お弁当やサラダ、グラタンなどによく使われるミニトマト。
小さくて一口で食べられるし、切る必要がないので、使いやすくて購入する頻度も高い野菜ではないでしょうか。
小さくても通常のトマトの栄養と同じ成分が含まれていて、ベータカロテン、リコピン、ビタミンEなど栄養が豊富!
子供も大人も積極的に採りたいですね。
特にトマトの特徴は「リコピン」!
リコピンはトマトが赤くなるほど、成分も多くなるので赤く熟成したトマトを食べるのがおすすめ。
抗酸化作用が高いので、若々しさを保つ効果が期待できます。
トマトダイエットというダイエットもあるように、血糖値を下げる効果もあるのです。
ミニトマトは、プチトマトともいわれ、色が赤いもの、黄色いもの、形も丸だけではなく、細長いものなど種類があります。
ミニトマトは通常のトマトよりも、乾燥に弱いので、保存するときは注意が必要。
ここではミニトマトの正しい保存方法、消費期限、おすすめのレシピを紹介します。
目次
ミニトマトはどのくらい日持ちする?賞味期限は10日!
ミニトマトは、通常のトマトと同じくらいの期間、保存が可能ですが、正しい保存方法で保存しないと、柔らかくなって色が黒ずみ劣化してしまいます。
まずは新鮮なミニトマトの見分け方から。
最初はヘタに注目してください、濃い緑色でピンと立っているものが新鮮。
実はハリとつやがあって、皺がなく色が濃いものがいいでしょう。
ミニトマトの赤さが濃いものは、リコピンも豊富に含まれています。
通常のトマトと違って、ミニトマトはパックに入っていることが多く、実のハリ具合を触って確かめることができません。
また全部の実を確認することができないので、見極めが困難ですね。
パックの下をみて、汁がたれていないもの、実が割れていないものを選びましょう。
ミニトマトの保存方法!
ミニトマトは、通常のトマトよりも乾燥しやすい野菜です。
保存するときは、乾燥しないように保存。
正しいミニトマトの保存方法を紹介します。
ミニトマトの正しい冷凍保存方法
ミニトマトは、すぐに使わないとき冷凍保存が可能です。
ミニトマトを冷凍するときは、ヘタを取ってきれいに洗います。
ヘタの部分には雑菌がたまりやすく、またトマチンという物質があり、大量摂取は毒性があるので、きれいに洗って取り除きます。
水分はキッチンペーパーでよくふき取ってください。
冷凍用保存袋にいれて、重ならないように冷凍庫で凍らせます。
使うときは自然解凍でもいいですし、加熱料理なら凍ったまま使っても大丈夫。
トマトの冷凍保存期間は1ヶ月です。
ミニトマトの正しい冷蔵保存方法
ミニトマトを冷蔵庫で保存するときは、冷やし過ぎないように注意。
低温障害を起こして、中身がグズグズになってしまうことがあります。
また、乾燥にも注意しなければいけません。
タッパーなどに入れて、ミニトマトがかぶるくらいの水をいれ、野菜室で保存すると10日間はおいしく食べることができます。
水は3~4日に一度は変えてくださいね。
その他の方法
ミニトマトは、暑い時期以外は常温での保存も可能です。
風通しのよい冷暗所で保存しましょう。
また、細かく切ってトマトソースにして冷凍したり、ドライトマトにしたりと保存方法はいろいろあり、便利な野菜。
作り方は、作り置きメニューで紹介しますので、参考にしてくださいね。
ワンポイントアドバイス
ミニトマトは生のまま、そしてトマトソースにしても冷凍が可能、加工して冷凍するとすぐに料理に使うことができて便利ですね。
また冷蔵庫で保存するときは、乾燥を防ぐために水に入れて保存すると、ハリがあるおいしいミニトマトを食べることができます。
お弁当にミニトマトを入れるときは、ヘタの部分をとって入れてくださいね。
冷凍しておいたミニトマトを使った4つのメニュー
冷凍したミニトマトは、自然解凍もしく凍ったまま料理に使うことができます。
ミニトマトは色々な料理に使えるので、冷凍しておくと便利。
おすすめの冷凍ミニトマトを使ったメニューを紹介します。
ミニトマトのグラタン
【材料】
冷凍ミニトマト グラタン皿に敷き詰めるくらい
オリーブオイル 大さじ3
粉チーズ 大さじ4
★ パン粉 1カップ
★ オリーブオイル 大さじ3
★ にんにくのみじん切り 1かけ
★ タイム 、ローズマリー、マジョラムのみじん切り大さじ1.5
① フライパンに、にんにくを入れて、弱火でゆっくりと香りを出します。
少し色がついたらパン粉とハーブを加えて混ぜます。
全体に油が回ったら平たい器に移して冷まします。
② グラタン皿にオリーブオイルをのばして、トマトを入れ軽く転がしながら並べます。
180度に熱したオーブンで、皮がはじけるまで焼きます。
③ 粉チーズとハーブパン粉をたっぷりかけて、オーブンに戻して表面が色づくまで焼いて出来上がり。
ミニトマトのオムレツ
【材料】
卵 3個
冷凍ミニトマト 10個
たまねぎ 1/4個
バター 大さじ1
粉チーズ 少々
パセリ 少々
① ミニトマトは自然解凍して、半分に切ります。
たまねぎは薄切りにします。
② フライパンにバターを溶かしてたまねぎをいため、軽く塩コショウしてトマトを加えます。
③ 卵はほぐして②に流しいれて、ざっと尾混ぜて粉チーズを振ります。
蓋をして1分焼きます。
④ パセリのみじん切りを振って、食べやすく切り分け出来上がり。
ミニトマトがかわいいオムレツです。
ミニトマトと卵のスープ
【材料】
卵 1個
冷凍ミニトマト 5個
わかめ 適量
鶏がらスープのもと 大さじ1
水 400ml
ラー油 少々
① ミニトマトは自然解凍して半分に切ります。卵はほぐしておきます。
② ミニトマトを湯むきして、皮を取り除きます。
③ 水を沸騰させて、鶏がらスープを入れてください。
④ 卵を流しいれ、火を強火にして一煮立ちさせます。
⑤ わかめを入れて、ラー油をたらしたら出来上がり。
ミニトマトのハチミツマリネ
湯むきなしでつくる簡単マリネです。
【材料】
冷凍ミニトマト 1パック
オリーブオイル 大さじ1
はちみつ 大さじ1
酢 大さじ1
① トマトは半解凍して半分に切ります。
ジップロックに材料を全て入れて、よく混ぜ冷蔵庫で1時間冷やして出来上がり。
ミニトマトの作り置きメニュー
トマトの作り置きメニューはいろいろありますが、保存するときに便利なのがトマトソースとドライトマト。
ミニトマトを使った作り置きメニューを紹介します。
トマトソース
トマト 大 4個
ミニトマト 10個
たまねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
セロリ 1/2本
ローリエ
固形スープ 小さじ1/2
① トマトは完熟したものを選びます。
湯むきしてトマトの皮をむきます。
② たまねぎ、にんにく、セロリは、みじん切りにします。
③ 鍋にオリーブオイルを入れて熱し、たまねぎをいためて色がきつね色になったら、にんにくとセロリを入れてください。
④ トマトを加えて一煮立ちさせます。
固形スープと塩コショウを入れます。
⑤ 焦がさないように混ぜながら煮詰めて出来上がり。
冷凍して保存しても、とても便利な作り置きメニューです。
ドライトマト
【材料】
ドライトマト 適量
① ミニトマトを半分に切ります。
干物用のネットにミニトマトを並べて、晴れた日を選んで干します。
夜も続けて干しても大丈夫。3日~4日干します。
② 乾燥したら、保存袋に入れて冷凍にして保存します。
まとめ
ミニトマトの正しい保存方法、消費期限、おすすめのミニトマトを使ったメニューを紹介しました。
トマトと同じく栄養が豊富なミニトマト、一口サイズで使いやすく食べやすいので子供も大好きですよね。
ただトマトと比べると乾燥しやすいので、冷蔵庫で保存するときは注意してください。
冷凍保存は、そのままでも、加工しても使い勝手がいいですね。
作り置きメニューでは、加工して保存する方法も紹介しています。
正しく保存して、栄養たっぷりのおいしいミニトマトを楽しんでください!