江を使った名前50選~江の意味や由来と読み方を徹底解説!

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目次

「江」という漢字について

音読み:こう、ごう
訓読み:え
字画数:6画

名前に使われる場合は、「きみ」、「ただ」、「のぶ」の読み方で使われます。

「江」の意味や由来や成り立ちと特徴

「江」の意味については、主に3つあります。

・長江
・水の流れる大きな川
・海や川が入り組んだ岸辺

「江」の漢字の成り立ちは、流れる水の形とノミや錐(キリ)のような道具で上と下に穴をあけた形をあわせた会意形声文字とされています。

もともと「江」は、中国大陸を横断するように流れている「長江」のことをあらわしていました。

流れる水が大陸を横断する、すなわち、大陸を貫いている大きな河と言う意味になりました。

日本では、大きな湖や入り江をあらわすようになりました。

当時の都があった飛鳥京から「近い湖」として「近江」と呼ばれたのが、日本最大の湖である琵琶湖です。

また、「遠い湖」として「遠江」となったのが、浜名湖になります。

特徴としては、中学生で習う常用漢字です。

カタカナの「エ」はこの「江」に由来します。

江梨子や江美など、女性の名前で使われることが多い漢字です。

「江」を使った熟語

こちらでは、「江」がどのような熟語やことわざなどで使われているかを紹介していきます。

渭樹江雲

遠く離れ離れになった友人が、互いに相手のことを思い切ない様子を意味しています。

江戸っ子は五月の鯉の吹き流し

単純でさっぱりしているという意味があります。

また、大きなことを言っていても口先だけで、実は臆病者であるという意味もあります。

江戸の仇を長崎で討つ

思いもしないところやまったく関係がないと思っていたことから、昔に受けた恨みが張らされることを意味しています。

「江」の説明の仕方

電話でのやり取りの際、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「江」を説明する例を紹介しておきます。

例えば、

A「名前は、○○江季といいます。」
B「○○こうきさんですね。「こうき」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、江の部分の説明の仕方としては、

A「こうは、江戸のえです。」
A「こうは、さんずいにカタカナのエと書きます。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、説明しやすく、確実に相手に伝えられます。

「江」を使った有名人・芸能人

塩井 雨江さん
岡田 半江さん
岡田 江平さん

「江」を使った名前候補

江逢(こうあい)
江壱(こういち)
江羽(こうう)
江詠(こうえい)
江雅(こうが)
江生(こうき、のぶき)
江謙(こうけん)
江弦(こうげん)
江吾(こうご)
江朔(こうさく)
江獅(こうし)
江舟(こうしゅう)
江峻(こうしゅん)
江慎(こうしん)
江史(こうじ)
江星(こうせい)
江雪(こうせつ)
江祐(こうすけ、ただすけ)
江想(こうそう)
江太(こうた)
江醍(こうだい)
江拓(こうたく)
江羽(こうは、こうう)
江真(こうま)
江明(こうめい)
江哉(こうや)
江耀(こうよう)
江凌(こうりょう)
江昇(きみあき、のぶあき、ただあき)
江照(きみてる、のぶてる、ただてる)
江斉(こうさい、きみなり、のぶなり、ただなり)
江憲(こうけん、きみのり、ただのり)
江春(こうしゅん、きみはる、のぶはる、ただはる)
江彦(きみひこ、のぶひこ、ただひこ)
江宙(きみひろ、のぶひろ)
江登(きみと、のぶと、ただと)
顕江(けんこう)
惺江(せいこう)
泰江(たいこう)
遥江(ようこう)
江航(えこう)
江紋(えもん)
江瑠(える)
江亜流(えある)
江偉太(えいた)
江依斗(えいと)
江一郎(こういちろう)
江太郎(こうたろう)
江志朗(こうしろう)
江ノ輔(こうのすけ)

「江」を選ぶ親の気持ちとは?

名前は子どもに贈る最初のプレゼントです。

子どもの将来を思い浮かべて最高のプレゼントをしてあげたいですね。

名前に使う漢字それぞれには、どんな想いが込められるのでしょう。

そこで、「江」の漢字に込める親の想いについて紹介しましょう。

信念を貫けるように

大河の流れをイメージし、自分が正しいと思うことを堅く信じ、淀むことなく貫くことができる芯のある男性になるようにとの願いを込めて名付けることもできます。

おおらかな心の持ち主に

ゆったりと流れる河のように、おおらかで穏やかな優しい心で、すべてを包み込むような人物になるようにとの想いもおすすめです。

名を遺すほどの逸材になるように

大陸を横断するスケールの大きな河をあらわすことから、後世に名を遺すことができ、多くの人に認められるような優れた逸材となるようにとの期待を込めて、「江」の字を贈ることもよいでしょう。

まとめ

男の子の名前では、使われることが少ない漢字ですが、意味などを調べていくと、壮大で優雅な印象を受けます。

「こう」の読み方で名付けを考えているお父さん、お母さんには、スケールの大きい意味のある「江」という漢字をおすすめします。