日本の冬の果物といえば、やっぱりみかんですよね。
冬は「コタツでみかん」は、日本人の昔からのスタイル。
日本で流通されているみかんは、たくさんの種類があって大きさも味も違います。
冬みかんの代表的な品種、温州みかんの中でも、極早生、早生、中生、晩生など種類があり、甘みとコクがかわります。
みかんはビタミンCが豊富で、冬の風邪予防、肌荒れケアに最適。
旬の冬の季節は、たくさん食べたいですよね。
昔は、みかんはダンボールで買って、みんなで食べる家庭が多かったですが、最近は少子化もありネット売りのみかんを買う家庭が多いです。
みかんはひとつが腐ると、触れているみかんも腐って伝染していきます。
長期間おいしいみかんを食べるためにも、正しい保存方法で保存することが大切、
ここではみかんの正しい保存方法、消費期限、おすすめのみかんを使ったメニューを紹介します。
目次
みかんはどのくらい日持ちする?賞味期限は1ヶ月!
みかんはとても保存性が高い果物です。
お正月になると、ダンボールのみかんを家族で食べる、暗くて寒い廊下にみんなのみかんを取りに行く、なんて経験をしたことある方いませんか?
今は、ダンボールでみかんを買う家は少なくなっていますよね。
まずは新鮮でおいしいみかんの見分け方を紹介します。
見た目で、皮の色が鮮やかなもの、ヘタが小さく緑色、乾ききっていないものは新鮮でおいしいです。
みかんを触ったときに、皮がフカフカしているみかんありますよね。
あれは、中の身が縮んでいる可能性があるので避けます。
皮は薄くて実と密着しているものがいいでしょう。
形が丸くなくて、変形しているものも避けたほうがいいです。
丸よりも平らな形をしたものののうが、おいしくて新鮮です。
みかんの保存方法!
みかんはどうやって保存すると、おいしさをキープしたまま長持ちするのでしょうか?
正しいみかんの保存方法を紹介します。
みかんの正しい冷凍保存方法
みかんは冷凍保存できることは、もちろん知っていますよね。
冷凍みかんは、給食に出たり、最近ではコンビニで売っていたりと身近な存在。
みかんは冷凍にとてもむいている果物です。
なんといっても、そのまま下処理なしで丸ごと一個冷凍保存できるのが、とっても便利。
でも、おいしく冷凍するには、コツがいります。
最初は金属のトレイにのせて急速冷凍します。
4時間凍らせたら一度取り出して、冷水にくぐらせ、もう一度金属のトレイにおいて、完全に凍らせます。
完全に凍って氷の膜ができたら、保存袋に入れて保存してください。
氷の膜を作ることで、乾燥しにくくなり傷みにくくなります。
そうはいっても、冷凍みかんは、1ヶ月以内に食べてくださいね。
食べるときは、完全に解凍するのではなく、外皮がむける程度に解凍して食べると、中身がシャーベットみたいで、とてもおいしいです。
解凍方法は、自然解凍、湯煎、電子レンジといくつか方法があって、それぞれ食感が違うので、お好みの解凍方法を見つけてくださいね。
みかんの正しい冷蔵保存方法
みかんは、冬だったら常温の冷暗所で保存することもできますが、冷やして食べたいときや、暖かい時期は冷蔵庫で保存します。
気をつけるのは乾燥しないように保存すること。
乾燥を防ぐために、ポリ袋に入れてヘタを下にして保存します。
温度が下がり過ぎない野菜室で3週間保存が可能です。
その他の方法
冬の時期でしたらみかんは、冷暗所で保存が一番長持ちします。
湿気がたまらない、通気がいい冷暗所に保存すると1ヶ月は保存が可能。
ダンボールでみかんを買った場合は、一度全部出して風に当ててからまた入れなおしてください。
底の部分のみかんから傷んでくるので、たまに上下を入れ替えて、カビや腐っていないかを確認してください。
一個カビや腐敗があると、周りのみかんもカビ、どんどん広がるので注意してくださいね。
ダンボールで保存するよりも メッシュのかごなどに入れて底に新聞紙をおいて、風通しのよいところに入れると長持ちします。
ワンポイントアドバイス
冷凍するときの2度冷凍して傷みを防ぐ方法は、驚きですね。
冷凍みかんは、腐りにくく長期間保存できるので、みかんをたくさん買ったときにおすすめ。
ダンボールで保存するときは、そのまま放置しないでたまに、カビや痛みのチェックを行いましょう。
特に底のみかんは、上からの重みで傷みやすいので注意が必要。
たまには入れ替えたほうが傷まないです。
できれば、ダンボールからだしてザルにいれ、通気性をよくして保存してください。
冷凍しておいたみかんを使った3つのメニュー
冷凍したみかんは、全部解凍しないで半解凍くらいで食べるとおいしいですね。
冷凍みかんのおすすめのメニューを紹介します。
みかんゼリー
果汁がたくさん入ったみかんゼリー。みかんの缶詰ではなくみかんを使うので自然な甘さがいいですね。
【材料】
みかんL 6個
★ 粉ゼラチン 大さじ1
★ 水 大さじ6
はちみつ 大さじ2
① 耐熱容器に★の材料を入れて10分おいてふやかします。
② みかんは自然解凍して横に半分に切って、スクイーザーで果汁を絞ります。果汁と果肉を混ぜて400ccにします。足りなかったら水を入れてください。
③ ①を電子レンジで1分加熱。湯煎にかけて溶かして厚いうちにはちみつを混ぜます。
④ ②と③を混ぜていれて冷蔵庫に入れて、冷やして固めて出来上がり。
冷凍みかんスムージー
【材料】
桃 1個
冷凍みかん 3個
はちみつ 大さじ1
① ももとみかんの皮をむいてミキサーに入れてまわしてください。冷凍みかんは皮をむいてばらばらにして冷凍したものだと使いやすいです。
ミキサーでジュースにして出来上がりです。
みかんとクリームチーズの生ハム包み
【材料】
生ハム 12枚
クリームチーズ 適量
冷凍みかん 1個
オリーブオイル 適量
ブラックペッパー 適量
① みかんは薄皮までむいて、冷凍したものを使います。
② 生ハムにお好みの量のチーズとみかんを一粒のせて、くるんでつつみ爪楊枝でとめます。
③ お皿にもってブラックペッパートオリーブオイルをかけて出来上がり。
みかんの作り置きメニュー
みかんは大量に買ったとき、保存がきく作り置きメニューを作っておくと便利。
おすすめのみかんの作り置きメニューを紹介します。
みかんのコンポート
【材料】
りんご 半個
みかん 1個
砂糖 大さじ4
水 50ml
はちみつ スプーン1
① りんごは皮をむいて一口大に切ります。みかんは皮をむいて、薄皮もむきます。
② 鍋に①と他の全部の材料を入れます。火をつけて弱火で煮ます。
③ りんごが透明になってきたら、水分を飛ばしていきますが、焦げやすいので焦げないように目を離さないでください。
④ 味見してりんごの味が出たら、出来上がり。
みかんジャム
みかんジャムは、ママレードジャムともちょっと違った味わいのジャム。
外の皮を入れずに作るので、苦くなくて子供にもおすすめです。
【材料】
みかん 2キロ(皮をむいて重さを量ります。)
はちみつ 大さじ2
キビトウ 300g
① みかんは皮をむいてミキサーにかけジュースに入れて、それを鍋に入れます。
② 最初は弱火で煮て、出たアクはとりながら煮込みます。アクを取ったら、はちみつとキビトウを入れてください。
③ 丁寧に混ぜながら、水分が半分になるまで煮詰めます。半分になったら火を止めて冷まします。
④ 冷めたら清潔に洗った瓶に入れて、冷蔵庫に保存してください。
みかんをたくさん買ったとき、もらったときなどにおすすめ。
パンだけではなく、ヨーグルトやデザートにもぴったりです。
まとめ
みかんの正しい保存方法、おすすめのメニューを紹介しました。
冬の果物といえばやはりみかん、おいしい時期にたくさん買ったときは、正しい保存方法で長期間おいしく食べたいですよね。
また、保存のためだけではなく冷凍みかんが好きな方も多いので、おいしく食べられる冷凍保存の方法も紹介しましたので参考にしてください。