今日の主役はこのチビ君。今年2018年の夏は虫とりに夢中です。そんなわけでこの子の宝物は虫取りアミと虫かごです。毎週末ちょっとの時間を見つけては虫取アイテムを持って虫取りにに出かけています。
なのに、悲しいことに虫かごが壊れてしまいました。さぞかし残念そうにしている......かと思ったら、なんだかニヤニヤしてる。怪しい(-_-;)新しいのを欲しがっていたので壊れてラッキーだとでもいいたげな様子です。あるいはもしかすると、これは自作自演なのか?なんて思ってしまうほどです。
とはいえ、夏も終わり虫取りの季節ももうちょっと。これから新しい虫かごを購入するのはもったいない。何よりものを大切にすることを教えたいと考え、修理することにしました。
そこで登場するのがグルーガン。これホントに頼りになります。ここ数年間我が家のいろんなものの修理に活躍してくれていて、少し前には上のチビさんの靴を修理しましたし、デコレーションアイテムのモチーフが外れた時にもサクッと修理できました。
そんな風にあれこれ修理してきましたので、グルーガンは使い慣れています。虫かごくらいラクラク修理できるはず。さっそく修理に取り掛かりました。
目次
グルーガンで虫かごを修理する方法
準備するもの |
グルーガン、予備のグルー |
虫かご修理のステップ |
虫かご修理のステップ1:虫かごの壊れた箇所のチェックをして、修理可能か確かめます。
虫かご修理のステップ2:虫かごを一旦大きく開けて、修理の準備をします。 虫かご修理のステップ3:外れた箇所をはめ込みます。 虫かご修理のステップ4:グルーガンで接着していきます。 虫かご修理のステップ5:虫かごを元の状態に戻します。 |
虫かごの修理は全部で5ステップ。
あらかじめステップ1を終わらせた結果、この状態なら修理できると判断しました。多分(^_^.)では、さっそく修理していきましょう。
虫かご修理のステップ1:虫かごの壊れた箇所のチェックをして、修理可能か確かめます。
虫かごの壊れた箇所は......
このフタ部分。見事に外れています。どうやったらこんな壊れ方をするのでしょうか......数か所割れてるのがわかります。ナゾですコレ。ま、それが男の子なのでしょう。割れている部分が直るかちょっと気になりますがチャレンジです。
虫かご修理のステップ2:虫かごを一旦大きく開けて、修理の準備をします。
この虫かごはとってもシンプルな作りになっていて、前後をカパッと組み合わせて、写真のヒモ部分で固定されていますので......
こんな風に紐を外せばカンタンに......
開くことができます。こういった修理は修理できる状態にまで開くかどうかがとっても大切。これによって修理可能か否かの判断が分かれるところです。今回は修理は可能だと判断できました。後は楽勝です!
虫かご修理のステップ3:外れた箇所をはめ込みます。
ということで、グルーガンの登場です。念のため予備を1本準備しておきます。
コンセントにさしてからちょっと待ちます。温まるのに1~2分間程度です。グルーガンの先端部分にグルーが垂れてきたら準備完了の合図です。修理開始です。
グルーガンが温まるアイドリングタイムを利用して、外れた部分を本体にはめ込んでおきます。さて、はまるかな?
とってもはまりにくいですので、ここは強引に本体をちょっとだけゆがめながらエイッと押し込みます。
何とか無事にはまりました。しかし割れている部分がありますので、カンタンに外れてしまうかもしれません。
虫かご修理のステップ4:グルーガンで接着していきます。
カンタンに外れてしまわないように、割れている部分はもちろんしっかり接着して......
割れていない部分もグルーできっちり接着していくことにしました。
まずは無事な部分を接着していきます。グルーを多めにのせておけばよほどのことをしない限りは外れないでしょう。ということで......
グルーをガッツリつけます。
割れている箇所はさらにガッツリグルーを乗せていきます。ここまでグルーをつけると見た目が悪くなるのですが、仕上がったらここは内側。つまり捕まった虫さん達しか見ない場所なのでOKとしています。気にせずガッツリ。
反対側は割れてはいませんが、割れないようにグルーでガッツリホールドしておきます。
これで壊れた箇所の修理は完了です!ね、カンタンでしょ♥
虫かご修理のステップ5:虫かごを元の状態に戻します。
後は組み立てれば完成です。元通りに使えます。
でも下のチビ君、全然喜んでないのです。新しいのがほしかったんだもんね。残念(>_<)
合わせて紐の交換もしちゃいました♫
紐の部分が使いにくそうだったので、ついでに交換することにしました。
紐の交換に必要なもの |
変えのストラップ(ひも)、本体と固定するリングなどの部品 |
これらの必要なものは、家にあったものの寄せ集めです。もしなければ100円ショップでも似たようなものが手に入るかもしれません。(あるいは虫かごが買えてしまうかもしれませんが......)
準備するのは、交換用のストラップ。上のチビさんの要らなくなった水筒のストラップを活用します。
そして、文房具入れにあった謎のリング。スペアキーか何かがついていたのかな?
材料はこれだけ。きっちり直しますよ♫
ストラップの先端両方にリングを通して......
本体にセットします。そこそこ良い感じになりました。
チビ君の体のサイズに紐の長さを調整すれば......
完成です!が......やっぱり全然喜んでいません、チビ君。喜んでいるのはワタシだけでした(*^_^*)
でも、この後虫取り行こうと誘ったら、超ご機嫌で直った虫かご持ってついてきました。暫くはこれ大切に使おうね、チビさん♥
グルーガンで修理した虫かごは今どうなっている?
修理後3~4回だったカナ?虫取りに出かけて、乱暴に投げたり振り回していますが、(もちろん虫を入れる前デス)今のところ全然問題なく使えています。秋の間も虫取りに出かける予定ですので、もうちょっとの間使えると嬉しいなと思っています。
グルーガンを使う上での注意点
グルーガンは今や100均などでも手軽に入手できます。その上一度使うと手放せなくなると思えるほどにとっても便利。いろんなものの修理やハンドクラフトに活用できます。しかしこれ、使う上ではちょっと注意が必要。熱さやグルーの粘着力の強さが逆に問題になることもあります。
そこで、グルーガンを使用する上での注意点をまとめてみました。参考にしてみてくださいね。
グルーガンを使う上での注意点 |
・グルーガンの接着剤であるグルーは溶けた状態なら120度~170度の高温になっています。
・肌に着くと取れにくく、高温なのでヤケドします。 ・グルーガン本体(先グルーが出てくる端部分)も高温になっています。 ・グルーは布の接着にも使えますので、間違って洋服に着くと取れなくなることがあります。 ・洋服にグルーがつくと、繊維の種類によっては繊維がダメージを受ける・穴が開く可能性がありますので、つかないように注意しましょう。 ・子どもがさわらないようにしっかりとチェックしておきましょう。 |
結論!壊れた虫かごはグルーガンできっちり修理できました♪
今回はグルーガンで壊れた虫かごを修理するプロセスについて紹介しました。今回は修理可能な部分が壊れていたこと、修理できる状態に虫かごが開いてくれたので、グルーガンを活用して修理することができました。グルーガンは使いこなせばほんとに便利。捨てるものも減りましたし、ハンドクラフトの幅も広がりました。
熱さや服装などちょっと注意が必要ですが、持ってて損のないアイテムです。100均でも入手できますので、興味のある方は挑戦してみてくださいね♪