授乳中は目薬を使っても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と3つの注意点

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パソコンやスマホを長時間見ていると目って本当に疲れますよね。

でも子育ての合間のフリマアプリ巡りやネットサーフィンってやめられないんです。

そんな目を酷使しがちなママの強い味方となるのが目薬。

でも、授乳中に目薬ってそもそも使用しても大丈夫なのでしょうか?

結論からお伝えすると『使用できるものもあれば、できないものもある』

この記事では、目薬と授乳について詳しくご紹介します。

ポイントは7つです。

・目薬って?
・授乳中は目薬を使っても大丈夫?
・母乳や赤ちゃんの影響は?
・授乳中におすすめの目薬は?
・花粉症や結膜炎の目薬を使用しても大丈夫?
・目薬のさし方
・目薬を点眼するときの3つの注意点

最後まで記事を読んでいただれば、目薬を差すことに迷いがなくなるはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

目薬って?

目に直接投与する液状の薬の総称です。

『点眼薬』『点眼液』と呼ばれることもあります。

医師の処方箋必要なものと薬局でいつでも変えるものがあります。

コンタクトレンズ装着時に対応したものや、結膜炎、ものもらい、ドライアイに適したものなど市販品でも数多くの種類があり、用途によって使い分ける人もいます。

授乳中は目薬を使っても大丈夫?

目薬は飲み薬よりも血液中に入りにくいとされています。

よって赤ちゃんへの影響も少ないのですが、一部の目薬には授乳時に使用が適していないものもあります。

『プラノプロフェン』『トラニラスト』という成分が入っている目薬は適さないので、購入するときは注意してください。

市販ではロート製品やマイティア製品、サンテアルフリー、アイリスなどです。

どれが適していないのか薬剤師さんに相談すると適したものを勧めてくれるので、確認してみるのが一番安心です。

母乳や赤ちゃんの影響は?

上記で説明した成分が入っている目薬を誤って点眼してしまったとしても、母乳に回ることはほとんどないと考えられていますが、万が一が起こったら大変です。

使用した場合は、その後最低3時間は授乳するのをやめましょう。

その間に搾乳をして母乳を出しておくとより安心です。

搾乳したものは捨てて使用はしないようにしてください。

母乳を与えられない間は、搾乳しておいた母乳をあげるなどで対応を。

ここぞと時にミルクも使用したほうがいいので、普段からミルクの味にも慣れておいてもらうと体調不良で母乳を与えられないとき安心ですよ。

授乳中におすすめの目薬は?

授乳中におすすめというよりは、やはり自分の不快症状に合った目薬を選ぶのが大切です。

その目薬に授乳中には適していない成分が入っていないかは専門家に訊ねるようにしてください。

症状によっては目薬を使用しない方法もあります。

たとえば疲れ目でしたら、『めぐりずむ』などの温アイマスクを使用して不快症状を取り除くなどです。

私の場合はコンタクト疲れで目薬を常用しているのですが、たまに眼鏡の日を作るなどして使用しない日を設けています。

花粉症や結膜炎の目薬を使用しても大丈夫?

花粉症の目薬には授乳時に適していない成分が入っていることが多く、医師や薬剤師に相談してから使用したほうが安心です。

勝手な判断で使用するのは大変危険ですので、必ず『安心して使用できるもの』を教えてもらうことが大切です。

結膜炎やものもらい、ドライアイや疲れ目、コンタクトレンズ着用時のなどはたいていのものは使用可能です。

しかし少しでも不安を感じるのなら薬剤師に相談してから購入するようにしてください。

プロが勧めるものは効き目もよく、安心安全。

子育て中は孤独になりがちですので、話をして気分転換も兼ねて訊ねてみるようにしましょう。

目薬のさし方

①さす前に手を清潔にするため、石鹸でよく洗ってください。
②キャップを開け、清潔な場所に置きます。
③下まぶたを軽く持ち、下にひいてください。
④目薬を目に近づけ、瞳の中に液を入れてください。
⑤点眼した後は、瞼を閉じてしばらく待ちます。
⑥目から溢れた目薬は清潔なティッシュやハンカチなどでふき取りましょう。

目薬を点眼するときの3つの注意点

①容器の先をまぶたや睫毛、目などにはつけないようにしましょう。

容器が身体に触れると、細菌や花粉などがついてしまい、目薬が汚染してしまいます。

目薬が原因となり結膜炎などが起こる原因になるので、気を付けてください。

②目薬のあとにまばたきを繰り返さないようにしましょう。

目薬をさした後、目をぱちぱちとあえてまばたきをする人、みたことはありませんか?

目に良さそう?な行動だと感じていた方いらっしゃるかもしれませんが、実はこの行動せっかくさした目薬を流してしまうんです。

のどに流れてしまい、本来の効果を発揮できなくなりますのでまばたきはせずに、目をつむるか目頭をそっと押さえてしばらく待つことにしましょう。

③たくさんさしても意味がありません。

目が痛いときなど、たくさん目薬をさした方が効くような気がしますよね。

しかし目薬は目に入らない量は全て溢れて流れていってしまいます。

パッケージにかかれている量だけ点眼すれば効き目は充分発揮できるので、必要以上に点眼するのはやめましょう。

使用するときは必ず薬剤師に相談をしましょう。

授乳中は少しでも赤ちゃんへの影響を少なくしたいと思います。

さした後からどうしようと調べるよりも、買うときに安全なものを選んだほうがストレスもないですよね。

目薬だけではなく事前に良いものを選ぶ習慣をつけると授乳中の生活がちょっと楽になりますよ。