難しいので注意してくださいね!
3:深海生物が熱い!
海の生き物が好きなお子様が誰しも一度は通る道、それが深海生物!
有名なオオグソクムシなど、子どもたちの心がワクワクするような生き物がいっぱいです。
このミドリフサアンコウのように、ちょっとマニアックな生き物もいますので、深海博士でも観たことのない生き物に出会えるかもしれませんよ!
ご紹介できなかったコンテンツとして、アシカやアザラシのほか、宇宙をテーマにしたクラゲコーナーなどもありますので、合わせてチェックしてくださいね!
(5)九州・福岡県:マリンワールド海の中道
九州地方からは、福岡県にある「マリンワールド海の中道」をご紹介します。
2017年にリニューアルオープンをしたばかりで、内装もスタイリッシュで綺麗な展示がたっぷりです。
展示の見どころを3つのポイントでご紹介します!
1: アシカとイルカが大活躍!
リニューアル前から大人気だったアシカ・イルカのショーは健在!
比較的広い観客席で、動物達のパフォーマンスを間近で楽しむことができます。
最初に登場するのがアシカ達で、高いバランス感覚が必要な技の数々に、子供達の歓声があがります!
さらに、イルカの出番になると、子供達の興奮はさらにアップ!
4種類のイルカ達が次々と繰り出すパフォーマンスは必見です。
2:特徴的な水槽展示の数々
マリンワールド海の中道には、印象的な展示がたくさんあります。
メインとなるのがこちらの大水槽!イワシの群れや大型のサメなど、大人でも大満足の迫力です。
また、順路の途中には、カラフルな魚達が泳ぐ変わった形の水槽があります。
特徴的な顔をしたナポレオンフィッシュはお子様にもいつも大人気です。
玄界灘をテーマにした展示では、頭上から勢いよく落ちる水の迫力が大興奮間違いなしです!
3:エリアにも楽しい工夫がいっぱい!
たくさんの楽しい展示はもちろんですが、マリンワールド海の中道では、展示以外の部分でも工夫がいっぱいです。
一部の通路では、ブラックライトで妖しく光る壁面のイラストがワクワク感を演出しています。
また、川の生き物を紹介するエリアでは、まるで森の中を歩いているような楽しい気分を味わうことができます!
さらに、お子様に大人気なのがアシカ・アザラシの餌やりイベント!
1回300円で珍しい体験ができますのでぜひお立ち寄りください^^
ご紹介できなかったコンテンツとして、ウミガメやスナメリ、ラッコの展示など人気の生き物達がたくさんいるので、合わせてチェックしてくださいね!
楽しいだけじゃない!水族館がすごい理由(教育効果)
ここまでは、とにかく水族館の楽しさを中心に紹介してきましたが、子育てママにとって嬉しいのは、それだけではありません。
水族館
生き物を大切にする気持ち
理科・生物に対する関心
(1)生き物を大切にする気持ち
水族館では、大きな生き物から小さな生き物まで、実にたくさんの種類の生き物と出会えます。
生きた生き物達と間近に触れることで、命の尊さ、生き物を大切にする気持ちを育むことが期待されます。
地球上には人間以外にも多様な生き物が存在することを知ることは、自然の中豊かさを感じるきっかけにもなりますね(^ ^)
(2)理科・生物に対する関心
水族館で得られる教育的な効果は、優しさだけではありません!
生き物達のことが好きになれば、もっと色々なことを知りたいと思うのは、好奇心旺盛な子供達にとって当然と言っても過言ではありません。
変わった姿の生き物などに出会うことで、生物の生態や身体への関心に繋がり、図鑑やインターネットなどで調べることにも繋がっていきます。
こうしたことは、学校の勉強で必要な理科の基礎知識となったり、勉強への抵抗感がなくなったりと、本格的な学びにも良い効果が期待できます。
将来の勉強のためにも、ぜひ水族館を活用してみてください!
まとめ
子育てママにとっての水族館の魅力、いかがだったでしょうか?
水族館の新たな楽しさを発見することに繋がれば嬉しいです!
また、水族館を通じて得られる教育的な効果も初めて考えたという方も多いのではないでしょうか。
さらなる見どころや、細かな営業時間、アクセスなどは検索してみてくださいね。
子育てママにとって良いこと尽くしの水族館にぜひお越しください!^^