ナスの美味しい季節ですね。私の住んでいるところは田舎だからカナ?スーパーで購入することは少なくて、「ナスが取れたから~」と言ってちょくちょくいただきます。そういう時って立派なサイズのナスがほとんど。旬の野菜をいただけるなんてありがたいことです。
せっかくいただいた旬のナスです。美味しくいただかないとバチが当たります。そこで今回はナス料理の王道中の王道である揚げびたしを作りました。夫も大好きなメニューですしね♥しかし、仕事も家事もそして子育ても忙しい身ですので、時間はかけられません。
そこで私お得意の時短アイテムめんつゆを投入!これさえあれば、時短で美味しい料理が完成します。さっそくレシピを紹介しますね!
目次
めんつゆで作るナスの揚げびたしのレシピ紹介です。
ここからは、ナスの揚げびたしを作るためのキッチンツール・材料・調理ステップを紹介します。料理に慣れた人なら20分程度で仕上がるはず。そのうちの10分間はナスのアクとりに必要なアイドリングタイム。ですので実働10分くらいで完成する計算になります。
あるいは「ナスの揚げびたしなんてなじめて!」と、料理ビギナーの方でもきっと30分もあれば完成するのではないかと思います。そのポイントはゆっくり1つずつのステップをクリアしていくこと。この機会に是非挑戦してみてくださいね!
必要なキッチンツール |
まな板、包丁、ザル、なべ、クッキングペーパー(油をオフする)、料理用のお箸、メッシュのおたま(なくても、穴あきおたまでも大丈夫です)、軽量カップ※皮をむきたい場合はピーラーを準備しましょう。 |
※特別なキッチンツールは必要ありません。すべて一般家庭にあるツールで完成します。
ナスの揚げびたしの材料(大約4人分強の分量で記載しています。) |
ナス×大サイズ2本、オクラ×1パック弱(なくても、別の野菜でも大丈夫です)、めんつゆ、みりん、砂糖、水、金のすりごま(色はなんでもOKですし、すりごまではなくても大丈夫です。あるいはなしでも大丈夫です。) |
※ここでは、ナスは一般的な長ナスを使用しています。
調理ステップ |
調理ステップ1:野菜を洗います。
調理ステップ2:ナスをカットします。 調理ステップ3:ナスのアク抜きをします。 調理ステップ4:オクラの色止めをします。 調理ステップ5:オクラをカットします。 調理ステップ6:漬けつゆを作ります。 調理ステップ7:野菜を揚げます。 調理ステップ8:野菜を漬けつゆに投入します。 調理ステップ9:盛り付けます。 |
※ナスの揚げびたしの調理ステップは全部で9ステップ。少し多く感じるかもしれませんが、基本難しい工程はなくとってもカンタンに仕上がりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪
調理ステップ1:野菜を洗います
今日使うのは......
ナスとオクラ。どちらも夏野菜の代表、美味しいですよね(*^_^*)
まずはナスとオクラをきれいに洗いましょう。ナスもオクラも比較的洗いやすい野菜ですので、こうして水に浸けておいて、1~2回程度水を変えるだけできれいになります。私はいつもコレ。こうしておけば他の用事を済ませることができます。
ただし、土がついている・残量農薬・ワックスなどが気になるなら、念入りに洗うか、食品用の重層水か専用の洗剤に漬け込んで洗いましょう。
キレイになったらザルなどにあげ、水分をオフしておきます。
野菜洗いのポイント |
・水を張った洗い桶に野菜を入れて洗います。
・1~2回程度水を変えればきれいになります。 ・土・残留農薬・ワックスなどが気になる場合は、念入りに洗うか、専用洗剤もしくは食用の重層水に漬け込んで洗いましょう。 |
調理ステップ2:ナスをカットします。
ここからはナスのカットの仕方について説明します。
仕上がった状態のナスは写真のように一口大にします。加えて味が染みやすくしたいので......
タテ半分にカットしたナスの皮の部分に切れ目を入れていきます。あまり切り込みすぎるとばらばらになってしまうので、浅目に切れ目を入れましょう。
次にナスを一口大にカットしていきます。揚げた段階でナスに含まれている水分が抜けて1まわり程度は小さくなりますので、やや大きめでも大丈夫です。サイズの変化を計算してカットしましょう。
ナスのカットのポイント |
・味が染み込みやすいように皮に細かく切れ目を入れていきましょう。
・皮に入れる切れ目は浅目にしましょう。 ・揚げると1まわり程度小さくなりますので、サイズが変化する前提でカットしましょう。 |
調理ステップ3:ナスのアク抜きをします。
野菜のアク抜きの方法は、塩水にさらす・ゆでる・水(酢水)に浸けるなど、いくつもの種類がありますが、ここでは塩水に10分間さらす方法でアク抜きをしました。
ナスはアクの強い野菜ですのでアク抜きが必要ですが、これには10分間必要になりますので、普段からナスのアクなんて全然気にならない・アク抜きの必要ないナスを使用するならこの工程は省いても大丈夫です。ただ、ナスのえぐみが気になる・色をきれいに仕上げたいなら、やはりアク抜きはするのがベターです。
私の場合はこのアク抜きはやはりしています。アイドリングタイムは有効に使いたいので、オクラの下処理やその他のメニューの作業を進めます。
ナスのアク抜きのポイント |
・アク抜きの方法は塩水にさらすを選択しています。
・時価は10分間がベストです。 ・長すぎるとナスの栄養成分やうまみが抜けますので、10分間で切り上げます。 |
調理ステップ4:オクラの色止めをします。
洗い上がったオクラを塩水につけておきます。本来ならオクラの下処理は塩もみだと言われていて、目的は色をきれいに仕上げることだとされています。これが色止めとよばれる工程です。しかし、私の経験上塩水につけても同じ効果が得られましたので、いつもナスと同じ方法で色止めをします。
ここで注意しているのは、ナスと同じボールにオクラを入れないこと。アクがオクラについてしまうのかはわかりませんが、もしそうなら嫌だなと思ったので、あえて別々にしています。
しかし、この工程は省いても大丈夫。色鮮やかにしたいかどうかでするORしないの判断をしましょう。
この色止め工程が終わったら、オクラざるにあげてしっかりと水分をカットしておきましょう。ナス同様、油の飛び散りから身と家を守るためです。ここは丁寧にしましょうね。
オクラの色止めのポイント |
・色止め工程は味に影響しませんので、色鮮やかにしたいかどうかで決めれば大丈夫です。
・塩もみでも塩水に漬け込んでもほぼ同じ効果があります。 ・ナスのアク抜きと同じボールに入れません。(ナスのあくがオクラに移るかもしれません) ・揚げる段階での油の飛び散りを防ぐために、しっかりと水分をカットしておきましょう。 |
調理ステップ5:オクラをカットします。
まずはオクラの頭にある「がく」部分をカットしていきます。でもこれ、面倒なのでスパッと......
カットしても全然大丈夫。私はむしろこっち派です。今日こそはと思って丁寧にしたかったのですが、面倒に感じてしまったので途中からこっちにシフトしました(*^。^*)
次にオクラを一口大にカットします。写真のようにまっすぐ切っても、あるいはななめに切っても大丈夫です。私の場合はまっすぐカット。できるだけ種がこぼれないようとの考えでこうしています。
オクラをカットする上でのポイント |
・頭の部分はカットして落とすか、丁寧に「がく」部分をカットしましょう。
・一口大にカットしましょう。 ・カットしないなら、オクラに竹串などで穴をあけておきましょう。(破裂と、その時の油はね防止対策です) |
調理ステップ6:漬けつゆを作ります。
今回の漬けつゆはめんつゆです。コレホントに便利。カンタンに美味しく仕上がりますので、オススメです。ただし使い方にちょっとだけ注意点がありますので、念のため紹介しておきますね♫
この濃縮タイプのめんつゆは、仕上げたい料理に合わせて薄めかたに違いがあります。その割合はメーカーさん、あるいは商品ごとに違うみたいですので......
ラベル裏面などに記載されている使用方法を参考にしながら漬けつゆを作りましょう。
ナスの揚げ浸しは煮ものに近い味付けですので、ますはこの割合で薄めます。迷ったら薄目をチョイスしましよう。あとからちょっとずつめんつゆを追加して味を調えていけばOKです。
めんつゆだけでもナスやオクラを入れることで甘みが加わり、美味しく食べることができます。しかし、我が家の場合はもうちょっとだけ甘みがほしいので......
みりんを加えます。分量にして10cc位いカナ?ざっくり目分量で入れながら味見をして整えていきます。みりんを加えることで......
コクもうまみも加わります。そして、私個人としては野菜のえぐみが残っていてもかなり解消してくれる印象をもっています。もっと甘みがほしい時には、上白糖を加えます。ここも目分量です。あえて量るなら、ざっくりとですが小さじ1~2杯程度だと思います。
漬けつゆを作る上でのポイント |
・めんつゆをフル活用すれば超カンタンで時短がかないます。
・濃縮タイプのめんつゆはメーカーや種類と作りたい料理によって薄め方が異なります。しっかりと使用説明を読んでから漬けつゆを作りましょう。 ・甘みにプラスしてコクとうまみを加えるなら、みりん10cc程度を加えてみましょう。 ・ダイレクトな甘みがほしいなら、こさじ1~2杯程度の上白糖を加えてみましょう。 |
調理ステップ7:野菜を揚げます。
次に野菜を揚げていきます。ここまでで7割程度の進み具合です。あともうちょっと。頑張りましょう!
揚げ油を入れたお鍋と......
クッキングペーパーをしいたボールを用意します。
火をつけて、油の温度は180度に設定します。
温まったらナスもオクラも投入!野菜によっては種類別にあげますが、今回は火の通りが同じくらいの野菜ですので、特に分ける必要はありませんので、同時に投入です!
全体に泡が立っていますので暫く見守ります。すると......
こんな感じに泡が収まってきます。時間にして30秒から1分程度。ここでアミのおたまですくい上げて......
一旦はざるにあげて油をオフします。
揚げる⇒油をオフするの工程を数回に分けて行い、全量のナスとオクラを揚げていきましょう。
野菜を揚げる時のポイント |
・油の温度は180度に設定します。
・ナスもオクラも同時に入れてもOKです。(これは野菜の種類・カットの大きさによって異なります) ・揚げる時価は30秒から1分程度。揚げすぎはNGです。 ・揚げたら一旦ざるにあげてキッチンペーパなどで油をオフしましょう。 |
調理ステップ8:野菜を漬けつゆに投入します。
あらかじめ作っておいたつゆに投入します。ここは手早く行いましょう。野菜が熱いうちに入れておけば味がどんどん染み込んでいきます。
時々スプーンやゴムべらで上下を入れ替えて、漬けつゆを全体になじませます。
漬けつゆに野菜を漬け込む時のポイント |
・熱いうちに漬けつゆに入れましょう。
・漬けつゆに入れたら、数回上下を入れ替えて、味を全体になじませましょう。 |
調理ステップ9:盛り付けます。
器に盛り付けて、漬け汁を少々オンします。そこに金のすりごまをトッピングします。これだけでより甘み&香ばしさが加わり本格的な味になります。
※金のすりごまがない場合は、他のごまでもなくてもOKです。
以上、めんつゆでつくる揚げナスの紹介でした。
めんつゆで作るあげナスは超カンタン!ちょっとの工夫で本格的な味にもなります。
夏になると、ナスがたくさん入手できることがあります。もし、「ナスね~」と何を作ろうか迷ったならば、基本に立ち返ってみませんか?調理工程が多い分、ちょっと面倒と感じるかもしれませんが、1つ1つの工程はとっても簡単。
そして、めんつゆを使うことで手間が軽減され失敗のない味に仕上がります。
もし、冷蔵庫にナス&めんつゆが入っているならば、「めんつゆでつくる揚げなす」に挑戦してみてください!