5月から9月と夏の時期が旬でおいしいきゅうりは、みずみずしさとパリッとした食感が魅力ですよね。
きゅうりは、水分がほとんどなので、栄養を取るというよりは、歯ごたえやみずみずしい感じを味わう野菜です。
栄養はカリウムビタミンAなどを含んでいるので、むくみ予防にも効果的ですね。
きゅうりは95%が水分と、水分が多い野菜なので、正しい保存方法で保存しないと、傷んでしまいます。
ここでは、きゅうりの保存方法と消費期限、おすすめのきゅうりのレシピなど、きゅうりについて詳しく紹介します。
目次
きゅうりはどのくらい日持ちする?賞味期限は3日!
きゅうりは水分が多い野菜ですので、賞味期限は野菜室に保存して2~3日と短い期間の保存になります。
まずは選ぶときに、新鮮なものを選ぶのが大切ですね。
きゅうりはとげが痛いほどとがっているものが新鮮ですが、最近はとげのない品種も売っていますので、一概にそれだけで判断することはできません。
きゅうりの緑色が濃くて、均一なものがいいですね。
太さはできるだけ同じ太さのものが、スがでにくいのでおすすめ。
また、大きすぎると成長がしすぎていますので、中の種が大きすぎておいしくありません。
曲がったきゅうりは、形が悪いので安く売っているだけで、品質、おいしさ、鮮度は、まっすぐのものと変わりませんので、気にせず買ってくださいね。
きゅうりの保存方法!
きゅうりは、水分が多いので冷凍保存にはむいていない食材です。
冷蔵で保存しても、温度が低すぎると低温障害で傷みやすくなります。
きゅうりの冷凍と冷蔵の保存方法を紹介します。
きゅうりの正しい冷凍保存方法
きゅうりは水分が多いので、冷凍保存には向かない素材です。
きゅうりを冷凍保存するときは、味をつけたり、塩もみしてから冷凍保存します。
冷凍するときは、きゅうりを薄切りして塩でもみ5分置いて水を出します。
水気をしっかり絞って保存袋に入れて、平らにして冷凍保存してください。
きゅうりは冷凍で1ヶ月持ちます。
使うときは、自然解凍して使ってください。
解凍したきゅうりは、生のまま食べるより料理に使って食べるのがおすすめです。
きゅうりの正しい冷蔵保存方法
きゅうりは水分がついたまま保存すると傷みやすいので、冷蔵で保存するときは水分をしっかりふいて保存します。
キッチンペーパーに包んで保存袋にいれ、ヘタが上に来るようにたてて保存すると長持ちします。
そのままで保存するとすぐにしなびてしまいますが、この保存方法だと、10日くらい持ち、とげもとがったまま新鮮な状態をキープできます。
きゅうりは温度が低すぎると、低温障害が起こり皮はべとべとになって腐りやすくなります。
冷蔵庫でほっとくと、きゅうりがとけたように、腐ってしまいます。
冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
ワンポイントアドバイス
きゅうりは古くなるとしなびてきます。
なるべく早く食べてしまったほうがいいのですが、食べられない場合は浅漬けにして保存すると、長持ちします。
浅漬けは、適当な大きさに切って、塩でもみ、だしの素を入れてよく混ぜると、30分くらいで食べられます。
冷凍しておいたきゅうりを使った4つのメニュー
きゅうりは生のままではなく、塩もみして冷凍保存します。
冷凍したきゅうりの使い方、おすすめメニューを紹介します。
きゅうりとわかめの甘酢あえ
さっぱりと食べることができる、甘酢あえ。
きゅうりは輪切りにして冷凍したものを使います。
【材料】
冷凍きゅうり輪切り 2本
塩蔵わかめ15g
しらす干し 大さじ2
甘酢(酢2砂糖1の割合)適量
① 冷凍したきゅうりは自然解凍しておき、水気を固く絞ります。
② わかめは洗って、さっとゆで、水にとって覚ましざく切りにして水気を切ります。
③ しらす干しは熱湯にくぐらせます。
④ ボウルに甘酢をいれ、シラスをいれ味をなじませてから、きゅうりとわかめを入れて混ぜます。
食べる直前に混ぜ合わせることで、とてもおいしく食べられます。
きゅうりとりんごのサラダ
りんごの食感ときゅうりの組み合わせがおいしいサラダ。
子供に人気のマヨネーズ味です。
【材料】
冷凍輪切りきゅうり 2本
りんご 1/2
★ マヨネーズ 大さじ2
★ フレンチドレッシング 大さじ1
① りんごは皮ごとくし切りにし、芯を取ってイチョウ切りにして塩水に漬けます。
② きゅうりは自然解凍して、水気を絞ります。
③ きゅうりとりんごをあわせて、★を混ぜて。
砂糖小さじ1をあえて出来上がり。
塩昆布ときゅうりの冷しゃぶ
ピリ辛の冷しゃぶは夏にぴったり。
食欲がないときでもさっぱり食べられます。
【材料】
しゃぶしゃぶ用豚肉 200g
冷凍輪切りきゅうり 1本
★ すりゴマ 大さじ2
★ 醤油 大さじ1
★ みりん 大さじ1
★ 塩昆布 大さじ1
★ かつお節 1パック
★ 輪切り唐辛子 少々
① きゅうりは自然解凍して、水気を切ります。
② たっぷりのお湯で豚肉をゆでてボウルに入れます。
③ ★の調味料をボウルに入れて混ぜ、きゅうりを入れて、冷蔵庫に入れて冷やして出来上がり。
きゅうりの和トースト
ちょっと珍しいきゅうりと塩昆布、大葉をあわせた和トースト。
【材料】
イングリッシュマフィン 1個
すりおろししょうが 少々
冷凍きゅうり輪切り 1/3本
かつお節 適量
塩昆布 少々
マヨネーズ 適量
エゴマ油 小さじ1/2
大葉 1枚
七味 少々
レモン汁 少々
① きゅうりは自然解凍して、しっかり搾って水気を切ります。
② マフィンを2つに割って、オーブントースターに入れて軽く焼きます。
③ 軽く焼いたマフィンに、少量の油としょうがを乗せて塗り広げます。
④ きゅうりを並べます、その上に塩昆布をのせて、マヨネーズをのせ、トーストします。
⑤ エゴマ油をまわしかけ、手でちぎった大葉を散らして完成、七味とレモン汁はお好みでかけてください。
みょうやかいわれなどの、薬味をのせてもおいしいですね。
きゅうりの作り置きメニュー
日持ちするきゅうりの作り置きメニューを紹介します。
まとめて作って保存すればとても活躍してくれます。
きゅうりの胡麻和え
【材料】
きゅうり 3本
トマト 1個
青じそ 5枚
★ すり白ゴマ 大さじ1
★ しょうゆ 大さじ1
★ 酢 大さじ1
★ みりん 大さじ1/2
① きゅうりは塩をまぶしてまな板で、板ずりをします。
② 板ずりしたきゅうりをさっと洗って、塩を落とし、すりこ木でたたいて一口大に割ります。
③ トマトは小さくサイコロ状に切ります。
④ 青じそは千切りにします。
⑤ ★の材料を混ぜておきます。
⑥ 食べる直前に混ぜ合わせて出来上がり。
キャベツときゅうりの浅漬け
簡単にできる浅漬けです。
薄味なので好みで醤油をかけてもおいしいですね。
【材料】
キャベツ 1/4個
きゅうり 2本
水 300cc
塩 小さじ1
★ 白だし 小さじ2
★ 細切り昆布 大さじ1
★ 柚子皮細切り 大さじ1
★ 唐辛子輪切り ひとつまみ
① キャベツはざく切りにして、きゅうりは薄切りにします。
② ジップロックにキャベツときゅうりをいれます。
③ 水と塩を加えて、口を閉めてよくふって混ぜます。
④ 冷蔵庫で一晩保存します。
1日たったら、水だけを捨てます。
⑤ 袋の中に★の材料を入れて口を閉めてよく振り、混ぜます。
⑥ 1日たつと味がしみてできあがり。
柚子の風味が爽やかな浅漬けです。
まとめ
きゅうりのおいしさは、みずみずしさと噛みごたえですよね。
きゅうりは水分が多く、冷えに弱い野菜です。
冷蔵庫では必ず野菜室に入れて、冷やし過ぎないようにしてください。
また正しい保存方法で保存すると、みずみずしいままのきゅうりを食べることができますので、紹介した保存方法を参考にしてくださいね。