つわり中にメロンを食べても平気?おすすめの食べ方と3つの注意点

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初夏になるとスーパーにもメロンが並ぶようになります。

たっぷりの果汁と口いっぱいに広がる甘みが魅力のメロンですが、つわり中にもメロンが食べたくなったという人は少なくありません。

メロンに限らずフルーツは、食欲が低下するつわり中の強い味方。

私もつわり中にはよくフルーツを食べていました。

「つわり中でも安心してメロンを食べたい!」という人のために、つわり中のメロンについて詳しく調べてみました。

・つわり中にメロンを食べても大丈夫?
・つわり中にメロンを食べるときに気を付けることはある?
・おすすめの食べ方を知りたい!

つわりの症状が人それぞれですが、「メロンしか食べたくない」という人もいるでしょう。

メロンをたくさん食べても大丈夫なのか、ちょっとした不安や心配事についても併せて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

目次

つわり中にメロンが食べたい!食べても大丈夫?

みずみずしくたっぷりの甘みがおいしいメロン。

水分が多いフルーツはつわり中でも食べやすく感じる食べ物です。

メロンはビタミンやミネラルが含まれており、栄養バランスが崩れがちなつわり中でも安心して食べることができるフルーツです。

食後のデザートやおやつに取り入れてみてくださいね。

つわり中にもメロンがおすすめ!その理由は?

まずはメロンに含まれる栄養について見てみましょう。

・βカロテン
・ビタミンC
・葉酸
・ビタミンE
・ビタミンB群
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン

主に上記のビタミンやミネラルが含まれています。

メロンには果肉が緑のものと赤いものがあり、栄養価に関してはさほど違いはありません。

ただし、βカロテンに関しては赤肉のメロンのほうが多く含まれ、その量は緑肉のおよそ25倍。

βカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の毛や皮膚などの健康維持に役立ちます。

カリウムも妊婦さんにはぜひ摂ってもらいたい栄養素です。

むくみの原因となる塩分濃度を調節し、余分な塩分を体外に排出する働きがあります。

つわり中にメロンを食べるときに気を付けたい3つの注意点

メロンには妊娠中に欠かせない栄養素がたっぷり含まれているだけでなく、つわり中でも食べやすいこともあり、つわり中にもおすすめしたいフルーツのひとつです。

つわり中にも安心して食べることができるメロンですが、どのようなことに気を付けて食べればいいのでしょう。

ここではつわり中にメロンを食べるときの3つの注意点について紹介します。

  1. 食べ過ぎには注意!
  2. カットする前にメロンを洗おう!
  3. 温かい飲み物とセットで食べよう!

メロンの食べ過ぎに気を付けよう!

つわりでメロンしか食べられないという場合は、少しでも食べられるものを食べることが大切ですが、ほかに食べられるものがある場合はメロンの食べ過ぎには気を付けたいところです。

メロンにはビタミンやミネラルが含まれていて、栄養もしっかり摂ることができるようなイメージがあります。

ビタミンやミネラルとともに、メロンには糖分もたっぷり含まれていて、食べ過ぎると糖分の摂りすぎになってしまうこともあります。

妊娠中はフルーツを積極的に摂取することが好ましいとされていますが、食べ過ぎはやはりNG。

<フルーツの摂取目安量>

・非妊娠時・・・200g
・妊娠初期・・・200g
・妊娠中期~妊娠後期・・・300g

(参照:厚生労働省|妊産婦のための食事バランスガイドより)

小玉のメロンなら4分の1切れでおよそ100gです。

大玉だと8分の1切れで100g程度ですので、参考にしてみてくださいね。

メロンをカットする前にしっかり洗おう!

メロンは皮まで食べるものではないですし、直接口をつけることもないので洗う必要はない、と思う人もいるかもしれません。

しかしカットする際に表面に付いた雑菌がナイフに付着し、可食部に移ってしまうことも考えられます。

日本では報告されていませんが、アメリカではカンタロープというメロンの一種であるフルーツを原因食品とする『リステリア菌感染』が報告されています。

妊娠中は免疫力が低下し、リステリア菌感染のリスクが高まるとされています。

お母さんがリステリア菌に感染すると赤ちゃんにも悪影響を及ぼすことがあります。

家庭でできる予防策として、

・よく洗ってから食べる
・早めに食べる
・冷凍保存する
・加熱してから食べる

などが挙げられます。

メロンのように生食するものは、しっかり洗ってから食べるようにしましょう。

メロンを食べるときは温かい飲み物とセットで!

メロンは夏に旬を迎えるフルーツです。

夏に旬を迎えるフルーツや野菜の多くは、体を冷やす作用があります。

メロンにも体を冷やす作用があり、夏には熱中症予防などに役立ちますが、妊婦さんにはあまり良い効果とはいえません。

食べ過ぎればそれだけ体を冷やしてしまいますから、これもメロンの食べ過ぎがNGという理由のひとつです。

体が冷えるとつわりの症状が重くなってしまうケースもありますから、なるべく体を冷やさないように心がけることが大切です。

つわり中にメロンを食べるなら、温かい飲み物を用意して一緒に摂るようにしましょう。

つわり中におすすめ!おいしいメロンの食べ方

つわり中でも安心してメロンを食べたい!

よりおいしくメロンを食べたい!という人のために、おすすめのメロンの食べ方を紹介します。

メロンは食べる1時間ほど前に冷蔵庫へ!

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皆さんは購入してきたメロンはどこで保存していますか?

買ってきたらすぐに冷蔵庫に入れるという人も多いのではないでしょうか。

実はこれはNGです。

メロンは常温で追熟させてから食べるフルーツです。

食べごろになるまでは常温で保存し、食べる1時間ほど前に冷蔵庫に入れて軽く冷やします。

程よい温度で食べることでより一層おいしく感じるはずですよ。

完熟のタイミングがわからないという人は、次のポイントを参考にしてみてください。

・ツルが枯れてしなびている
・メロンのお尻がやや柔らかくなっている
・ほんのりと甘い香りがしている

この3つの特徴があらわれたら食べごろです。

なるべく早めに食べきるようにしましょう。

カットしたメロンは、ラップでしっかり覆い冷蔵庫で保存します。

食べる少し前に冷蔵庫から取り出しておくといいでしょう。

ほかのフルーツと合わせて栄養バランスアップ!

フルーツもいろいろな種類のものを食べることが好ましいです。

メロンばかり食べていると栄養が偏ってしまいますから、ほかのフルーツと合わせて食べるのがおすすめです。

旬のフルーツをたっぷり使ったフルーツポンチを作ってみてはいかがでしょう。

メロンやパイナップル、マンゴー、ぶどうなどお好みのフルーツで作ってみてくださいね。

寒天で甘さ控えめのゼリーを作って加えれば、食べごたえもアップしますよ。

メロンを冷凍してシャーベットにするのもおすすめ!

「メロンを1玉買ったのはいいけれど、すぐに食べきることができない」ということもあるかもしれません。

そんな時はメロンを一口サイズにカットしたものをジップ付きの保存袋に入れて冷凍してみてください。

凍ったままでもおいしく食べることができますし、半解凍の状態で細かくつぶし、牛乳と混ぜてシャーベットにしてもおいしいですよ。

冷凍することで長期保存ができることや、少量でも満足感があるということがメリットです。

つわり中は冷たい食べ物もおいしく感じるという人も多いです。

冷凍メロンを常備しておき、ちょっと口寂しい時におやつがわりに食べてもいいかもしれません。

まとめ

つわり中はメロンを含めフルーツなら食べられるという人も多いです。

私もつらいつわりを乗り越えるためにフルーツが大活躍してくれました。

メロンは甘みも強く水分たっぷりで食べやすいフルーツですが、

・食べ過ぎには注意
・よく洗ってからカットしよう
・温かい飲み物とセットで食べよう

など、いくつかのことに気を付けて食べるようにしてください。

おいしいメロンでつらいつわりを乗り切りましょう。

産後もフルーツは積極的に摂ることが好ましいとされています。

授乳期を過ぎるまでは引き続きフルーツをたくさん食べるように心がけてくださいね。