シャキッとした食感と爽やかな味、風味がおいしいレタスは、サラダだけではなく炒め物、スープなどにも使われることが多く、食卓に欠かせない野菜です。
レタスのみずみずしさは、やはり水分の多さからきて、低カロリーなのでダイエット中もたくさん食べることができますね。
低カロリーなので、栄養が少ないと思われがちですが、実は様々な栄養が含まれています。
レタスの栄養としてまずあげられるのが、βカロテン。
抗酸化作用が強いので、若々しさを保ち免疫力を高める効果があります。
そのほかにも、ビタミンC、E、カリウム、食物繊維が豊富なので、便秘予防、むくみ予防、美肌効果などが期待できますね。
レタスは、すぐに傷んでしまうイメージありませんか?
すぐにしおれて外側の葉から茶色に傷んでしまう、経験をした方も多いかもしれません。
でも、正しい方法で保存することで、レタスをみずみずしく保存することができるのです!
ここではレタスの正しい保存方法、消費期限、おすすめのレタスを使ったメニューを紹介します。
目次
レタスはどのくらい日持ちする?賞味期限は10日!
レタスは、根菜に比べるとやはり日持ちがしませんが、きちんと保存すると10日くらいの保存期間です。
まずは購入するときに、傷んでいない新鮮なレタスを選ぶことも大切。
レタスは持ったときに、軽く感じるものが水分を多く含みすぎていないので、葉が柔らかくておいしいです。
また形はきれいな丸いものがいいですね。
そして、切り口も必ず確認してください。
切り口が10円玉くらいの大きさで、白くて変色していないものは新鮮。
切り口や全体が大きいものは、成長しすぎの状態で収穫したため、葉が硬くて味も苦い可能性があります。
葉の緑色が濃いほど、栄養価も高くて、葉にツヤがあるのがいいレタスです。
レタスの保存方法!
レタスは、どのように保存するとしおれることなくみずみずしく、保存することができるのでしょか?
正しいレタスの保存方法を紹介します。
レタスの正しい冷凍保存方法
レタスは、冷凍保存もできるのですが、サラダなどの生食には向きません。
解凍した後は、炒め物やスープにして使いましょう。
冷凍保存するときは、洗ったレタスの水気をよくきって、手でちぎって冷凍用の保存袋に入れて保存します。
また使いやすいように1回分の量を、ラップに包んで保存袋に入れてもいいですね。
食べるときは、凍ったまま炒め物やスープに使用。
レタスの冷凍保存期間は1ヶ月を目安に保存しましょう。
レタスの正しい冷蔵保存方法
レタスは基本的には冷蔵庫の野菜室で保存します。
外側の葉が傷んでいたら取り除いて、ポリ袋に入れて芯を下にして保存してください。
購入したときに包まれているラップや袋は、レタスの保存にむいていますので、そのまま再利用しましょう。
レタスは、実は外側の葉ではなく、芯から傷み始めます。
芯が茶色くなってきた場合は、芯を包丁で取り除いて保存すると長持ち。
また、少量の小麦粉を芯に塗ると、レタスから水分が抜けずに、みずみずしいままレタスを保存できます。
この小麦粉の効果は抜群で、1週間たっても外側の葉、内側の葉がしおれることなく買ったときのみずみずしさがキープされますので、ぜひやってみてください。
レタスは冷蔵庫で7日~10日は保存可能ですが、やはり傷みやすいので早めに食べましょう。
たくさん残ってしまうときは、スープや炒め物にすると大量消費できます。
ワンポイントアドバイス
レタスは、冷凍するとシャキシャキ感がなくなってしまうので、生で食べるのにはむいていません。
冷蔵庫で保存するときは、芯に小麦粉を塗って保存すると、長期間水分が抜けることなく保存できます。
また、レタスは金属に弱い野菜。
包丁で切ると、切れ目からどんどん傷み始めます。
手でちぎることで、レタスの繊維を壊さず食べやすくすることができますので、手でちぎって食べましょう。
冷凍しておいたレタスを使った5つのメニュー
冷凍したレタスは、炒め物、スープなどに調理して使いましょう。
おすすめの冷凍レタスを使ったメニューを紹介します。
レタスラーメン
インスタントラーメンを使うので、とても簡単。
野菜をプラスして栄養的にもいいですね。
【材料】
インスタント塩ラーメン 4袋
冷凍レタス 8枚分
ハム 4枚
卵 4個
① レタスは千切りにして冷凍したものを使います。
ハムも千切りにして、卵は割って溶きます。
② インスタントラーメンの表示の分量のお湯を沸かして麺を煮ます。
仕上げの直前に、ハムとレタスを入れて、とき卵を入れて一煮して火をとめ、スープを加えて出来上がり。
レタスのミルクスープ
まろやかな味のやさしいスープに、レタスがよくあいます。
【材料】
ウインナー 2本
冷凍レタス 2~3枚分
★ 水 200cc
★ コンソメ 1個
牛乳 200cc
塩 少々
① ウインナーは半分に切ります。
ちいさめのウインナーを使った場合はそのまま。
切込みを入れてください。
② レタスは、1.5cmくらいの千切りにして冷凍したものを、凍ったまま使います。
③ 鍋にウインナーを入れて、焼き目がつくまで炒めます。
④ ★の材料を入れて、煮立ったらレタスを入れて一煮立ちさせます。
⑤ 牛乳を入れて一煮たちしたら、塩を入れて味を整えて出来上がり。
レタスとオイルサーディン炒め
オイルサーディンの塩気があるので、塩は入れすぎないでください。
レタスは炒めると小さくなるので、たくさん入れても大丈夫。
【材料】
冷凍レタス 1個
オイルサーディン 2缶
塩 適量
① レタスはちぎって冷凍したものを使います。
② フライパンにサラダ油を熱して、オイルサーディンを入れます。
③ 簡単にオイルサーディンを炒めたら、レタスを凍ったまま入れてください。
④ レタスがしんなりしたら、味を見ながら塩を加えて出来上がり。
レタスのチャーハン
簡単にできるレタスチャーハンは、おいしくて子供も大好きなメニューです。
【材料】
冷凍レタス 3枚くらい
にんにく 一かけ
玉ねぎ 1/2個
ごま油 適量
豚肉 3枚くらい
塩コショウ 少々
卵 1個
ごはん 茶碗1杯
しょうゆ 適量
① にんにくと玉ねぎはみじん切りにします。
② レタスは細かく切って冷凍したものを使います。
③ フライパンにごま油を引いて、にんにくを入れて炒め、香りが出たら豚肉を入れて炒めます。
④ 豚肉の色が変わったら玉ねぎを入れて炒め、塩こしょうで味をつけます。
⑤ ご飯を入れて炒めます、レタスを入れて卵を入れて炒めます。
⑥ 卵が固まってきたら、醤油で味付けをして出来上がり。
レタスとツナのカレー炒め
【材料】
冷凍レタス 1玉
シーチキン1缶
カレー粉 適量
塩コショウ 適量
① レタスはざく切りにして冷凍したものを使います。
② フライパンにサラダ油を敷いて温め、レタスを蒸し炒めにします。
③ レタスがしんなりしたら、シーチキンを入れます。
④ カレー粉を少しずつ入れて炒めて、最後に塩コショウを入れて味を整え出来上がり。
レタスの作り置きメニュー
レタスは生で食べるだけではなく、色々な調理方法があります。
おすすめのレタスの作り置きメニューを紹介します。
レタスのナムル
シャキシャキした食感がおいしいレタスのナムル。
生よりもたくさん食べることができますね。
【材料】
レタス 4枚
塩 少々
にんにくすりおろし 2cm
ごま油 小さじ1
白いりごま 少量
① レタスはちぎってレンジで1分くらいチンします。
② レンジから出して、塩とにんにくを入れて合えます。
③ ごま油をかけてざっくり混ぜます。
④ ごまをかけて出来上がり。
まとめ
春が旬のレタスは、みずみずしくシャキッとした食感がおいしいですね。
保存するときに大切なのは、このみずみずしさをキープしながら保存すること。
冷凍する場合は、生食できないので加熱調理に使って下さい。
冷蔵庫で保存するときは、芯の部分をくりぬくか、小麦粉を塗って保存してください。
芯の部分から傷み始めますので、芯を対策することで、みずみずしく保存することができます。
レタスは傷みやすい食材なので、正しく保存してみずみずしさを楽しんでくださいね!