赤ちゃんの離乳食でもやしはいつから食べて大丈夫?4つのポイントとおすすめレシピ

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目次

赤ちゃんはいつからもやしを食べて大丈夫?4つのポイントと簡単レシピ

1年を通してスーパーに並び、1袋30円程度と安価な価格で購入できることも魅力のひとつであるもやし。

家計のお助け野菜としても大活躍ですよね。

シャキシャキとした歯触りと淡白な味わいが特徴で、ゆでても炒めてもおいしいです。

そんなもやしですが、赤ちゃんの離乳食には向いているのでしょうか。

私にも娘が一人おり、娘が離乳食を食べていたときには「もやしって食べさせていいの?」という疑問が浮かびました。

  • もやしはいつから赤ちゃんに食べさせていい?
  • 赤ちゃんもやしを与えるポイントは?
  • アレルギーについても知りたい!
  • 簡単♪おいしい!赤ちゃん喜ぶもやしレシピ

私と同じように、「もやしをいつから赤ちゃんに与えていいのか」「そもそももやしは離乳食向きなのか」という疑問を抱えている人のために、もやしと離乳食について詳しく調べてみました。

上手な与え方についても紹介しますので、離乳食作りの参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんにもやしを食べさせていいのはいつから?

手軽な価格で購入することができるもやしは、離乳食にも使えればとっても便利ですよね。

シャキシャキノ歯ごたえが特徴なので、赤ちゃんには向かないような気がしますが、調理法を工夫してあげれば5か月頃から食べさせることができます。

もやしは水分が多く、トロトロの状態が基本の5か月頃は、ほとんど味わいを感じることはできません。

5か月頃から食べることはできますが、しっかり歯茎ですりつぶすことができるようになる、9か月以降から細かく刻んで食べさせるのがおすすめです。

与えるなら緑豆もやしがおすすめ

もやしには大きく分けて3つの種類があります。

  • 緑豆もやし
  • 大豆もやし
  • ブラックマッペもやし

緑豆もやしはもっとも馴染みのあるもやしで、やや太めであっさりとした味わいが特徴です。国内ではおよそ9割が緑豆もやしといわれています。

大豆もやしはこりこりとした食感が特徴で、先に大豆がついたままになっています。

韓国料理などのナムルはこの大豆モヤシが使われることが多いです。

ブラックマッペもやしは緑豆もやしよりも細く、ほのかな甘みがあります。

まだ流通量は少ないですが、ラーメンのトッピングなどに使われるケースが増えています。

栄養面ではさほど違いはありませんが、柔らかく食べやすいのは緑豆もやしです。

赤ちゃんには緑豆もやしを食べさせてあげましょう。

赤ちゃんにもやしを食べさせるときの4つのポイント

離乳食が始まると、初めて食べさせる食材はちょっとだけドキドキしますよね。

安心してもやしを食べさせるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。

ここでは4つのポイントを紹介します。

参考にしてみてくださいね。

  1. ひげと豆の部分は取り除こう
  2. しっかり洗ってから調理
  3. 購入したら早めに使おう
  4. 食べやすいように工夫しよう

もやしのひげと豆はきちんと取り除いて

赤ちゃんにもやしを食べさせるときは、端についているひげと豆をきれいに取り除いてから調理することがポイントです。

もやしのひげは口の中に残りやすく、すり鉢などでも細かくなりにくいです。

最近はひげと豆がきれいに取り除かれたもやしも販売されています。

ひとつひとつ取り除いていくのは、手間も時間もかかりますからこういった便利な商品を取り入れてもいいでしょう。

もやしはしっかり洗ってから調理しよう

もやしは光に当てないようにして栽培するため、あの真っ白な見た目に育ちます。

一般的な野菜は日光や光に当たることでぐんぐん育ち、その過程で表面の細菌なども殺菌されやすくなります。

しかし光に当たることなく育つもやしは、細菌が殺菌されないまま袋詰めされて出荷されているとも言われています。

これらの細菌は、流水で洗うことできちんと流されますので、調理をする前にしっかり洗い、加熱調理をすることが大切です。

もやしは傷みやすい!購入したら早めに調理

もやしは傷みやすい野菜のひとつです。

賞味期限は購入してから2~3日のことが多いですが、購入したらなるべく早く使うことがポイントです。

もやしは鮮度が落ちると、

  • 端のほうが黒ずむ
  • 根や芽が伸びてくる
  • 色が薄くなる
  • 汁が出てくる

など、もやしの状態が変わっていきます。

こうなる前にもやしを使うようにしましょう。また、もやしをなるべく新鮮なままで保存するには、

  • もやしの封を開けた状態で保存する
  • もやしを水に浸して保存する
  • もやしを冷凍する

などの方法があります。

もやしの封を開けて保存すると、1~2日ほど保存期間を伸ばすことができます。

もやしを水に浸す場合は、毎日水を変えて冷蔵庫で保存しましょう。

冷凍する場合は、封を開けていなければ購入した袋のまま冷凍してOKです。

1か月ほど保存することができますよ。

赤ちゃんが食べやすいように工夫しよう

もやしは5か月頃から食べさせることができますが、月齢や離乳食の進み具合に合わせた大きさで調理してあげることが大切です。

  • 5か月~6か月頃・・・柔らかくゆでて裏ごしする
  • 7か月~8か月頃・・・柔らかくゆでてつぶす
  • 9か月~11か月頃・・・細かく切ったものを調理する
  • 1歳以降・・・1cm~2cmほどの長さでOK

シャキシャキとした歯ごたえでは、赤ちゃんが食べにくく感じることがあります。

ゆであがったもやしは、指で簡単につぶせるくらいの固さを目安にしましょう。

シャキシャキの歯ごたえのもやしが食べられるようになるのは、早くても離乳食が完了した1歳半以降です。

2歳頃までは柔らかめにゆでるのがおすすめです。

もやしのアレルギーは?

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赤ちゃんの離乳食で一番気になるのはアレルギーではないでしょうか。

もやしはアレルギー症状が出にくそうな印象ですが、実際はどうなのでしょう。

消費者庁が発表したアレルギーに関する情報によると、重篤なアレルギー症状が出る可能性があるとされる27品目にもやしは含まれていません。

(参照:消費者庁『アレルギー表示について』より

しかしもやしも食品です。アレルギーが出ないとは言い切れませんので、十分注意することが必要です。

こんな症状に注意!

もやしはアレルギーになりにくい食材といえますが、もしかしたらアレルギー症状が出ることがあるかもしれません。

次のような症状があらわれた場合は、アレルギーの可能性があります。

  • 口の周りが赤くなる
  • 口の中や喉が腫れる
  • じんましんが出る
  • 鼻水や咳
  • おう吐
  • 下痢

これらの症状が出たら、なるべく早くかかりつけの小児科に相談しましょう。

簡単♪おいしい!赤ちゃん向けもやしレシピ2選

もやしは淡白な味わいなので、どんな食材とも相性がいいですし、赤ちゃんも食べやすい野菜です。

いろいろな食材と組み合わせてもやしを味わってもらってくださいね。

ここではおすすめのもやしレシピを2つ紹介します。

すべての月齢でOK!もやしの納豆和え

○材料(赤ちゃん1人分)

もやし・・・軽くひとつかみ

納豆・・・小さじ2杯

だし汁・・・少々

○作り方

1.もやしはたっぷりの湯で柔らかくなるまでゆでます。

2.もやしと納豆は月齢に合った大きさにしましょう。

3.すべての材料を混ぜ合わせたら完成です。

手づかみ食べの練習に!もやしのお好み焼き風

○材料(赤ちゃん1人分)

もやし・・・軽くひとつかみ

豆腐・・・10g

小麦粉・・・大さじ1杯

卵・・・小さじ1杯

ベビー用粉末だし・・・少々

○作り方

1.もやしは柔らかくゆで、1cmほどの大きさにカットします。

2.ボウルに豆腐を入れてペースト状になるまで混ぜ、小麦粉と卵を加えて混ぜ合わせます。

3.粉末だしともやしを加えて混ぜます。

4.分量外の油をうっすら引いたフライパンで両面を焼きあげたら完成です。

もやしは赤ちゃんの様子を見ながら食べさせよう

もやしは調理法を工夫すれば、赤ちゃんがお粥を上手に食べられるようになった5か月頃から与えることができるようになります。

  • 赤ちゃんに合ったサイズで与える
  • 柔らかくなるまでしっかり加熱する
  • アレルギーにも注意

など、いくつかのポイントを押さえたうえで食べさせるようにしてくださいね。

我が家では7か月頃からスープに入れたりおひたしにしたりして食べさせていましたよ。

ちなみに、植物の種を発芽させた野菜は、もやしのほかに

  • カイワレ大根
  • ブロッコリースプラウト
  • 豆苗

などがあります。

これらも基本的にはしっかり加熱して食べやすく工夫すれば、5か月頃から与えることができます。

これらのスプラウト類は栄養価も豊富なので、上手に離乳食に取り入れてみてくださいね。