妊娠後期になると、どこから見ても妊婦さんだとわかるように体の変化が現れてきます。
妊娠初期には目立たなかったお腹も、赤ちゃんが大きくなるにつれお腹もどんどんと大きくなっていくので、これまでなんともなかった普段の動作がとてもきつく感じる事も。
日常生活の動作だけでもきつく感じる事が増えてきますので、お仕事を頑張っている妊婦さんは仕事にも支障をきたしてしまう事もあるでしょう。
- 妊娠後期は疲れやすいの?
- 眠れない事もある?
- 辛い時の乗り切り方!
今回は妊娠後期の体の疲れや、家事や仕事などの日常生活が辛くなってきた時の乗り越えなどをお話していきます♪
私自身の経験談などもお伝えしていきますので、妊婦さんは是非参考になさってくださいね。
目次
妊娠後期は特に疲れを感じやすい
妊娠後期はお腹が目立つ妊婦さんがほとんどです。
胎児や羊水などを含め、ほとんどの妊婦さんが妊娠前よりも5kg~10kg程度体重が増えているので体が重く感じてしまいます。
特にどんな事で疲れを感じるのでしょうか。
お腹も目立つようになり動きにくい
とにかくなんと言っても、大きくなったお腹が邪魔をしてこれまでなんともなかった動作ができない。
例えば靴を履く動作一つとってみても、スニーカーのひもを結ぶにも大きなお腹があると一苦労。
私はお腹が大きくなった頃には、紐の無いスリッポンを履いていました。
これなら靴を履く時にわざわざ座らなくても良いし、動きやすいのでオススメです。
ちなみに産後も子どもを抱いたままでもきちんと履けるので大活躍。
一足持っておくととても便利ですよ。
食事制限が原因の場合も
妊娠後期は特に体重が増えやすい時期でもあります。
お腹の赤ちゃんもどんどん大きくなって行くので、体重管理はとても大変です。
その体重管理で食事制限をしている妊婦さんは、栄養が足りなくなってしまう可能性もあり、その事が原因で疲れやすくなっている事も考えられます。
栄養不足はお腹の赤ちゃんにも悪影響。
お悩みの妊婦さんは、かかりつけの産婦人科医などに一度相談してみると良いでしょう。
眠れない事も増えてくる
妊娠後期は体も疲れやすいのはもちろんですが、大きくなったお腹で日常生活に支障が出てストレスが溜まったり、出産に向けての不安などが重なり様々な原因で眠れない事が増えてきます。
私自身も妊娠後期は、仕事をしていて疲れているはずなのに何故か夜全く眠れない・・・という経験も何度もありました。
ストレスや不安で眠れない
自分ではストレスや不安を感じていないつもりでも、知らず知らずのうちに感じてしまっている場合が多いです。
特にお仕事をしている妊婦さんは、妊娠前以上に体に負担はかかっていますし、仕事が上手くいかない事でストレスを感じる場面も増えてくるでしょう。
また、お仕事をしていない妊婦さんもこれからの出産や育児に対して、考えれば考えるほど不安を煽ってしまうなんて事も。
そういったストレスや不安が重なると、なかなか眠れない事が増えてきます。
眠れない時にはリラックス!
眠れない時に大切なのは、リラックスする事。
人によってリラックス方法は異なりますが、落ち着く音楽を聴いたり、アロマを使用するのはとても効果的です。
また、お風呂にゆっくりと浸かる事もオススメ。
ゆっくりとぬるめのお風呂に浸かる事で、乳酸がしっかりと排出されやすくなるので疲れもとる事ができます。
それに加え副交感神経が刺激されるので質の良い睡眠にも繋がりますよ。
夜眠れない妊婦さんは是非お試しくださいね♪
仕事や家事を上手に乗り切る対策!
こんな疲れやすい妊娠後期はどのようにして乗り切ると良いのでしょうか?
はっきり言って、一人で頑張るのはなかなか難しいです。
上手に辛い時期を乗り越えるには周りの協力がとても重要。
私自身の経験談も交えながらお話をしていきますね。
辛い時には休む事も大切
体がきつい時は、体からの「休息をとって!」のサインです。
無理をせずにしっかりと体を休めてあげる事を最優先しましょう。
あなたのお腹には、大事な大事な赤ちゃんがいます。
お母さんが無理をしすぎてしまうとお腹の赤ちゃんにも悪影響がある事も。
何よりも大切なのは、お母さんが健康な状態で赤ちゃんをしっかりとお腹で育てる事。
このことを忘れないようにしてくださいね。
パートナーや周りの人を頼って!
家事がきつい時には、洗濯物や掃除を旦那さんにお願いをしたり、食事はお惣菜で済ませる事も必要です。
お腹で赤ちゃんを育てているのだから、今までと違って当然。
今までできていた事ができなくても仕方のない事なのです。
家事だけでなく、仕事ができない時には同僚や周りの方にお願いする事も悪い事ではありません。
しかし、その時には第一に周りの方の迷惑にならないようにしましょう。
急ぎの仕事や自分にしかわからないような物を引き継ぐのは、相手の方にも良く思われません。
しっかりと、周りに協力をお願いできる職場づくりをしておく事も大切ですね。
体調の良い時に作り置きを!
妊娠中は急に体調が悪くなる事も珍しくはありません。
私自身も昨日はとても元気だったのに、今日はなんだか気分が悪い・・・。なんて日も。
そうなってしまった時に困らない為にも、元気がある時には食事の作り置きをしておく事をオススメします。
例えば、野菜たっぷりのミートソースは冷凍保存しておけますし、きんぴらごぼうやひじきなどの常備菜は、お弁当や様々な場面でも大活躍です。
作り置きになれておくと、子どもが産まれて離乳食が始まっても離乳食作りに苦戦する事もありませんよ。
まとめ
妊娠中はとにかく体が疲れやすく、常に体が重いと感じてしまいます。
妊娠後期は特に大きなお腹の影響もあり、日常生活でさえ辛くなってきますよね。
辛い時には無理をせずに、周りを頼りましょう。
周りを頼る事は悪い事ではありません。
何よりも今大切なのは、お母さんの健康とお腹の赤ちゃんです。
辛い時にはみんなに協力をお願いしましょう。