ふっくらとした丸さと、特有の香り、甘くておいしいずっしりと重い果肉が特徴的な南国フルーツ、マンゴー。
日本では沖縄や宮崎など暖かい地方で栽培され、メキシコやタイなど外国からの輸入品も多いです。
生で食べるのはもちろんおいしいですが、ジュースやデザートにしてもおいしいですよね。
マンゴーにはβカロテンが豊富に含まれていて、抗酸化作用があり美肌効果、便秘改善、貧血予防など女性に嬉しい効果が期待できます。
がん予防、高血圧予防など健康にも良いので旬のおいしいマンゴーは積極的にとっていきましょう。
マンゴーの種類は、とても多く産地別に旬の時期も違いますが、6月~7月の初夏の時期の出荷が多いです。
宮崎県の「太陽のタマゴ」や「アップルマンゴー」は有名な種類ですね。
マンゴーは熟れすぎると実がブヨブヨになってしまうので、正しく保存して、食べごろに食べるのがポイント。
マンゴーの正しい保存方法、消費期限、おすすめのマンゴーを使ったメニューを紹介します。
目次
マンゴーはどのくらい日持ちする?賞味期限は2週間!
マンゴーは購入した状態で、保存期間も違ってきます。
まずは新鮮なマンゴーの選び方を紹介します。
色が鮮やかで、つやがあり、触ったときに柔らかすぎないもの。
甘くよい香りがするもの、表面がなめらかでふっくらとしているものが、新鮮でおいしいマンゴーです。
表面にしわがよっていたり、たるみがあったりするもの、変色しているもの、斑点があるものは古いので避けましょう。
また触ったときにブヨブヨで柔らかすぎるものも、避けたほうがいいですね。
マンゴーは追熟できる果物なので、かたいマンゴーを買って常温で保存すると追熟して、おいしい時期に食べることができます。
柔らかくなってしまったら、ジュースやスムージーなどに使うのもいいですね。
マンゴーの保存方法!
マンゴーは、どのように保存したらおいしく食べられるのでしょうか?
マンゴーの正しい保存方法を紹介します。
マンゴーの正しい冷凍保存方法
マンゴーは冷凍保存することで、長期間保存が可能。
冷凍保存するときは、皮をむいてスライス、ダイス型にカットして冷凍用保存袋に入れて保存します。
マンゴーの切り方がわからないという方もいますよね。
マンゴーには真ん中に大きな種が入っています。
横向きにして、3等分にカットすると種の部分とサイド二つに分かれます。
サイド二つの実の部分は、包丁で縦横に切れ目を入れて、底を持ち上げるとサイの目状に出るので、それを包丁でカットして保存。
種部分は種を除いてスライスします。
カットしたものを保存袋で冷凍保存します。
マンゴーの冷凍での保存期間が1ヶ月。
食べるときは、自然解凍して食べましょう。
マンゴーの正しい冷蔵保存方法
マンゴーは冷蔵保存も可能。
冷蔵庫で保存するときは、ポリ袋などに入れて野菜室で保存します。
むき出しで保存すると、皮がふやけしわになってしまうので注意してください。
1個ずつラップで包んで、保存袋に入れて保存します。
ラップに包むことで冷えすぎと乾燥を防ぐこともできますね。
完熟していない硬いマンゴーは、冷蔵庫に入れると熟すのがとまってしまうので注意。
熟したマンゴーは、それ以上熟すのをとめる効果があるので、冷蔵庫で保存してください。
冷蔵保存で2週間保存が可能ですが、なるべく早く食べたほうがおいしく食べられます。
その他の方法
完熟する前の青くて硬いマンゴーは常温において、追熟します。
日のあたらない涼しい場所で、保存してください。
甘い香りが出て、触ったとき少し柔らかく感じたらと食べごろ。
そのまま食べてもおいしいですが、食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やして食べると冷たくておいしいマンゴーが食べられます。
ワンポイントアドバイス
マンゴーは品種によって、完熟度合いが違ってスーパーなどに売っています。
たとえば宮崎独自のブランドの太陽のタマゴは、基準が厳しく完熟した状態で流通させていますので、すぐに冷やして食べましょう。
品種によっては、完熟しても皮が赤くならないマンゴーもありますので、香りや触ったときの柔らかさで、食べごろを確認してください。
マンゴーは、乾燥と冷えすぎ、熟しすぎに注意して保存してくださいね!
冷凍しておいたマンゴーを使った5つのメニュー
冷凍したマンゴーは、自然解凍して食べても良いですし、凍ったままシャーベットのように食べるのもおいしいですね。
冷凍マンゴーを使ったおすすめのメニューを紹介します。
冷凍マンゴーババロア
冷凍マンゴーを使った簡単なババロア。冷凍マンゴーの使い道に困ったときにどうぞ。
【材料】
冷凍マンゴー 200g
生クリーム 100cc
牛乳 100cc
飲むヨーグルト 100cc
練乳 大さじ1
砂糖 大さじ4
粉ゼラチン 20g
飾り用のホイップと冷凍マンゴー 適量
① ミキサーに粉ゼラチン以外の材料を全部入れて混ぜ合わせてください。
② 粉ゼラチンはお湯で溶かし、軽く混ぜてください。
③ 容器に移して冷蔵庫で1時間くらい冷やして固めます。
固まったら飾り付けをして出来上がり。
冷凍マンゴーのスムージー
黄色い材料を混ぜ合わせた、黄色のスムージー。
【材料】
黄色いパプリカ 1/4個
冷凍マンゴー 1/2個
バナナ 1本
シナモンパウダー 少々
水 100cc
① 材料をミキサーに入れやすいようにカットして、ミキサーに入れます。
② シナモンパウダーをかけてミキサーを回して出来上がり。
マンゴーは小さく切ってカットしたものを、凍ったままミキサーにかけます。
マンゴーとパインのシャーベット
【材料】
冷凍マンゴー 150g
パイナップル 150g
しょうが 1かけ
はちみつ 大さじ2
砂糖 大さじ1
レモン汁 大さじ1
① パイナップルは一口大に切ります。しょうがは皮をむいて薄切りにします。
② すべての材料をミキサーにかけボールに移します。
③ ボールを冷凍庫に入れて、凍る手前で冷凍庫からだし、スプーンで混ぜます。
また冷蔵庫に入れて、スプーンで混ぜる、を2~3回繰り返して出来上がり。
マンゴーラッシー
【材料】
冷凍マンゴー170g
牛乳 150cc
プレーンヨーグルト 3/4カップ
砂糖 大さじ3
① すべての材料をミキサーにいれて出来上がり。
最後に飾り用の冷凍マンゴーとミントの葉を飾ると、豪華になりますね。
パンナコッタ
【材料】
牛乳 200ml
グラニュー糖 30g
生クリーム 100ml
バニラエッセンス お好み
カルピスマンゴー お好み
① 牛乳とグラニュー糖を鍋に入れて、ゴムベラで混ぜながら煮立たせてください。
砂糖が溶けたら弱火にします。
② 生クリームと粉ゼラチンを入れてよく混ぜます。
火を止めて最後にバニラエッセンスを数滴。
③ 粗熱が取れたら、カップに注いで冷蔵庫で1~2時間冷やします。
④ トッピングに冷凍マンゴーを飾り、カルピスマンゴーをソースとしてかけて出来上がり。
マンゴーの作り置きメニュー
マンゴーの作り置きメニューはおやつにぴったり。
おすすめの作り置きメニューを紹介します。
アップルマンゴージャム
【材料】
りんご 1個
冷凍マンゴー 250g
レモンの絞り汁 1/8個
砂糖 大さじ2
① りんごは一口大に切って、耐熱容器にすべての材料を入れて、ふわっとラップをかけて、15分加熱。
② ラップをはずしてスプーンで混ぜたら出来上がり。
レンジで作るジャムはとても簡単です。
まとめ
マンゴーの正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。
マンゴーは、乾燥、冷えすぎ、熟しすぎに注意して保存することが大切。
マンゴーは追熟する果物なので、お客様にふるまうなど予定があるときは、硬いマンゴーを買ってきて追熟させて出すこともできます。
熟して食べごろになったら、冷蔵庫に入れて熟すのをとめてください。
正しく保存して食べごろのマンゴーのおいしさを楽しんでくださいね♪