妊娠超初期は足のむくみがひどくなる?原因と5つの対処法

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目次

妊娠超初期は足のむくみがひどくなる?原因と5つの対処法

妊娠中は、お腹の赤ちゃんを育てるためにママの身体は大きく変化します。

また、体型も大きく変わったり、女性ホルモンが多く分泌するために様々なマイナートラブルに悩まされがちです。

中でも多くのママたちが感じる「足のむくみ」もマイナートラブルのひとつ。

お腹が大きくなる妊娠中期から後期にかけて感じる人が多いですが、中には妊娠超初期にむくみが出始める人もいるようです。

そこで今回は、妊娠超初期の足のむくみの原因と5つの対処方法をご紹介します。

今回のポイントは下記の5です。

  • 妊娠のマイナートラブル「むくみ」って何?
  • 妊娠超初期の足のむくみの原因とは
  • むくみやすい人ってどんな人?
  • 妊娠超初期むくみの5つの対処法
  • 妊娠超初期のむくみは赤ちゃんにも影響するの?

妊娠すると普段とは異なった様々なマイナートラブルによりママも戸惑ってしまいますよね。

ただでさえ我慢することが多くイライラしてしまうことも。

また、むくみは妊娠高血圧や妊娠糖尿病の病気が原因となっていることもあるので、症状が重たいと感じたら直ぐに病気で診てもらうようにしましょう。

妊娠のマイナートラブル「むくみ」って何?

妊娠すると多くの妊婦さんが経験する「むくみ」。

急に指輪が入らなくなったり、夕方になると足がパンパンになってしまう症状が多いようです。

そもそも、むくみとは一体何でしょうか。

身体がどんな状態になると手足がむくんだりするのでしょうか。

気になる「むくみ」について探ってみましょう。

「むくみ」とは…

むくみとは、なんらの原因により余分な水分や老廃物が排出できずに、皮膚の下に溜まってしまう状態のこと。

お医者さんから妊娠の確定をもらうと、一定の間隔で妊婦検診を受けます。

その際にも、お医者さんが足を触ってむくみの確認をしてくれますよ。

お腹が大きくなってくると赤ちゃんの重みで臓器が圧迫されるので、血流が悪くなりむくみがおこりやすくなります。

しかし、妊娠超初期でもむくみを感じる人もいるので、なんかおかしいなと思ったら早めに病院を受診した方が安心です。

妊娠超初期の足のむくみの原因とは

妊娠超初期は、妊娠0週から4週位です。

足のむくみを感じる人の多くは、受精卵が子宮内に着床し妊娠が成立する3週後半頃。

では、何故この時期にむくみが起きやすくなるのでしょうか。

妊娠超初期のむくみの原因は下記の2つです。

① 女性ホルモン「プロゲステロン」

受精卵が子宮内に着床すると多くの女性ホルモンが分泌されます。

「プロゲステロン」は、妊娠をサポートする女性ホルモンのひとつ。

妊娠を継続するために体温をあげたり、水分を体内に蓄える働きがあります。

多くの水分が身体に留まると身体がむくみやすくなるのです。

③ 運動不足による血行不良

妊娠をするとむくみだけでなく、つわりや他のマイナートラブルにも悩まされがち。

体調不良になると外で運動をすることも困難に。

すると、血液循環が悪くなり体内の老廃物が排出されにくくなってしまい足がつりやすくなるのです。

また、血行不良は身体を冷やす原因にもなるので注意が必要。

むくみやすい人ってどんな人?

むくみは身体を圧迫すると体内に水分や老廃物が溜まってしまうことから、同じ体勢を長く維持しているとむくみやすくなります。

長時間デスクワークをする人は、椅子に座る時間が長ければ長いほど、太ももと膝部分が圧迫され足がむくんでしまうのです。

立ち時間が長い接客業の人は、圧迫されることはありませんが重力によって水分が下半身へ下がるため足がむくみやすくなります。

妊娠しても仕事を続ける人が多いので、デスクワークや接客業で長い時間同じ体勢を保つ場合は適宜、休憩をとって身体を動かすように心掛けましょう。

妊娠超初期むくみの5つの対処法

妊娠超初期にむくみを感じた場合は、早めに改善をするよう心掛けましょう。

下記の5つの対処法を試してみて下さいね。

① 適宜身体を動かす

同じ体勢を保つと身体が圧迫され老廃物や水分が体内にたまり、手足のむくみを引き起こします。

長時間同じ体勢にならないよう、適宜休憩をとり身体を動かしましょう。

仕事をしていると業務に集中してしまい、席を立つことを忘れてしまいがち。

また、席を立ちにくい場合は、履いている靴を脱いで少し足を高く置くだけでもむくみ予防になりますよ。

② ペタンコ靴や着圧ソックスを試してみよう

妊娠がわかったらなるべく高いヒールの靴は控えてペタンコ靴を履くようにしましょう。

むくみ予防だけでなく転倒防止にもおすすめです。

また、むくんだ足には着圧ソックスや五本指ソックスもいいでしょう。

着圧ソックスはドラックストアでも手に入りますし、相談すれば病院でも専用ソックスを紹介してくれますよ。

③ 塩分を控えた食べ物を心掛けよう

妊娠中には塩分の控えた食事を心がけましょう。

塩分を摂ると体内の水分量が増えてしまいがちです。

もし、塩分を摂りすぎてしまった場合は塩分を排出してくれる「カリウム」を多く含んだ食べ物を取るようにしましょう。

「カリウム」を多く含んだ食べ物には、バナナやリンゴ、グレープフルーツ、納豆があります。

④ フットバスに入る

フットバスにゆっくりと入り、足を温めながらリラックスしましょう。

足が冷たいとむくみも更に悪化してしまいます。

特に冷え性の人はフットバスや靴下を履いて温めると効果的です。

⑤ 血行を良くしよう

血行不良はむくみを引き起こします。

身体を温めて血流を良くしましょう。

日頃シャワーの人もなるべく湯せんに浸かって身体全身を温めて下さいね。

また、体調が良ければ軽いウォーキングやストレッチおすすめ。

また、むくみについての解消法は以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。

参考記事⇒妊婦のむくみ解消方法7選〜妊娠中の辛いむくみを改善する対策方法

妊娠超初期のむくみは赤ちゃんにも影響するの?

むくみ自体が赤ちゃんに影響を及ぼすことはありません。

しかし、妊娠が進み後期になると妊娠高血圧症候群が潜んでいる場合も。

急に血圧が上がったり、むくみが酷く体重が増えたりしたら要注意です。

妊娠高血圧症候群になると、ママはもちろん赤ちゃんにも影響が出てしまうので早期発見。

早期治療が大切。

足が酷くむくんで痛みを伴ったり歩きにくい場合は、早めにお医者さんに診てもらうようにしましょう。

まとめ

日頃からむくみやすい人は、いつものむくみだと思い妊娠に気づかないことの方が多いでしょう。

しかし、妊婦中のむくみは妊娠高血圧症候群が隠れていることも。

また、「足は第二の心臓」と言われるほど人間の身体でも重要な働きをしている箇所。

足の筋肉は心臓から流れてきた血液を再び心臓に戻すポンプのような働きをしています。

血行不良はポンプの働きを止めてむくみを引き起こしてしまうのです。

特に女性は男性と比べても筋肉量が少ないので冷え性も多くむくみやすいと言われています。

早い段階からむくみを解消するためにも、適宜身体を動かして血の巡りを良くするように努めましょう。