身内の出産祝いの相場はどれくらい?相場金額とおすすめの6つのおすすめプレゼント

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出産祝い、何を贈るか迷ったりしませんでしたか?

私は妹が甥っ子を産んだとき、迷いに迷ってけっきょくお祝い金を贈りました。

出産祝いを贈ったのが初めてだったので、相場やおすすめの商品などがまったくわからなく、赤ちゃん用品店や通販サイトを何度も見て回った記憶があります。

私だけではなく、身内の出産祝いをどうしようか悩んでいる人はきっと多いはずです。

この記事では、出産祝いについての疑問にお答えするとともに、実体験をもとにおすすめの商品もご紹介します。

ポイントは4つです。

・出産祝いって?
・身内の出産祝いの金額相場
・出産祝いにおすすめの6品
・贈るときの4つの注意点は?

最後まで記事を読んでいただければ、悩まなくてすむようになるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

出産祝いって?

『赤ちゃんが生まれてきたことへのお祝いと成長を祈る気持ち』『出産を終えたお母さんへの労い』『新しい命を迎えた家族へのお祝い』など、赤ちゃんの誕生を祝い、赤ちゃんの両親にお祝いの品物を贈る習慣のことです。

以前は出産祝いに、妻側の実家から、男児の場合は『熨斗目模様の紋付広袖』、女児の場合は『友禅模様の紋付着物』を祝い着として贈る習慣があり、お宮参りの時に着せることになっていました。

その際には、親族や友人、知人などを大勢呼んで盛大なお祝いの席を設けることも多かったようです。

この贈答慣習を今も行っている家庭はありますが、昨今ではお七夜(赤ちゃんの名前をお披露目し神様からのご加護や赤ちゃんの成長を祈願する行事)に内輪だけでお祝いの席を設けて、簡素に行う家庭も多くなっています。

また、贈答もお祝い金の方が重宝がられることが多いようです。

身内の出産祝いの金額相場

①親から子供へ贈る場合

親から子供へ贈る出産祝いに関しては、一般的な相場を気にしなくてもかまいません。

そのご家庭にあったお祝いの仕方でよいのです。

とはいえ、相場は気になりますよね。

一般的には5万円から10万円が多いようですが、なかには「親からの出産祝いは受け取っていない」と「子供側から断る」という人も少なくないようです。

理由は「親に負担かけたくない」や「今まで色々助けてもらったから」など様々あります。

親から子供への出産祝いは、親側は無理しない程度の金額やプレゼントを贈るのでも問題ないでしょう。

その際、可能であればプレゼントなどは重複しないように、両家の親同士で話し合って金額や贈り物を決めることをおすすめします。

②兄弟や姉妹の場合

一般的な相場は5千円から3万円程度と言われています。その幅の中でも、1万円程度の金額というのが主流のようです。

5千円から3万円程度と幅が広いのは『贈る側』の状況によって変わるからです。

20代の場合は、社会人でもまだ経済的に余裕がないうちは5千円から1万円が一般的です。また、同じ20代でも学生の場合は3千円程度でも問題はないでしょう。

30代以上の社会人の場合は、1万円以上の出産祝いを贈るのが一般的ですが、身内と言えども高価すぎる物や金額は相手に気を遣わせてしまう可能性があるので注意しましょう。

③孫へ贈る場合

人によって金額が大きく違うのが特徴です。

孫の出産祝いの一般的な相場は、5万円から10万円とされていますが、地域による風習や裕福さなどで出産祝いの相場が変わってきます。

ですので、父方と母方の祖父母同士での話し合いで決めるのが一番。

両家で金額の差が出たり、プレゼントが重複したりすると、いらぬ揉め事の種になってしまう可能性があるかもしれないからです。

人によって差が出やすい孫への出産祝いだからこそ、簡単にでも両家で話し合って決めてるようにしましょう。

④親戚やいとこの場合

定期的に会うなどの付き合いが無い場合は、基本的には出産祝いを贈らなくても問題ありません。

出産祝いは普段から付き合いのある親戚にだけ贈りましょう。

親戚への出産祝いの相場は、5千円から1万円が一般的です。従兄弟と従姉妹への相場は3千円からと考えていいでしょう。

⑤双子の場合

双子の出産祝いの相場は『一人分の1.5倍』が無難のようです。

注意したいのは、子供二人分のお祝いであることを忘れないことです。現金ではなく、品物を渡す場合には二つ用意しましょう。

⑥二人目、三人目以降だった場合

基本的な考え方は、特に地域に根ざした風習がなければ『二人目、三人目も、出産祝いの金額は一人目の子と同じ』が適切です。

ですが、二人目以降の子供の場合は、ベビー用品等、上の子のおさがりで足りていたりすることもあります。また『贈る側』の負担も少なくありません。

そんな時は、身内ということであれば特に「何が必要?」「何が欲しい?」と聞いてしまうのも一つの手であり、変に角が立たない良い方法かもしれません。

また、一人目はプレゼントにして、二人目以降は現金や商品券を贈るという人も多いようです。

出産祝いにおすすめの6品

①おむつケーキ

おむつやおもちゃの詰め合わせで、ディズニーや子供に人気のキャラなど、種類も豊富です。

なにより鮮やかなオムツケーキは可愛いらしく、赤ちゃんを産んだ時にしかもらうことができない品物なのでとても嬉しいです。

私も友人から頂いたのですが、ケースがオモチャ入れや椅子や台になる物だったので今でも重宝しています。

②赤ちゃん用スキンケア用品等の消耗品

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ワセリンやベビーパウダー、バス用品、おむつのケア用品など……、あればあるほど助かるのでもらって嬉しい品物のひとつです。

赤ちゃんのケア用品は一般の物よりも若干お高めなものが多いので、出産祝いでいただくと助かります。

③新品で清潔なベビー肌着

赤ちゃんはミルクを吐き戻したり汗をたくさんかいたりするので、着替えがたくさん必要です。

数があればあるだけママが助かりますので、こちらももらって嬉しい品物のひとつです。

オーガニックコットンやガーゼ、綿100%など、肌に優しい素材で作られたものだと更に嬉しいですね。

④ソックス

靴下、いつの間にか片方なくなっていることがしょっちゅうあります。

赤ちゃんの冷え防止に重宝するので、出産祝いでもらえると嬉しい品のひとつです。

こちらも肌着と同じく、オーガニックコットンやガーゼ、綿100%など肌に優しい素材だと更に嬉しいです。

⑤よだれかけ(スタイ)

よだれが多い赤ちゃんだとよだれかけがかなりの枚数必要になります。

うちの息子は多いほうだったので合計10枚以上買いました。

ブランド物や可愛いデザイン、キャラクターものは少々お高いので、自分で買うのを躊躇してしまいます。

でも、かわいいのを我が子につけたい。そんなママの気持ちを叶えてくれる出産祝いになるでしょう。

⑥カタログギフト

赤ちゃん用品やキッズ用品、日用品などが掲載されたカタログから贈られた人が好きなものを選ぶカタログギフトは、近年人気になっています。

私も友人から頂いたのですが、カタログも絵本になっていたりしてみるだけで楽しめました。

他にはカタログがアルバムになるように作られていたりと工夫がされているものが多々あります。

なにをあげるか迷ったらカタログギフトを贈れば間違いないでしょう。

他にも『赤ちゃんが生まれた家庭でどんなものが必要なのか』と考えたら、様々なプレゼントが出産祝いの候補になります。

身内ですから、色々悩んだときは「好きに使って」と現金にするのもありですが、それなら出産を頑張ったママ向けのプレゼントにしてみるのもいいかもしれません。

贈るときの4つの注意点は?

①出産後の状況を確認すること

出産はなにが起こるかわかりません。

母子ともに健康な出産であったのか、トラブルのない出産だったのかを十分に確認する必要があります。

トラブルがあった場合は、状況を見て出産祝いを贈るようにしたほうがいいでしょう。

②出産前に贈るのはNG

身内であっても、出産前に出産祝いを渡してしまうのはマナー違反です。

理由は、『母子ともに無事に出産』できるかまだ分からないからです。

また、出産しても一週間は母子ともに健康状態の経過を見なければならないので、出産祝いが生後一週間以降に贈るのが良いとされる理由になります。

ですので、一般的には出産後の病院で渡すのもNGになりますが、人によっては入院中にお祝い貰っても問題ないし、嬉しいという方もいるようです。

③お祝いを贈る時期に注意

母子ともに無事の出産を確認したら、生後一週間から遅くてもお宮参り(生後一か月)までには贈るようにしましょう。

生後一週間以降に贈るのが良い理由は、出産直後の赤ちゃんの両親には共にやることが沢山あります。

お母さんの体力も回復していないので、お礼のメールや電話をするなどだけでも体力をひどく消耗してしまう可能性があります。

元来、出産祝いは『お七夜』に合わせて贈られるお祝いとされています。

また、生後一か月以内にという理由は、『出産祝いのお返し』をお宮参りの時期に一斉に贈ることが多いからです。

一か月以降に出産祝いを贈ることはマナーとして問題があるわけではありませんが、身内だからこそ負担にならないように考えてあげる優しさを持ってあげましょう。

④自宅で直接渡す場合

一般的には、退院してお母さんの体力も回復し始めて落ち着くのが、生後二週間から三週間になります。

それを目途に、「行っても大丈夫?」と聞いてから行くのが良いでしょう。

出産祝いは贈る気持ちが一番大事です。

自分の赤ちゃんの誕生をお祝いしてもらって嫌な人はいないはずです。

なにをもらっても嬉しく感じることでしょう。

それでも、贈る側としては『喜んでもらいたい』と願うものです。

この記事であげたプレゼントは赤ちゃんとの生活に必要不可欠なものばかり。

私やママ友ももらって嬉しかったものでした。

なにを贈るのか、色々と考える時間も楽しいものです。

赤ちゃんができたと報告を受けたときから、なにを贈るか吟味してみてくださいね。