つわり中に氷が食べたい!食べても良い量と3つの注意点

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夏の暑い日、氷をドリンクに入れて飲むと一瞬にして身体が冷やされ、爽快感を味わうことができます。

氷をガリガリと食べるのが好きという方もけっこう多いですよね。

口の中がさっぱりするから食べてしまうんだとか。

かき氷や冷しゃぶなど、料理にも活用できる氷ですが、妊婦さんにとっては病気の元になってしまう可能性があるって知っていましたか?

この記事では、氷について詳しくご紹介すると共に、妊娠中の氷の食べ方についてお伝えします。

ポイントは6つです。

・氷って?
・氷はつわりの時におすすめの食べ物?
・氷のカロリーは?
・妊娠中におすすめの氷の食べ方は?
・1日に食べる量はどれぐらいがいい?
・氷を食べるときの2つの注意点

最後まで記事を読んでいただければ、氷を食べることの不安が消えているはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

氷って?

水が凍ったものです。

ドリンクに入れて使用するほか、かき氷、うどんや冷しゃぶなどの麺類や肉類を冷やすため、風邪を引いたときに熱をとるための氷枕などに利用します。

作り方は水を製氷皿に入れて冷凍庫でかちかちに硬くなるまで凍らせるだけです。

氷には一見すると賞味期限がないように思えますが、長期間保存しておくと臭いがしはじめます。

作ったら1、2週間で使い切るようにしたほうが安心です。

氷はつわりの時におすすめの食べ物?

つわりが酷い妊娠初期は、体温が37度前後で、常に火照っている状態にあります。

しかもつわりの影響で気持ちが悪い状態が頻繁に起こるので、そのふたつの不快症状をとってくれる氷は、おすすめの食べ物といえるでしょう。

しかし、食べ過ぎると妊婦の大敵、冷えにつながりますので、いくら食べてもいいわけではなく、ほどほどにすることが大切です。

氷のカロリーは?

水を凍らせただけなので、カロリーはありません。

ゼロキロカロリーとなります。

カロリー消費を促すので、ダイエットに適しているといわれていますが、『氷食症(ひょうしょくしょう)』という氷ばかり食べたくなる人は病気が潜んでいる場合も。

鉄分不足による貧血が原因のことがありますので、妊婦さんは特に注意が必要です。

妊娠中におすすめの氷の食べ方は?

何度かにわけて食べるようにしましょう。

一回に食べる量は1個とし、最高10個以内までにしておくのが理想です。

それ以上食べると氷食症や、冷えの原因を作る結果になりかねないので、氷ではなく別のもので不快症状をとるように心がけてください。

1日に食べる量はどれぐらいがいい?

製氷皿ひとつ分、10個以内にしておくのがよいでしょう。

個人的な意見ですが、毎日10個も食べ続けているとどんどん身体を冷やしてしまう気がするのです。

できれば、5個ぐらいに留めておくのがいいのではと考えます。

体調が良いときや気温が高くないときは少なめに、その逆のときはちょっと多めに。

その日のコンディションで、食べる量を工夫してみてくださいね。

氷を食べるときの3つの注意点

食べても食べてもやめられない。氷食症に注意してください。

つわりの時というよりも、妊娠後期に多い症状ではありますが、暑くも気持ち悪くもないのに、氷が食べたくて仕方がないということがあります。

普通は1個食べると満足するのですが、そうはいかずに何個でも食べてしまうという症状です。

1日に10~20個以上食べてしまうと、氷食症の疑いが強くなります。

原因は鉄分不足によることがありますので、貧血になりやすい妊婦さんは要注意というわけです。

また、妊娠中のストレスなどで自律神経が乱れたり、爽快感を味わいたいがために氷を食べてしまうこともあります。

目安となる1日10個以上食べはじめたら、一度かかりつけの病院に行き、相談してみましょう。

また鉄分不足にならないよう、ほうれん草を食べるなど日ごろの食事に気を付けておくと予防に繋がります。

身体を冷やさないように注意が必要です。

氷は冷く、爽快感を得られるのが良いところですが、食べ過ぎると身体を冷やしてしまいます。

身体を冷やすと血行が悪くなり、さまざまな悪影響がおこります。

下痢や、胃の機能の低下、新陳代謝が下がるなど、昔から冷えは万病のもとと言われていますが、まったくもってその通りです。

氷を食べるのは、1日5個程度にとどめておくと良いでしょう。

栄養不足にならないように工夫しましょう。

つわりが酷く、氷しか受け付けないという時は、野菜ジュースなどで氷を作って少しでも栄養をとるようにしましょう。

また、氷ではなく果物やトマトなどの野菜を凍らせてそのままかじるという方法もあります。

これだと氷のようだけど、栄養もとれるので一石二鳥です。

身体を冷やしすぎないよう注意しながら、つわりの時にでも栄養を少しでもとれるよう、工夫してみてくださいね。

適度に爽快感を楽しむように心がけましょう。

氷を食べることで得られる爽快感は、つわりがひどい妊婦さんにはやめられないぐらい救いになるはずです。

しかし、たくさん食べることで母体にも胎児にも悪影響が出るリスクが上がっていきますので、食べる量には注意が必要。

身体が冷えすぎないように温かいものと一緒に氷を楽しむなど、工夫している妊婦さんもいるようです。

鉄分不足と冷え対策を同時に行いつつ、氷を楽しみましょう。