妊娠後期はママの体が赤ちゃんを迎えるために準備をし出します。
出産に向けて臨月に近づくほど体が変化したり、体調が変化するので戸惑うママも多いのではないでしょうか。
そんな妊娠後期の体の変化に胸の張りがあります。
妊娠初期にも胸は張るのですが、妊娠後期はチクチクと痛いくらいに張ってくるママが少なくありません。
ところで妊娠後期の胸の張りはどうして起こるのでしょうか?
その原因は、妊娠したことによるホルモンの変化と赤ちゃんへおっぱいを上げる準備のためです。
ひどい人では胸が張って痛くて夜眠れないということも・・・。
妊娠後期の胸の張りへの対処法を5つご紹介します。
- マタニティ用のサイズのあったブラをつける
- 胸を温めすぎない
- 医師から許可が出たらおっぱいマッサージをする
- あまりにも痛い時は胸を冷やす
- 甘いものや油物を食べ過ぎない
目次
妊娠すると胸が張るのはなぜ?妊娠後期と初期での胸の張りの違いは?
妊娠後期に胸の張りや痛みに悩む方は多いです。
胸の張り自体は妊娠初期から起こってきますが、妊娠初期での胸の張りは女性ホルモンが活発になることで起こります。
生理前や生理中に胸が張るのも女性ホルモンの関係ですね。
妊娠初期に胸が張ると、中にはちょっとぶつかっただけでもすごく痛いという方も。
乳首も過敏になっていて衣服に擦れるだけで痛かったりかゆくなったりします。
一方妊娠後期の胸の張りは、出産に向けての準備と言っても良いですね。
もうすぐ赤ちゃんが生まれてくるので、おっぱいを飲ませるための準備を体がしているのです。
具体的には、乳腺が発達してきて母乳の出やすい胸になっていきます。
妊娠後期ではもう母乳が少し滲み出てくるということもありますね。
着々と赤ちゃんを迎える準備が整っている証拠なので、「少し胸が痛いなぁ」と思っても心配ありません。
妊娠後期の胸の張りがチクチク痛い!そんな時の対処法5つ
妊娠後期に胸が張ってなんだかチクチクと痛む。
チクチクとした痛みは乳腺が発達しているということ。
これから赤ちゃんに飲ませる母乳がきちんと作れる体になってきているのです。
しかし、そのチクチクもあまりにもひどいと、夜眠れないなんて困ったことになってしまいかねません。
そんなときに試してほしい対処法を5つご紹介します。
マタニティ用のサイズのあったブラをつける
妊娠するとブラのサイズが一気に1〜2サイズアップします。
普通のブラジャーをしていると締め付けで苦しかったり、胸の痛みがひどくなってしまいますよね。
やはり妊娠中は締め付けのない伸びの良いマタニティブラをつけるのがオススメ!
マタニティブラなんてわざわざ買わなくても妊娠前のブラで大丈夫と思っていても、一度つけると手放せなくなります。
妊婦と授乳婦のことを考えて作られているので、妊娠中はマタニティブラをつけましょう。
胸を温めすぎない
胸がチクチク痛む時は乳腺に母乳が作られています。
母乳は胸を温めるとたくさん作られので、胸を温めすぎるとチクチクがひどくなってしまいます。
湯船に長く浸からないなど、胸を温めすぎないようにすると楽になりますよ。
医師から許可が出たらおっぱいマッサージをする
妊娠後期ですと、臨月に向けてもういつ産まれても良い時期に入っていることでしょう。
医師や助産師からおっぱいマッサージの案内がある病院もありますよね。
妊娠後期におっぱいマッサージをしておくと産後の授乳がスムースになりますし、マッサージすることでチクチクの痛みも和らぎます。
しかし、おっぱいマッサージは子宮を収縮させてしまうことがあるので、必ず医師の許可が出てから行うようにしてください。
あまりにも早い時期におっぱいマッサージをしてしまうと早産などの危険があります。
あまりにも痛い時は胸を冷やす
あまりにも痛くて眠れない時などは胸を冷やしてみると楽になります。
アイスノンや濡らして絞ったタオルなどを胸に当てて冷やしましょう。
しかし、妊娠中はお腹や下半身の冷えは大敵。
長時間やらないようにしてください。また、お腹や下半身はあったかくしておいてくださいね。
関連記事⇒妊婦の冷えは大敵!妊娠中の冷え、胎児への影響9つの理由と対策
甘いものや油物を食べ過ぎない
甘いものや油物を食べすぎると母乳がドロドロになり乳腺に詰まる原因にもなります。
今はまだそこまでたくさんの母乳は作られていませんが、甘いものや油物を食べ過ぎれば胸の痛みもひどくなってしまいます。
体重管理の面からも、油物と甘いものは適量にしましょう。
以上、「胸がどうしても痛い!」とい方は上記の内容をぜひ試してみてください♪
妊娠後期の胸の張りや痛みは出産準備
妊娠後期に胸が張ったり痛んだりするのは、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんのためにおっぱいの準備をしているために起こるということがわかりましたね。
医師から許可が出れば、おっぱいマッサージなどでおっぱいの出をよくしておくと母乳育児がスムーズにスタートできます。
早い人では妊娠後期に母乳が少し出る方も。
母乳が滲んでしまってブラが濡れてしまうということもあるでしょう。
このように妊娠後期からもう母乳の準備は進んでいるのですね。
そうは言っても胸が痛くて辛いのは困りもの。
そんな時は冷やしたりと対処して乗り切りましょう。
赤ちゃんが生まれて母乳が上手に飲めるようになればチクチク痛むこともなくなります。
赤ちゃんとのご対面はもう少し…頑張ってくださいね!