物忘れに悩む妊婦さん必見!妊娠中に物忘れが酷くなる2つの原因と予防策

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妊娠をしてから物忘れする事が増えた、と感じている妊婦さんも多いのではないでしょうか。

家の鍵をかけ忘れたり、出かける時に携帯を忘れたり…

仕事をしている妊婦さんだと、滅多にしないミスをしてしまい頭を悩ませている方もいるかもしれませんね。

「妊娠前はそんな事はなかったのにどうして?」とショックを受けてしまうかもしれませんが、妊娠をすると物忘れをする事が増えると言われています。

一時的なものと考え、落ち込まないようにしましょう。

この記事では、物忘れの原因から予防方法までをまとめています。

  • 妊婦はなぜ物忘れが増えるの?
  • 妊娠すると脳は変化する?!
  • 予防するにはどうすれば良いの?

物忘れにお悩みの妊婦さんは是非参考になさってくださいね。

目次

どうして妊娠すると物忘れをする事が増えるの?

妊娠と物忘れは繋がりがないように思えますが、妊娠をする事で女性の体はたくさんの変化があるのです。

どのように変化するかを知っておくだけでも安心しますよ。

物忘れの原因につながる主な体の変化は2つです。

・睡眠不足

妊娠中は、つわりや体の不調を訴える妊婦さんはとても多いです。

しかしそれは、お腹の赤ちゃんが元気に育っている証拠でもあります。

それらの不調のおかげで普段の生活リズムが崩れてしまい、睡眠不足になってしまう妊婦さんがほとんどです。

生活リズムが崩れてしまうと、脳が貧血状態に陥りやすく頭がボーっとしてしまう事が物忘れの原因ともされています。

・ホルモンバランスの影響

妊娠するとホルモンバランスの変化が起き、自立神経が乱れがちです。

自立神経が乱れてしまうと体調を崩しやすく免疫力が低下してしまいます。

精神的な面では、イライラが落ち着かずに情緒不安定になってしまう事も。

このように妊婦さんは、良い心身状態とは言えません。

このホルモンバランスの変化が睡眠不足に繋がるとも言えますね。

妊娠中の脳は変化している?

「妊娠、出産すると脳が変化する」

という事を聞いた事がありますか?

実は研究でも認められており、「マミーブレイン」という言葉もあるほど。

脳が変化していく過程で、物忘れが増えてしまう場合があるのです。

女性から母親の脳へと変化

妊娠期間中に、女性の脳は4~8%ほど減少するという研究結果があります。

しかし、これは一時的なもので産後半年ほどすると脳の萎縮はなくなり、反対に大きくなって構造自体が変わっていくのです。

また授乳する事によって、脳は更に活性化し、記憶力の向上にも繋がるという研究結果も。

まだ詳しい解明には至っていないようですが、妊娠の物忘れにはこのような原因があるという事を知っておくと良いでしょう。

忘れっぽい自分が情けない…と言う人もいるかと思いますが、妊娠中や産後の一時的なものだと開き直り、あまり深く考えない事が大切です。

自分にできる事で少しずつ予防を!

携帯を忘れたりと、持ち物を忘れるする程度ならまだ良いのですが、お風呂の水をだしっぱなしで外出したり、コンロに火を付けっぱなしにしたりすると一大事です!

火の消し忘れは、うっかり忘れていた!では済まされません。

このような事がないように、しっかりとご自身で予防をする事が大切です。

妊娠中の物忘れがひどい場合は、以下3つの予防策を試してみてください。

1.栄養価の高いものをきちんと食べる

物忘れに良いとされるのは、ビタミンB群。

脳の機能を正常に保つ為に必要不可欠な栄養素とされています。

またビタミンB群には、妊婦さんにとても大事な葉酸も含まれていますので、一石二鳥の栄養素ですね。

ビタミンB群は緑黄色野菜や豆類に多く含まれています。

毎日の食事に積極的に取り入れるようにしましょう。

関連記事⇒妊婦にビタミンは必要?目安の摂取量や食品、摂取方法など5つの注意点

2.忘れてはいけない事はメモをとる習慣を

物忘れが酷くなってきたな…と感じる方は、メモを取る癖をつけたり張り紙をするなども効果的です。

例えば、出かける際に目に付く場所に「火の元、戸締まりの確認!」などの注意書きをしておくと安心ですね。

また、大切な約束などはそのままにしておかずに、カレンダーに記入する癖をつけると良いでしょう。

私は妊娠中に買い物に行くと、「あれ?何を買いに来たのかな?」と目的の物を忘れてしまう事が多かったので、買い物メモを持って買い物に行っていました。

3.ながら動作に要注意!

コンロでお湯を沸かしながら、その間に洗濯物を干す等の「ながら動作」はやめましょう。

洗濯物を干し終えると、一仕事終わった気分になりコンロにかけたお湯の存在を忘れてしまう事はよくあります。

そのまま一休みをしてウトウト・・・何てことも。

妊娠中は特に注意力が散漫してしまいがちです。

火や水を扱う時には特に注意するようにしましょう。

自分が現在妊娠中で、妊娠前よりも忘れっぽくなっている場合は、しっかりと自覚することも事故の予防に繋がります。

関連記事⇒臨月の妊婦へ!妊娠中の外出で気を付けてほしい8つの事

まとめ

妊娠中に忘れっぽくなってしまう妊婦さんはとても多いのです。

しかし、それはホルモンバランスの変化の影響で仕方の無い事と捉えましょう。

忘れっぽくなってしまった自分を責めたり、気にしすぎてしまうとストレスになり、お腹の赤ちゃんにも悪影響です。

一時的なもので、みんな同じだと思いながら、しっかりと自分で予防をして過ごすようにしましょう。